開発会社&販売会社
ユークス
- 本作品の開発会社。地球防衛軍シリーズの開発を手掛けるのは本作が2作目。
- 1作目はEarth Defense Force:Iron Rain。
- 「闘魂烈伝」シリーズ、「エキサイティングプロレス」シリーズ(ローカライズ)などプロレスゲームの開発を行うメーカーとして実績を積んでいる。もっとも、地球防衛軍シリーズに参入する以前にもプロレス以外のゲームタイトルもしばしば制作していた。
- SIMPLE1500シリーズの「THE プロレス」「THE プロレス 2」も開発しており、D3パブリッシャーにゆかりがある。
サンドロット
- 地球防衛軍のナンバリングシリーズの開発会社。通称「酸泥」。
- 今作では開発に携わっていない。本作品にサンドロットのコピーライトがあるのは、ナンバリングシリーズのBGMを利用しているためだろう。
Vicious Cycle Software
- EARTH DEFENSE FORCE: INSECT ARMAGEDDONの開発元。
- EDF:IA発売前の2007年にD3Pアメリカ支社の配下となっている。
- 独自のエンジン「Vicious Engine」を開発しており、EDF:IAにも使用されている。
- 2016年1月に倒産している。
D3パブリッシャー(D3P)
- バンダイナムコグループ傘下の販売会社。
- 今作含む地球防衛軍シリーズの広報・販売を担当する。
EDFシリーズ
「地球防衛軍」シリーズとしてカウントされる作品群。外伝作品や派生作品&移植作品も含めて発売順に紹介する。
THE 地球防衛軍
- 2003年6月26日にPS2にてSimple2000シリーズの31作目として発売された、記念すべき地球防衛軍シリーズ第1作。
- シンプルシリーズでありながら爽快感と戦略性を兼ね備えたゲーム性が話題を呼び、後のシリーズ化へと繋がった。
- 基本的なゲームスタイルは初代の時点で完成されており、現行作品と比較しても大きな違いはないと言える。
THE 地球防衛軍2
- 2005年7月28日発売。対応ハードはPS2。前作の好評を受けて制作された、シンプルシリーズとしては異例の続編。
- 飛行兵科ペイルウイングの追加、敵の種類の大幅な増加、強烈なサプライズ演出など、もはやシンプルシリーズとは思えないレベルのボリュームを誇る。
- 後半の理不尽ともいえる難易度から、ゲームバランス的な完成度としては1から低下したとの意見はあるものの、シリーズの発展を決定付けた一作であることは間違いない。
地球防衛軍3
- 2006年12月15日発売。対応ハードはXbox360。ハードを変えて、シンプルシリーズから脱却しフルプライス作品となった。
- やはり特筆すべきは大幅なグラフィックの向上。マップも極めて広大になった。
- 内容としては1のリメイクにあたり、2と比べるとボリューム感が下がった面は否めないものの、NPC隊員の追加などによって戦略面がかなり向上しており、ゲームバランスの高さを評価する声が多い。
地球防衛軍2 PORTABLE
- 2011年4月7日発売。対応ハードはPlayStation Portable。
- 2の携帯移植作であるが、アドホック通信によるマルチプレイにシリーズで初めて対応した。
- マルチプレイを前提とした超難易度ミッションも追加されており、そこで登場した金蟻、銀蜘蛛などの強化型の敵は後の作品でも登場するようになっている。
EARTH DEFENSE FORCE: INSECT ARMAGEDDON
- 2011年7月5日発売。対応ハードはPS3とXbox360。通称はEDF:IA。
- 海外スタジオ製作の外伝作品であり、基本的なゲームデザインは本家のものを継承しつつも、独自システムの採用や洗練されたグラフィックなどで本家シリーズとは一線を画す作品となっている。
- 従来作品とはやや異なるゲームバランスから別物と見なす向きもあるが、本シリーズに先駆けて据え置き機でのオンラインマルチプレイや4種類の兵科を導入するなど、本シリーズに与えた影響は小さくない。
地球防衛軍3 PORTABLE
- 2012年9月27日発売。対応ハードはPlayStation Vita。
- 2Pに続く携帯移植作。3の移植だが、原作には登場しなかったペイルウイングが追加されており、2Pと同様通信マルチプレイにも対応している。
地球防衛軍4
- 2013年7月4日発売。対応ハードはPS3とXbox360。
- シリーズファン待望の据え置きシリーズ続編。4種の兵科が使用可能になり、オンラインマルチプレイにも対応した。
地球防衛軍2 PORTABLE V2
- 2014年12月11日発売。対応ハードはPlayStation Vita。
- EDF2の2回目となる移植作。新たにEDF4に登場したエアレイダーを基にしたエアレイドが追加されている。
地球防衛軍4.1 THE SHADOW OF NEW DESPAIR
- 2015年4月2日発売。対応ハードはPS4。後にSteam版も発売。
- 4をベースに、様々な要素が追加されている。
地球防衛軍5
- 2017年12月7日発売。対応ハードはPS4。後にSteam版も発売。
- 本シリーズでは現行最新作。敵として初めて知性を持った存在が登場。
- 最新作であるゆえに、本作では意図的に5の敵はできるだけ出さない方針になっている。しかしDLCキャラとして、コロニストとコスモノーツがまさかのプレイアブル参戦。プレイヤーを驚かせた。
EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN
- 2019年4月11日発売。対応ハードはPS4とPC(steam)。通称はEDF:IR。
- 上記の通りユークス開発の外伝作品。タイトルが似ているIAとは外伝作品繋がりというだけで、内容的には別物。
- 地球防衛軍シリーズの基本コンセプトは守りながらも、外伝作品らしく大胆にアレンジを施したゲームデザインとなっている。
EDF関連作品
EDFシリーズと開発元や販売元が同じで、登場人物やゲームエンジン&UIに共通性が見られる作品群。
リモートコントロールダンディ
- 1999年7月22日発売。対応ハードはPS。
- 発売・開発はヒューマン株式会社(2000年1月に倒産)。
- 巨大ロボットを操縦するアクションゲームで、後述のギガンティックドライブの前身となる作品でもある。
- この作品の開発を担当したスタッフが再結集した会社こそサンドロットである。
ギガンティックドライブ
- 2002年8月29日発売。対応ハードはPS2。
- 発売元はエニックス(現スクエニ)で、開発はサンドロット。
- 巨大ロボットを操縦するアクションゲームで、左右の腕と足をそれぞれ対応したボタンで操作するというシステムは本作に登場するバルガにも引き継がれている。
- この作品のゲームエンジンが地球防衛軍に流用されており、地球防衛軍がシンプルシリーズでありながら異常なクオリティの高さを誇ったのはこの作品があってこそ。いわば地球防衛軍の始祖のような存在。
- サンドロット開発のPS2ロボットゲーとしては鉄人28号もあり、こちらも同エンジンが使用されているため画面の雰囲気などが地球防衛軍1、2とよく似ている。爆発エフェクトなども同じ物が使用されている。
斬撃のREGINLEIV
- 2010年2月11日発売。対応ハードはWii。
- 発売元は任天堂で、開発はサンドロット。
- 北欧神話をモチーフとした世界観で、タイトル通りモーションコントロールを使用した斬撃アクションがウリの作品であるが、基本的なゲームデザインは地球防衛軍シリーズを踏襲しており、姉妹作と呼べる存在。
- 本シリーズの3と4の間の発売期間が開いているのは、サンドロットがこの作品を開発していたためである。
- 地球防衛軍シリーズに先駆けて据え置きでオンラインマルチプレイに対応しており、ボイスチャットのシステムなどは後の作品に引き継がれている。
- また、この作品の後に発売されたEDF2PやEDF4では、ペイルウイング(ウイングダイバー)の最高クラスの武装として、北欧神話をモチーフにした武装が登場するようになっている。本作のルオンノタルもその一つ。
- 先述のシリーズを見てもらった通り、これまで任天堂のゲーム機ではEDFシリーズは一つもリリースされていなかった。その為、デジボクが番外編とはいえEDFシリーズが出たのは実は初めてだったりする。
ドリームクラブ
- 2009年8月27日発売。対応ハードはXBOX360。後にPS3、PSPにも移植された。
- D3パブリッシャー発売の、恋愛シミュレーションゲーム。双葉理保も出演している。
- EDF4~5ではコラボ武器としてこのゲームに登場したキャラをモチーフにした「ピュアデコイランチャー」が登場。
EDF5のものは歌うし踊る。ダメージで服も脱げる。
- EDF:IRのアルティメット・エディションでは、双葉理保にオペレーターを担当させることも可能。
- 今作では雪、魅杏、アイリの3名もDLCキャラとして登場。緩い世界観だからこそできたコラボ展開といえる。
お姉チャンバラ
- 2004年8月25日発売。対応ハードはPS2。初代地球防衛軍と同じく、Simple2000シリーズ作品。開発はタムソフト。
- 地球防衛軍と同様にシンプルシリーズで人気が出てシリーズ化した作品で、D3パブリッシャーの代表ソフトの一つ。続編が制作され、XBOX360にハードを移してフルプライス化した流れも同様。
- 内容としてはセクシーなキャラ達がゾンビの群れを斬り捌いていくというアクションゲーム。
- 今作でメインキャラの彩と咲の2名がDLCキャラとして登場。EDFとは初のコラボ展開となった。格闘武器の登場によって親和性が高くなったという点が大きいだろう。
最終更新:2021年03月13日 15:51