銃ライダー一覧(平成仮面ライダー)

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銃ライダー一覧(平成仮面ライダー) - (2018/05/17 (木) 20:18:27) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2011/01/31(月) 05:16:06
更新日:2024/01/09 Tue 18:42:44
所要時間:約 15 分で読めます


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本項目は、『平成ライダーシリーズ』に登場する銃火器を使用するライダーについて記述する。




概要

2000年度に放映された『仮面ライダークウガ』を第一作とするシリーズ、通称『平成ライダーシリーズ』。

当シリーズ内には従来のいわゆる『昭和ライダー』のように拳や蹴りのような体術をメインに戦うライダーとは別に、
遠距離攻撃を可能とする火器を使って戦うライダーが毎年のように登場する。

これはクウガより以前に日曜朝8時に放送されていたメタルヒーローシリーズの路線を継いで、
子供にアピールしやすい武器である銃が玩具展開上、必須とされていたからだと言われている。

なお、昭和ライダーもメタルヒーローから影響を受けた形態であるロボライダーや、銃ではないが仮面ライダースーパー1が飛び道具を標準装備し、それ以前にもイレギュラー的に銃を使ったことはあり、
設定だけならライダーマンにマシンガンアームの設定があり、仮面ライダーV3コミカライズにてV3ホッパーが飛び道具にも使えるという描写や、
さらに遡れば厳密には仮面ライダーに入れないことが多いショッカーライダーは指からミサイルを撃ち、
仮面ライダー(漫画版)においてライダー二号は初登場のとき、本郷を襲撃したときにも使っていた光線銃でショッカーライダーを一掃している。



銃撃の問題点

シリーズ初期はリアリティ嗜好だったのか、他の東映特撮のように銃弾にビームのような演出を付ける事は基本的に無かった。
そのため火薬による爆発が基本的な演出となる。
クウガではCGによる演出があったが後の龍騎のように使い回しの出来る物ではなく結果、使用にコストがかかった。
火薬を頻繁に使うと制作費の消費やスーツの磨耗がひどくなるため、アクションでは銃撃は敬遠されがちになった。

ぶっちゃけた話、銃撃やらせるより殺陣やった方が画面に迫力があって安上がり

また玩具も銃よりの方が売れ行きがいいことが多い(そのため主人公最終武器は剣タイプの武器であることがほとんど)。
但し、剣型のオモチャは安全のために劇中より短くて不格好になってしまう事が多い。

近年では作風がアニメチックな演出を受け入れられる物になり、
CG技術の発展によるコスト低下と使用のノウハウが構築されたのか迫力のある銃撃が多用されるようになっている。



銃ライダーの傾向

基本的に火器を持ったライダーは遠距離攻撃が出来るというアドバンテージがあるためか、何らかの能力が弱くなっている所がある。

そのため、銃撃に耐えれるレベルの敵が現れると苦戦する場面が見られる。
キャラによっては初登場時との強さのギャップから一気に弱くなったように見られる事も。

一口に銃ライダーと言っても、機動力を生かしつつ連射でたたみかける連射型、敵を探査して正確に撃ち抜く狙撃型、硬い防具で攻撃を受けつつ強力な砲撃を決める砲撃型と、様々なタイプに分けられるが、得意分野が特に決まっていない銃ライダーも多い。



○銃を使うライダーはヘタレ?

そういった傾向のある銃使い達だが攻撃の派手さによるものか、一度やられるとそのギャップから弱体化したと見られてしまう。
仮面ライダー555に出てきたデルタは登場当初はかなりの強さだったにも関わらず終盤、
装着者が変わった事を期に敵に圧倒される描写が目立つようになる。

555以前にも仮面ライダーアギトにてG3が敵に苦戦する事が多かった事と、それらの作品を担当した脚本家が井上敏樹である事から、
『井上が脚本担当すると銃使いがヘタレる』、というジンクスが主に井上アンチを中心に広がってしまう。

しかし、後のゾルダやギャレンといった銃使いは井上がメイン回を担当した際には非常に高い戦果を挙げており、
上述のG-3やデルタも改良後は単体で怪人を倒したことや銃撃によるナイスフォローで強敵に対する逆転の契機を作る、
といった活躍する場面も少なからず存在している。

そのため、このジンクスは単なるパワーバランスの問題をわざと聞こえが悪い物にした結果だと思われる。



●歴代の銃ライダー(銃以外の射撃武器(弓矢など)、サブウェポン、派生・強化フォームにて用いるライダーも含む)


仮面ライダーV3(1973年度)

ライダーマンがアタッチメントのひとつとしてマシンガンアームを持つ。
没設定なので劇中では使用されてないが、後年漫画「仮面ライダーSPIRITS」や映画「仮面ライダー大戦」などで使用されている。


仮面ライダーBLACK RX(1988年度)

RXの3つの形態の一つとして光線銃ボルテックシューターを使用する悲しみ(炎)の王子ことロボライダーが登場。
銃撃のみならずその堅牢な装甲とパワーを生かした格闘戦も得意。
さらに、あらゆる電子機器にハイパーリンクが可能というバイオライダーとは別ベクトルのチート能力持ちである。


仮面ライダークウガ(2000年度)

フォームの一つにボウガンを使うペガサスフォームが登場。
50秒しか変身できない代わりに感覚が非常に鋭くなり、人や車で溢れる街中でもグロンギの居場所を正確に察知することが出来る。
そして見つけたグロンギをペガサスボウガンで正確に射抜き、一撃で仕留めるスナイパータイプのフォームである。
ただし50秒を超えてしまうと大きく体力を消耗し、しばらく変身が出来なくなってしまう諸刃の剣の様なフォームでもある。
後に強化形態としてライジングペガサスも登場し、こちらはさらに縮まって30秒しか変身できない*1が、
ペガサスフォーム以上に感覚が鋭くなり、ボウガンは3連射になってより強力な敵を倒せるようになった。
狙撃型の代表格とも言え、現在ほぼ唯一の、武器が銃(遠距離武器)であることのメリットを最大限に生かした戦い方をしたライダーである。


仮面ライダーアギト(2001年度)

序盤からのレギュラーとしてG3が登場。
敵も味方も超常の力を使う中、序盤は苦戦する事が多く弱いイメージも多い。
だが本当にどうしようもなかったのは最序盤のみで、
アンノウン用に改修された後は苦戦も多いものの普通にダメージを与えたり倒したりすることもあり、
G3-Xに強化された中盤からの活躍は目覚ましいもので最後まで人類としての能力のみで戦った。

特に最終回では、アギトシャイニングフォームエクシードギルスですら苦戦は免れないエルロードを二体まとめて一人で圧倒しており、相手がビビるほどの活躍を見せた。
劇場版では実質主役みたいな扱いを受けている。
メインは銃火器だが、それ以外にもナイフなど近接戦闘用の武器もいくつも持っている。


仮面ライダー龍騎(2002年度)

三人目のメイン格としてゾルダが登場。
ギガランチャーやギガキャノンといった大型火器による攻撃と、盾のギガアーマーによる防御を得意とした、砲撃型の代表格と言えるライダーである。
数少ない射撃型だが近距離に置いても他のライダーと張り合う強さを見せた。
ファイナルベントはまさに砲撃で、破壊力・迫力ともにピカイチ。
同じく最終盤まで残った龍騎ナイト王蛇が強化フォーム、戦力増強等のイベントがあった中、
彼だけは初期戦力のみで戦い抜いた実力者である(コメディ部分もこなすが最後まで特に著しくヘタレ化することもなかった)。

後に龍騎もサバイブに進化したことで、銃や剣としても運用できるドラグバイザーツバイを手に入れた。
このように銃と剣(に相当する近接武器)に変形・複合されている武器を装備したライダーは、実は龍騎が初めてだったりする
(ドラグバイザーツバイの場合は剣が展開するといった方が良いか)。
またナイトもサバイブに進化したことで、左手に装着されたダークバイザーツヴァイをシュートベントでボウガンに変形させられるようになった。


仮面ライダー555(2003年度)

3号ライダーとしてデルタが登場。当初は変身アイテムが敵側にあったので幾度もファイズの敵として立ちはだかるも、
なんやかんやで戻ってきたためファイズやカイザと共にオルフェノクと戦った。
装着者の三原が未熟な人間だったため、それまでのような強さは無くなったが彼の援護射撃は戦闘では非常に有用だった。
特に、流星塾跡地での北崎との戦いでは勝利の立役者とも言える射撃を見せた。

またファイズ・ブラスターフォームもメイン武器ファイズブラスターを砲撃モードに変形させることで砲撃戦を行ったり、
カイザはカイザブレイガンと呼ばれる複合武装を用いることで射撃戦や接近戦を仕掛けることが可能。

なお、『555』ではデルタ以外のライダーも劇場版を含め全員がサブウエポンとして銃を持っている(未使用者もあり)。


仮面ライダー剣(2004年度)

歴代屈指のネタキャラとして愛されているライダー、ギャレンが銃を使った。
その戦闘力は非常に波が大きく、ちょっとした通常怪人に苦戦する一方で、
なぜかボス格には安定した勝率を誇っており「強敵にしか勝てない男」という渾名も。
活躍時のカッコよさからネタだけではなくガチな人気も誇っている。

また、カリス及びワイルドカリスは弓を使用している。
劇場版に登場したラルクはクロスボウ型の武器を使用している。


仮面ライダー響鬼(2005年度)

管楽器を使う鬼・威吹鬼が登場。素早い動きで連射攻撃を仕掛ける連射型である。
銃撃の他、風を使った格闘技を得意としている。
序盤は普通に強かったのだが、スタッフが変更された中盤以降活躍が激減してしまう。


仮面ライダーカブト(2006年度)

トンボをモチーフにしたドレイクが登場。
キャストの問題で出番が比較的少なく、登場する話は殆どがコメディ調で本筋に関わる事は少なかった。
反面、登場した時の見せ場は非常に美味しく仕留めた敵の数はビートルコンビに次いで多い。
強さは普段はイマイチ頼りないが、大体女絡みで本気を出した時にはカブトとも互角以上にやり合えるほどである。

カブト自身も標準装備のカブトクナイガンやハイパーフォーム時ではパーフェクトゼクターと呼ばれる複合武装を変形させて銃として使い結構撃ってたり、
ガタックがマスクドフォームで肩にあるガタックバルカンのみでワームを倒したりなど、格闘戦メインの主役ライダーにもサブウエポンとして銃が与えられている。


仮面ライダー電王(2007年度)

電王の形態の一つに銃を使うガンフォームが存在。
踊るように素早く動きつつ、銃を連射するのが得意な連射型である。
銃の威力は非常に高く、特に必殺技でもない普通の銃撃の流れ弾だけでビル一棟をボロボロにしたほど。
しかし、人格担当のリュウタロスが周囲の被害なんてお構いなしに上記のような威力の高すぎる銃をぶっ放しまくるからか出番は非常に少なく、
テレビシリーズにて必殺技で仕留めた敵の数は実に初登場時の一体のみと下のバッシャーフォームに匹敵する少なさである。
イマジンとしてはレギュラーキャラであり、騒がしく子供っぽい性格もあってあまりヘタレや空気扱いされないのは救い。むしろウラが…

強化フォームであるクライマックスフォームは設定上基本4フォーム全ての武器が使用可能であり、わずかだが銃を使うシーンがある。

2号ライダーであるゼロノスも通常時からボウガンタイプの武器ゼロガッシャーを使い、
強化形態のゼロフォームではデネブが変形した専用火器デネビックバスターを用いる。
ただしゼロガッシャーはとしても使え、ゼロフォームでも近接戦闘でこっちを使う場面も多いため、
銃撃で戦う場面の印象は相対的には少なくなっている。

劇場版さらば仮面ライダー電王から登場したNEW電王はライフルと大剣が一体化したような武器「マチェーテディ」を使用する。
ほとんど剣としての使用のため銃ライダーという印象は薄い。

劇場版クライマックス刑事に登場したネガ電王はネガデンガッシャーの各形態を使用可能であり、銃を使うシーンもある。

劇場版超・電王トリロジーYELLOWに登場したG電王はデンガッシャーの十手モードとガンモードを使用している。


仮面ライダーキバ(2008年度)

キバ・バッシャーフォームが登場。
水の上を滑る演出に金が掛かり、アクションもイクサとの差別化に苦しんだらしく出番が少な目。
結果、必殺技で倒した敵はSDKファンガイア1人と不遇で次に登場した際には早くも弾き飛ばされてしまう。
更にエンペラーフォームの必殺技でもバッシャーフィーバーだけ使われることがなかった。*2
しかし能力設定上ではかなり強く、バッシャーフィーバーもバトライド・ウォーⅡにて実装されることとなった。

2号ライダーのイクサもメイン武器イクサカリバーに銃機能が付いており、
特に強化形態ライジングイクサは拳銃型のイクサライザーを用いる銃ライダーの一種と言える。
だが強化前後ともに剣モードのイクサカリバーも多様するため銃ライダーという印象が他より薄いのはゼロノスと同じか。
過去編のプロトイクサは近接戦闘用のイクサナックルのみで戦っていたのも拍車をかけている。


仮面ライダーディケイド(2009年度)

泥棒ライダー・ディエンドが登場。
彼は2号ライダーに珍しく初登場補正が切れた後もディケイドより強かったり、
FARで怪人を五、六体纏めて消し飛ばすなどなかなか強い。
後に超・電王トリロジーで主役を努めた。スーパーヒーロー大戦では実質ラスボス。
敵も味方もできると言うことは、良く言えば色々使えるトリックスター、悪く言えば扱いが一定しない脚本の被害者である。

主役のディケイドもメイン武器のライドブッカーが銃形態を持ち必殺技まであるが、
ゼロノスやイクサ同様剣形態もある上にインパクト絶大のカメンライドの前には銃使いの印象は皆無。


仮面ライダーW(2009年度)

主役であるWとその師であるスカルに銃が装備されている。
『ハードボイルドに銃は欠かせない』というPのこだわりからか弾道の変化が便利なルナトリガーや、
ここ一番の場面で使われるヒートトリガーといったように他の初期武装に比べ非常に優遇された。
なお、サイクロントリガーは唯一通常必殺技で敵を仕留められなかったものの、
メモリガジェット・バットショットをスコープに見立てて放ったトリガーバットシューティングでメモリブレイクを果たしている。


仮面ライダーOOO(2010年度)

仮面ライダーバースが銃ライダーに該当していたが、とあるエピソードにて銃を手放してしまった。
…とか思っていたら、あっさり二丁目の銃を開発者のドクター真木ィ!から貰って銃使いに復帰している。
しかし肝心のバースバスターを使う銃使いとしての能力はイマイチである。

バースバスター自体がセル三枚で次元断裂が出来るメダジャリバーやセル一枚で起動出来る各種CLAWSに比べて、
1発にセルメダル1枚必要とコストパフォーマンスが明らかに悪い上、
この手の武器にしては珍しく弾数関係の描写が非常にシビアであり、装填できるセルメダル数が少ない。
なので近くにセルメダル入れを用意しておかなければすぐに役立たずになってしまう。

そのくせ威力は特段高いわけではないというなんとも微妙な武器になってしまっていた。
そのせいか最初の装着者である伊達さんはCLAWSやプロレス技の方を多用していた。

ブレストキャノンの方の威力は強敵ヤミーでも一撃で倒せるほどだが、
劇中では他者のフォローに回ることが多かったので怪人撃破数は全2号ライダー中最低。
しかし、アシストとしては非常に有能でありオーズがバースの射撃に助けられた場面は少なくない。

オーズもプトティラコンボ登場後はメダガブリューを大砲として使えるが、
必殺技時以外はとして用いるためあまり銃ライダーとはみなされていない。


仮面ライダーフォーゼ(2011年度)

一応フォーゼ・ファイヤーステイツがヒーハックガンという銃を使うが…あれは銃といっていいのだろうか。
一応名前が火吐く銃で、設定では消火器と火炎放射器にもなる多種多様な銃ということだが。
また、マグネットステイツは両肩に砲塔を乗せた、固定砲台タイプの銃(?)ライダー。
両肩の砲塔は合体することで巨大なU字磁石の形をした超電磁砲になる。
その他、ガドリングスイッチも一応銃と言えるかもしれない。

このようにフォーゼ各形態はイメージ的に銃ライダーとは言いにくいものがあるが、
そもそも本作品にはそれ以外に銃使いのライダーが全然存在しなかったりする。


仮面ライダーウィザード(2012年度)

明確な銃ライダーではないが、ウィザードが銃と剣に変形するウィザーソードガンを多用。
変身前でも使える上「弾丸の軌道を操れる」という特性を活かし、 
ファントムに襲われるゲート→曲がる弾丸が飛んできてゲートを避けてファントムに当たる→晴人登場 
とむしろ変身前に印象的に使われた。『戦国MOVIE大合戦』でもこの印象的なシチュは使用されている。
フレイムドラゴンに強化されて以降はコピーリングでウィザーソードガンを複製、二丁拳銃も披露できる。
同様の武器をメイジも使用。こちらはウィザードとは違って銃形態のみしか使用していない。

また、2号ライダーであるビーストの強化フォームであるビーストハイパーは、ミラージュマグナムという銃を使う銃ライダーである。
立場上噛ませにされることも多かったが、アルゴスの眼による数十にも及ぶファンネルの包囲攻撃をアクロバティックな動きで
全てかわしながら的確に撃ち落とすなど、活躍もまた多かった。


仮面ライダー鎧武(2013年度)

正式な銃ライダーとしては龍玄・ブドウアームズが挙げられる。
専用アームズウェポンであるブドウ龍砲は速射性に優れており、後部に施された緑宝撃鉄というスライドレバーを引くことで威力は増強。
戦極ドライバーのカッティングブレードと併用することで必殺の銃撃「ドラゴンショット」が放たれる。

と、性能だけならそこまで悪くないのだが作品の中盤以降は龍玄の装着者である光実が悪堕ちしてしまい、
兄である貴虎が変身していた斬月・真で戦うようになり、
終盤でプロフェッサー凌馬からヨモツヘグリロックシードを得るまで龍玄は使われることがなかった。

なお途中で近接戦闘用のキウイアームズも追加されたが、
本編で出番がほとんどなかったため龍玄=銃使いという印象そのものは薄まらなかった。
本編最終回では光実が事実上の主人公を務め、トドメに極アームズとのライダーダブルキックを決めている。

因みに設定上ではブドウロックシードを使用すれば、だれでもブドウアームズを装着することができる。
実際ハイパーバトルビデオでは、斬月がブドウアームズを装着(ていうか試着)している。
尤もニーサンからは「刀の方が使いやすい」と言う理由で最終的に却下されているが。

明確な銃ライダーではないが、鎧武など一部のライダーは無双セイバーを使用する。
これは鍔が銃身になっている片刃の銃剣で、刀と銃が一体化している。
ガンモード時ではトリガーを引いて弾丸を連射するが、後部のスライドを引いて細目に再装填しないとすぐに弾切れになる。

また次世代アーマードライダー、およびジンバー鎧武は弓矢型の武器であるソニックアローを使用する。
エネルギーの矢を放つだけでなく、弓の両端部分が刃になっており、剣のように接近戦をこなすことも可能。

鎧武もカチドキアームズになると無双セイバーと強力なアームズウェポン・火縄大橙DJ銃を使用し、
極アームズになるとそれらに加えてブドウ龍砲とソニックアローまでも使いこなす。


仮面ライダードライブ(2014年度)

銃ライダーとしてはドライブ・タイプテクニックが挙げられる。
頭部にあたるテクニカメットに内蔵された分析装置・ヘッドアナライザーで目標を補足・分析しながら、
後方の敵を背を向けた状態のままドア銃で狙撃するという芸当を見せる狙撃型である。

ドア銃はSO-1合金製のホルスター部がそのままドアになった形状をしており空気中のエネルギーを圧縮し強力な光弾を放つが、
再装填時に完全に開閉しないと『半ドア!』とエラー音声が鳴る面倒な仕様。
しかし、ドア部は盾の機能を持ち、シフトカーを装填することで必殺の銃撃を放つ。因みにドア銃はドライブの共通武器である。

タイプフォーミュラが登場してからは、トレーラーを模したバズーカ砲・トレーラー砲も用いている。
トレーラー砲上部にシフトフォーミュラ、内部にシフトカー2台を装填することで強力な砲撃を放つ。

2号ライダーのマッハがバイクの前輪部分を形どった銃のゼンリンシューターを使用する。
ベルトにセットしたシグナルバイク、若しくはシフトカーによって異なる性質の弾を撃ち出す事が出来る上、
前輪部分を回転させる事で丸鋸の様に近接攻撃もこなす。

なお、ライダーではないが魔進チェイサーもブレイクガンナーという銃を使用。
暴走したロイミュードを処罰できるほどの威力を持ち、バイラルコアのみならずシフトカーにも対応できる。
チェイスが仮面ライダーチェイサーに変身にするようになってからも、ブレイクガンナーは引き続き使用されている。
ガンナーシリーズを用いるライダーとしては、銃・泥棒とディエンドと共通点も多いルパンダークドライブも挙げられる。


仮面ライダーゴースト(2015年度)

主役ライダーであるゴーストはメインウェポンである剣・ガンガンセイバーをガンモードに変形させることで射撃が可能となる。
武器の仕様上様々なフォームで使用できるが、劇中ではオレ、エジソン、ビリー・ザ・キッド魂にて使用。
ビリー・ザ・キッドに至ってはそれに加えて、専用サポートメカ・バットクロックをガンモードに変形させて二丁拳銃の要領で早打ちを披露したり、
2つを合体した猟銃形態のライフルモードで敵を狙い撃つ活躍を見せた。
他にもコンドルデンワーと合体したアローモードを使用したロビン魂も登場した。

強化形態である闘魂ブースト魂の武器・サングラスラッシャーもソード・ブラスターの2つのモードに変形する。
サングラスにゴースト眼魂を2つ装填することで強力な必殺技が発動可能。

2号ライダーのスペクターはマジックハンド型の武器・ガンガンハンドを使用する。
変形することで火縄銃に似た銃モードになり、ノブナガ魂時に必殺技を使用すると大量の銃モードが展開し長篠の戦い如く一斉射撃を行う。
後に強化形態であるディープスペクターに変身すると、サングラスラッシャーと同系統のディープスラッシャーも用いるようになる。

3号ライダーであるネクロムも特訓の末、ガンガンハンドと同系統のガンガンキャッチャーを入手した。
基本的な仕様はガンガンハンドと同じだが、色が異なるのと眼魂をセットできるスロットが追加されていることが特徴。


仮面ライダーエグゼイド(2016年度)

正式な銃ライダーとしてはスナイプが該当。実に龍玄以来3年ぶりとなる。
専用武器のガシャコンマグナムをハンドガンやライフルに変形させて、早打ちや狙撃を披露した。
また変身者のスタイルか、ゼロ距離射撃や蹴りを用いての格闘だけでなく、自身を弾丸代わりに高速回転させ突撃する荒技もこなした。
強化形態のコンバットシューティングゲーマー・レベル3はミサイルやガトリング砲による連射攻撃に加え、飛行能力も兼ね備えた連射型である。
さらに上の強化形態であるシミュレーションゲーマー・レベル50は、全身に10門もの砲塔を備え、盾としても使える両腕の主砲により、防御面にも優れた砲撃型である。

「黒いエグゼイド」ことゲンムも専用武器のガシャコンバグヴァイザーのビームガンモードで、射撃を仕掛けることが可能。
強化版のガシャコンバグヴァイザーツヴァイも登場し、ポッピークロノスが使用した。

後にエグゼイドパラドクスも遠近兼用の専用武器として、それぞれガシャコンキースラッシャーとガシャコンパラブレイガンを使用できるようになった。

また仮面ライダーレーザーターボも、スナイプ同様にコンバットシューティングゲーマーを使用できる。


仮面ライダービルド(2017年度)

主役ライダーであるビルドのメインウェポンであるドリル型長剣・ドリルクラッシャーはガンモードにも変形。
ハリネズミフルボトルと併用することで強力なガトリング攻撃が可能となる。
銃ライダーとしてはビルドのベストマッチフォーム・『天空の暴れん坊』ホークガトリングフォームが該当され、これは飛行しながらの連射攻撃が得意な連射型である。
専用武器のホークガトリンガーは片手持ちのガトリングガンで、銃口から小型の鳥型弾丸が発射され、中央のバレルを手動で回転させること中央のリボルマガジン内に弾数が装填、発射数が最大100発まで増幅される。
ビルドの武器は変身前でも使用可能で、本編では桐生戦兎だけでなく万丈龍我もドリルクラッシャーを使用している。
他にも、万丈が変身するクローズの派生形態/クローズチャージおよび猿渡一海が変身するグリスはツインブレイカーというメインウェポンを使用。
パイルバンカー型のアタックモードだけでなく、二連装ビーム砲型のビームモードにも変形し、遠距離攻撃も可能。

なお、ライダーではないが今作の敵組織であるファウストの幹部・ナイトローグブラッドスタークもトランスチームガンという銃を使用。
フルボトルを装填することにより特殊弾を発射し、スチームブレードという長剣を組み合わせることによりライフルモードに強化される。
後に、仮面ライダーローグとなった幻徳および鷲尾兄弟(リモコンブロス&エンジンブロス)はトランスチームガンの発展武器・ネビュラスチームガンを使用している。

後半、ついに本性を現したスターク/エボルトは真の姿であるエボルとなって以降も引き続きトランスチームガンを使用しているが、
ガトリングフルボトルとライダーエボルボトルを組み合わせることでホークガトリンガーを使用している。




追記・修正はイクサライザーやバースバスターの反動に耐え、羽ファンネルを撃ち落とせる闇堕ち属性のない不治の病のただの人間の人にお願いできるよね?
答えは聞いてない!


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