冥道石

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冥界 冥道 冥道残月破 冥道石 天生牙 妖の宝玉 殺生丸 殺生丸の母 犬夜叉の父 用語 蘇生属性 魂

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初登場話	47巻9話（467話）
所有者	犬夜叉の父⇒殺生丸の母
分類	原作/アニメ

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【概要】

• 冥道石(めいどうせき)とは、殺生丸の母が所有している妖の宝玉である。この世と冥界を繋ぐ力を持っており、石を覗き込む事で冥界の様子を探る事もできる。また、冥界に取り残された魂をこの世に呼び戻す事で特定の死者を復活させる事もできる。冥界から魂を呼び戻す力は通常の死者蘇生とは全く別の力であり、天生牙やその他の死者蘇生の術によって一度蘇った者でも、冥道石ならば回数に縛られず蘇らせる事ができる。ただし、冥道石が可能とするのは、あくまで冥界から魂を呼び戻す事だけであり、冥界に魂が存在しない死者を蘇生させる事はできない。死者の魂は本来あの世へ昇天するため、冥界に魂が存在するのは例外的な事象である。よって、一般的な死者を冥道石で救う事はできず、際限なく死者を復活させられるわけでもない。

• 元々の所有者は犬夜叉の父で、犬夜叉の父の死後に親族に分け与えられた遺品の一つ。冥道石は殺生丸の母に残された遺品である。これは、やがて精神的に成長した殺生丸が冥道残月破を成長させるために必要とするだろうという考えから、彼女に託されたものだった。犬夜叉の父は、この冥道石の試練によって、冥道残月破を使う殺生丸が「慈悲の心を持って敵を冥道へ送る」事を学ばせるつもりだったのである。しかし、後に犬夜叉の父は冥道残月破を犬夜叉の鉄砕牙に再吸収させる計画を立てており、もとより殺生丸に与えるつもりがなかった事が刀々斎によって明かされている。結果的に犬夜叉の父の計画は実行され、殺生丸は冥道残月破を使う事はできなくなってしまった。つまり、犬夜叉の父が殺生丸の母を介して殺生丸に残した「敵を冥道へ送る天生牙を持つ者の資格」は全く意味を成さない物であった。

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