-分類:短編小説 -初出:「週刊小説」1992年1月3日号 -雑誌時挿絵:大竹明輝 -収録短編集:&bold(){『[[顔のない肖像画>顔のない肖像画(短編集)]]』} *あらすじ > 鋭い刃が眠りを切り落とした。 > 電話だ……警察から掛かってきたのだ。あの死体がもう発見されたのだ…… 不倫相手の平田を殴り殺してしまった葉子の元に、平田の死体を発見した妻の雪絵から電話が掛かってくる。自分が疑われるだろうと怯える雪絵に協力するふりをして、葉子は自分の犯行の痕跡を隠滅するが……。 **登場人物 -&bold(){葉子} --画廊勤務の未亡人。 -&bold(){平田紳作} --大手繊維会社の部長。 -&bold(){平田雪絵} --平田の妻。画廊経営者。 -&bold(){藤倉明} --平田の部下。 -&bold(){康代} --平田家のお手伝い。 *解題 (スタブ) ***掲載号「筆者の近況」より > 一一月二八日、新宿プリンスホテルで、文芸評論家・関口苑生氏と美恵子さんの結婚を祝う会が開かれたが、それにかこつけて連城氏の事務所の忘年会もあった。ふたつの会が同時に行われたわけで、作家や編集者など七〇人以上も集まり、大盛況だった由。 **関連作品 -『[[顔のない肖像画>顔のない肖像画(短編集)]]』収録作 --「[[瀆された目]]」 --「[[美しい針]]」 --「[[路上の闇]]」 --「[[ぼくを見つけて]]」 --「[[孤独な関係]]」 --「[[顔のない肖像画]]」 #comment