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七章 | 八章 | 九章 |
キャラクター | ![]() |

[ミcHiBiキ]
暗く 狭く 朽ちた場所で
女は目を覚ました
女は目を覚ました
身体のあちこちに
痛みが走る
痛みが走る
確か......
自分は 上官から夫をかばって
死んだはず
自分は 上官から夫をかばって
死んだはず
なのに
どうして生きているのだろうか
どうして生きているのだろうか
不鮮明な記憶に戸惑いながらも
女は歩き出した
女は歩き出した
ここがどこなのかも
まったく見当がつかない
まったく見当がつかない
道の先へ進むと
自分と同じ服を着た者達が
倒れていた
自分と同じ服を着た者達が
倒れていた
そこへ 現れたのは
かつての仲間達
そして 彼女の夫だった
かつての仲間達
そして 彼女の夫だった
[夫]
まさか……! 生きてたのか!
まさか……! 生きてたのか!
もう二度と会えないと
思っていた相手との再会を
二人は喜び合った
思っていた相手との再会を
二人は喜び合った
[HaNキ]
女が 案内されたのは
汚れた囚人服を着た者たちが集う
拠点だった
汚れた囚人服を着た者たちが集う
拠点だった
[夫]
みんなの話を聞いてみるといい
みんなの話を聞いてみるといい
[エラーの男]
組織に反抗する俺達は エラーと呼ばれる
本当に間違っているのは……奴らなのに
組織に反抗する俺達は エラーと呼ばれる
本当に間違っているのは……奴らなのに
[エラーの女]
エラーだからって 処分されたくはないわ
エラーだからって 処分されたくはないわ
[エラーの男]
処分を免れた仲間がここに集まっているんだ
処分を免れた仲間がここに集まっているんだ
[エラーの女]
私達 ほかの仲間たちも解放しようとしてるの
私達 ほかの仲間たちも解放しようとしてるの
[エラーの男]
俺たちは 管理されなくたって戦えるさ
そうだろ?
俺たちは 管理されなくたって戦えるさ
そうだろ?
[エラーの男]
組織を止めないと また仲間が殺される
組織を止めないと また仲間が殺される
[夫]
君が 上官に刺された後 何があった?
君が 上官に刺された後 何があった?
女は 激しい頭痛に襲われ
夫と離れた後のことを
思い出すことができない
夫と離れた後のことを
思い出すことができない
[エラーの男]
拠点の入り口が 攻め込まれそうなんだ
拠点の入り口が 攻め込まれそうなんだ
エラー達は
組織に抵抗しながら
仲間の解放を計画していたのだ
組織に抵抗しながら
仲間の解放を計画していたのだ
[夫]
ついにか……よし 皆で向かおう
ついにか……よし 皆で向かおう
[夫]
慎重についてきてくれ
慎重についてきてくれ
[夫]
君達とは戦いたくない……目を覚ませ!!
君達とは戦いたくない……目を覚ませ!!
[夫]
くそっ……!
くそっ……!
組織は 囚人たちを操り
脱走したエラー達を探して
いるようだった
脱走したエラー達を探して
いるようだった
[夫]
このままでは いずれ全員殺される……
……計画を実行に移そう
このままでは いずれ全員殺される……
……計画を実行に移そう
[キlyOコウ]
エラー達は ある作戦に
うって出ることにした
うって出ることにした
次に『花』と組織が
戦闘状態になった時に
基地に侵入する
戦闘状態になった時に
基地に侵入する
そして 仲間達を一斉に
解放するというものだ
解放するというものだ
[夫]
帰還した兵士にまぎれて基地に入ろう
帰還した兵士にまぎれて基地に入ろう
先遣調査チームとして夫婦が
基地に乗り込む事になった
基地に乗り込む事になった
『花』と戦う日々となって
大勢の仲間達と暮らしてきた
この基地
大勢の仲間達と暮らしてきた
この基地
自由に歩き回ったのは
この時が初めてだった
この時が初めてだった
『花』に殺された息子
その仇をとるために
その仇をとるために
訓練と戦闘ばかりの
日々を過ごしてきた
日々を過ごしてきた
全員がそうだ
『花』と戦うべき理由があった
『花』と戦うべき理由があった
しかし
なぜ規律ばかりが
無闇に重んじられていたのか
なぜ規律ばかりが
無闇に重んじられていたのか
ここで暮らしていた時は
疑問にも思っていなかったのだ
疑問にも思っていなかったのだ
[セキュリティ]
Scanning ID……
Scanning ID……
ID approved.
Scanning ID……
Scanning ID……
ID approved.
「培養室」
今まで立ち入ったことのない場所
今まで立ち入ったことのない場所
液体で満たされた
カプセルの中で浮かんで眠る
囚人達がいた
カプセルの中で浮かんで眠る
囚人達がいた
[夫]
これは……?
これは……?
[上官]
やはり 現れたか
やはり 現れたか
[上官]
強くなっているな よい……よいぞ
強くなっているな よい……よいぞ
上官は語り出した
すでにこの世界に「人類」が
存在しないということ
存在しないということ
囚人達は ただの
「クローン」だということ
「クローン」だということ
そして 戦闘の動機を与えるため
囚人達には偽物の記憶が
セットされていること
囚人達には偽物の記憶が
セットされていること
[上官]
「息子」を殺されて
「息子」を殺されて
[上官]
「復讐」したかったのだろう?
「復讐」したかったのだろう?
夫婦に与えられていたのは
息子を殺された怒りによる
「復讐心」だった
息子を殺された怒りによる
「復讐心」だった
[上官]
これが……最後のテス…ト…だ
これが……最後のテス…ト…だ
[sADaメ]

ニセモノ
オモイデ
オモイデ
オモイデ
キオク
オモイデ
オモイデ
キオク
ニセモノ
オモイデ
オモイデ
ニセモノ
テキ ヲ コロセ
大切ナ人ヲ殺セ
ドチラヲ選ビマスカ?
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