アクジキング

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アクジキング - (2017/12/30 (土) 19:32:16) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2016/12/31(土) 01:57:37
更新日:2023/12/27 Wed 23:00:31
所要時間:約 9 分で読めます




※『サン・ムーン』シナリオのネタバレを一部含みます。






















■データ


アローラ図鑑No.299/全国図鑑No.799
分類:あくじきポケモン
UBコード:UB-05 Gluttony
英語名:Guzzlord
高さ:5.5m
重さ:888.0kg

タイプ:あくドラゴン
特性:ビーストブースト(相手を倒すと、HP以外の自分の最も高い能力が1段階上がる)

HP:223
攻撃:101
防御:53
特攻:97
特防:53
素早:43


■概要


アローラ地方を脅かす謎の存在・ウルトラビーストの一種。

黒と黄の身体に、その身体の大半を占める巨大な口を持つ。
その口から、触腕のような竜の頭部のような形の舌が伸びている。
身体からは申し訳程度の小さな頭と腕があり、最早どっちが本体だかわからない姿をしている。
高さ5.5m、重さ888.0kgと、UBではテッカグヤに次ぐ巨体を誇る。

コードネーム『Gluttony(暴食)』の名が示すように、口に放り込めるものなら何でも食べてしまう悪食。
有機物無機物問わず何でも喰らい、山やビルをも飲み込んだ姿が目撃されている。
(ヨーギラスも進化するのに山一つ食うが)
眠りにつくとき以外は、とにかく何かを食べているという。
異常なまでの食事量でありながらフンは未発見であり、食べたものを100%エネルギーに変換していると言われている。

ちなみに、カビゴンは『眠ったままでも食っている』と説明されているので、ある意味良い勝負ではある。

名前の由来は『あくじき(悪食:普通では食べないものを食べること)』。
『悪事+キング』や『悪路王』とも掛かっていると思われる。

ポケリフレでの喜びポイントは眉間、嫌がりポイントは顎の下側。
嫌がる時もプンスカするというよりやめてほしそうになる、そんな表情豊かさを見せてくれる。
ただし、ウルトラビーストにしては珍しく触ると痛い思いをする場所があるので注意。

■ゲームでのアクジキング


殿堂入り後、ウルトラビーストのシナリオを進めていくことでゲットすることになる。
UBでは最後に戦う相手となる。

しまキングのクチナシがポニ島・エンドケイブの最奥へ誘導してくれており、そのエリアをうろついていると出現する。
レベルは70。
さらにオーラを纏い攻撃を2段階上昇させるため、中々の強敵となる。
アクジキングをゲットすると、UBを巡る物語は一段落を迎えることになる。

なお、アクジキング戦の前に、ハンサムから彼(?)に関する話を聞くことになる。
ハンサムが言うには、以前にもアローラ地方に出現したことがあるらしいが…?

そして、ウルトラサン・ウルトラムーンにおいては…ストーリー本筋には絡まなくなったが、アクジキングの故郷で上記とは違った衝撃や印象を与えてくれるのであった。

■対戦でのアクジキング


ハピナス、ラッキーに次いで全ポケモン中3位の莫大なHPを持つ。
それ以外は攻撃と特攻がやや高いくらいで、素早さに至ってはUB最遅である。

特性は他のUB同様にビーストブースト。
但し能力上昇系の常として、その特徴である莫大なHPが上がる事はない。敵を倒すとHP回復とか恐ろしすぎる
なので、性格や努力値を上手く調整して、他の必要なステータスを上昇させられるようにしたい。
個体値まで調整すれば素早さを上昇させることも可能だが、全体的に半端な能力を捨ててまで素早さを上げたいかと言うと疑問が残る。

同タイプのサザンドラが比較対象によく挙がるが、
火力・素早さで差をつけられており、特性「ふゆう」も無いため、サザンドラと同じ感覚で使うのは難しい。
これだけでもサザンドラなら圧倒的有利になる相手(ガラガラ(リージョンフォーム)、ギルガルドクレセリア等)に対して安易に後出しできないということであり、優位に立ち回れないのが痛い。
またサザンドラは基本的に特殊型で使われるが、実は攻撃種族値もアクジキングより僅かに高い。
さらにその進化前であるジヘッドも特性「はりきり」により禁止級とメガシンカを除くドラゴンタイプでは最高の物理火力を誇る上に「しんかのきせき」により耐久力も確保できる。
アクジキングを使う場合、持ち物なしでも高い耐久力やビーストブースト、技の存在等でサザンドラ系と差別化を図りたい

ドラゴンタイプらしく技範囲はかなり広い。
物理では「かみくだく」「ドラゴンダイブ」「じしん」「ヘビーボンバー」、特殊技は「あくのはどう」「だいもんじ」「ヘドロウェーブ」等。
ただ、ドラゴン技は物理では「げきりん」、特殊では「りゅうのはどう」を覚えないため、型によってドラゴン技は慎重に選びたいところ。
問題はむしろ「おいうち」「はたきおとす」「ふいうち」といった有用な悪技を悉く覚えない事か。

一方で補助技は乏しく、能力の積みは基本的に特性頼りになる。
耐久型の場合、回復手段が「ねむる」「たくわえる」「のみこむ」とやや癖のあるものしかない点にも注意が必要。
Zワザの「Zたくわえる」でHP全回復という手もある。


ウツロイド同様に1体しか捕獲できない点は、ウルトラサン・ウルトラムーンである程度緩和されたのでどちらか好きな方で厳選を狙えばよいだろう。
遭遇が楽なのはサン・ムーンだが、何体も入手したり色違いを狙うならウルトラ版の出番。
ただし、ウルトラビルディングにたどり着けるホールは非常にレアなので入念な下準備をしてウルトラワープライドに挑み続けよう。

USUMでは教え技によりげきりん・りゅうのはどう・はたきおとす・いえき・てっぺき・ドレインパンチなどを覚え、ドラゴン方面のタイプ一致技や小手先の技が充実。
しかし、サザンドラも「ゲップ」を使いこなして毒技でフェアリーに一泡吹かすということが出来てしまうので、やはり差別化は考えずダブル方面での戦果を目指してみたり、統一パの一員として頑張った方がいいのかもしれない。
なお、食いしん坊なくせに「むしくい」「ついばむ」は覚えられなかった。残念。




食いしん坊くんに 認められるとは
キミ すごいなぁ

なんでも 食べちゃう ヤツの項目だけど
大事に 追記・修正してやってね

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