-分類:短編小説 -初出:「別冊婦人公論」1983年春号 -雑誌時挿絵:小松久子 -収録短編集:&bold(){『[[瓦斯灯>瓦斯灯(短編集)]]』}、『[[連城三紀彦レジェンド]]』 *あらすじ >「死に水をとってくれないか、今からその朧月で……」 22年前、母と飯倉は心中事件を起こし、母だけが死んだ。それから22年間、紫津は茶室で飯倉の中に残る母の影と戦い続けていた。母が死んだのと同じ歳になり、紫津は飯倉とともに死のうとするが……。 **登場人物 -&bold(){紫津} --弥衣の娘。 -&bold(){弥衣} --紫津の母。鎌倉で茶道・華道を教える寡婦。22年前、飯倉と心中。 -&bold(){飯倉健蔵} --物理学者。弥衣の家に朧月を見たいと通う。 -&bold(){飯倉郁代} --飯倉の妻。 *解題 (スタブ) **各種ランキング順位 -[[オールタイムベスト・連城三紀彦短編>http://togetter.com/li/742694]] &bold(){8位} **関連作品 -夫と妻と愛人(女)の三角関係のサスペンス --「[[依子の日記]]」(『[[変調二人羽織>変調二人羽織(短編集)]]』収録) --「[[黒髪]]」(『[[密やかな喪服>密やかな喪服(短編集)]]』収録) --「[[二重生活]]」(『[[夜よ鼠たちのために>夜よ鼠たちのために(短編集)]]』収録) --『[[飾り火]]』 --『[[隠れ菊]]』 #comment