テスタメント

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テスタメント - (2022/04/23 (土) 14:59:34) の編集履歴(バックアップ)


「この森は汚させん」
  • 格闘スタイル: 鎌と禁術の連携
  • 出身地: スイス
  • 生年月日: 5月9日
  • 身長: 185cm
  • 体重: 73kg
  • 血液型: 解析不能
  • 趣味: 考えること
  • 大切なもの: 故クリフ・アンダーソン、ポテト
  • 嫌いなもの: ソル、斎藤流古武術
  • アイタイプ: 赤








「ここから先には
                              行かせない」

GUILTY GEAR』シリーズに登場するキャラクター。
ザフト製のガンダムではない。
若く見えるが実年齢は60~70代。ギアに改造されたことで死ににくい体質になっている。
自分の血液から生み出した大鎌や結界、そして複数の使い魔を駆使して戦う。
作品ごとに立場が異なるので順を追って紹介する。
  1. GUILTY GEAR
    元聖騎士団団長クリフ=アンダーソンの養子で、ゆくゆくは彼の後を継ぐはずだったが、
    任務中に某国の計画に巻き込まれ、ギアに改造されてしまった。
    強固な精神力により本来の人格を保つことは出来たが、
    指揮官型ギアであるジャスティスの命令には逆らえず、
    望まぬながらも人類抹殺のための戦いに加わった。
    その後、一度はクリフによって倒されたが、後にジャスティス復活のため武道大会にて暗躍する。
    ゲーム中では、ジャスティスに操られた彼が中ボスとして登場する。
  2. GUILTY GEAR X
    初代『GG』と同じく中ボスとして登場する。
    操られていた頃に犯した罪の重さに苦悩し彷徨う内に、
    魔の森に隠れ住んでいた指揮官型ギアのディズィーと出会い、
    平穏な生活を望む彼女のために森の番人となって戦う。
  3. GUILTY GEAR XX
    ディズィーをジェリーフィッシュ快賊団のジョニーに託し、自身は森を守り続けることを決意する。
    ストーリーモードではディズィーに迫る危機に焦りを募らせ、
    消えかけていた人類への不信感が蘇ってしまう
  4. GUILTY GEAR XXAC+
    ディズィーを託した後、彼女の思い出の森を守り続けるテスタメント。
    ある時、快賊団のメイが訪れ、テスタメントをディズィーに会わせようとするが…。

冷酷で好戦的な台詞が多いが、これは相手の戦意を失わせるためのものであり、
本来は心優しく献身的な性格。また子供好きで孤児の世話をしていたこともある。
(その証拠に初代『GG』でのプロフィールの趣味は「子供たちと遊ぶ、虐殺」である。
 決して子供達を容赦なくジェノサイドしようとするのが趣味ではないので混同しないように。テスタメントが憎んでいるのは薄汚い人間である)。
無理矢理ギアに改造されてしまった過去を持つためか人間不信に陥っており、
ストーリーモード中ではネガティブなものの捉え方をすることが多い。
これが特に顕著に表れているのが『XX』のストーリーモードの1つのエンディングである。
全キャラ・全ルート中1番どうしようもなく暗く救いようが無い、どうしてこうなったと思わざるを得ない悲惨な結末を辿ることになる。
あくまでパラレルの結末であって正史ではないのが唯一の救いだろうか…。

参考動画

『XX』ではディズィーが去った後も森を護り続けていたが、数年後の『2』以降の作品では派生作品含めて出番が無くどうしているのかは不明だった。
『XrdR』でのジョニーのエピソードモードにて「ロン毛の男」と言及され、
用語集でも「ジョニーとだけは連絡が取れている」と明言されているので生存は確かであり、再登場・再プレイアブル化を望む声は未だ強い。
そして『STRIVE』発売後の公式インタビューにて、現在はかつてディズィーを匿っていた老夫婦と共に暮らしていることが判明した。
ディズィー討伐隊が老夫婦に危害を与えないか見守っていたところ、自然の流れで互いを受け入れた結果、
人間への敵意も薄れ、新しく仕事をするまでになっている。長年の苦労がやっとで報われたのかもしれない。

嫌いなものの欄にソルとあるが、これはクリフの過去と関係している。
クリフは幼い頃にソルに助けられた過去を持ち、
それ以来、クリフの中には憧れの対象として常にソルが存在し続けている。
一方で、父の背中を追い続けていたテスタメントは、この事実を知ったことによりソルに対してコンプレックスを抱いてしまったのである。
ある意味微笑ましいエピソードではあるのだが……ソルにとっては大変に「面倒くせえ」ことであろう。
もう一つの嫌いなもの「斎藤流古武術」についてだが…
実は「流派の始祖に対して本能的に嫌悪感を抱いている」という設定以外、本編で詳細を語られた事が無い
アクセルが使用する鎖鎌の流派では?」という説もあるが、公式からの声明は無く、未だストーリーから蚊帳の外である。

逆に大切なものの欄にあるポテト、これがその名の通りじゃがいもを指すのか、はたまた何かの名前なのかは不明。
ドラマCD「手紙」ではディズィーがテスタメントのためにポテトサンドを買ってあげたり、
『X ADVANCE EDITION』では紗夢と下記のようなやり取りをしているので前者の可能性が高い。
何だか妙にキャラとのギャップがあるせいか暇な時は趣味で畑でじゃがいもを栽培して汗を流しているだの何だのファンにはネタにされやすい。

「戦った後お腹空かないカ?
 ラーメンでも何でも好きなもの作てあげるヨ!」
「(ポテトラーメ…)いや、先を急ごう…」

黒装束に大鎌を携えたそのデザインからも分かるように、モチーフは死神である。
そのせいかテスタメントの使用する技には髑髏を用いたものが非常に多い。
一目見て分かる「ファントムソウル」や「ナイトメアサーキュラー」のみならず、
「HITOMI」や「グレイヴディガー」、「セヴンスサイン」、果ては幾つかの通常技にもこっそりと髑髏の顔が覗いている。

中性的な顔立ちをしているテスタメントであるが、実は性別も 両性具有 である。
人間だった時には男性だったがギアへと改造された際に両性具有化したとのこと。
カンチョーやられ台詞の「わ、私の秘密に近づくな!」の秘密とはこれのことではないかと思われる。


+ そして遂に…
『STRIVE』のシーズンパス1の最後のキャラとして参戦。
本作では容姿が大幅に女性寄りになっており、担当声優も小林ゆう女史に変更されている。
老夫婦との生活のおかげが人間不信気味だった性格が大幅に改善されており、言動も人生を謳歌する前向きなものへと変わっている。
プロフィールも大切なものに自分や家族、使い魔達が追加され、趣味の数が36種類に増えた
具体的にはファッション誌購読、日曜大工、コスメ集め、プラモデル作り(特に巨大ロボット)、観光名所巡り、釣り、陶芸、沢登り、ロードバイク、オペラ鑑賞、筋トレ、占い、盆栽、ガーデニング、プロレス観戦、お菓子作り、麻雀、絵画(一向に上手くならない)、刺繍、登山、ネイルアート、ゴルフ、天体観測、温泉巡り、ボードゲーム、SF小説執筆、バーベキュー、ベリーダンス、ビーチバレー、野球観戦、ドールハウス作り、お酒(下戸)、スノーボード、B級サメ演劇鑑賞、店売りしているオカルトグッズ収集、絵日記で36種類。
人生謳歌し過ぎである絵画が一向に上手くならないのは画伯として有名な中の人のネタだろうか。
アーケードモードのシナリオでもボスである名残雪を倒す理由は散歩のついでであり、激昂した彼に「減らず口を叩いてみろ」と言われたら、
本当にどうでもいい長話を延々として逆に根を上げさせてしまった。
……ここまで彼を変えさせるとはやはりあの老夫婦はただ物ではないようだ。
初代からの彼を知っていると感慨深いものがある…かも?


ゲーム中の性能

能力値は攻撃力、防御力ともに中堅クラスであり、特別に目を引くものはない。
技の性能についてはシナリオ上の役柄と同様、作品によって大きく異なる。
しかし、シリーズを通して飛び道具設置を多用し、罠を仕掛けて相手の動きを制限しながら攻め込むというスタイルは共通している。
とにかく相手にとって「鬱陶しい」と思わせるような攻めが彼の真骨頂である。

全体的にリーチが長く、攻撃範囲が広い。
しかも設置を使うことで画面制圧力をより高いものとすることが可能である。
また、毒効果を付加する攻撃を持っているため、これを解除しようと接近してきた敵を上手く迎撃することによって、
相手はいつの間にか大ダメージを負う結果となる。

+ 初代
チャージ技が無いためチャージキャンセルが使えないが、性能のいい地上技を持っていることと当時の毒ダメージの仕様により、ボスに見合った能力であった。
余談ではあるが、他のゲームのボスキャラクターが体力、攻撃力、防御力の面で強化を受ける場合が多いのに対し、
本作のテスタメントは平均的な能力値を、偏った性能と一方向に特化した戦術で補っている一風変わったボスであったと言えるだろう。

+ X(ゼクス)
地上戦と地上対空がとても弱く、押し込まれるとどうしようもないという、ボスキャラでありながら最底辺のキャラであった。
やることが覚醒必殺技「ナイトメアサーキュラー」と前「エクゼビースト」(どちらも発生保証付き)しか無いとか言われるほど。
しかしながら、本作にて将来猛威を奮うことになる通常技6P(後述)が誕生する。

+ XX(イグゼクス)
新設置技が追加され、技のモーション変更など性能が大きく変化。
画面端でのループコンボで火力が上がり、JDの空対空での強さも光った。
しかし、HSエグゼビーストが削除されたため、地上戦には相変わらず弱く、むしろ切り返しはゼクス時代よりも苦しくなった。

+ XX#R(イグゼクス シャープリロード)
「ファントムソウル」の性能が変化し、ダウン追い打ちマーキングが可能になって立ち回りに光明が差したものの、
結局の所基本技での差し合い能力が弱いので、変わらず中堅以下とされていた。

+ XX/(イグゼクス スラッシュ)
空中投げが追撃可能になり、立ちPの頭のやられ判定が縮小。
対空性能とリターンが大きく増えた。
さらには6Kのリーチが伸び、加えてJHSの判定強化などにより差し合いでも主導権を取れるようになったため、中堅以上の強さを身に付けた。

+ XX ΛCORE(イグゼクス アクセントコア)
本作で追加された「バッドランズ」で画面中央でもループが狙えるようになり、火力とゲージ回収能力が強化された。
HS版エグゼビーストが復活したことにより、地上戦や切り返しだけでなくダウン引き起こし効果でコンボも大幅に強化され、
密着でガードさせても9Fも有利なことから、固めがノーゲージでも強力なものになった。
さらにFRC対応でただでさえ少ない隙を消すことも可能。
全ての要素が著しく強化されたことで、エディと並ぶ最強キャラに伸し上がっている。

+ 技性能解説
  • 6P
発生が早めの中段攻撃。
ガトリングコンビネーションから出せる上、しゃがみこむようなモーションなので非常に見切りにくい。
ダウンした相手に設置を重ねて2Kとの2択や立ちKからの崩しを狙う。
上半身無敵があるので、「HITOMI」と合わせて用いれば対空としてもまずまず使える。
  • ファントムソウル
空中を漂う髑髏を召還する。ヒットした相手には魔法陣でマーキングが為され、
その後はテスタメントに付き従うカラスが攻撃を開始するようになる。
突進攻撃、羽攻撃、サキュバスに変身して攻撃、の3種類が存在する。
いずれも大した攻撃力ではないが、突進や羽で相手の攻撃を邪魔してくれたり、
テスタメントで相手を固めて中段の変身攻撃に下段を重ねる、といった使い方も出来る。
P版は2Dなどからダウン追い打ちで、K版は取り敢えず浮遊させて嫌がらせをしよう。
  • ウォレント
手を広げ挑発のようなモーションを取る当て身技。
成功すると相手の背後に出現すると共に毒効果のある打撃を加える。
当て身として性能が酷いというわけではないが、
それなりに受け身可能になるのが早く、飛び道具も取れるのでフォロー用にFRCするゲージがあれば問題なく使っていける。
  • バッドランズ
『AC』にて追加された必殺技
大鎌を振り回しての突進攻撃で、2ヒットした場合は相手を後方に吹き飛ばす。
通常必殺技にもかかわらず、ダウン復帰不能時間が非常に長く、
距離と高さを調整して硬直の短い低空版を出せば、この技だけでループが可能である。
また、自分より高い位置に居る相手などに上手くカス当たりさせると相手が後方に吹き飛ばないため、大幅な有利フレームを作ることが可能。
そこからはループを開始したり、毒やマーキングを付けたりと好き放題。
しかもこの「ランカス」はジョニーの「燕カス」よりもかなり難度が低い上にリターンも大きい。
広い攻撃範囲や強い判定なども合わせ、作中でも屈指の高性能技である。
  • エグゼビースト
地を這う魔物を召還する必殺技。
『初代』では相手の前後から同時に襲いかかる技であったが、
『X』にて前方からのHS版、画面奥からのS版という雛型が生まれる。
S版には細かいヒット効果の変更はあるものの、攻めの起点の他、
遠距離からの飛び道具を牽制したり、固めの通常技後におもむろに出して相手を幻惑することに使う点は変わらない。
HS版はテスタメントのすぐ前に魔物を召還する。
発生が早い上に発生保証なので、連続技以外にも割り込みや相打ち狙いの切り返しに使える。
技を削除された時期もあったが『GGΛC』にて復活したHS版は無法の極み。
強力な固めが展開出来る上、ダウン引き起こし効果と上記のバッドランズやゼイネスト、
HITOMIを併用することでどこからでも3~5割を奪えるようになっている。

参考動画


MUGENにおけるテスタメント

無敵医師氏製作の『GGXX#R』+α仕様が有名。
㍻㌢氏作のAIも搭載されており、彼の長所を余す所無く発揮してくれる。
設置技にはほとんど対応出来ないMUGENのAIにとっては大きな脅威。
かのトキですら、彼には為す術なく惨敗することもある。
ただし、それはあくまで接近戦キャラでの話。実はバレッタのような設置を潰せる遠距離キャラに弱かったりする。結局は相性である。

MUGENの仕様上、毒によるダメージを再現出来ないので、代用として、
「相手に与えるダメージが若干増加、通常技でケズりダメージ発生、相手のGB回復速度低下」という効果になっている。

「バッドランズ」で発する台詞「華麗に踊れ!」が耳に残りやすいためか、
稀に「カレー」と呼ばれることもあるが、どこかの先輩とは無関係。
相手を地面に落とさないランズループはニコMUGENで通称「カレー空輸」と呼ばれており、
カレー繋がりの彼女とタッグを組んだときはとんでもない空中コンボでの連携を見せることがある。
なお、同業者であるルガールらとは敵対関係にある……かどうかは定かではない。

ちなみに「バッドランズ」が『#R』モードだと受身時間約半分に更新されてからは、ほぼランズループをしないようになっている。
それよりもベースとなっている『#R』らしいグレイブディガーのループを多様するようだ。
『ΛCORE』モードも実装済みであり、前述のような原作での強キャラ具合が再現されている。
ランズループを見たいと思ったらこちらを自分操作してやってみよう。
AI操作時は前エグゼやランズループを使用したりはするが、グレイヴディガーがゲージ消費無しの『#R』のままだったりと、少々おかしい所がある模様。

ナテルオ氏による『AC』モード用のAIも存在する。
『AC』ということで、ランズループや前エグゼを多用した強力な攻めを仕掛けて来る。
こちらは改変としてMUGENのバグを利用した毒ダメージの再現をしており、
長いコンボ時間のランズループや設置技で要塞状態になるなど、原作並の悪夢の強さを誇る。

+ 以下、ボストーナメントのネタバレ注意。
ボストーナメントではギース白レンを押さえ見事優勝したが、前大会覇者のゲーニッツに瞬殺された。
優勝まで行ったとはいえ、現在はプレイヤーキャラだから仕方ないと言うことなのであろうか…。

出場大会

+ 一覧
シングル
タッグ
チーム
その他
削除済み
更新停止
凍結
非表示

出演ストーリー

+ 一覧


「天涯の地と知れ、関わるな」


おすすめコンボ(ΛCOREモード)

コマンド 備考
2Kor6P(→近S→遠S)→2S→2D→Pファントム まずはこれから。ダウン追い打ちマーキング
ガト→2D→HSエグゼ青→6K→バッドランズ(→低空ランズ) ループの例
~JPorJK→JS→jc→JS→JHS→ランズ(カス当て→拾いなおし) エリアル。設置に引っかかった相手を拾う時に。
ガト→2D→ゼイネスト(→K)→近S→エリアル 足払いからゼイネストが引っかかるキャラのみ
地上投げ→ダッシュ6K→バッドランズ→低空ランズ×n(→マスパペ) 投げから。入らないキャラも居るので注意
(相手ダウン中)ゼイネスト(→HSエグゼ)→2K(下段)or6P(中段)or投げ 起き攻め 単純3択 6Pは発生17Fの中段