【PSP】サモンナイト3攻略Wiki @ ウィキ

オルドレイク

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オルドレイク

使用概要

  • 無色の派閥の総帥にして圧倒的な力を誇る召喚師ユニット。
  • サモンナイトシリーズ屈指の悪役の貫禄として、鬼と霊属性をAランクまで扱うことができる。二つの属性を最高ランクまで操る唯一の召喚師ユニットであり、特に鬼属性Aランクと杖装備の組み合わせは、得意属性に鬼属性を選択したレックス/アティ及びマグナ/トリス主人公を除けば実現できるのは彼だけである。本編中では霊属性の印象が強いが、傀儡で使用する際には貴重な鬼属性召喚師として立ち回る機会が自ずと増えるだろう。
  • 縦斬り×剣に軽装備、カウンターと前に出したくなる要素がある。マジックアタックに心眼も備えるため、前に出て殴り合いながら召喚術で敵を蹂躙する運用も悪役然としていて面白い。妻のツェリーヌを後ろに控えさせると隙が無くなるので戦力的にも相性が良かったりする。なお、本編中に彼が装備していた「覇道の剣」を超える威力の剣は最高威力の「ソウルブレイカー」を残すのみであり、能力値以上に直接殴られると痛かった。そのあたりも前に出したくなる魅力に繋がっている。
  • 傀儡のオルドレイクは暴走召喚を所持していない。イスラは傀儡時でも変わらず暴走召喚を使用できるので、この点は弱体化されたと言える。二属性最高ランクに暴走召喚は強すぎると判断されたのかもしれない。
  • 実は、暴走召喚込みで考えても傀儡時、つまり味方として使用した時の方が召喚師としては強い。まず、味方はサモンアシストで召喚術強化の恩恵を受けられる点が挙げられる。次に、敵対時はAIの仕様で召喚術は憑依を優先するため高いMATが活かせない。暴走召喚は瀕死になるまで使用しない。普通、敵召喚師を瀕死の状態で放置することはないので、そもそも暴走召喚を見る事なく倒せてしまう。これが初手から範囲攻撃召喚術+暴走召喚であれば全く別次元の強さになっていたはずである。皮肉にも傀儡の方が悪役として思う存分暴れることができる。
  • PS2版から専用召喚が廃止されたため、砂棺の王の範囲憑依術はオルドレイク以外にも使えるようになった。

クラス

一次クラス

Lv1 知りすぎた者
装備 縦斬り×剣
軽装備
移動 歩数3・上3・下3
召喚ランク 鬼C
霊C(装備数3)
サポートスキル -
サモンアシストスキル 霊属性ランク上昇
専用スキル 誓約の儀式・鬼
誓約の儀式・霊
ユニット召喚
武器練度 剣
鬼属性耐性アップ
霊属性耐性アップ

二次クラス

Lv12    無色の導師   
ステータス MP+10
AT+5
MAT+5
LUC+10
追加装備 縦斬り×杖
移動 -
召喚ランク 鬼C→B
霊C→B
追加スキル マジックアタック
カウンター
高等召喚技能
武器練度 杖

三次クラス

Lv21    破戒の総帥   
ステータス MP+50
AT+10
MAT+10
LUC+10
追加装備 ローブ
移動 歩数+1
召喚ランク 鬼B→A
霊B→A
追加スキル P・バリア
心眼
召喚ユニット強化

能力値

BP、CCボーナス分を除く ()内はスキル全習得時の能力
Lv HP MP AT DF MAT MDF TEC LUC
1 54() 50() 29() 26(46) 27(57) 27(47) 27(42) 45(90)
10 138() 117() 48() 43(63) 56(86) 56(76) 42(57)
20 240() 220() 77() 69(89) 85(115) 76(96) 67(82)
30 351() 331() 107() 93(113) 115(145) 109(129) 93(108)
40 379() 359() 137() () () () 119(134)
50 407() 387() 167() () () () 145(160)
99 () () () () () () ()

キャラクター

  • サモンナイト1で黒幕を務めた、無色の派閥の大幹部。内部抗争が激しい無色の派閥内部でも最大勢力であるセルボルト家の当主。彼が無色の派閥を率いて、霊界サプレスの魔王を召喚しようと画策したのが全ての始まりである。サモンナイト1(ハヤト、トウヤ、ナツミ、アヤのいずれか)の主人公は、その失敗により召喚された存在であり、パートナーキャラ(ソル、キール、カシス、クラレット)は彼の実子の一人。同じく実子の一人であることが後に判明するバノッサまでを魔王の器として利用しようとするも、彼の弟分であったカノッサを殺害したことで逆上した彼に殺害されるという因果応報な結末を迎えた人物。
  • 文字通り全ての元凶である。
    • 彼が無色の派閥の乱をサイジェントで引き起こさなければ1と2の物語は始まらなかった。さらに遡れば魔剣の研究を始めなければ3の物語は始まらず、レックス/アティ達に敗北し撤退したことで別の研究、すなわち魔王召喚の研究を始め、結果として1の物語が始まる。研究過程で蒼の派閥の最重要機密である召喚兵器の存在を知るも、封印が解けず挫折していたことも判明している。
  • 彼が死亡した後も無色の派閥は瓦解することなくサモンナイト4において敵組織として登場し、クラストフ家の現当主ギアンが立ちはだかる。しかし、ギアン自身は無色の派閥を自身の目的のために利用しているだけの状態であり、オルドレイクのような破戒を目的とはしていなかった。(言い方を換えればそもそも興味が無かった。)無色の派閥の大幹部として純然たる悪として描かれたのはオルドレイクのみであり、たとえば4をプレイしても1と3をプレイしていないと無色の派閥自体の印象が異なるほどである。
  • 彼自身、シリーズ化する前の色々と手探り状態であったサモンナイト1(便宜上1と表記しているが当然ながら発売当時はナンバリングされていない)にて登場及びラスボスとして"消化"してしまったため、設定に反して小物臭がするキャラクターと捉えられることが多い。実際に、当時のPS2版3時点でも、20年後1において前髪が後退した姿と比較してネタキャラのような扱いをされることが多かった。ゲーム中で無色の派閥の設定上の凶暴性が固まったのは、蒼の派閥や金の派閥など召喚師による組織とその内情、各派閥のキャラクターがよく描かれ、拠点が一か所だけに留まらず世界観が一気に拡充された2以降である。3において無色の派閥としての存在感をさらに高めることには成功したものの、そもそも結末が確定している人物なだけで途中でフェードアウトさせざるを得ず、巨悪としてプレイヤーにあまり印象付けることができなかったキャラクターであった。
  • 上記のような経緯がある一方で、サモンナイトシリーズの設定の中では、一召喚師としては疑いようも無く最強格の能力を持つ人物である。護人の話から、元々はセルボルトの家系ではなく、外部からセルボルト家に迎えられた召喚師(入り婿)というのが推測できる。かつて、セルボルト家は名門召喚師の家系ではあるものの、名声も過去の産物として無色の派閥内部で勢力を持つ権威は皆無に等しかった。それを一代で一勢力を築くまでに躍進させたのがオルドレイクであった。ゲーム中でも、生身の人間でありながら暴走召喚を扱い、二属性を最高ランクまで扱うなど規格外の能力を持つ悪の傑物である。その強さを当時はゲーム中でプレイヤーに実感させられなかったのも痛手の一つ。
  • 1時点では魔王召喚の依代とするために無差別に子供を産ませるなど倫理に反する行為を行ってはいるものの、妻のツェリーヌのことは彼なりに愛しており夫婦中は良好である。小説「受け継がれし炎」ではウィゼルを締め上げて妻の居場所を吐かせ、単独で救出に向かった。
  • 彼の行動の根源は"知りすぎた"故である。それはPSP版のフリーバトル会話などから示唆されるようになったものの、残念ながらゲーム中で語られることは無かった。レックス/アティが人格者である大人としてプレイヤーから予想外の人気を得られたのは逆に、巨悪であることを活かせなかった悲劇を持つキャラクターと言える。
  • タロットカードコレクションでは、「塔」のカードに配されている(意味は崩壊・悲劇)。正位置・逆位置ともに良い意味を持たず、逆位置となることで「状況の好転」「回復」を示す死神・悪魔のカードをも凌ぐ悪いカードである。まさに悪役にふさわしいカードだが、「逆転チャンスすらない」というニュアンスもあるため、実にこのキャラらしいカードといえる。


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