金剛(ウォーザード)


「虫ケラめっ!!」

ウォーザード』に登場する敵キャラクター。CVはレオヴァルドールと同じ 郷里大輔 氏。
ジパングの伝承などに登場する巨大なであり、タヌマという男が変身する。
トクガワ幕府の臣下兼用心棒のタヌマはジパングのトクガワ幕府第24代将軍ナオスケの命により、
ムクロを殺害しようと襲い掛かってくる。
その他の主人公の場合は、権力の後ろ盾があるのをいい事に町中で暴れ回っている所を、主人公が通りかかったために戦闘に。

なお、ムクロ編ED前の選択でナオスケを斬らなかった場合、タヌマが城下町で再び暴れているとナオスケから伝えられるが、
本人が生き返ったのか、ムクロを誘い出すための嘘なのかは不明である。
どちらにしてもムクロを謀殺するためのナオスケの罠である事に変わりはない。

二本の角、赤い大きな身体、そして金棒と「赤鬼」がモチーフなのは明確だが、巨大な手に反して小さい肩周り、胸の辺りの肉の薄さ、
そのわりに奇妙に膨れ上がった腹など、「餓鬼」を思わせる要素も入っている
(ただし西洋的な美意識と無縁の仏教美術などでは、ここまで極端ではないにせよ人物を腹が出たような体付きに描く事は多い)。
「餓鬼」をモチーフとしながらも巨体の持ち主である妖怪腐れ外道とは外見上の共通点が多い。
その巨体のパワーで金棒を振り回して戦い、攻撃の範囲はかなり広い。
腕を千切ってロケットパンチのように飛ばす「こぶしちぎり」、腹を破って胃液を相手に浴びせる「六腑散らし」といった少々気持ちの悪い技も持っている。
更に本作は切断KOもあるのだが、断面図も外見に伴って非常にグロいので注意。
また、ハウザーと同じようにバーサークモードを発動し、攻撃力アップとスーパーアーマーになる事が出来るが、
元々スーパーアーマーを持っていないためハウザーのものより性能が低く、一定ダメージを受けたり投げられたりすると解除されてしまう。

外部出演作品では『CAPCOM FIGHTING Jam』のジェダ・ドーマのエンディングに登場した程度。


MUGENにおける金剛

MUGENでは、他のウォーザードキャラでお馴染みのDoggiedoo氏製作のものとKong氏製作のもの、
そしてYoungKirei氏製作のアレンジ仕様が存在している。

+ Kong氏製作
  • Kong氏製作
AIレベルの調節が可能。
バーサークモードになるとその攻撃力とアーマーで暴れ回り、かなりの強さを見せてくれる。
…が、体力が 9000 という狂った数字なので(別に原作再現ではない)、大会に出す際は調整必須。
「infinity mugen team」にて代理公開されている。

+ Doggiedoo氏製作
  • Doggiedoo氏製作
代理公開先であった「Random Select」が2019年10月に閉鎖されたため、残念ながら現在は入手不可。
Kong氏作の金剛とは「画像サイズが縦長(CPS-3準拠)」「初期LIFEが控えめ」「イントロでタヌマの姿がじっくり見られる」などの違いがある。

外部AIはホルン氏によるものが2019年12月24日より公開されており、
3段階のAIレベル、3段階の立ち回り設定、10段階の反応レベル、11段階のガードレベルに加え、ハイパーアーマー付与技の使用頻度を設定可能。
想定ランクは強~凶下位との事。

+ YoungKirei氏製作 アレンジ仕様
  • YoungKirei氏製作 アレンジ仕様
主に動画で見かけるのはこちらの金剛である。
「こぶしちぎり」や「六腑散らし」といった原作の技がほとんどオミットされた代わりに、
炎系のエフェクトを使った派手なオリジナル技が大半を占めているのが特徴。
そのため、原作の動画を見て技が全く違う事に驚いた視聴者も少なくない(主に演出のグロさで)。
また、一部の通常技・必殺技にはガードポイントがあり、生半可な攻撃は一方的に叩き潰す事が可能。
さらに一定ペースで体力が微量回復するなど、原作に比べ全体的にアッパー調整。
ガードポイント及び体力回復の有無などはオプションを変更する事で任意に設定出来るため、好みによって使い分けよう。
発動するとゲージが無くなるまで一時的にハイパーアーマー化する特殊技があり、
この状態でのみ発動出来る超必殺技2種の威力は圧巻。
ちなみにブリス技にも対応しているが、その姿は……。

+ 簡単に技解説
  • 等活・彩焔
    • ↓↙←+AorB(連続入力で金棒攻撃へ派生)
近接技。炎を纏った腕を振る。コマンドを連続入力する事で金棒を使った攻撃に派生する。
Aボタン版は隙が少なく、Bボタン版は判定と威力が大きい代わりに隙も長い。
通常攻撃からキャンセルで繋がる主軸技。

  • 華梵・焔浄
    • ↓↙←+C(パワーゲージ1000消費 連続入力で金棒攻撃へ派生)
EX必殺技。腕を振って足元から画面端まで火柱を順に吹き上げる飛び道具。
等活・彩焔同様、コマンドを連続入力する事で金棒を使った攻撃に派生する。
金棒攻撃はゲージを消費しないため、派生させておいて損はない。
火柱の判定が強力であり、後述の阿修羅鋼体発動時に真価を発揮する。

  • 黒縄・千槍
    • →↓↘+AorB
原作でも搭載されていた「怒髪竜」に相当する技。髪を伸ばして攻撃する多段ヒット技で、
画面端まで届く非常に長いリーチを持ち、牽制に向いている。

  • 紅赤朱・檻髪
    • →↓↘+C(パワーゲージ1000消費)
EX必殺技。紅くなった髪を伸ばし、触れた相手を燃やす黒縄・千槍の強化版。
どこかで見たような技名、見た目だがなに、気にすることはない。

  • 衆合・鬼酸
    • ↓↘→+AorB
飛び道具技。口から放物線を描く酸弾を3つ飛ばす。
威力は低く、牽制向け。

  • 叫喚・溢流
    • ↓↘→+C(パワーゲージ1000消費)
EX必殺技。腹から直接酸をぶち撒ける。
リーチは短くダメージは無いがガード不能であり、当たると気絶する。
全体的に技の隙が大きいこの金剛にとって、切り札とも言える技。

  • 阿修羅鋼体
    • ↓↓+S(パワーゲージ3000時のみ発動可能)
特殊技。パワーゲージが最大の時に発動可能。
発動するとパワーゲージが徐々に減少し始め、金剛の口元に時折火花が散る。
この間、パワーゲージが0になるまでEX必殺技と超必殺技のゲージ消費が低くなり、さらにハイパーアーマーが付加されるため、
所かまわず火柱を乱れ撃つ文字通りの大暴れが可能になる共に、後述の潜在技2種も発動可能になる。
投げ技を受けると解除されてしまうが、コンフィグで発動中の投げられ判定を無効にする事も可能。
尚、タッグモード時にパワーゲージが相方準拠の場合、
ゲージ上限が3000以下に設定されているキャラが相方だと実質発動不可能となるため、注意が必要。

  • 浄炎・鬼徹
    • ↓↘→+Z(空中可 パワーゲージ1000消費)
超必殺技。炎を纏った強力な張り手を繰り出す。
発生が早く威力も高いが密着状態ではヒットせず、
また平均的体格のキャラクターであればしゃがみ状態だと当たらない場合も多い。
ちびキャラなどに至っては…最早何も言うまい。

  • 紅赤朱・閻浮提焦熱厭浄
    • ↓↙←↓↙←+X(パワーゲージ1000消費)
超必殺技。相手を掴んで焼き尽くすガード不可のコマンド投げ。
こちらもどこかで見たような技名と見た目だがなに、気にすることはない。
発生は早いもののリーチが短いため、リバーサルや鋼体発動時など使い所は限られる。

  • 紅赤朱・焦魔厭浄陣
    • ↓↓+X,入力後一定時間以内にS(パワーゲージ1000消費)
超必殺技。身体から火の粉を放ち、金棒から出した火花で周囲に粉塵爆発を起こす。
火の粉を発している間は長時間無防備であり、起爆する前に相手からの攻撃を受けると起爆出来なくなるという、
このキャラクター唯一にして最大のロマン技である。
爆炎は判定、威力共に大きいが発生箇所がランダムであり、実戦で見る事は不可能に近い。

  • 無間・彗焔
    • ↓↙←+Z or ←↓↙+Z(阿修羅鋼体時のみ発動可能)
潜在技。片腕を火球に変えて飛ばす飛び道具。
入力コマンドによって立った状態から発射するものと、
後方に飛びながら地面に向けて発射するものの2種に分かれる。
阿修羅鋼体時のみ発動可能で、5割近いダメージを叩き出すが、
密着状態ではヒットしない上に発動するとその時点で鋼体が解除され、
爆砕した腕を再生する動作を行うため、その間は完全に無防備となる。

  • 無間・神葬
    • →↓↘+Z (阿修羅鋼体時のみ発動可能)
潜在技。金棒で渾身の一撃を繰り出し、大爆発を起こす。
こちらも阿修羅鋼体時のみ発動可能。無間・彗焔より威力は控えめ。
終了後の隙は少ないが、密着状態ではヒットしない点や、発動時点で鋼体が解除される点は同様。

AIは本体には搭載されていない。
君麻呂氏とWinnie氏によってAIパッチが作られていたが、いずれも現在は公開されておらず入手不可。
だが、2013年12月24日にちゃんこ氏のAIが氏のOneDriveで公開された。3段階にレベル調整が可能。

+ 大会ネタバレ
Halloween向け恐キャラタッググランプリでは妖怪腐れ外道とタッグを組んで妖のBブロックに「めたぼの」として出場。
一旦はリーグ落ちし、敗者成仏戦に行く事になったがこちらでは順当に勝ち進み、
最終戦にて4つのボスタッグ中最強のボスである「魔を討つ者・刃」に勝利。血勝リーグに進み、見事優勝した。

オールスターゲージ増々トーナメントでは初戦から強敵・禍忌と対戦。アーマーを生かした戦法で勝利を収め視聴者を驚かせた。
さらに3回戦では数々のグロ技で阿鼻叫喚の試合を演じてきたグロスプーを破り、視聴者から「金剛さん」、「英雄」と呼ばれるようになる。
その後も7回戦で羽入に敗れるまで順調にコマを進めた。

続いて開催されたゲージ増々タッグトーナメントではシングル初戦の対戦相手である禍忌とのタッグで出場。
高い防御性能を持つ金剛が前衛を張り、禍忌が後ろで弾幕をばらまくという理想的な前衛・後衛スタイルが猛威を振るい、強敵達を次々と打ち破っていった。
この名タッグぶりからか、自然と「鬼に金棒」ならぬ「腋に金棒」なるタッグ名が生まれるに至った。
なお、余談であるがこの二人、髪の色や肌の色、ほぼ裸な姿に「さん」付けで呼ばれるといった共通点が何気に多い。


2013年11月、斜め上すぎる発想のボイスパッチが製作された。
何 故 作 っ た。

しかし『艦隊これくしょん』の規約から画像や音声を含んだ二次使用は制限事項で禁じられているため、現在は公開していない。
事実、ボイスを搭載したキャラの動画が権利者削除された例もあり、
MUGEN入りしている艦これキャラはボイスが搭載されておらずカットインも手描きとなっている。ボイスパッチも作られていない。
だが、やるしか!氏が公開してる公式の画像を使ったステージや、
ポートレイトに公式の画像が使われている島風(適当な人氏製)は無事など、削除の判定基準は不明確である。


「がはははははっ!わしの邪魔はさせんぞー!」

「どうだびびったかーっ!」

出場大会

+ 一覧
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
凍結
削除済み
非表示

出演ストーリー

+ 一覧


最終更新:2024年01月21日 00:55