凄まじいスピードの突進技。しかし突進速度もさることながら、
- 1F目から攻撃判定が発生する上、持続時間が長い
- 発生から終わり際まで長めの無敵時間がある
- ヒット・ガード問わず硬直がやたら長い
という特徴をもつ、かなり凶悪な技。
エルクゥの代名詞にして生命線とも呼べる技であり、対処は困難を極める。
手からビームを発射する。光のパイルは横一直線に、クロスパイルは横と斜め上に放つ。
ビームの範囲は広く、画面端から反対側の画面端にギリギリ届かない程度。
一見 飛び道具のようだが実は本体攻撃であり、相手を壁まで追い込んだ状態でヒットさせると自分が大きく後退する。
エルクゥの攻撃の中では発生が比較的遅めであるが、強襲のヒット硬直からは確定で繋がる。
その場で地響きとともに周囲に衝撃波を発生させ、相手を吹き飛ばす。
喰らい中でも使用可能で、使用時にライフ・パワー両方を少し消費する。
サイクバーストなどと異なり何度でも使用することが可能で、
しかも発動直後から技終了後もしばらく持続するほどの長い無敵時間が発生する。
コストの割にかなり高性能で、これもエルクゥの生命線の一つ。
ただし発動できるのは地上限定であり、デフォAIは低確率でしか使用しない。
大きな爪で前方を切り裂く 必殺技。
上段・中段・下段の三種類があるが、特筆すべきは下段である。
画面1/3以上のリーチを持ちながらモーションが小さく、連発するだけで連続ガードになる。
デフォ AIはこれをひたすら連発して固め、距離が離れたら無敵の突進で間合いを詰めて再度固めて来るため、
ガードキャンセルのないキャラだとほぼ削り殺されてしまう。
普通にヒットしたらしたで浮かされてしまうため、空中コンボや下手をすれば即死攻撃の「鬼の爪零式」に繋げられてしまう。
前方を半月状に大きく切り裂く。
当たり判定は横幅は画面の2/3以上、高さは画面の1/2と非常に大きく、
それでいながらモーションは小パン・小足並に短いというとんでもない必殺技。
ノックバックがかかる前に再度同じ技を繋げることができるため、
ヒット・ガード問わず、とにかく当たればひたすら連続で出し続けてそのまま10割となってしまう。
ただし攻撃判定が エフェクトの見た目通りについているため、目の前に判定がない部分があり、
空中の相手に当たった場合はきちんと連続ヒットしないことがある。
デフォAIは殆どこれを使ってくることはないが、強さを追求した外部AIはこれを多用する。
ちなみに狩猟(強)も存在し、こちらはしっかり目の前にも判定があるが、
判定の高さは低くなっており、少し硬直が長いため連続で繋がらないなど使い勝手が大きく異なる。
空中で目の前を大きく切り裂く。
空中で使用できる狩猟(弱)といったような性能である。斬空(強)がイマイチな使い勝手なのも共通
狩猟(弱)と同じようにハメることもできるが、使用できるのが空中なので状況は限られる。
これもデフォAIの方はあまり使わない。
名前通りライフを減らしパワーゲージを回復する特殊な技。
発動時に発生する火柱には当たり判定がある。また、モーション中は無敵。
「パワー→ライフ変換」という技もある。減少と回復が逆になった以外の性質は同じ。
相手を一瞬で画面端まで運び、爪で連続で切り裂く 超必殺技。
5ゲージ消費に見合ったかなりのダメージ量で、並大抵のキャラはこれで即死、良くても瀕死である。
しかし相手のパワーゲージを大幅に上昇させるという特徴があり、
倒しきれなかった時、あるいは次ラウンドに強力なゲージ技を使われるデメリットが存在する。
全画面に落雷を発生させる超必殺技。5ゲージ消費。
所謂 全画面攻撃であるが、当たり判定が見た目どおり落雷のみなので「 無に還ろう」等とは少し性質が異なる。
落雷の発生位置は完全ランダムで、当たり方によってダメージが変化する。
発動中は無敵状態だが、暗転前の一瞬と技の終わり際は無敵状態ではない。
単純に無敵時間を活かした回避兼攻撃として使える他、空中だと衝撃波が使えないエルクゥにとって、
空中にいる相手を安全に撃ち落とせる数少ない攻撃でもある。
10ゲージ消費で使用できる 即死攻撃。後述する演出から、エルクゥの代名詞として有名。
相手に突進し、ヒットすると専用カットインと共に大きく唸り声をあげる。
その後画面が斬撃と出血に覆われて見えなくなる・・・という演出。
シンプルだがかっこいいと評判で、MUGEN界で最も芸術性の高い技の一つとも言われる。
サムネにもちょくちょく採用されており、エルクゥ出場の目印となっている。
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