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*スーパーテトリス2+ボンブリス 【すーぱーてとりすつー ぷらす ぼんぶりす】 |ジャンル|パズル|&&amazon(B000068I77)|&amazon(B000068I7A)| |対応機種|スーパーファミコン|~|~| |発売元|BPS|~|~| |開発元|トーセ|~|~| |発売日|1992年12月18日&br()限定版:1994年1月21日|~|~| |価格|8,500円(税抜)|~|~| |備考|限定版は内容一部変更|~|~| |判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~|~| |>|>|>|CENTER:''[[テトリスシリーズリンク>テトリスシリーズ]]''| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 -ファミコンで発売された『テトリス2+ボンブリス』をリニューアルさせたもの。基本的なゲーム内容は同様だがBGMなどは一新。 --テトリスはひたすらラインを消すエンドレスのAタイプ、25段消したら次のステージへ進むクラシックルールのBタイプ、Aタイプに決められた法則に沿って下からブロックが一列せり上がるルールが追加されたCタイプの3タイプが収録。 --ボンブリスは表裏合わせて60ステージからなり、全消しすると次のステージへ進める「コンテスト」と、決められたミノを使って全消しする「パズル」の2タイプが収録。 **ボンブリスのルール -通常ブロックだけを横一列に並べても消えない。 -ミノの中に爆弾ブロックが必ず一つ混じっている。横一列にブロックを並べたときに爆弾ブロックが混じっていると爆発する。 --時々、爆弾ブロックのみで構成されたミノが降ってくることもある。説明書では「爆弾ピース」と表記されている。 --爆発の威力は二列以上を一度に揃えたり連鎖したりすると上下にも広がるようになる。広がったところに爆弾ブロックがあったらそれも誘爆する。 --横一列にブロックを並べても爆弾ブロックが無い場合は消えない。これが普通のテトリスとの大きな違いである。 ---これを逆手に取って、別の列で爆弾ブロックを混ぜて起爆する時に、爆弾の威力に既に並んでいる列数分のボーナスをかけるのに使う事も出来る。 -爆弾ブロック4つを正方形状に積むとデカボム((説明書表記より抜粋。))になる。デカボムは破壊力は大きいが、二列以上揃えても威力は大きくならない。そのため、たくさんの列を揃えた場合は通常の方が威力が大きくなる。 -LVが上がってくると、2、3、5個のブロックで構成されたミノ((4個ではないので「テトリミノ」ではない。))が降ってくるようになる。5個で構成されたものは形が複雑になり、積むのが困難になる。 -予めブロックが積まれた状態からスタートし、全消しするとクリア。 -1人用モードに位置するコンテストモードでは、ミノが1ステージにつき100個と決められており、使い切ったらゲームオーバー。&br()但し、一度に4列以上揃えるとミノは追加される。そしてクリアしたときに余ったミノの個数がそのままスコアになる。 -対戦ではテトリス同様に消す毎に相手へラインを送れる。基本的に上まで詰まったら負けだが、どちらかが全消しすると勝利となる。 -以上にように消し方や連鎖といった点から複雑なゲームであり、テトリスに慣れる前にこちらをプレイするのはオススメできない。 --しかし大連鎖の爽快感は明らかにテトリスに勝る。ボンブリス単体で見ればスルメゲーともいえる。 **評価点 -パズルは好きなステージから始めることができ、適度な難易度。また、ボンブリスに初めて挑戦する人にとってはチュートリアルにもなる。 -コンテストの30面までの適度な難易度と、裏面とも呼べる31面以降の超絶難易度は絶妙なバランスである。 --裏面ではブロック5個で構成されたミノしか降ってこない。しかも終盤になるとミノの落下スピードが異常に速くなるので迅速かつ精密な処理能力が要求される。 -コンテスト中の背景は幻想的な風景が用いられており秀逸。ずっとパズルゲームをやっていても飽きない。((全てのモードで、ポーズ中に特定コマンドを入力すると背景のみを観賞することも出来る。)) //ウラワザ王にのっていたが、この場では失念… -ボンブリスで大連鎖したときの爽快感。 --特に4ライン以上揃えるとスコアボーナスがあるが、連鎖により14ライン以上揃えることも可能である。これを狙ってやり込むのもまた非常に面白いものである。 --ラインを揃えた数に連鎖回数を足したものが実質の揃えたライン数として扱う。具体的には、 ---2ライン→2ライン→2ラインと連鎖した場合、実質の揃えたライン数は2,3,4 ---1ライン→2ライン→3ラインと連鎖した場合、実質の揃えたライン数は1,3,5 ---3ライン→2ライン→1ラインと連鎖した場合、実質の揃えたライン数は3,3,3 --と、連鎖でつなげる場合は最後にたくさんラインを揃えると攻撃力が大きくスコアも大きくなる。 -目立ったバグやフリーズも確認されていない。 -セーブデータが最大12個も作成することが出来る。 **難点 -ボンブリスはエンドレスモードが存在しない。 --ゲームルールの特性上、仕方無いかもしれないが…。ボンブリスのエンドレスモードはGB版『スーパーボンブリス』まで実装されることはなかった。 -ファミコン版に存在したコンストラクション(ステージ作成)モードが無い。 -パズルを全部クリアした後で再び挑むと、1ステージをクリアするたびにエンディングに入ってしまう。もっとも、同じパズルを二度もプレイする人はいないと思われるが…。 --一応、新しいセーブデータを作れば簡単に解決する。 -音楽の中に声のようなものが混じっている。打ち込んだときのミスだろうか? --これと関連した現象かどうかは不明だが、プレイ中突然変な効果音が鳴ることがしばしばある。 **総評  テトリスは良くも悪くも無難な線である。一方、ボンブリスは慣れるまで時間を要するが、やりこなせば一気に大量のブロックが消せるということで非常に爽快。 ---- **限定版 -1994年1月21日に発売された限定版。「限定版」と銘打たれているものの、事実上のバージョンアップ版に相当する。~ 以下、変更点。 --タイトル・メーカーロゴの変更。 --ボンブリスのコンテスト、パズルの難易度上昇。 --対戦ステージが大幅増加。通常版のステージも存続。 **余談 -当初は通常版と全く同内容のスーファミターボ版も発売予定で、発売日などもスーファミターボ同梱の小冊子などで告知されていたのだが、残念ながらそちらは発売中止となった。 -同じくスーパーファミコンで、外伝『[[テトリス武闘外伝]]』、続編『[[スーパーテトリス3]]』、ボンブリスに重点が置かれた『[[スーパーボンブリス]]』が発売されている。 -海外ではファミコン版共々発売されておらず、『TETRIS 2』の名前は全く違うゲームである『テトリスフラッシュ』に付けられている。
*スーパーテトリス2+ボンブリス 【すーぱーてとりすつー ぷらす ぼんぶりす】 |ジャンル|パズル|&&amazon(B000068I77)|&amazon(B000068I7A)| |対応機種|スーパーファミコン|~|~| |発売元|BPS|~|~| |開発元|トーセ|~|~| |発売日|1992年12月18日&br()限定版:1994年1月21日|~|~| |価格|8,500円(税抜)|~|~| |備考|限定版は内容一部変更|~|~| |判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~|~| |>|>|>|CENTER:''[[テトリスシリーズリンク>テトリスシリーズ]]''| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 ファミコンで発売された『テトリス2+ボンブリス』をSFC版向けにリニューアルしたもの基本的なゲーム内容は同様だがBGMなどは一新されている。 **ゲーム内容 -テトリス --ひたすらラインを消すエンドレスのAタイプ、25段消したら次のステージへ進むクラシックルールのBタイプ、Aタイプに決められた法則に沿って下からブロックが一列せり上がるルールが追加されたCタイプの3タイプが収録。 -ボンブリス --表裏合わせて60ステージからなり、全消しすると次のステージへ進める「コンテスト」と、決められたミノを使って全消しする「パズル」の2タイプが収録。 **ボンブリスのルール -通常ブロックだけを横一列に並べても消えない。 --ミノの中に爆弾ブロックが必ず一つ混じっている。横一列にブロックを並べたときに爆弾ブロックが混じっていると爆発する。 --時々、爆弾ブロックのみで構成されたミノが降ってくることもある。説明書では「爆弾ピース」と表記されている。 --爆発の威力は二列以上を一度に揃えたり連鎖したりすると上下にも広がるようになる。広がったところに爆弾ブロックがあったらそれも誘爆する。 --横一列にブロックを並べても爆弾ブロックが無い場合は消えない。これが普通のテトリスとの大きな違いである。 ---これを逆手に取って、別の列で爆弾ブロックを混ぜて起爆する時に、爆弾の威力に既に並んでいる列数分のボーナスをかけるのに使う事も出来る。 -爆弾ブロック4つを正方形状に積むとデカボム((説明書表記より抜粋。))になる。デカボムは破壊力は大きいが、二列以上揃えても威力は大きくならない。そのため、たくさんの列を揃えた場合は通常の方が威力が大きくなる。 -LVが上がってくると、2、3、5個のブロックで構成されたミノ((4個ではないので「テトリミノ」ではない。))が降ってくるようになる。5個で構成されたものは形が複雑になり、積むのが困難になる。 -予めブロックが積まれた状態からスタートし、全消しするとクリア。 -1人用モードに位置するコンテストモードでは、ミノが1ステージにつき100個と決められており、使い切ったらゲームオーバー。&br()但し、一度に4列以上揃えるとミノは追加される。そしてクリアしたときに余ったミノの個数がそのままスコアになる。 -対戦ではテトリス同様に消す毎に相手へラインを送れる。基本的に上まで詰まったら負けだが、どちらかが全消しすると勝利となる。 **評価点 -パズルは好きなステージから始めることができ、適度な難易度。また、ボンブリスに初めて挑戦する人にとってはチュートリアルにもなる。 -コンテストの30面までの適度な難易度と、裏面とも呼べる31面以降の超絶難易度は絶妙なバランスである。 --裏面ではブロック5個で構成されたミノしか降ってこない。しかも終盤になるとミノの落下スピードが異常に速くなるので迅速かつ精密な処理能力が要求される。 -コンテスト中の背景は幻想的な風景が用いられており秀逸。ずっとパズルゲームをやっていても飽きない。((全てのモードで、ポーズ中に特定コマンドを入力すると背景のみを観賞することも出来る。)) //ウラワザ王にのっていたが、この場では失念… -ボンブリスで大連鎖したときの爽快感。 --特に4ライン以上揃えるとスコアボーナスがあるが、連鎖により14ライン以上揃えることも可能である。これを狙ってやり込むのもまた非常に面白いものである。 --ラインを揃えた数に連鎖回数を足したものが実質の揃えたライン数として扱う。具体的には、 ---2ライン→2ライン→2ラインと連鎖した場合、実質の揃えたライン数は2,3,4 ---1ライン→2ライン→3ラインと連鎖した場合、実質の揃えたライン数は1,3,5 ---3ライン→2ライン→1ラインと連鎖した場合、実質の揃えたライン数は3,3,3 --と、連鎖でつなげる場合は最後にたくさんラインを揃えると攻撃力が大きくスコアも大きくなる。 -消し方や連鎖の組み方からしてテトリス以上に複雑なルールとなっており、テトリスである程度の経験を積んで慣れておかないと難しいが、~ 「爆発で大量のブロックを消す」というコンセプト上、大連鎖の爽快感はテトリスをも上回っている。 -目立ったバグやフリーズも確認されていない。 -セーブデータが最大12個も作成することが出来る。 **問題点点 -ボンブリスはエンドレスモードが存在しない。 --ゲームルールの特性上、仕方無いかもしれないが…。ボンブリスのエンドレスモードはGB版『スーパーボンブリス』まで実装されることはなかった。 -ファミコン版に存在したコンストラクション(ステージ作成)モードが無い。 -パズルを全部クリアした後で再び挑むと、1ステージをクリアするたびにエンディングに入ってしまう。もっとも、同じパズルを二度もプレイする人はいないと思われるが…。 --一応、新しいセーブデータを作れば簡単に解決する。 -音楽の中に声のようなものが混じっている。打ち込んだときのミスだろうか? --これと関連した現象かどうかは不明だが、プレイ中突然変な効果音が鳴ることがしばしばある。 **総評 テトリスは良くも悪くも定番かつ無難な線であり、安心して楽しむことができる。 新基軸であるボンブリスは慣れるまで時間を要するが、やりこなせば一気に大量のブロックが消すことができ非常に爽快感がある。~ テトリスに慣れたら試してみるのも悪くないだろう。 ---- **限定版 -1994年1月21日に発売された限定版。「限定版」と銘打たれているものの、事実上のバージョンアップ版に相当する。~ 以下、変更点。 --タイトル・メーカーロゴの変更。 --ボンブリスのコンテスト、パズルの難易度上昇。 --対戦ステージが大幅増加。通常版のステージも存続。 **余談 -当初は通常版と全く同内容のスーファミターボ版も発売予定で、発売日などもスーファミターボ同梱の小冊子などで告知されていたのだが、残念ながらそちらは発売中止となった。 -同じくスーパーファミコンで、外伝『[[テトリス武闘外伝]]』、続編『[[スーパーテトリス3]]』、ボンブリスに重点が置かれた『[[スーパーボンブリス]]』が発売されている。 -海外ではファミコン版共々発売されておらず、『TETRIS 2』の名前は全く違うゲームである『テトリスフラッシュ』に付けられている。

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