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スモッグ(ポケモン)

登録日:2012/05/23 Wed 09:27:09
更新日:2026/10/24 Sat 16:58:35
所要時間:約 3 分で読めます






チャオブーは 新しく
スモッグを 覚えたい……
しかし チャオブーは 技を 4つ
覚えるので せいいっぱいだ!

スモッグの 代わりに
他の 技を 忘れさせますか?

 忘れさせる 
⇒忘れさせない


それでは…… スモッグを
覚えるのを あきらめますか?

⇒スモッグを あきらめる!
 スモッグを あきらめない


チャオブーは スモッグを
覚えずに おわった!






スモッグ(笑)










汚れた ガスを
相手に 吹きつけて 攻撃する。
毒状態に することが ある。

(『スカーレット・バイオレット』の技説明より)



スモッグ とは、『ポケットモンスター』シリーズに登場する技の一種。




◆わざの基本データ



初登場:第一世代
タイプ:どく
分類:特殊
威力:20 → 30(『X・Y』以降)
命中:70
PP:20
範囲:単体
優先度:0
接触:×
追加効果:40%の確率で相手をどく状態にする。
備考:『Pokemon Champions』では使用不可



◆概要


初代『ポケットモンスター 赤・緑』から登場している どくタイプ の攻撃技だが、
誰からも使われない可哀想なわざである。


◇解説

元々どくタイプは 弱点を突けるタイプがくさタイプのみであり、はがねタイプには無効化される等 耐性を持つタイプが5つも存在し、攻撃面の相性が不遇な傾向にある。
そのため、一時期はサブウェポンはおろか下手すりゃタイプ一致ですら使われないことも多かった。
(フェアリータイプ登場した第六世代以降はどく技の需要が上がったが、この技の出番はお察しください。)


そんなどくタイプの技のなかでもこの「スモッグ」は
…といった 頭一つ飛び抜けた性能(悪い意味で)を誇る。
まさに誰得仕様。


初出の第一世代の時点では、習得可否を除けば「ヘドロこうげき」(当時のみどく付与率4割)の完全下位互換で、第二世代以降も総合性能はヘドロ系を大きく下回る。
どくタイプの基本技という立ち位置にしても、第一世代の時点で「どくばり」と「ようかいえき」があるので供給過多気味。

こんな性能なのに、似たような扱いの多くの地味な技や処理が煩雑な技の削除・入れ替えが度々起こっている第八世代や第九世代でも、この技は 削除されずに続投し続けるという謎の優遇を受けていたのだが、『Champions』で遂に削除された。


一応何気に 40%という高確率で相手をどく状態にできる。
…が、というか「スモッグ」が4割でどく状態にできる事実を知っている人が全世界にどれだけいるのか。

また、ほのおタイプのポケモンにもこのわざを覚えられるポケモンが何匹か存在するが、サブウェポンの候補にすらならない。
ほのおタイプのポケモンが覚えるのは、火山ガスやプラスチックなどを燃やした際に発生する有毒ガスのイメージだろうか。

なお、この技は今でこそ特殊技だが、第三世代まではどくタイプ全般が物理技なので当然この技も物理技。
だが、当時の習得可能なポケモンはどくタイプにしてもほのおタイプにしてもどちらかというと特殊面に長けるポケモンの習得者が多く、物理面に長けるポケモンに限って大半が覚えてくれなかった。覚えたところで使わんけど。
第四世代以降は特殊技に変更された。


一応、第六世代では威力が10上がった。
しかし、第六世代は「どくどく」がどくタイプが使用すると必中になったり、「どくどくのキバ」の追加効果発動率が50%に引き上げられている為やはり影が薄い。
ぶっちゃけ「だからどうした」の言葉で済まされるレベル。

第七世代では Zワザ として放つことで威力100のどく技として使えるようになったが、サブ技として撃てるほのおタイプ達とさほど相性が良いわけでもない。
みず/フェアリー 複合のマリルリ・アシレーヌ・カプ・レヒレ対策にしても くさ技 や でんき技で十分だったり、そもそもZワザ型に向かない等の理由で使われない。


◇シナリオ中における「スモッグ」

旅パでは序盤の主力として、「ひのこ」や「みずでっぽう」などはよく使われるが、この「スモッグ」は低火力・不安定のため、序盤のわざとしても使われない。

というか、この技を覚えるのがポカブ系を除き殆どが中盤~後半に登場する奴らばかりで、そもそも序盤に使いようがないことが多い。

サブ技で覚えるほのおタイプもストーリー攻略中にコレを使う位ならば タイプ一致の「ひのこ」でも撃った方が遥かにマシである。


一方、ストーリー攻略で "相手に" 使われると地味に厄介な技である。

ダメージはしょぼいのに追加効果の発生率は高く、相手を倒した後も毒によるダメージは受け続けることになる。
攻略中はポケセンに着くまでに連戦を余儀なくされることもあり、毒を浴びたままトレーナーと戦えば例えレベルが高くてもHPを消耗していく。

更に初代から第四世代まではフィールド上でも一定歩数歩くごとに毒のダメージを受けていたため、早めに回復させないと大変だった。
特にひんしになるまでダメージを受け続けていた第三世代までだと尚更。
ドガースなどに使われて嫌な思いをした人も居るかもしれない。

第五世代からはフィールドダメージがなくなり、第六世代からは仲良し度を上げることで自力で回復できるようになったが、スリップダメージが厄介なのは相変わらず。


敵に使われると面倒臭いが、自分が使うと役に立たない。
埋葬ポケモン ならぬ 埋葬技。

…と言っても敵に使われると言う事、タイプ一致で使えるポケモンがいるだけまだマシであろう。ポケモンの技にはもっと悲惨な技(「からみつく*1」など)もあるのだから…。

ちなみに同じくらい不遇だった「どくガス」は、現在は命中率90%の全体技となっている。この差は一体何なんだ。


実は『ポケモンコンテスト』で「スモッグ」のあとに「えんまく」を使うとコンボになったりする。
この事実を知っている人が全世界にどれだk(ry


なお、『ポケモン』シリーズでのアクションRPGとなる『Pokémon LEGENDS アルセウス』及び『Pokémon LEGENDS Z-A』では、技自体が登場しない。

最新作の『Z-A』では最初の3匹であるポカブも「スモッグ」を覚えるはずなのに、ご丁寧にレベルアップで覚える技自体が変更されている。
『Z-A』の状態異常技は使い道があるのに…

それに対して、似たような演出である「えんまく」は『煙の中では野生のポケモンに見つからない』という効果を持って『Z-A』から再登場している。
どうしてここまで差がついたのか…


◇対戦おける「スモッグ」

上記参照…(´・ω・`)

ちなみに、同じスモッグでも第五世代から登場した似た名前の「クリアスモッグ」は 威力50・必中 と威力こそ低いが 完全上位互換の上に 相手の能力変動をリセットする「くろいきり」と同じ効果 を持つ。
当然相手の積み技対策になる*2為、採用率は勿論あちらが上。



◆「スモッグ」を習得可能なポケモン




『赤・緑』ではドガースとマタドガスが Lv.1、ブーバーが Lv.52 でのみ覚えられるわざであり、意外にも覚えられるポケモンは非常に少なかった。

『ピカチュウ』版では上記の3匹だけでなく、ブースターも Lv.42 で覚えるという謎の仕様が追加された。
唯一王は当時からこういう扱いだったのである。

後の世代でマグマッグ系統やコータスなど、ほのおタイプを中心にこのわざを覚えるポケモンが増えていった。

第三世代以降、ブーバーの「スモッグ」習得レベルは Lv.1 になったのだが、
第四世代以降、ブースターの「スモッグ」習得レベルが Lv.57 になるというさらに謎の仕様が追加された*5。
なお、第八世代以降のブースターの現在の習得レベルは Lv.20。



◆アニメでの「スモッグ」


コジロウのマタドガスが何度か使用し、ピカチュウやサトシを煙で苦しめた。

『ダイヤモンド&パール』編 第132話 ではシンジのブーバーンも使用。
アニメ補正により強力な技と化し、サトシのブイゼルにダメージを与え、ゲームとアニメの違いを見せつけた。

他にもアスナのマグマッグやノボリのシャンデラ、パキラのメガヘルガーなどが使用している。





追記・修正は「スモッグ」をメインウェポンにしてからお願いします。

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最終更新:2026年10月24日 16:58

*1 10%の確率で素早さを下げるノーマル技だが威力がたった10しかない上にタイプ一致で使えるポケモンはドーブル以外におらず、対人戦どころかシナリオですら序盤でも使われない等かなり悲惨な技。そしてそれが仇となったのか、第八世代で廃止。

*2 効かないはがねタイプは除く。

*3 なんと第八世代にて今頃になっての新規習得。ところが第九世代では覚えられなくなってしまい、使用できたのは『BD・SP』のみ。なお『ソード・シールド』には内定していない。

*4 『LP・LE』のみ Lv.1で覚える。しかし『ソード・シールド』以降は再び遺伝限定になった。

*5 『ブラック2・ホワイト2』にて習得レベルが Lv.33 に変更された。それでも遅すぎるのだが。