NieR Re[in]carnation ストーリー資料館

八章:第二夜 積葉の章 『LIberator』

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nier_rein

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キャラクター  F66x



[ミcHiBiキ]

暗く 狭く 朽ちた場所で
女は目を覚ました


身体のあちこちに
痛みが走る


確か......
自分は 上官から夫をかばって
死んだはず


なのに
どうして生きているのだろうか


不鮮明な記憶に戸惑いながらも
女は歩き出した


ここがどこなのかも
まったく見当がつかない


道の先へ進むと
自分と同じ服を着た者達が
倒れていた





そこへ 現れたのは
かつての仲間達
そして 彼女の夫だった


[夫]
まさか……! 生きてたのか!


もう二度と会えないと
思っていた相手との再会を
二人は喜び合った


[HaNキ]

女が 案内されたのは
汚れた囚人服を着た者たちが集う
拠点だった


[夫]
みんなの話を聞いてみるといい


[エラーの男]
組織に反抗する俺達は エラーと呼ばれる
本当に間違っているのは……奴らなのに


[エラーの女]
エラーだからって 処分されたくはないわ


[エラーの男]
処分を免れた仲間がここに集まっているんだ


[エラーの女]
私達 ほかの仲間たちも解放しようとしてるの


[エラーの男]
俺たちは 管理されなくたって戦えるさ
そうだろ?


[エラーの男]
組織を止めないと また仲間が殺される


[夫]
君が 上官に刺された後 何があった?


女は 激しい頭痛に襲われ
夫と離れた後のことを
思い出すことができない


[エラーの男]
拠点の入り口が 攻め込まれそうなんだ


エラー達は
組織に抵抗しながら
仲間の解放を計画していたのだ


[夫]
ついにか……よし 皆で向かおう


[夫]
慎重についてきてくれ



[夫]
君達とは戦いたくない……目を覚ませ!!





[夫]
くそっ……!


組織は 囚人たちを操り
脱走したエラー達を探して
いるようだった


[夫]
このままでは いずれ全員殺される……
……計画を実行に移そう


[キlyOコウ]

エラー達は ある作戦に
うって出ることにした


次に『花』と組織が
戦闘状態になった時に
基地に侵入する


そして 仲間達を一斉に
解放するというものだ


[夫]
帰還した兵士にまぎれて基地に入ろう


先遣調査チームとして夫婦が
基地に乗り込む事になった


『花』と戦う日々となって
大勢の仲間達と暮らしてきた
この基地


自由に歩き回ったのは
この時が初めてだった


『花』に殺された息子
その仇をとるために


訓練と戦闘ばかりの
日々を過ごしてきた


全員がそうだ
『花』と戦うべき理由があった


しかし
なぜ規律ばかりが
無闇に重んじられていたのか


ここで暮らしていた時は
疑問にも思っていなかったのだ



[セキュリティ]
Scanning ID……
Scanning ID……
ID approved.


「培養室」
今まで立ち入ったことのない場所


液体で満たされた
カプセルの中で浮かんで眠る
囚人達がいた


[夫]
これは……?



[上官]
やはり 現れたか





[上官]
強くなっているな よい……よいぞ


上官は語り出した


すでにこの世界に「人類」が
存在しないということ


囚人達は ただの
「クローン」だということ


そして 戦闘の動機を与えるため
囚人達には偽物の記憶が
セットされていること


[上官]
「息子」を殺されて


[上官]
「復讐」したかったのだろう?


夫婦に与えられていたのは
息子を殺された怒りによる
「復讐心」だった


[上官]
これが……最後のテス…ト…だ


[sADaメ]



ニセモノ


オモイデ


オモイデ


オモイデ


キオク


オモイデ


オモイデ


キオク


ニセモノ


オモイデ


オモイデ


ニセモノ



テキ ヲ コロセ


大切ナ人ヲ殺セ




ドチラヲ選ビマスカ?


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