登録日:2021/10/28 Fri 17:24:52
更新日:2025/04/09 Wed 01:38:55
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地上最強の男を見たいかーーーーッ
加藤「ま…まさに、おとぎの国…!」
地下闘技場とは『
バキシリーズ』に登場する地下格闘技施設の名称。
●目次
【概要】
世界最高レベルの大富豪・徳川光成が主催する地下格闘技施設。
表舞台で活躍する格闘家達にとっての、まさに「聖地」となっている。
東京ドームの地下6階に存在し、シリーズ第一部の『グラップラー刃牙』の序章「地下闘技場編」及び「最大トーナメント編」の主な舞台となり、それ以降のシリーズでも度々登場する。
【歴史】
作中の時代から300年前の元和偃武に伴い、戦いという自己表現を失い荒れ狂っていた武芸者のために、
徳川家光が腹心徳川頼房の子・徳川光圀に命じ、後楽園に造らせた闘技場の後継が始まりとされる。
光圀は闘技場の充実のため、後の
水戸黄門で知られる諸国漫遊の旅を行い、日本各地の武芸者をスカウトして周った。
文明開化の影響で明治22年に「
決闘罪」が制定され、公の運営が難しくなるが、光成の父である光信は治安維持を理由に法を黙認させた。
なお、愚地独歩が若い頃までは後楽園の地下に存在しており、現在の地下闘技場は光成が東京ドーム建設の際に建設費協力を条件に地下に増築したものである。
また、2021年に
週刊少年チャンピオンに掲載されたコラボ漫画によれば、徳川幕府七代将軍
徳川家継(当時5歳)の命を受けて結成された商人組合の流れを汲む
企業組合が運営する裏格闘仕合とは、同じ徳川家由来であることから「兄弟」として一世紀を超える交流が密かに保たれているという。
各々の闘技場の古馴染や幹部にはその事実を知って観戦する者も居れば、交流があること自体を把握していない者も居る。
【特徴】
◆ルール
ルールはざっくり言うと「武器の使用以外は何をしてもOK」という非常にシンプルなもの。
審判も基本的におらず、勝敗はギブアップかKOのみ。
なお、殺人は(試合中の事故死を除いて)ご法度である。
試合はだいたい月に一度か、ふた月に一度ぐらいのペースで行われる模様。
なので『バキ』~『範馬刃牙』では存在が薄くなってしまったが、劇中語られなかっただけで試合はちゃんと行われていたのである。
試合のラインナップは、現実の
プロレスやK-1などと同じく、1回戦以降から数試合、セミファイナル、ファイナルの順で行われる。
対戦の組み合わせは事前に観客にも知らされるようだが、時折予想だにしないファイターが参戦する事もある。
チャンピオンの刃牙との対戦はあらゆる格闘家が望むものの、順番待ちの状態。
◆待遇
裏の格闘技施設という位置付けであるが、実はこの手の施設には珍しくファイトマネーが一切支払われない。
というのもこの闘技場は興行目的ではなく戦いが唯一の自己表現法でもあった当時の武芸者がその力を振るうための場として設立されたことが大きい。
ということは刃牙のやつ通常のバイトでもしてるのか?(「大家さん、あの、家賃……」「いいわよお給料が入ってからで」)←さすがに光成がパトロンしてるんじゃないかな…
また、光成のワンマン経営で組織内の派閥も存在しないため試合に金銭や政治的駆け引きが絡んで来ることもなく、
陰謀や政治で勝敗が左右されることも無いため、
達人同士が純粋に力で競い合い勝敗を決める真剣勝負が行えるのも特徴。
光成は
「ここでの戦いは公平なんじゃ」と言っているが、まさにその通りと言える。
◆観客層
公にはできない格闘場ゆえ、観客も特別に選ばれた秘密を守れる観客のみ。
熱心な格闘技ファンから、選手達の親族や友人・パトロン・スポンサーまで、客層は様々。
少なくとも
同雑誌にやってた料理漫画みたいな酷いヤジ飛ばしたり物投げたりするモラルのないクソ観客はいない。
いたらいたで、闘技者足元の歯片1つが飛来して喉仏砕きそうだが。テンションは高いので、あまりにも常軌を逸したファイトスタイルには尤もなツッコミが入る程度。或いは、居合わせた鬼が突然乱入して
頭の皮を剥ぐ
程度である。
…ただ、武蔵vs烈海王戦は、流石に良心が耐えられなかったのか武蔵による烈殺害をリークした裏切り者がいた。
また、通常の客すら入れていないピクルVS
ベンガルトラの時にはカメラを仕込まれて、そこから
みのもんたマスコミに叩かれている。
【施設】
闘技場は
リングではなく木の柵で囲まれた八角形の砂場。
試合後も取り替えないようで、今までの対戦した選手達の歯や爪
、小便などが混入されており、
ガイアvs
シコルスキー戦ではガイアの環境利用闘法によりシコルスキー相手に猛威を振るった。
…正直不衛生過ぎるので、年に一回ぐらい取り替えた方がいいんじゃないですかね?御老公…
観客席と隔てる柵は木製なので、よく壊される。
東側通路。
実際のリングにおける青コーナーとして扱われる場合が多い。
西側通路。
青龍の方角に対し、こちらは赤コーナーとして扱われる事が多い。
ただし、「そう使われる事が多い」と言うだけで、白虎の方角が「格上」という訳では決してない。
実際、地下闘技場チャンピオンの刃牙が青龍の方角になる事も珍しくない為、実際のところは(あくまでファイター同士の立場は対等という意味での)「適当」なのかもしれない。
北側通路。主に職員が使う。
最大トーナメント一回戦では、何故か青龍の方角の代わりに使われた。
南側通路。こちらも職員が使う事が多い。
アニメ版では、この方角に実況席と光成自身や勇次郎などが観戦するVIP席が設けられている。
「世界一のドクター(光成談)」(CV:永野善一)が常に常駐しており、試合における負傷のアフターフォローもバッチリ。
「世界一のドクター」の評価は伊達ではなく、刃牙が
鎬昂昇の『紐切り』で視神経や腕の神経を切断されても、見事に完治してみせた程の名医。
恐らく劇中で彼と肩を並べられるのは鎬紅葉と、独歩の旧友である「繋ぎ屋」梅澤医師の二人ぐらいだろう。
「最大トーナメント編」では、試合を終えた鎬紅葉と二人体制でファイター達の治療に勤しんだ。
ちなみに、ファイトマネーが支払われない代わりに、ここの治療費・入院費等は全てタダ。
なので、ファイターは心置きなく戦えるのである。
選手用の控え室。
大部屋から個人向けの個室、そして
猛獣や勇次郎を閉じ込めておく檻まで大小様々ある。
【用語】
地下闘技場所属の格闘家・武術家の総称。
プロレスラー、空手家、大相撲力士、プロボクサーといった表格闘技界でも名の知れた著名人や有名団体・流派所属の選手も数多く参加している。
上記の通り闘士達にファイトマネーが支払われることはないが、参加闘士は純粋に強くなりたい、強者と戦いたい、己の武術・格闘技術を極めたい者が殆どのため、特に不満などは出ておらず、試合をビジネスだと割り切っている者もいない。
表の格闘家にとっては、地下闘技場で戦う事はある種のステータスであり、「最凶死刑囚編」に登場した元柔道日本ーの舘岡曰く
「ここで戦えば金(ファイトマネー)なんて後から幾らでも湧いてくる」との事。
実際、地下闘技場の観客にはプロモーターやスポンサーなどもごまんといるので、それ等にアピールするにはまたとないチャンスなのだろう。
一番下のCリーグ〜Aリーグまでが存在するものと思われる。
地下闘技場所属の格闘家に加え光成が世界中から集めた格闘家・武術家達を加えて行われたトーナメント。
優勝者には
時価10億相当のチャンピオンベルト(
古代ローマ・パンクラチオンの歴代王者の腰に巻かれていたもの)が献呈される。
これは基本的に報酬は一切出ない地下闘技場でのイベントとしては異質。
【所属人物・闘士】
◆主催者
CV:楠見尚己(アニメ版)、
龍田直樹(OVA)、納谷六朗(BeeTV)、中務貴幸(OAD)、
麦人(2018年アニメ版〜)
水戸黄門の末裔。徳川財閥の十三代目当主で、東京ドーム地下闘技場主催者。
この世界最高の金持ちで、現役の総理大臣さえも畏まり恐縮するほどの傑物であり、
影の黒幕としての権力を見せ、人間的に熟達している。
格闘技を愛し、ファイターたちの闘いを見ることを何よりも楽しみにしている。
一方で自身の職業を「結婚相談所」と称しており、地下闘技場は三度の飯より闘いが大好きな人間同士の出会いの場と考えている。
CV:小野健一
地下闘技場の案内人。蓄えた髭が渋い初老の紳士。
刃牙のマネージャー的な存在でもあり、彼の最大の理解者の一人。
◆闘士
地下闘技場編
ご存知主人公。
地上最強の生物・
範馬勇次郎の息子で東京ドーム地下闘技場最年少チャンピオンにして地上最強の高校生。
主人公補正の塊。
世界最大のフルコンタクト空手団体「神心会」総元締。
片手を切り落とされても切り落とされた方の腕で殴る人。
初期に勇次郎と戦い片目を奪われ隻眼となるが、この戦いはシリーズでもベストバウトとして名高い。
が、現在となっては考えられない闘いでもある。
モデルは大山倍達……と言ってはマス大山が冥土から苦情の正拳入れてきそうな、ジ・板垣空手家。
神心会のデンジャラス・ライオン。
まっとうな格闘技としての空手に飽き足らず、ヤクザの
用心棒になって
拳銃や
日本刀相手のストリートファイトに明け暮れていた。
しかし師の独歩に諭され闘技場に案内される。
何をトチ狂ったかドリアンに惨敗した克巳が一時師事していた。
最凶死刑囚の一人
ドリアンに立ち向かうもフルボッコにされ、ズタズタに切り刻まれた上に見せしめとして本部道場のサンドバッグに詰め込まれる。
が、その後車椅子に乗せられた瀕死の状態ながらもドリアンに立ち向かった事で、ガチビビリしたドリアンが降参して「勝利」した。
その後は驚異的な回復を見せ、同じ「実戦」を追求するタイプの本部流柔術と交流を深めている。
鎬流空手を駆使する空手家。紐切り鎬。
斬撃にまで昇華させた
手刀・足刀・
貫き手で神経を切断することができる。上記の視神経切断も彼の技。
第2部で死刑囚の
ドイルに戦いを挑むも
ブレストファイヤーされて以降出番が少なくなる。
昂昇の兄で医者兼格闘家。スーパードクター。
ヘヴィ級ボクサーの瞬発性、スプリンターの機動性、アマチュアレスラーの柔軟性、マラソンランナーの持久力を全て備えた究極の身体能力を持つ。
医者としての腕も凄まじいが、その裏には多くの人体実験を行い犠牲者を作ってきたという暗い過去がある。
必殺技は掌打で人体の水を揺らす打震。試合中に自ら手術をして自分の視神経を繋げた事も。
現在では外伝含め医者としての出番のみ。
バキシリーズでは登場人物がやたらズタボロになるシーンがあるが、
「紅葉がいるから」の一言でだいたいどうにかなる。
CV:川津泰彦
大相撲横綱。
セミファイナルで下記の久隅と対戦し、相撲では禁じ手の金的攻撃で不意をつき勝利。
現役横綱でありながらも、地下闘技場のダーティーなバトルにかなり慣れている事がうかがい知れる。
「最大トーナメント編」時点で既に現役を引退したようで、相撲がフューチャリングされた「バキ道」にも登場するかと思われたが、残念ながら未登場。
夢枕獏作の外伝小説「ゆうえんち」にも登場し、独歩と死闘を行った。
モデルは昭和の大横綱・故:千代の富士関。
CV:永野善一(OVA)、中尾みち雄(アニメ版)
人気プロレスラーで、メーンイベンター。
龍金剛に敗退後、鎬昂昇にケンカを売ってしまった為に、『紐切り』で視力を奪われたカワイソーな人。
「最大トーナメント編」では、
猪狩のセコンドとして登場。
視力はまだ完全に戻ってなかったらしく、
サングラスを掛けていた。
モデルは
長州力。
CV:清水敏孝(アニメ版)、板倉チヒロ(BeeTV)、沼田祐介(2018年アニメ版〜)
プロレスラーにして、本部流柔術の一番弟子。
女好きの色黒
イケメン。
「格闘技の大天才」と謳われ、鳴り物入りで登場したが、プロレスを舐めた態度をとった為、マウント斗羽に制裁されて
歯が一本にされてしまった。
その後は本部の元に戻ったそうだが、それなりに出番のある加藤と違ってパッとしない。
久々に再登場した「刃牙らへん」では髭を生やしたワイルドな風貌になり、花山と腕試しを行うも途中で逃走。その後本部の道場で鎬昂昇と試合を行った。
モデルは多分羽賀○二
大日本プロレスのベテランプロレスラー。
身長209cm、体重150kgの超巨体から産み出される圧倒的な体力と、30年にわたるレスラー生活で培われた超一流のテクニックを兼ね備えた実力派。
花田の代役として地下闘技場に出場し、刃牙と対戦した。
CV:小野健一
光成付のボディーガードであり、正ファイター。
相手の攻撃を完コピする防御に特化した戦法を取るが、決定打に欠けていた為、幼年期の刃牙の「虎王」に似た関節技で敗北。
正ファイターと言っても、実はCリーグのドンケツ(最下位)だったらしく、刃牙は彼に成り代わって地下闘技場のファイターとなった。
その後はボディーガード業に専念してるようで、光成の付き人として度々登場してドリアンにフルボッコにされている。
最大トーナメント編
白林寺で中国武術を極めた
海王の一人。
作中随一のツンデレ。読者ならば誰しもその手料理を食べたいと思うはず。
得意料理は14kgの砂糖水。
独歩の養子。神心会空手総帥。空手界の最終兵器。
最大トーナメントで初登場してからしばらく「空手家じゃなくていい」など迷走・暴虐の限りを尽くし『空手界の最終兵器(笑)』という状態であったが、
「ピクル編」で最終兵器っぷりを発揮。
必殺技「マッハ突き」を強化した「真マッハ突き」を編み出し、最終的に“当てない打撃”「俺だけが掴んだ俺だけのマッハ」を編み出す。
魔法が解けた…
最近外伝「ゆうえんち」での後付け設定で生き別れの兄が出来た。
藤木組系花山組二代目組長。日本一の喧嘩師。
傷だらけの凄まじい強面で巨漢だが19歳。2回言うがピッチピチの
19歳。
独自の美学として、「非鍛練・非武装」を掲げる。
作中でもトップクラスの握力を持ち、その強大な力を以って人体をパンクさせる「
握撃」を得意とする。
刃牙と交戦したのは「幼年編」と比較的早いが、地下闘技場に参加したのは最大トーナメントからとなる。
握力×体重×スピード=破壊力!!!
実戦合気柔術の達人。最大トーナメントベスト4。
怪力無双のオリバの攻撃すら無力化する実力者。
普段は飄々とした好々爺だが根は戦闘狂で、わざと相手を怒らせて喧嘩を売らせ戦い撃破、2分で現場からエスケープすることは日常茶飯事。
こういうオヤジの為にも、やはり地下闘技場みたいな施設は「必要」なのである。
本部流柔術元締。公園最強の生物。
ホームレス。解説役。
柔道家ならぬ柔
術家で、超実戦柔術を追求し続け、
戦国時代のそれに近い
日本刀などの武器術をも含めた武術を修めている。
刃牙の異母兄。範馬の血を引く者で巨漢。
噛み付きが特技。
刃牙と同じく勇次郎打倒を目的とし、意図的なオーバーワーク・限界を超えた
薬物投与・第二部以降は二度の骨延長手術やチタン製の義歯の埋め込みまで行い力を手に入れた。
最大トーナメント決勝で刃牙と闘い敗北、準優勝となる。
その後、負傷を圧して勇次郎に挑むが瞬殺された。勇次郎曰く、「血が薄い」らしく、背に鬼の貌が浮かばない。
『日に二度の敗北』を2回味わっている。
刃牙が倒した
大猿の息子。父親より強いらしい。
ゲランを通路で撃破したのち試合場に乱入してひとしきり暴れたが、
愚地克巳の
犠牲になった。
地下闘技場試合経験者
環境利用闘法を駆使する傭兵。ミスター
戦争。
多重人格で普段は弱気な衛生兵「
ノムラ」だが、一度目覚めると神を名乗る超人「ガイア」となる。
戦場では勇次郎と同等に恐れられているが
、実際には圧倒的な差がある。
実は本部の弟子。
最凶死刑囚の一人。
シンクロニシティで東京を訪れた後、猪狩を撃破して刃牙の彼女を攫ったが、直後に
よせばいいのに勇次郎やそこにやってきた
ビスケット・オリバに喧嘩を売り、逃走後に刃牙の金的蹴りを喰らった末にオリバに捕獲される。
施設を脱走後は色々あって遭遇したジャックと
電話ボックスで一戦交えた後に地下闘技場に移送され、ジャック、ガイアと立て続けに戦うことになり、ガイアの環境利用闘法の前に敗北を認めた。
中国大擂大賽後に刃牙との対決を申し入れるが、勇次郎との対決のみを心に決める刃牙にはフラれる。
その後、刃牙の嫁の梢江を
喫茶店に呼び出し、刃牙との対決を告げた後、「僕ト結婚シテ欲シイ」と爆弾発言。いきなりの修羅場である。
そして腕試しとして渋川と独歩に勝利し、勢いに乗ってジャックに挑むも叩きのめされ、渋川と独歩にもリベンジされてしまう。
挙げ句父にまでコテンパンにされた後に刃牙が彼の挑戦を受けるも、地下闘技場での戦いでは結局手も足も出ず、結局彼の役割は、
刃牙に瞬殺されることで、刃牙が以前のステージにいないことを証明するかませ犬でしかなかったということである。
「
範馬刃牙」から登場した塩漬け。史上最強の生物。
ティラノサウルスと共にジュラ紀の岩塩層から発見され、現代の技術で蘇生された謎の原人。いつの間にか白亜紀出身ということになった。
単純な力比べなら鬼を使っていない勇次郎を凌駕する。
襲ってきた相手しか食べない、ということで地下闘技場で襲ってくる相手(挑戦者)を待つことに。
烈、克巳、ジャックをほぼノーダメージで撃破。
さらに烈の足を食し、克巳の骨剥き出しの腕を噛み砕き、ジャックを至高の獲物として保存しようとした。
あと、全国生中継の場で
女子アナを公開レイプした(一応未遂)。
「刃牙道」で登場。クローンの器に本物の魂が宿った、最強の剣豪。圧倒的な実力を持ち、素手でも十分強い。
修練の結果刀を使わずとも、相手を「斬る」ことができる。
無論剣術は凄まじいレベルに達しており、羽毛すら切り裂く。
果てには、
刀を用いながら相手を「斬らない」という芸当も可能(峰打ちではなく、刀身を相手の顔面に当てた状態で)。
劇中では刃牙、独歩を全く寄せ付けず圧倒し、その実力を見せつけた。
(恐らくは)長い地下闘技場の歴史の中で、
初めて明確に対戦相手を殺害した人物。
外伝「拳刃」にて、かつて地下闘技場のトップファイターであった事が明かされた。
「拳刃」に登場。身長176cm・体重86kg。
「人斬りサブ」との異名を持ち、惨殺数少なくとも14人。その中には
拳銃を持った相手も複数いたという凄腕の剣客。
「刃牙道」で宮本武蔵、「刃牙らへん」で
ジャック・ハンマーと地下闘技場で対戦するもいずれも早期に降参している。
外伝「ゆうえんち」に登場。刃牙の彼女でもある梢江の実父。
「ラーメンこずえ」という屋台を引いており、克巳の兄・
葛城無門(「ゆうえんち」主人公)を引き取って育てていた優しいおじさん。
分厚い筋肉と怪力を誇る巨漢で、
ベアハッグで桜の大樹を絞り上げて気を送り込み、蕾を満開にさせるという絶技の持ち主。
光成が特に気に入っていたうちの一人で、
盤外戦術上等の最上トーナメントはともかく、地下闘技場のような純粋に武技を競う場であれば
柳龍光とも五分の実力とも謳われた、地下闘技場でも指折りの闘士だった。
当時愛娘の梢が難病に侵されており、自力で治療費を捻出するべく、蘭陵王なる仮面で顔を隠した謎の人物が主催する明治期より続く謎の闘技場「
ゆうえんち」に参戦。
柳龍光の娘を引き合いに出す心理戦によって油断してしまい、空掌によって胸の肉をえぐり取られて致命傷を負う。その傷をおして尚奮戦し、相打ちに近い形で柳に勝利しかけたが、あと一歩というところでゆうえんち閉演の知らせによって勝負は水入りとなってしまった。
それでも獲得した賞金でもって、悲願だった娘の治療費確保には成功した。
その後、自らの筋力で止血を行い、愛弟子である無門の前に辿り着くも、残された力で最期の指導を執ってそのまま息を引き取った。
「バキ道」で登場。相撲の祖たる人物の名を襲名した古代相撲の使い手。
大相撲との対抗戦で、横綱・
零鵬と対戦し瞬殺する。
その後ジャックや刃牙と戦うも敗れた。
当麻蹴速の末裔。名前の通り蹴り技を得意とする。
闘技場で独歩と対戦するも、二度の敗北を経験する。
追記・修正はチャンピオンとなってからよろしくお願いします。
- 最大トーナメントの項目はだいぶ前に出来てたのにこの項目が今までなかったことに驚きなんだけど。 -- 名無しさん (2021-10-29 18:13:00)
- 物語の主要人物やキーワードは取捨選択が難しいから、項目が建つのが後回しになる傾向が強いように思います。 -- 名無しさん (2021-10-29 21:15:45)
- 花山と本部は最トーより前に地下で戦った描写がないから地下闘技場編の闘士に入れるのは違くない?末堂に至っては地下闘技場で戦ったことすらないし。加藤は最トーの参加者決める時に地下で花田と戦ってたからアリかな。 -- 名無しさん (2021-10-29 21:34:19)
- 観客の民度がよくわからない、血まみれボコボコ試合をわっしょいわっしょい言いながら見てるかと思いきや、武蔵が烈切ったのは通報するとか -- 名無しさん (2021-10-29 22:11:33)
- ↑そもそも地下闘技場の観客ってどんな基準で選ばれてるんだろう。何か明らかに裏社会とは無縁の一般人もいるし。 -- 名無しさん (2021-10-29 22:57:33)
- 末堂さんは闘士に入らないのではないか? -- 名無しさん (2021-10-29 23:38:25)
- ↑↑本当に熱心な格闘技ファンなんじゃないかな。あとはファイターの親族やパトロンとかも間違いなくいる。↑↑↑あとやっぱり彼らが見たいのは「格闘技」であって「殺し合い」じゃない。まさか本当に地下闘技場でガチ死人が出るなんて夢にも思わなかったんじゃないだろうか。 -- 名無しさん (2021-10-29 23:47:50)
- 広さが試合によってよく変わる。むちゃくちゃ狭い時もあれば異様なくらい広い時もある -- 名無しさん (2021-10-30 14:35:33)
- 光成さん、昔はいい人だったのに… -- 名無しさん (2021-10-31 10:27:51)
- そういや龍金剛なんて居たな…ガチで板垣忘れてそうというか記憶にすら無さそうだけど -- 名無しさん (2021-10-31 22:12:46)
- 徳川のゆうえんち -- 名無しさん (2024-04-27 17:01:46)
- 治療費タダというのはかなりありがたいな。一生モノの後遺症が残りそうな試合も多いし -- 名無しさん (2025-01-04 17:13:20)
- この日本で武に生きる者なら誰でもここを知っとるよ -- 名無しさん (2025-01-04 18:36:48)
- 龍金剛が「ゆうえんち」でとんでもない化け物として掘り下げられてるな… -- 名無しさん (2025-03-21 18:50:48)
- ちなみに読みは「ちかとうぎじょう」ではなく「ちかとうぎば」らしい。最近まで知らなかった -- 名無しさん (2025-03-21 21:01:25)
- ↑ちかとうぎじょう、になってる時も多いから、どっちで読んでもいいらしいけどね -- 名無しさん (2025-03-21 22:15:14)
- こう言うところって大抵、組織や派閥の陰謀の妨害あったり害悪な観客がいたりするのが多いけど、そのどちらもなく純粋な戦いの場で存続できてるのは結構希少だよな -- 名無しさん (2025-04-09 01:38:55)
最終更新:2025年04月09日 01:38