SACHIEL




 「さあ・・・その生に幕を引いてやる!」

Rikard & Dark Cloud氏が製作した、日本に輸入された外国製オリジナルキャラの一人。第3使徒のことではない。
現在は氏のサイトが消滅しており、残念ながら正規入手不可。
戦いの合間に見せる仕草を見るに、『KOF』シリーズの草薙京の改変キャラだと思われる。
台詞元は『ソウルキャリバーIII』のザサラメール(CV:土田大)。

人間に乗り移っている霊体(天使?)のようなもの=サキエルだと思われる。
乗り移られている側は立派な日本人。イラストは…白目のピッチリ服装の人に見えるが気のせいだろう。
名前は「シュウ・ナナサワ」(漢字表記不明)。
1月31日生まれの25歳。身長185cm・体重72kgの0型。
格闘技だけでなく、飛行機のプラモデルを作るのが趣味だったりする。
更にチョコレート凄く好き
説明書に、

"Favourite food:Chocolate. Chocolate?

 CHOCOLAAAAAAAAATE!"

って書かれるくらい好き。
でも角砂糖が大好きな人には負けたことがある。やっぱり糖分の差か……。
怠け者が嫌いでかなりのシスコン。妹はこの人
元々の格闘スタイルはクンフーだとか。
なお、彼は同製作者によるコンプゲーのボスキャラになる予定であり、現時点では設定の一部が伏せられている。

ちなみに、Rikard氏は他にもいくつかのキャラを製作しているのだが、ニコニコで出てくるのは大抵サキエルで、他のキャラはあまり出てこない
(現在では勝ち台詞が印象的なも出番が多いが)。

時間経過によって弾数が増加する飛び道具、非常にリーチの長い牽制技や瞬間移動から繰り出されるコマンド投げ
画面の大半を覆い尽くす広範囲超必殺技などを搭載しており、その強さと戦いぶりは往年のKOFシリーズにおけるボスキャラクラス。
カラーによって光弾や十字架の色も変わる。
特に色違いの十字架は少し新鮮な気分になる、かもしれない…。
また、何故かブリスにも対応している。

デフォルトでAIが搭載されており、ワープ投げやふっ飛ばし攻撃、対空技等を多用する。
中々に強いが対人を想定しているせいか、ややガードが緩く隙がある為、負ける時はあっさりと負ける。

+ 必殺技解説

必殺技

Soul Summon
赤い光弾(説明書には「Soul Sphere」と記述されている)を一つチャージする。
チャージされた光弾は本体の周りを浮遊する。最大5個までチャージ可能。
デフォAIのCPUの場合は5秒経過と共に自動的に溜まるので、あまり使われない。
スフィアは後述のSoul BreakやWandering Spiritの発動・強化に必要な他、
溜まっている分だけ通常技を含む大半の攻撃の威力も強化される(ほとんどが微増なので分かりにくいが)。
Soul Break
「凍てつけ!」
溜まっているスフィアを一斉に発射する。スフィアが1個以上必要で、使用時はスフィアを全て消費する。
一発あたりの威力、削りともに優秀。弾速は遅めで追尾機能もあるため画面内に残りやすく、弾幕としても機能する。
Soul Lance
クソゲー!「そぉれっ!」
前方に突進蹴りを放つ。発動と同時に無敵。通称「ムテキック」。
A版はヒットすると相手を浮かせる追加攻撃が自動で発生する。受け身は可能。
チャージされているスフィアの数だけ威力が上がるが、使用時にスフィアを全て消費する。
B版は追加攻撃はないが、相手を少し浮かせるので追撃も可能。
隙が少なくガードされてもかなり有利。
こちらもスフィアの数だけ威力が上がるが、使用後にスフィアを消費しない。
Seraph Slash
「フハハハハッ!」
前方を斬り払う対空技。攻撃判定発生直前から無敵。
発生・威力・判定に優れ、隙も少ない。特に攻撃範囲はかなり広く、特に地上Y版は画面端から端まで届くほど。ただし本体の真上には判定がない。
空中でも使用可能。範囲は地上版にやや劣るが発生が早い。
Seraph Sword
「消え去れぃ!」
ガード不能の転移投げ。発生直後から技終了直前まで無敵。
A版は画面半分程度、B版はほぼ一画面分移動する。
威力がかなり高く、一発で2割程度吹っ飛ばす。飛び道具や2Yで追撃も可能。
ただし接触から判定発生までに若干のタイムラグがあり、また立ち状態の相手にしかヒットしない。
通常技をキャンセルして発動できるので、中段の6Aをガードされた時などに出すとかなり鬼畜。

+ 超必殺技解説

超必殺技

Wandering Spirit
「遊びは…終わりだ!」
突進攻撃を繰り出す1ゲージ超必殺技。暗転直後から着地まで無敵。
スフィアが1個以上必要で、使用時はスフィアを全て消費する。
使用時のスフィアが多いほど威力が高く、5個溜めた状態ならば最大4割強のダメージを叩き出す。
無敵、発生、威力、判定など申し分のない性能なのだが、もう一つの超必殺技が高性能すぎるためか、使われることが少ない非情の技。
ちなみに暗転前には無敵がなく、某トーナメントでは弓塚さつきに何度も潰される光景を目にすることができる。

Point of no return
「眠れ、永久(とこしえ)に!」
無数の光弾を撒き散らす1ゲージ超必殺技。発生から技終了まで完全無敵。スフィアは消費しない。
フルヒット時のダメージは3割程度。光弾単発の威力こそSoul Breakに劣るが弾幕の密度が凄まじく、しかも追尾までしてくる。
画面外に飛んでいった弾が戻ってくることさえある。
さらにSachiel本体は撃ち終わった瞬間から行動可能になるので、実質上ヒットしてもガードされてもSachielガン有利。
長大な無敵と発生の早さ、さらにはSachiel自身のゲージ回収率も相まって
ぶっぱ、牽制、切り返し、コンボの締め、ダウン追い打ちと何にでも使えるトンデモ技。
削りが少ないのがほぼ唯一の欠点だろうか。
特にユリポエ=久瀬佐祐氏のAIはゲージが溜まると即ぶっぱで撃ってくるので、まさにマガキさん状態となる。

潜在超必殺技

Cemetery Gates
「裁きの時だ…!」
画面中に十字架をばら撒いて攻撃する2ゲージ潜在超必殺技。体力3割以下で使用可能。発生から技終了まで完全無敵。
十字架一発一発の威力が高く攻撃範囲もやたらと広い、多段ヒットする上に削りも半端ないというまさに潜在超必に相応しい性能。
さらに発生も早くダウン追い打ち属性まであるので、ほぼ全ての技から繋がる。
また、十字架に当たると相手をSACHIELの方へ引き寄せるので、ガードは可能だが途中でガード方向が切り替わることもあったりと、
地味に厄介な性能も併せ持つ。
ただし、十字架の発生位置はSACHIELを中心とした前後250ドットの範囲で完全ランダムなので、カス当たりする可能性も高い。
それどころか端での発動の場合逆端に入れば全く当たらない。
Point of no returnを2連発した方がダメージが高い場合もある。

コンボムービー

KOFボスクラスの性能を目指しているだけあり、人操作で真正面から打ち勝つのは中々骨が折れる。
だが、AIに隙があるため、キャラによってはパターンでハメることも出来る。この辺もある意味KOFのボスっぽい。
とは言え、この性能で自重しないAIが付いたら普通の大会に出られなくなる可能性もあるので、これで良いのかもしれない。
スペランカー先生でも(なんとか)勝てる

外部AIはおまけの人氏のものとkokuryu氏のものが存在する。
+ おまけの人氏AI
  • おまけの人氏AI
他のRikard氏のキャラ共々AIパッチが公開されている。
無敵突進技連発など全く自重しないAIで、闇巫女エルクゥグスタフPsyqhicalスーパーメカ翡翠等の凶~狂キャラであろうと次々と薙ぎ倒すため、
使用する場合は注意しよう。
導入すれば、デフォAIがどれほど有情であったかがよく分かるであろう。

+ kokuryu氏AI
  • kokuryu氏AI
こちらは7段階のレベル調整が可能。その他、いくつかの特殊モードもある。
上記のおまけの人氏のものと比べるとマイルドなものの、Lv5からは狂クラスの実力があり、Lv7では狂中位に迫る。
更に特殊モード最強のEXモードなら、無敵突進連発で相手の攻撃をことごとく避けつつ攻撃して、一部の狂上位を喰えるポテンシャルがある。

また、「Mugen Fighters Guild」のフォーラムにて、Markpachi氏によるボイスとSE・エフェクトを追加するパッチが公開されている。
性能自体は変わらないものの、導入するとさらにかっこよくなり、新鮮な気分が味わえるだろう。
この他には、リンカー氏によってボイスが『ファイアーエムブレム』の ガイア になるパッチが公開中。

改変キャラとしては、龍白方氏の「Sachiel-l」や、Dark Boss Final Black Nao氏とJavi_A_Chang氏による「Final Sachiel」が存在。
いずれも狂改変キャラであり、技が大幅に追加されている。
また、後者はMUGEN1.0以降専用で、エフェクトが白色の光になっている他、勝ちポーズでさっちんが現れるという特徴がある。
Final Sachiel紹介動画(DLリンク有り)


ニコニコ動画での扱い

昔のニコニコMUGENではその高い性能故に、トーナメント動画では彼同様に自重しない性能キャラが相手だったり、
調整を受けて登場することが多かったが、近年のAIインフレ化に伴い、通常のトーナメントでも無調整で出る機会が多い。
また、某タッグトーナメントにてコンバット越前に(性的な意味で)気に入られたり、忍者にミンチにされたりと、
弓塚さつきとは別の意味で薄幸キャラでもある。

+ タッグ的な余談
そのせいか、さつきとは作品の垣根を超えてタッグを組まされることが多い。
サキエル自身がファンから「さっちん」の愛称をもらっていることもあって、名称は「さっちん」(もしくは「さっちん×さっちん」)。
「(大会での)境遇が不幸+(原作での)境遇が不幸=幸薄コンビ」という一種のネタ的な所が発祥だった。
そして、某トーナメントにおける大会中に互いに三度も対戦するという奇縁から、男女タッグ大会に引っ張り出されることとなった。

……ところが、蓋を開けてみると相性が凄まじいことになった
具体的には、ゲージ回収率の高いコンボゲーである『MELTY BLOOD』出身であるさつきに、高性能のサキエルが絡むと、
コンボと超必の押収で並みのタッグでは太刀打ちができなくなるほどである。
特に画面端へ相手を追い詰めると「さつきの壁コン←→サキエルの「Point of no return」」に止めどなく繋がることも少なくない。
釈明しておくが互いにデフォAIでこれである
最終的に夫婦認定までされ、今ではすっかり名物タッグとなってしまった。
二人が主催する大会まで出てくるあたり、ニコMUGENファンからはそれ相応に愛されている様子。

大会以外にも、ストーリー動画で兄妹だったり恋人同士だったりという役回りが巡ってくるなど、共演率も高い。
遂には「夢幻屋敷にようこそ」で本格的に取り上げられることなった。

こうした活躍もあって、ユリポエ=久瀬佐祐氏によるタッグ用AIが公開されている。
こちらは本来はさつきとのタッグを想定して作られたものだが、シングルでも使用可能。
相手ダウン中にスフィアチャージ(ゲージも増加する)→発射→ゲージ溜まったら超必、
仮に近寄ったとしても無敵時間の長い突進技で迎撃→相手をダウンさせて(ry
と、その全く自重しない狂ったような戦いぶりはホルス神マガキさんを彷彿させる。
当然強さも折り紙付きで、並の強キャラでは歯が立たないのは勿論、
ゲージMAX状態だと、下位の神キャラ相手にすら普通に勝つこともある。

最後になるが、この手のネタをニコニコMUGEN以外の他所に持ち出さないこと
あくまで内輪での二次ネタであることに留意して欲しい。

出場大会

+ 一覧
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
凍結大会
削除済み
非表示

出演ストーリー

+ 一覧


「己の限界を知ったか」


最終更新:2023年04月02日 15:18