テッカグヤ

登録日:2017/02/05 (日曜日) 00:43:16
更新日:2021/02/17 Wed 14:26:11
所要時間:約 4 分で読めます





※『サン・ムーン』シナリオのネタバレを一部含みます。











かがよふ



◆概要



「ムーン」「ウルトラムーン」バージョンのみ出現。
「サン」「ウルトラサン」バージョンではテッカグヤの代わりにカミツルギというウルトラビーストが登場する。


◆基礎データ


アローラ図鑑:No298、全国図鑑:No797
分類:うちあげポケモン
タイプ:はがね/ひこう
UBコード:UB-04 BLASTER
高さ:9.2m
重さ:999.9kg
英語名:Celesteela

特性:ビーストブースト(相手を倒すと、HP以外の自分の最も高い能力が1段階上がる)

種族値
HP:97
攻撃:101
防御:103
特攻:107
特防:101
素早さ:61
合計:570

努力値:攻撃+1、防御+1、特攻+1

タマゴグループ:未発見(性別不明)



◆特徴


門松を彷彿させる姿だが、本体が十二単(じゅうにひとえ)を纏った女性っぽい姿にも見える。
名前の由来は「鉄火」+「かぐや姫」と思われる。
カグヤだからなのか、ムーンまたはウルトラムーン限定である。
なお、かぐや姫の物語こと竹取物語は成り立ちこそ十二単の服装のあった平安時代だが、物語は奈良時代であるため、テッカグヤに限らず十二単を纏ったかぐや姫のデザインは厳密には正しくない。

本体と独立した両腕から大量の可燃性ガスをこの腕から勢いよく放出させて飛行する他、戦闘でも武器として使う。
飛行能力が凄まじく、瞬く間に地上から宇宙空間に到達できる。
この時噴射されるガスで森を焼き払う被害が報告されており、土壌から養分を摂取する姿を目撃されている。
高さはUB最大を誇っており、重さに至っては999.9kgと今まで最重量のゲンシグラードンを僅差で抜き、歴代ポケモン最重量にランクインした(同じ体重でコスモウムがいる)。


◆ゲームでのテッカグヤ


シナリオ中でその姿を見るのは、殿堂入り後のリラハンサムのシナリオUB捕獲イベント。
デンジュモクを捕獲した後、ムーン限定で「ハイナ砂漠」か「マリエ庭園」に出現する。
レベルは65で2匹捕獲できるが、ウルトラビーストのオーラをまとい防御が2段階上昇する。
ただし捕獲バトル時の技は「ボディパージ/タネばくだん/ロケットずつき/てっぺき」とタイプ一致技を覚えていないので破壊力は控えめ。



◆対戦でのテッカグヤ


弱点2つ・半減8つ・無効2つと優秀なタイプ。
種族値の偏りが激しい他のUB達と比べると素早さが低い以外はバランスの良い配分になっている。
一見すると特徴のない器用貧乏かと思いきや、特性ビーストブーストによる能力値上昇が調整次第で素早さを含めてどれも出来るという絶妙な配分になっている。*1
相手からすれば「対峙するまで何をしてくるか、どのステータスを上昇させるか分からない」と他のUB達にない特徴がある。

タイプ一致のはがねタイプでは「ヘビーボンバー」を覚え、最重量なので多くのポケモンに対して100~120台を叩きだせる上、「ちいさくなる」を使うポケモンに必中&ダメージ2倍を与える。
一方でひこうタイプの一致技は「エアスラッシュ」「アクロバット」「そらをとぶ」と癖が無いのは「エアスラッシュ」のみで、優秀なサブ技と変化技を多く覚えるので、あまり搭載されない。と言うよりこの体格でアクロバットできるのか……。
サブウェポンも異常に多く、くさタイプでも無いのに「ギガドレイン」「タネばくだん」「エナジーボール」と覚えるが、くさ技は半減が多い。
設定故に「かえんほうしゃ」「だいもんじ」「ニトロチャージ」といった役割破壊で優秀なほのお技を覚えることができるので、はがねタイプに強く出れる。

設定からの発展なのか「だいばくはつ」を覚えられるので、何かひと仕事した後に自爆退場することも可能。

他にも対でんきタイプ用かつ攻撃範囲の広い「じしん」、浮いてるポケモン対策用の「ストーンエッジ」と幅広い技を持っているので、自身の火力自体は決して高い方ではないが読みが出来るのなら抜群を狙え、後出しでも無傷で狩れるポケモンがほぼ居ないと言うのも特徴か。

変化技も一貫性の高く回復効果もある削り技「やどりぎのタネ」、メインウェポンの威力と引き換えに低めの素早さを補う「ボディパージ」、多くの攻撃技や変化技を防ぎ、やどりぎと相性が良い「みがわり」、ダブルにうってつけの「ワイドガード」、他に「どくどく」「きんぞくおん」と優秀なものを覚える。
まとめると、

  • はがね&ひこうと半減タイプの多さで耐久に優れたタイプ
  • 特性ビーストブーストによるステータス上昇によるカスタマイズ性が高い
  • サブ技がじめん、ほのおタイプなどと相性補完が抜群なタイプを覚える
  • 物理・特殊受け、物理・特殊・両刀アタッカー、やどみがと型が豊富
  • 第7世代で強力なフェアリーが増え、コケコデデンネ以外のフェアリーにタイプ一致技で弱点つかれずに倒せる。しかもゼルネアス以外ならヘビーボンバーで安定して相手できる
  • ガブリアスランドロスのタイプ一致技を半減以下にできる

上記のようにその汎用性の高さから、SMレートシーズン1での使用率はシングル・ダブル・スペシャル・WCSのどの部門もトップ10に入っていた。
シーズン2からはリザードンバシャーモが帰還した事により採用率が多少落ちたが、それでも強力なポケモンである事に変わりはない。

相性補完でガブリアスと組んだ「テッカガブ」と呼ばれるコンビもよく使われている。
ただ最近は当のガブリアスの勢いが落ちている為、バシャーモやランドロスと組んでいる場合が多い。と言うより一番ランドロスと組んでる。

これほどの能力水準でも高いのだが、努力値システムや技の威力も油断できないのがポケモン対戦。
一見高い数値に見えても、耐久に努力値を振らないとほのお技やでんき技であっさりと倒されやすい点には注意。
また、先制技を覚えない。ニトロチャージ抜きで相手の方が速いと押され負けする可能性だってある。

そしてテッカグヤを運用する中でやはり一番重要になるのが性格選択及び努力値調整である。
ぶっぱならともかく、どの役割を持たせるのか、ブーストによって上げたい能力はどれなのかをしっかり考えないとただの器用貧乏になってしまう。
強力なポケモンであるのは間違いないが、実はかなり繊細な育成を要するポケモンでもあるのである。竹だけに

USMでは新たに「ばかぢから」や「とおせんぼう」等を得たものの、元々技に困らない為か採用は稀。


◆アニメでのテッカグヤ


S&M第69話「輝け星舟テッカグヤ!」にて初登場。
満月を見るために、家族でメレメレ島の竹林にキャンプに来ていたマーマネに、埋まっているところを発見された。
翌日にサトシたちに掘り起こされたが、このテッカグヤは約200年も前から地中に埋まっており、飛び発つために必要な高圧ガスを土から生成していた。
ルザミーネの見立てから、じきに飛び発ってあたりの竹林を焼け野原にしてしまうのを防ぐためにウルトラガーディアンズが出動することに。
根を張っているためかウルトラボールに入らず、ロケット団の介入も発生するトラブルがあったが、
マーマネの咄嗟の機転で竹林に被害を与えずにその場でテッカグヤを飛行・帰還させることに成功した。
その際、マーマネの声かけや別れの言葉に反応して笑顔を見せているように見えるが……*2

なおウルトラビーストなのにウルトラホールに帰らず、月に向かって飛んで行っている。
ポケモンでは珍しく一切声を出さず、周りの状況に全く意を解さずロケットを噴射するというUBらしい不気味さを持つ。
口元だけは僅かに動き感情を表している。
アローラ地方のおとぎ話「星舟カグヤ」によると、遥か昔にもアローラの竹林に来ていた模様。おとぎ話ではテッカグヤの進化前もしくは幼体と思われる姿が描かれているが、あくまでイメージ像なので本当に存在するのかは不明。

因みに根を張っている間は追加のパーツが付いているようで、飛び発つときにパージしていた。
ロケット団のロボットがモビルトレースシステムに酷似しているなど何かとメカメカしい回だった。


◆余談


  • その巨体さ故にポケリフレでは上画面分を使うことになる。撫でて喜ぶ箇所は頭頂部、嫌がる箇所は顔の左右を突き出している飾り。

  • 鳴き声や女性的な見た目からネットで投稿されているイラストでは女性っぽく描かれているが多い。なお口元はからくり人形ライク。

  • 型の豊富さから需要が高く、GTSで求めているユーザーが多い。ただし、有用な性格が流れてくる事は滅多にない。


追記、修正は体重をカンストさせ体長9メートルになってからお願いします。

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最終更新:2021年02月17日 14:26

*1 臆病の場合最速にしても特攻が勝るが、特攻個体値が22〜23以下なら素早さにブーストがかけられる

*2 実は口を大きめに開くのはテッカグヤにとって怒りの表情