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サンライズ英雄譚 - (2013/02/02 (土) 00:20:42) の1つ前との変更点

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*サンライズ英雄譚 【さんらいずえいゆうたん】 |ジャンル|対戦RPG|&amazon(B00006LJHG)| |対応機種|ドリームキャスト|~| |発売元|サンライズインタラクティブ|~| |発売日|1999年12月2日|~| |定価|7,140円|~| |>|>|CENTER:''[[サンライズ英雄譚シリーズリンク>サンライズ英雄譚シリーズ]]''| *概要 -多数のサンライズ作品がクロスオーバーするシリーズの1作目。 -本作のオリジナル作品『機甲世紀Gブレイカー』が中心的存在として一連の作品群を結び付ける役割を担っており、ゲーム内の世界観もこの作品の設定に準じている。 *ストーリー 広大な雲海に覆われた惑星サンライズ。~ 雲海はクラウドストリームという進入する全てのものを焼き尽くす性質を持つ為、長らく大陸同士の交流は阻まれていた。しかし、クラウディア大陸が長年の苦心の末にクラウドシップを完成させたことにより、今まさに道が開かれようとしていた。~ ある日、遠く離れた大陸に巨大な光の柱が出現し、中から現れた人型機動兵器の軍勢によってクラウディアの各都市は戦火に包まれてしまう。雲海調査隊として出発を直前に控えていたクラウドシップ・アスタンテは、かろうじてクラウディアを脱出。途中で助けた記憶喪失の少女と共に、次なる大陸を目指して旅立つのであった。 *特徴 ''システム'' -惑星サンライズは物質を燃やし尽くす性質を持つ雲海に覆われているという設定の為、大陸間を航行する際は常に母艦の耐久力が減り続けることになる。耐久力がゼロになると即ゲームオーバー。大陸内に入ると耐久力は自動的に回復する。 -各大陸に点在する街の『空港』では部隊編成の他、艦載機や艦載装備を買うことができる。 -大陸内を航行中、敵部隊に遭遇すると戦闘が発生。本作の戦闘は対戦型トレーディングカードゲームのようなシステムであり、艦載機や艦載装備を駆使して敵部隊の母艦を沈めれば勝ちというものである。 --艦載機の性能やパイロットの能力はどれも一長一短であり、全ての面においての最強は存在しない(攻撃力・耐久力が高い艦載機は戦闘の早期決着を狙えるが、その分出撃コストが高く次の出撃までの間隔が開いてしまう為、その隙を突かれてこちらの母艦が一方的に攻撃されてしまうことがある。逆に攻撃力・耐久力が低い艦載機は出撃コストも低く物量作戦を展開できるが、敵部隊の母艦に辿り着く前にやられたり辿り着けても母艦に与えるダメージが少なかったりで大抵戦闘が長引く)。 --また、『飛行』『対空』『貫通』といった特殊能力が各艦載機やパイロットに割り当てられており、より一層の個性化が図られている(例えば主人公の専用機『インパルス7』は『飛行』を持ち、敵機が『飛行』『対空』を持っていなければこれを無視して敵母艦を一方的に攻撃できる)。 --つまり戦闘で勝利する為には、敵部隊に対して有利になるような部隊編成を常に考えなければならない(母艦の搭載容量には制限があるので、この点にも気を配る必要がある)。この事実を示すように、パイロットには成長要素が一切存在しない。一部の艦載機はより強力な機体に改造できるが、その為に必要なアイテムはレア度が高いのであまりアテにならない。 -とにかく仲間が多く、悪役であったキャラクターもお構いなしにどんどん加入して来る。 --例を挙げると「機動戦士ガンダム」からはシャアを始め黒い三連星やランバ・ラル、果てにはキシリアが味方になる --さらには名前も無い一般兵すら仲間に加わる、その中には見せ場すらあったりと脇役が愛されているゲームでもある。 ''オリジナル要素'' -ガンダムやダンバインなどの主役メカをモチーフにしたオリジナルメカが登場。作中では、それぞれの元の機体とGブレイカーの空戦用機体の技術を掛け合わせて造られた後継機という位置付けである。 **不満点 -部隊編成に心を砕くことこそ本作の肝と言えるが、慣れてくると単なる面倒な作業と化してしまう。 --仲間に出来るキャラの多さに反して一つの部隊に組み込める人数はかなり少ない。 -部隊編成の内容はテンプレートとして複数保存しておくことができるが、戦闘時に切り替えが出来ないなど使い勝手が悪い(街の『空港』でしか出来ない)。 -システムの性質上、(特に敵部隊に対してこちらの部隊編成の相性が悪いと)戦闘が長引く。これが固定のシナリオをクリアしていくタイプのSLGならいいのだが、連続で戦闘が発生することもあるRPGでは正直言ってキツい。戦闘は開始時にパスすることもできるが、奇襲をかけられた場合は不可能。その場合、降参して戦闘を即時終了することもできる。即ゲームオーバーだが。 -キャラクターのグラフィックに原作アニメの雰囲気からかけ離れているものがある。基準は人それぞれだろうが、原作アニメを見慣れている者からすると違和感を感じてしまうだろう。 -シナリオが前半はともかく、後半の英雄譚モードになると、グランガランに報告→ここに何か起きたから行ってきて→行ってくる→グランガランに(ry、のため作業にしか感じなくなる。 **評価点 -艦載機攻撃時にカットインで挿入されるCGは3Dで描かれており、迫力がある。バリエーションがワンパターンなので慣れてくると鬱陶しく感じてしまうが、オプションでOFFにできるので問題は無い。 **余談 -本作の一部のキャラクターと機体が『スーパーロボット大戦α for Dreamcast』にゲスト出演している。敵対勢力等は現れないので、出番は会話シーンにちょくちょく絡む程度。所謂いるだけ感が強い。 --移植作に後付けで加えたので仕方ないと言えば仕方ないが、ガンダムのカーディアル、ダンバインのガルストームが追加されるというファンサービスもある。 ---- *サンライズ英雄譚R 【さんらいずえいゆうたんあーる】 |ジャンル|対戦RPG|&amazon(B00005OVX9)| |対応機種|プレイステーション2|~| |発売元|サンライズインタラクティブ|~| |発売日|2000年11月22日|~| |定価|8,190円|~| *概要 -『サンライズ英雄譚』(以下、DC版)の追加移植作。 *追加要素等 ''新たなサンライズ作品の追加'' -追加作品は『カウボーイビバップ』『獣戦士ガルキーバ』『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』『絶対無敵ライジンオー』『ママは小学4年生』『勇者王ガオガイガーFINAL』『勇者指令ダグオン』『鎧伝サムライトルーパー』の8つ。 --『カウボーイビバップ』と『ダグオン』は原作アニメで戦闘メカが登場するにも関わらず、本作にはそれらが出てこない為、戦闘に参加できない。これらの作品のキャラクターは完全なAVGパート要員である。 --戦闘要素はあるが戦闘メカが登場しない『ガルキーバ』と『サムライトルーパー』、戦闘要素すらない『サイバーフォーミュラ』と『ママは小学4年生』もやはりAVGパート要員である。アスラーダが先陣を切って敵に突っ込んでいったり、みらいちゃんが巨大ロボ相手に大立ち回りを演じたりすることはない(笑) -ストーリーがDC版からアレンジされた他、フルではないが、キャラクターの台詞に音声が付いた。 -DC版に登場したオリジナルメカが引き続き登場。DC版の機体の配色が元のメカと異なっていたのに対し、本作では忠実になっている(ガンダムが元になっているカーディアルは、DC版はオレンジを基調とした配色だが、本作のはガンダムと同じトリコロールカラー)。またDC版の方も本作のとは別の機体という形で引き続き登場している。
*サンライズ英雄譚 【さんらいずえいゆうたん】 |ジャンル|対戦RPG|&amazon(B00006LJHG)| |対応機種|ドリームキャスト|~| |発売元|サンライズインタラクティブ|~| |発売日|1999年12月2日|~| |定価|7,140円|~| |>|>|CENTER:''[[サンライズ英雄譚シリーズリンク>サンライズ英雄譚シリーズ]]''| **概要 -多数のサンライズ作品がクロスオーバーするシリーズの1作目。 -本作のオリジナル作品『機甲世紀Gブレイカー』が中心的存在として一連の作品群を結び付ける役割を担っており、ゲーム内の世界観もこの作品の設定に準じている。 **ストーリー 広大な雲海に覆われた惑星サンライズ。~ 雲海はクラウドストリームという進入する全てのものを焼き尽くす性質を持つ為、長らく大陸同士の交流は阻まれていた。しかし、クラウディア大陸が長年の苦心の末にクラウドシップを完成させたことにより、今まさに道が開かれようとしていた。~ ある日、遠く離れた大陸に巨大な光の柱が出現し、中から現れた人型機動兵器の軍勢によってクラウディアの各都市は戦火に包まれてしまう。雲海調査隊として出発を直前に控えていたクラウドシップ・アスタンテは、かろうじてクラウディアを脱出。途中で助けた記憶喪失の少女と共に、次なる大陸を目指して旅立つのであった。 **特徴 ''システム'' -惑星サンライズは物質を燃やし尽くす性質を持つ雲海に覆われているという設定の為、大陸間を航行する際は常に母艦の耐久力が減り続けることになる。耐久力がゼロになると即ゲームオーバー。大陸内に入ると耐久力は自動的に回復する。 -各大陸に点在する街の『空港』では部隊編成の他、艦載機や艦載装備を買うことができる。 -大陸内を航行中、敵部隊に遭遇すると戦闘が発生。本作の戦闘は対戦型トレーディングカードゲームのようなシステムであり、艦載機や艦載装備を駆使して敵部隊の母艦を沈めれば勝ちというものである。 --艦載機の性能やパイロットの能力はどれも一長一短であり、全ての面においての最強は存在しない(攻撃力・耐久力が高い艦載機は戦闘の早期決着を狙えるが、その分出撃コストが高く次の出撃までの間隔が開いてしまう為、その隙を突かれてこちらの母艦が一方的に攻撃されてしまうことがある。逆に攻撃力・耐久力が低い艦載機は出撃コストも低く物量作戦を展開できるが、敵部隊の母艦に辿り着く前にやられたり辿り着けても母艦に与えるダメージが少なかったりで大抵戦闘が長引く)。 --また、『飛行』『対空』『貫通』といった特殊能力が各艦載機やパイロットに割り当てられており、より一層の個性化が図られている(例えば主人公の専用機『インパルス7』は『飛行』を持ち、敵機が『飛行』『対空』を持っていなければこれを無視して敵母艦を一方的に攻撃できる)。 --つまり戦闘で勝利する為には、敵部隊に対して有利になるような部隊編成を常に考えなければならない(母艦の搭載容量には制限があるので、この点にも気を配る必要がある)。この事実を示すように、パイロットには成長要素が一切存在しない。一部の艦載機はより強力な機体に改造できるが、その為に必要なアイテムはレア度が高いのであまりアテにならない。 -とにかく仲間が多く、悪役であったキャラクターもお構いなしにどんどん加入して来る。 --例を挙げると「機動戦士ガンダム」からはシャアを始め黒い三連星やランバ・ラル、果てにはキシリアが味方になる --さらには名前も無い一般兵すら仲間に加わる、その中には見せ場すらあったりと脇役が愛されているゲームでもある。 ''オリジナル要素'' -ガンダムやダンバインなどの主役メカをモチーフにしたオリジナルメカが登場。作中では、それぞれの元の機体とGブレイカーの空戦用機体の技術を掛け合わせて造られた後継機という位置付けである。 **不満点 -部隊編成に心を砕くことこそ本作の肝と言えるが、慣れてくると単なる面倒な作業と化してしまう。 --仲間に出来るキャラの多さに反して一つの部隊に組み込める人数はかなり少ない。 -部隊編成の内容はテンプレートとして複数保存しておくことができるが、戦闘時に切り替えが出来ないなど使い勝手が悪い(街の『空港』でしか出来ない)。 -システムの性質上、(特に敵部隊に対してこちらの部隊編成の相性が悪いと)戦闘が長引く。これが固定のシナリオをクリアしていくタイプのSLGならいいのだが、連続で戦闘が発生することもあるRPGでは正直言ってキツい。戦闘は開始時にパスすることもできるが、奇襲をかけられた場合は不可能。その場合、降参して戦闘を即時終了することもできる。即ゲームオーバーだが。 -キャラクターのグラフィックに原作アニメの雰囲気からかけ離れているものがある。基準は人それぞれだろうが、原作アニメを見慣れている者からすると違和感を感じてしまうだろう。 -シナリオが前半はともかく、後半の英雄譚モードになると、グランガランに報告→ここに何か起きたから行ってきて→行ってくる→グランガランに(ry、のため作業にしか感じなくなる。 **評価点 -艦載機攻撃時にカットインで挿入されるCGは3Dで描かれており、迫力がある。バリエーションがワンパターンなので慣れてくると鬱陶しく感じてしまうが、オプションでOFFにできるので問題は無い。 **余談 -本作の一部のキャラクターと機体が『スーパーロボット大戦α for Dreamcast』にゲスト出演している。敵対勢力等は現れないので、出番は会話シーンにちょくちょく絡む程度。所謂いるだけ感が強い。 --移植作に後付けで加えたので仕方ないと言えば仕方ないが、ガンダムのカーディアル、ダンバインのガルストームが追加されるというファンサービスもある。 ---- *サンライズ英雄譚R 【さんらいずえいゆうたんあーる】 |ジャンル|対戦RPG|&amazon(B00005OVX9)| |対応機種|プレイステーション2|~| |発売元|サンライズインタラクティブ|~| |発売日|2000年11月22日|~| |定価|8,190円|~| **概要 -『サンライズ英雄譚』(以下、DC版)の追加移植作。 **追加要素等 ''新たなサンライズ作品の追加'' -追加作品は『カウボーイビバップ』『獣戦士ガルキーバ』『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』『絶対無敵ライジンオー』『ママは小学4年生』『勇者王ガオガイガーFINAL』『勇者指令ダグオン』『鎧伝サムライトルーパー』の8つ。 --『カウボーイビバップ』と『ダグオン』は原作アニメで戦闘メカが登場するにも関わらず、本作にはそれらが出てこない為、戦闘に参加できない。これらの作品のキャラクターは完全なAVGパート要員である。 --戦闘要素はあるが戦闘メカが登場しない『ガルキーバ』と『サムライトルーパー』、戦闘要素すらない『サイバーフォーミュラ』と『ママは小学4年生』もやはりAVGパート要員である。アスラーダが先陣を切って敵に突っ込んでいったり、みらいちゃんが巨大ロボ相手に大立ち回りを演じたりすることはない(笑) -ストーリーがDC版からアレンジされた他、フルではないが、キャラクターの台詞に音声が付いた。 -DC版に登場したオリジナルメカが引き続き登場。DC版の機体の配色が元のメカと異なっていたのに対し、本作では忠実になっている(ガンダムが元になっているカーディアルは、DC版はオレンジを基調とした配色だが、本作のはガンダムと同じトリコロールカラー)。またDC版の方も本作のとは別の機体という形で引き続き登場している。 ----

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