NieR Re[in]carnation ストーリー資料館

六章:刻石の章 『贖罪:黒』

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nier_rein

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五章 六章 七章

キャラクター  レヴァニア



「世怪」

[ママ]
いらっしゃい 遅かったわね
これが最後の記憶 最後の物語
さぁ 先に進みましょう


[ママ]
この記憶は他の記憶と 在り方から異なる物


[ママ]
その中の世界も 酷く不安定な状態だわ


[ママ]
迷わないよう ママに着いて来て



[呆然とした怪物]
あぁ……もっとだ……まだ足りない……


[ママ]
ここは貴方の様な怪物達の住む世界


[ママ]
……当然の事だけれど


[ママ]
ヒトの住む世界とは 似ても似つかないわね



[ママ]
あら? あそこに居るのは……
怪物……貴方と同じ種族の怪物たちみたい
なんだか楽しそうね 何を話してるのかしら


[軽薄な怪物]
なんだ? この夢はやらないぞ?
欲しけりゃ自分で取ってくるがいいさ


[陰気な怪物]
新しい夢……これでまた一つ……
こうしていれば……いつかは…………


[胡乱な怪物]
ウウウッ……貴様ハ……


[ママ]
待って! そいつは……!!





[ママ]
黒い敵たちはここでも変わらず襲って来るわ
努々気を付けて


[ママ]
夢喰いの貴方達は 夢を食べ続ける事で……


[ママ]
ヒトの姿を手に入れられる


[ママ]
…………


[ママ]
……貴方も そう願っていたんでしょう?


「欲暴」

[ママ]
……覚悟しておいて
貴方が今感じている苦痛は
修復が進む程に 深くなるわ


[ママ]
記憶の深層に 触れれば触れる程


[ママ]
貴方は 元の貴方に近付いていく


[ママ]
かつての自分に飲み込まれてしまわぬよう


[ママ]
……気を付けてね



[ママ]
これは……
気を付けて この殺し方……
奴らが近くに侵入しているわ……



[狂乱した怪物]
夢……夢……
もっと夢が必要なんだ……


[ママ]
こいつは……貴方の記憶を破壊するモノ
「修復」しないと 願いは叶わないわよ?


[狂乱した怪物]
まだ足りない……これじゃあまだ……
人間にはなれない……


[ママ]
来るわ! 気を付けて!





[狂乱した怪物]
くそ……あと……少しで……人間に……


[ママ]
貴方の記憶の中には 矛盾した二人が存在する
一人は 人間になりたいと願う怪物
もう一人は それを否定する怪物
その隙間に 入り込まれたのね
…………
……貴方が本当にしたい事は何?


「症動」

[ママ]
先へ進みましょう


[ママ]
前にしか道は残っていないのだから


[ママ]
どんな生物も 本能に逆らうのは難しいわ


[ママ]
人間になりたい 人の夢を食べたい


[ママ]
怪物にとってはそれが最大の欲求なのだもの


[ママ]
自分達の生きる理由 それを否定する事は


[ママ]
自分自身を否定する事に等しい



[黒い鳥]
ドウシテ


[黒い鳥]
アンナ子供


[黒い鳥]
人間ニナル


[黒い鳥]
ドウデモイイ


[黒い鳥]
奪エ


[黒い鳥]
知ッタコトカ


[門番の怪物]
人間ニ ナリタカッタノダロウ
アンナ子供 タダノ食糧ダ
今更ソンナ事ヲ気ニシテ何ニナル?


[ママ]
惑わされないで
あいつらは貴方の迷いに侵入してくるわ……





[ママ]
奴等は相手の感情を読み取っては口にする
そして揺れた感情の隙間をくぐって 記憶を破壊しにくるの
気をつけてね



[ママ]
……あの時


[ママ]
貴方は一人の人間に出会った


[ママ]
貴方はその人間の夢を喰らい尽くして


[ママ]
身体を奪い 人間となった


[ママ]
修復の終わりは近いわ 気を引き締めて……


「黒虐」

[ママ]
……鏡は 自身の姿を映し出す


[ママ]
さぁ奥へ進んで


[ママ]
貴方の罪と 向き合う為に



[ママ]
彼女こそ 貴方が夢を奪った少女
貴方は 少女の夢を喰らい
その身体を奪って 人間になった
それが今の貴方の姿 罪深き 『黒』の少女
……そうして貴方は
怪物としての望みを果たしたわ
しかし 全ての夢を奪われた少女は……
…………
その結論を 貴方は許せなかった
だって貴方は――――





[ママ]
だって貴方は、彼女と――――
友達になりたかった そうでしょう?
でも……
夢を奪われたあの子は
貴方の代わりに 怪物の姿となって
今も『檻』の中を彷徨っている


[ママ]
さぁ 時間よ


[ママ]
直すべき記憶は 全て正された
貴方も最後の一欠片を取り戻す
それを以て もう一度質問に答えて貰うわ


[ママ]
貴方の願いを 果たす時が来た




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