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キャラクター | ![]() |
月桂樹
俺はこの国のために戦ってきた。信念を信じていたし、自分のことも信じていた。
しかし、仲間たちが死んでいく光景を目の当たりにし、天秤は揺らいだ。それ以降、自分を見失った。
戦いから背を向けて逃げることもできたはず。でも、自分の選択、行い、招いてしまった結末。もう誰も失いたくない。
そのためには、戦い続けなければ……そう思ったんだ。
しかし、仲間たちが死んでいく光景を目の当たりにし、天秤は揺らいだ。それ以降、自分を見失った。
戦いから背を向けて逃げることもできたはず。でも、自分の選択、行い、招いてしまった結末。もう誰も失いたくない。
そのためには、戦い続けなければ……そう思ったんだ。
「戦争の記録と兵士たちの言葉」より
天竺葵
戦争について語れなんて、戦いがどんなものか知らないやつが言う戯言だ。それが知りたいなら、銃弾の雨の中に飛び込んで来い。俺はその中で死ねればいいと思っていた。
でも、戦いが俺に与えたものは、憎しみや苦痛だけではなかった。
仲間を信じるということは、戦い中でしか見つけられなかったものだったと思う。これから俺は、仲間を守るために戦っていく。
でも、戦いが俺に与えたものは、憎しみや苦痛だけではなかった。
仲間を信じるということは、戦い中でしか見つけられなかったものだったと思う。これから俺は、仲間を守るために戦っていく。
「戦争の記録と兵士たちの言葉」より
千寿菊
地面に染み込んでいく血の色を覚えている。口を開け、目を見開いた死体が、俺を見つめていた。よく見る悪夢の中で、俺がその死体になっているんだ。口から蛇口を捻ったように血が溢れ出し、目の前に、狼狽する哀れな兵士が立ち尽くしている。もうあんな体験はしたくない、心からそう思うよ。でも争いはなくならない。いつかこの悪夢が終わるのを夢見ながら、今日も銃を握っているんだ。
「戦争の記録と兵士たちの言葉」より
野薔薇
私は前線の町にある孤児院で育ちました。戦災孤児の私たちを育て てくれたのは、ある若い娘です。孤児たちは皆、彼女のことを姉のように慕っていましたが、町の人々の中には、兵士を育てる見返りに、金銭や食料を受け取っているのだと噂する者もいました。しかし、我々は知っていました。彼女は誰よりも平和を望み、朝晩欠かさず祈りを捧げていることを。
「名も無き志願兵の手記」より
風露草
「あの孤児院は兵士の養成所らしい」
「娘は軍と密約を交わして、私腹を肥やしている」
そんな噂を聞きつけた暴漢が、孤児院を襲ったことがあります。娘は我々を庇ってひどい怪我を負い、そのことに激情した孤児の一人が暴漢に立ち向かって命を落としました。しかし、暴漢が孤児院のどこを探しても、財産や食料がみつかるはずもありません。
「娘は軍と密約を交わして、私腹を肥やしている」
そんな噂を聞きつけた暴漢が、孤児院を襲ったことがあります。娘は我々を庇ってひどい怪我を負い、そのことに激情した孤児の一人が暴漢に立ち向かって命を落としました。しかし、暴漢が孤児院のどこを探しても、財産や食料がみつかるはずもありません。
「名も無き志願兵の手記」より
菩提樹
孤児院の悪い噂を流していたのは敵国の手の者で、この前線の町を混乱に陥れるために行ったようでした。仲間を失った我々は怒りに震え、敵国への憎悪を募らせます。孤児たちは仲間の仇を討つべく、敵国から孤児院を守るべく、志願兵となり、次々と出征していきました。私もその一人です。平和を望んだ彼女の祈りとは裏腹に、孤児院は本物の「兵士の養成所」となってしまったのでした。
「名も無き志願兵の手記」より