カード名 |
レアリティ |
カテゴリ |
レベル |
詳細説明 |
クリスピーノの死神 |
WR |
ソウル |
3 |
【アシスト】使用可能レベルに達すると、以下の効果を発動する。 〔小/中/大/特大〕 ▲スキル攻撃力が上がる 〔 成長 〕 ▲敵キャストを撃破する度にスピードが上がる※3回まで成長する 〔 特殊 〕 ▲敵キャストを撃破する度にHPが回復する※3回まで発動する 【ソウル】巨人召喚 爆裂弾 【モチーフ作品】グリム童話『名付け親の死神』より、名付け親 【イラスト】maruco / 【CV】今井麻美 |
「炎とは儚いもの……これは誰のだろうねぇ」
Ver.5.34-Bの2022/4/18より登場したソウル。
スキル攻撃力が10.00%あがる?(無辺と同じなら。要確認)
成長効果として、敵
キャストを撃破するたびにスピードが3回まで上がる。(3キルで約18目盛り)
特殊効果として、敵
キャストを撃破するたび3回までHPが回復する。(HP12回復)
「
先代の魔女アグニ」のキャストキル版のようなソウル。
ただし、スピード成長にはキャストキルが必要な点、スキル攻撃力が成長しない点が大きく異なる。
また、HP回復効果も3回までとなっている。
Ver5.36-C追加の後発ソウルにこれのSS版といった趣の「
狼群の子 モウグリ」がある。またVer.5.36-Lにて、最終ステータスはマイルドだが1キルで完成する「
妖精女王グロリアーナ」も登場した。
3キルして最大成長した時のスピード18目盛りというとかなりの数字で、これはスピード特化ソウル「
鞍馬の番人 僧正房(下方前)」完成時をさらに上回る。+6ずつ上がるとしたら2キル目でも他のLv4帯人気ソウルや下方後僧正坊完成形と同等になる。
「
先代の魔女アグニ」と比較するなら、あちらは試合開始150秒(Lv4半ば~Lv5が目安)でスキル攻撃力が10%に到達、200秒前後(Lv5目安)の時点でスピード6メモリほど。
つまり「クリスピーノの死神」採用なら、『Lv3~Lv5で1キル以上』が条件なし成長型のアグニより大きな戦果を求める場合の目標ラインになる。
欠点はうまくキャストキルできる立ち回りができないとただのスキル攻撃力アップのSRソウル並に成り下がってしまう事である。
総じてハイリスクハイリターンな上級者向けソウルとも言える。
+
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採用の変遷 |
実装されてすぐの頃は、当時人気のあった「 解放者 エリザ」のSR2枚効果でLv4から11目盛り速くなれるのに、キャストキル必須で癖が強いのにわざわざ選ぶのは地雷……みたいな空気があった(体感)
その後のVer.5.36-Bで人気が上がった要因としては、8周年記念アシスト「創聖模写・不変の救難」とスピード&スキル攻撃&キルダメの「 解放者 エリザ」との相性がもう一声、といった感じなのでビルド条件のない死神に注目が集まったことが考えられる。
(その後Ver.5.36-Hのカード追加あたりから、「速度は妥協してエリザのWR2枚キルダメ効果を先に発動させてもいいじゃね?」な空気ができて、以前に死神がランクインしたロビン・デスフック・スカーレットの三者いずれもエリザがランキングに戻ってきている。速度寄せにしたい人は死神も引き続き採用しているようだ)
なるべく早期に戦場をかき回したい、という点において スカーレットで採用された(Ver.5.35-C時点おすすめソウル2位→Ver.5.36-Kでは脱落)
レベル2時点から狙撃スキル「ジャストショット」が解禁して積極的にキルを狙いにいける ロビン・シャーウッドで研究する人もいる。(Ver5.34-C時点おすすめ2位→Ver.5.35-C時点では脱落→Ver.5.36-Bで再び1位→Ver.5.36-Kでは3位)
レベル3から「獲物ハ逃サヌ…」や手ぬぐいシギルで積極的にキルを狙いにいける デス・フックでも人気がある(追加されてすぐはランクインしていなかったが、Ver.5.36-B~Ver.5.36-Kで1位)
ミクサ、 フィー・ラプンツェルでもVer.5.36-Kで3位に入っている。
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特殊効果に「成長」と「特殊」の2項目あるソウルだが、重なりによってどちらかがより伸びるということはない。伸びるのは素ステータスのスキル攻撃力だけである。
【
冒険譚向け解説】
「
冒険譚」では、対人戦に比べてキャストキルしやすい事から、早い段階でスピードを大幅に上げたい時に重宝されるだろう。
特に使用されることの多い
ルカだと3キル目で目に見えるほど加速するので攻撃を回避しやすくなる
グリム童話『名付け親の死神』が出典。
日本の落語『死神』やイタリアのオペラ『クリスピーノと死神』と大筋の内容を共通とする。
クリスピーノという名はオペラの方の主人公の名前。
Ver1のアシスト
カード「名付け親の鎌」の元ネタ。
ある貧乏な男がいて、彼の名付け親だという死神が現れる。
死神は男に「自分の言うことに従えばお金持ちになれる」と告げ、男に医者と名乗らせ、ある患者がもう助からないか助かるかを正確に当てる手伝いをする。
正確な診断、あるいは死にかけの患者すら起き上がることもある評判の名医となり男は金持ちになるのである。
ここから欲をかいて男が傲慢になってしまうが、オペラの方では最後は悔い改めてハッピーエンドになる。
グリム童話と落語の方では、警告に逆らって死神が連れていくはずだった人間を生かしたことで怒りを買い、男は破滅する。
セリフの「炎が儚い」というのは、グリム童話の方にて死神が男を連れて行ったろうそくがたくさんある洞窟でのワンシーンが元になっている。(オペラの方の詳細は要確認)
命のろうそくで、人々の生命力を表しているのである。
神筆使いも不摂生をしたら命の炎が小さくなるかもしれない?
グリム童話バージョンは青空文庫でも読める。(
青空文庫へのリンク
)
そんなに長い話でもなく、はじめは神や悪魔が名付け親を名乗り出るのにそれを断る場面があるのが意味深だったりと面白い童話なのでぜひ読んでみてほしい。
ちなみに第一話と第二話があり、第二話は聖母マリアや女性の姿の死神が出てくるなどの差異があるのでWLW版は第二話の方に近いかもしれない。
名付け親と訳されているのは代母、代父と呼ぶこともあり神に対する契約の証人となる役割の者を言う。単に証人というだけでなく、後には後見人としての役割も担う。(
Wikipediaの記事
)
某イギリス魔法学校を描いた作品でも“名付け親”と主人公の絆が強く描かれているのをイメージしてもらえれば分かりやすいだろうか。
最終更新:2023年11月28日 09:46