NieR Re[in]carnation ストーリー資料館

063y

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nier_rein

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キャラクター  063y


STORY1

妻の機嫌が悪い......
原因は私が妻の誕生日を忘れていたこと。

悪いことをしたと思うが、
そんなに怒ることなのだろうか?
率直にその気持ちを伝えることにした。


どうやら墓穴を掘ったらしい......
女心がわかってない。ガサツすぎる。デリカシーが無い。と
日頃の不満が溢れだしてしまった。

でも、そこまで言われると私も黙ってはいられなかった。


そうやって関係ないことを引き合いに出す、
君のそういうところが嫌いだ。
......言った瞬間まずいと悟った。

妻が鬼の形相をしていたからだ。


妻は黙って扉を指さした。
どうやら部屋を出て行けということらしい。
これは従ったほうがよさそうだ......


STORY2

私は食堂へと逃げ込んだ。
顔色が悪かったのか仲間がどうしたのかと寄ってきた。
妻と喧嘩したことを話すと、大きな声で笑われてしまう。


仲間が言うには、やはり私が悪いらしい。
あれやこれやと仲直りの作戦を考えてくれる。
いい仲間を持ったと思う。

私は仲間直伝の「作戦」を実行することにした。


自室へと戻り、有無を言わさず妻を抱き上げる。
困惑している様子だが、満更でもなさそうだ。

私は嬉しくなり、抱き上げたまま回転したり踊ってみたりと
「力強さ」をアピールした。


やりすぎた。
そう思ったときにはすでに遅く、
妻はげっそりしつつも鬼の形相をしている。

私は怒られる前に急いで部屋を飛び出した。


STORY3

どうしようかと考えていると上官が現れた。
私と妻の大喧嘩は基地で噂になっていたようだ。
作戦の妨げになると注意されてしまう。


私はあらすじを話し、仲直りの方法を相談した。
しかし、そんなもの知らんと一蹴されてしまう。
上官は少し笑い声をこぼす。


上官は、昔はこれで仲直りしていたらしい、と
「紙」を渡して去っていった。
意図は分からないが、無駄なことはしない人だ。
何か意味があるのだろう。


「紙」は過去の遺物だ。
基本は文字を記入して使う。
そこで思い至った、私は余計な一言が多いからか......

私は妻に「手紙」を書くことにした。


STORY4

「手紙」と言っても何を書けばいいのか。
まずは日頃の感謝からだろうか......
いや、謝罪からがいいだろうか......


妻のことを考えながら一文字ずつ紡いでいく。
書いては消し、書いては消し......
それを十回ほど繰り返し、短い手紙が出来上がった。


妻に手紙を渡すと目を丸くする。
「手紙」を見慣れないのもあるが、
素直に謝罪してきたことに驚いたのかもしれない。 


手紙を読むと少し微笑んで私を見つめる。
そして、ギュッと抱き付いてきた。
どうやら許してもらえたようだ。


「生涯をかけて君を守り、愛する」
くしゃくしゃの紙に綴った不器用な文字。

この言葉を君に 誓う

たとえ、どんな未来が待っているとしても......
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