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鳥人戦隊ジェットマン - (2011/05/22 (日) 10:38:54) の1つ前との変更点

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*鳥人戦隊ジェットマン 【ちょうじんせんたいじぇっとまん】 |ジャンル|アクション|~| |対応機種|ファミリーコンピュータ|~| |発売元|エンジェル|~| |開発元|ナツメ|~| |発売日|1991年12月21日|~| |定価|6000円|~| //|分類|''微妙ゲー判定''|~| |ポイント|ボリューム不足、若干単調な展開が問題|~| **概要 -同名の特撮番組「鳥人戦隊ジェットマン」のゲーム化にあたる。当時ブームであったトレンディドラマを意識したハードな内容の作品で、高年齢層のファンの間で話題となった。 --そのため、ノベライズ(ベッドシーンありの大人向け)や、後日談マンガ、新撮シーンありの総集編ビデオと、様々な展開が行われた。そしてスーパー戦隊シリーズ初の単独ゲーム化も成し遂げたが…。 --一人プレイ専用、全6ステージ構成。 **主なルール -このゲームは道中戦とボス戦によってルールに相違があるので個別に示す。 ***道中戦 -まずステージが始まる前に5人のジェットマンから1人を選ぶ事となる。どのキャラを選んだかによって通常攻撃と最大ライフ数値に差があるが、ステージ構造などに変化がある訳ではない。また、各ステージ毎にキャラセレクトが可能。以下キャラの詳細。 --「レッドホーク」(赤) - 使用武器はブリンガーソード(剣)。 --「ホワイトスワン」(白) - 使用武器はバードブラスター(銃)。 --「イエローオウル」(黄) - 使用武器はウイングガントレット(拳)。 --「ブルースワロー」(青) - 使用武器はバードブラスター(銃)。 --「ブラックコンドル」(黒) - 使用武器はブリンガーソード(剣)。 -キャラを選択した後は、5つあるステージから1つを選び、そこからスタートとなる。ステージをクリアすれば残りのステージも再度選ぶ事となる(クリアしたステージは選べない)。5ステージすべてを選択/クリアすれば、最終であるステージ6が出現する。なお、どの順序でステージを選ぼうが難易度やエンディングが変化するという事は無い。 -十字キーにてプレイヤーであるジェットマンの移動、Aボタンで攻撃、Bボタンでジャンプ、STARTボタンでスカイアタックを行う。 --Aボタンで通常攻撃。しゃがみ中、ジャンプ中でも攻撃可能。使用キャラによって性能に相違がある。 --十字キー上+Aボタンで蹴り上げ攻撃(上方向に強い攻撃)。全キャラ共に性能は同じ。 --Bボタンでジャンプ。ボタンの押す長さによってジャンプ力が違う他、ジャンプ中の移動制御も可能。 --画面下のスカイアタックストックがある状態にてSTARTボタンを押すと、画面内の敵を一掃できるスカイアタックが発動。ストックが無い状態では一切の使用はできない。 ---また、スカイアタックはストック1しか所持できない。消費後に再ストックするには、下記アイテムを取るか、使用キャラがミスして次キャラへ切り替わるか、ステージクリアするか、のいずれかの方法がある。 -ときおり敵を倒すと2種類のアイテムを落とす。効果は各自、ライフゲージが1回復する「ライフ回復」と、スカイアタックストックが増える「スカイアタック」が存在する。 -各ステージにおいて特定場所まで進めば道中戦は終了となり、巨大ロボ等身である下記のボス戦に移行する。このゲームにおけるボス戦は必ず巨大ロボ戦であり、人型時におけるボス戦は一切存在しない。 -使用しているキャラのライフが0になるとそのキャラはミスするが、その後は再度キャラセレクトに移行し、選ばなかった残りキャラを選択して、そのステージの再チャレンジが可能となっている。そのステージにおいて、5人のキャラが全員ミスすればゲームオーバー。ステージをクリアすれば、次ステージにてミスしたキャラは全員復帰する。 【ルールに関しては書きかけです、完成にはしばらくお待ちください】 **問題点 -ゲームの内容はスタンダードな横アクション。 -5つのステージを好きな順番でクリアし、その後最終面へ挑むという流れ(つまり全6ステージ)。各ステージでは、最初に5人の戦士の誰でプレイするかを選択する。 --レッドは剣による接近戦しかできない。イエローはライフがレッドより低く、やはり接近戦しかできない。ブルーは銃による射撃が可能だが威力が低く、ライフもイエローより更に低い。ブラックはレッドと、ホワイトはブルーとそれぞれ完全に同性能。 --説明書には「ステージに合わせたキャラを選べ」とあるが、ステージごとの特性は殆ど無いに等しいので、誰を使っても変らなかったりする。 --第5ステージに、動きが遅くなる「水溜り」がある以外は、トラップは一切無い。穴も無い。ルート分岐らしきものも無いに等しい。 --敵キャラは基本的にただ突っ込んでくるだけで、上を飛び越えればそのまま通り過ぎて行ってしまう。 -ステージのラスト、巨大化した怪人が登場し、こちらも巨大ロボ「グレートイカロス」に乗り込んで対戦格闘風のボスバトルとなる。 --敵は素手の突きと飛び道具の2種類しか攻撃方法がない。 --こちらは戦っているとゲージが溜まっていき、その溜まり具合において4種類の飛び道具を出す事ができる。ジャンプはできるが使い道は無い。 --どのボスも、「ひたすら防御してゲージが溜まり次第光線を出す」というチキンな方法で勝てる。というか後半のボスはそうでなきゃ勝てない。 -このように、難易度が控えめであり、ボリュームも少ない。 -ボス戦だけを行えるモードもあるが、2P対戦は不可能。勝利すると、「SDイカロスが万歳をしている」という、ファンが困惑しような1枚絵が表示される。 -難易度はイージーとノーマルの2種類がある(ザコの数と耐久度がアップする程度の違い)。この他、エンディングで表示されるコマンドを入力すると、ハードとベリーハードも選択できるようになる…のだが、その実態は単にキャラのライフが1のままでプレイさせられるだけ。 -ゲーム中に原作のドラマシーンや会話は一切無い。更に原作の悪の華であった幹部キャラは一切出てこない為、キャラゲーとしての魅力は欠けるゲームになってしまったのは否めないところ。 -翌年、後番組「恐竜戦隊ジュウレンジャー」も[[ゲーム化>恐竜戦隊ジュウレンジャー]]されたが、あちらは番組の内容に合わせたミニゲームを盛り込むなど、キャラゲーとしては少しはマシな出来になっていた。ゲーム性そのものは本作よりも明らかに劣化しているが。 **良い点 -ナツメ製だけあって、アクションとしての土台はしっかりと作られている。 -イベントシーンにおける、グレードイカロスの合体シーンはやけにクオリティが高く、一見の価値はある。 -BGMも名曲ぞろい、OPシーンのテーマソングもインストバージョンとしてTV版を上手く再現している。 -ゲームそのものに大きな不備は特に無い。そういう意味ですんなりと入り込めるお手軽さはある。 **総評 -ナツメ製のゲームとしてはやや微妙な出来ではあるものの、遊べない酷さでも無い。ジェットマンとしてもアクションとしても、今一歩作りが足らなかった惜しい一作であろう。
*鳥人戦隊ジェットマン 【ちょうじんせんたいじぇっとまん】 |ジャンル|アクション|~| |対応機種|ファミリーコンピュータ|~| |発売元|エンジェル|~| |開発元|ナツメ|~| |発売日|1991年12月21日|~| |定価|6000円|~| //|分類|''微妙ゲー判定''|~| |ポイント|ボリューム不足、若干単調な展開が問題|~| **概要 -同名の特撮番組「鳥人戦隊ジェットマン」のゲーム化にあたる。当時ブームであったトレンディドラマを意識したハードな内容の作品で、高年齢層のファンの間で話題となった。 --そのため、ノベライズ(ベッドシーンありの大人向け)や、後日談マンガ、新撮シーンありの総集編ビデオと、様々な展開が行われた。そしてスーパー戦隊シリーズ初の単独ゲーム化も成し遂げたが…。 --一人プレイ専用、全6ステージ構成。 **主なルール -このゲームは道中戦とボス戦によってルールに相違があるので個別に示す。 ***道中戦 -まずステージが始まる前に5人のジェットマンから1人を選ぶ事となる。どのキャラを選んだかによって通常攻撃と最大ライフ数値に差があるが、ステージ構造などに変化がある訳ではない。また、各ステージ毎にキャラセレクトが可能。以下キャラの詳細。 --「レッドホーク」(赤) - 使用武器はブリンガーソード(剣)。 --「ホワイトスワン」(白) - 使用武器はバードブラスター(銃)。 --「イエローオウル」(黄) - 使用武器はウイングガントレット(拳)。 --「ブルースワロー」(青) - 使用武器はバードブラスター(銃)。 --「ブラックコンドル」(黒) - 使用武器はブリンガーソード(剣)。 -キャラを選択した後は、5つあるステージから1つを選び、そこからスタートとなる。ステージをクリアすれば残りのステージも再度選ぶ事となる(クリアしたステージは選べない)。5ステージすべてを選択/クリアすれば、最終であるステージ6が出現する。なお、どの順序でステージを選ぼうが難易度やエンディングが変化するという事は無い。 -十字キーにてプレイヤーであるジェットマンの移動、Aボタンで攻撃、Bボタンでジャンプ、STARTボタンでスカイアタックを行う。 --Aボタンで通常攻撃。しゃがみ中、ジャンプ中でも攻撃可能。使用キャラによって性能に相違がある。 --十字キー上+Aボタンで蹴り上げ攻撃(上方向に強い攻撃)。全キャラ共に性能は同じ。 --Bボタンでジャンプ。ボタンの押す長さによってジャンプ力が違う他、ジャンプ中の移動制御も可能。 --画面下のスカイアタックストックがある状態にてSTARTボタンを押すと、画面内の敵を一掃できるスカイアタックが発動。ストックが無い状態では一切の使用はできない。 ---また、スカイアタックはストック1しか所持できない。消費後に再ストックするには、下記アイテムを取るか、使用キャラがミスして次キャラへ切り替わるか、ステージクリアするか、のいずれかの方法がある。 -ときおり敵を倒すと2種類のアイテムを落とす。効果は各自、ライフゲージが1回復する「ライフ回復」と、スカイアタックストックが増える「スカイアタック」が存在する。 -各ステージにおいて特定場所まで進めば道中戦は終了となり、巨大ロボ等身である下記のボス戦に移行する。このゲームにおけるボス戦は必ず巨大ロボ戦であり、人型時におけるボス戦は一切存在しない。 -使用しているキャラのライフが0になるとそのキャラはミスするが、その後は再度キャラセレクトに移行し、ミスしたキャラを除く選ばなかった残りキャラの誰かを選択して、そのステージの再チャレンジが可能となっている。そのステージにおいて、5人のキャラが全員ミスすればゲームオーバー。ステージをクリアすれば、次ステージにてミスしたキャラは全員復帰する。 【ルールに関しては書きかけです、完成にはしばらくお待ちください】 **問題点 -ゲームの内容はスタンダードな横アクション。 -5つのステージを好きな順番でクリアし、その後最終面へ挑むという流れ(つまり全6ステージ)。各ステージでは、最初に5人の戦士の誰でプレイするかを選択する。 --レッドは剣による接近戦しかできない。イエローはライフがレッドより低く、やはり接近戦しかできない。ブルーは銃による射撃が可能だが威力が低く、ライフもイエローより更に低い。ブラックはレッドと、ホワイトはブルーとそれぞれ完全に同性能。 --説明書には「ステージに合わせたキャラを選べ」とあるが、ステージごとの特性は殆ど無いに等しいので、誰を使っても変らなかったりする。 --第5ステージに、動きが遅くなる「水溜り」がある以外は、トラップは一切無い。穴も無い。ルート分岐らしきものも無いに等しい。 --敵キャラは基本的にただ突っ込んでくるだけで、上を飛び越えればそのまま通り過ぎて行ってしまう。 -ステージのラスト、巨大化した怪人が登場し、こちらも巨大ロボ「グレートイカロス」に乗り込んで対戦格闘風のボスバトルとなる。 --敵は素手の突きと飛び道具の2種類しか攻撃方法がない。 --こちらは戦っているとゲージが溜まっていき、その溜まり具合において4種類の飛び道具を出す事ができる。ジャンプはできるが使い道は無い。 --どのボスも、「ひたすら防御してゲージが溜まり次第光線を出す」というチキンな方法で勝てる。というか後半のボスはそうでなきゃ勝てない。 -このように、難易度が控えめであり、ボリュームも少ない。 -ボス戦だけを行えるモードもあるが、2P対戦は不可能。勝利すると、「SDイカロスが万歳をしている」という、ファンが困惑しような1枚絵が表示される。 -難易度はイージーとノーマルの2種類がある(ザコの数と耐久度がアップする程度の違い)。この他、エンディングで表示されるコマンドを入力すると、ハードとベリーハードも選択できるようになる…のだが、その実態は単にキャラのライフが1のままでプレイさせられるだけ。 -ゲーム中に原作のドラマシーンや会話は一切無い。更に原作の悪の華であった幹部キャラは一切出てこない為、キャラゲーとしての魅力は欠けるゲームになってしまったのは否めないところ。 -翌年、後番組「恐竜戦隊ジュウレンジャー」も[[ゲーム化>恐竜戦隊ジュウレンジャー]]されたが、あちらは番組の内容に合わせたミニゲームを盛り込むなど、キャラゲーとしては少しはマシな出来になっていた。ゲーム性そのものは本作よりも明らかに劣化しているが。 **良い点 -ナツメ製だけあって、アクションとしての土台はしっかりと作られている。 -イベントシーンにおける、グレードイカロスの合体シーンはやけにクオリティが高く、一見の価値はある。 -BGMも名曲ぞろい、OPシーンのテーマソングもインストバージョンとしてTV版を上手く再現している。 -ゲームそのものに大きな不備は特に無い。そういう意味ですんなりと入り込めるお手軽さはある。 **総評 -ナツメ製のゲームとしてはやや微妙な出来ではあるものの、遊べない酷さでも無い。ジェットマンとしてもアクションとしても、今一歩作りが足らなかった惜しい一作であろう。

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