-分類:短編小説 -初出:「月刊カドカワ」1987年12月号 -雑誌時挿絵:高田麻香 -収録短編集:&bold(){『[[夢ごころ]]』}、『[[落日の門 連城三紀彦傑作集2]]』 *あらすじ > 石上智恵が死体となって発見されたのは、捜索が開始されておよそ二時間後だった。その日の午後三時二十分頃、買い物帰りの主婦が、町の一隅をかすめるように流れる川の、橋の上から智恵が落下するのを見て、ただちに近くの交番に通報したのである。 東海地方の小都市で、変質者による幼児連続殺人が解決した一週間後、五歳の少女が橋から転落して死んだ。確かな目撃者があり、事故であることは間違いない。だが、少女の母親宛に「智恵ちゃんは殺されたのです」という手紙が届く……。 **登場人物 -&bold(){石上智恵} --橋から川に転落して死んだ五歳の少女。 -&bold(){石上隆子} --智恵の母親。 -&bold(){私} --手紙の書き手。 *解題 (スタブ) **関連作品 -連作「新・雨月物語」 --第一話「[[忘れ草]]」 --第二話「[[陰火]]」 --第三話「[[露ばかりの]]」 --第四話「[[春は花の下に]]」 --第五話「[[ゆめの裏に]]」 --第六話「[[鬼]]」 --第七話「[[熱き嘘]]」 --第八話「[[黒く赤く]]」 --第九話「[[紅の舌]]」 --第十一話「[[性]]」 --最終話「[[その終焉に]]」 #comment