NieR Re[in]carnation ストーリー資料館

コルキスの夢シリーズ

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nier_rein

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キャラクター  アルゴー


アルケー

俺の子供の頃の話だ。あの頃の俺は獣のようだった。必要なものは奪い、路地裏の地べたで眠り、誰もが俺から目を背けた。しかし、そんな俺を、人の世界に引き入れた男が居たんだ。
そいつは冒険家だった。いつも、あるかもわからねぇ夢ばかり口にする奴で……でもそんな奴の夢を、俺も一緒に見てみたい、そう思っちまったんだよ。
「屈強な冒険家の紀行録」より


ミュトス

旅の仲間から聞いたうわさ話を教えてやる。「山に住む雪女」という話だ。雪女は大そう美しく、たどり着いた者の願いをなんでも叶えてしまうという。その山の頂には神殿の遺跡があり、古い時代には、人間が生贄に捧げられることもあったらしいぞ。
そんな事情から雪女のうわさが立ったと思われるが……。しかし、何でも願いを叶えてくれるなんて、夢のある話だと思わねぇか?
「屈強な冒険家の紀行録」より


ヒュブリス

俺は図体がデカくて、振舞いも粗暴だからな、馬鹿だって思われがちだけどよ、冒険家っていうのは、あらゆる知識に精通していないといけないんだぜ。例えば語学だ。文字が読めなきゃ本も読めねぇ、本が読めなきゃ、未知の旅への備えはできねぇからな。
どれどれ、そこの本を貸してみろ。えーと、なんだこれは……まぁ、読めねぇ本は薪にくべて暖をとるのが一番だな。
「屈強な冒険家の紀行録」より


「変異:極光の依鬼」 限定

序幕

私は劇作家だ。世の人々には天才劇作家だの言われている。書いた物語は、何万もの観客を魅了し、誰もが私を称賛した。しかし、私は思うのだ。本当の天才というのは、作家の意図を最大限表現してくれる演者達だ。とりわけ主演女優だった彼女は、私の物語を理解し、想像を超えた演技を見せてくれる。彼女は最高だった……
「天才劇作家の日記帳」より


幕間

私は、この演劇を、主演の彼女を、最高の状態で保存したかった。全ての公演が終わった夜、ヒロインの衣装を着た彼女の首に手をかけた。これで4人目……いや、4着目だ。私の物語を彩ってくれる女優達を殺し、その衣装を飾る。これで完璧だ。彼女達は、一生私の物語だけのヒロインでいてくれる。
「天才劇作家の日記帳」より


終幕

私はまた、いい女優と出会うことができた。彼女は私の「衣装達」を眺めて、素敵だと呟いた。私は彼女の手を握り、君も負けないくらい素敵になれると、勇気づける。彼女も私の物語を理解し、魂を震わせるような演技を見せてくれるだろう。ついに明日、幕が上がる。きっと最高の公演となるだろう。
「天才劇作家の日記帳」より
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