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侍 - (2016/11/23 (水) 17:43:06) の1つ前との変更点
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//『侍』の1作目はバグだらけで進行不能になるバグまで有り、しかもメーカーがユーザーには内緒で後発ロットにバグフィックス版を収録し、バグ有り版の回収も行わず、更に後発ロットでは更にバグを取ったものを収録したため、バグが有るユーザーと無いユーザが混在して非常に混乱した経緯があり、『侍』の記事は執筆されてもバグ祭りの話に終始すると考え、PSP版単独の記事を制作しました。
*侍道ポータブル
【さむらいどうぽーたぶる】
|ジャンル|アクションADV|&amazon(B001BWUEMK,image)|
|対応機種|プレイステーション・ポータブル|~|
|発売元|スパイク|~|
|開発元|ゼロディブ、アクワイア|~|
|発売日|2008年9月18日|~|
|定価|3,990円(税5%込)|~|
|レーティング|CERO:A(全年齢対象)|~|
|配信|2009年8月10日/3,000円(税5%込)|~|
|廉価版|PSP the Best:2013年7月11日/1,800円(税5%込)|~|
|判定|なし|~|
|ポイント|明治時代にチャンバラ活劇|~|
|>|>|CENTER:''侍道シリーズ''&br;侍(完全版)(''侍道ポータブル'') / 侍道2(ポータブル) / 侍道3(plus) / [[侍道4]](plus) |
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#contents(fromhere)
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**概要
-『天誅』などのアクションADVを手がけるアクワイアが開発((フロム・ソフトウェアが権利を取得してからの『天誅』シリーズの一部は別の会社(K2もしくはフロム内製)。))し、スパイク(現:スパイク・チュンソフト)からPS2向けに発売された『侍』の拡張版(要はリメイク)である『侍~完全版~』の、さらなるリメイク移植。
--『侍』が日本で発売された2002年中に北米、ヨーロッパで『Way of the Samurai』というタイトルで発売されたことから、日本でも2作目から『侍道2』とタイトルが変化している((『Way of the Samurai』で追加された要素も『完全版』にフィードバックされている。))。
-舞台は明治初期で、戊辰戦争後。浪人の主人公が訪れた六骨峠にて、特定の2日間を再プレイで繰り返すもの。
**システム
-キャラメイク
--隠しキャラを合わせて5種類の顔を選べるのだが、そのうち4種類についてそれぞれ別の声優によるキャラクターボイスが付けられているという変な力の入れよう。
--ゲーム内のクリア条件如何でヘンテコな外見も選べるようになる。隠しコマンドで別の登場人物にも変えられる。
---クリア特典や隠しコマンドでゲームの登場人物を選んだ場合、キャラクターボイスまでその登場人物と同じになる((通常プレイでは戦闘を行わない女性キャラでも戦闘中の「やーっ!」という掛け声などのボイスが収録されている。))。
-シナリオ進行
--時間帯ごとにパートに分かれているがパートごとの時間切れによる強制進行はなく、特定のイベントを起こさないと次の時間帯には移らない。
-アイテムをつかめる
--''□''ボタンで一部のアイテムがつかめる。壺や椅子をつかんで投げたり出来る。不発弾をNPCに投げつけると80ダメージを与えることが出来る。
--抜刀中はつかめない。
--アイテムをつかんでも、刀以外はアイテム袋などに保管できない。基本的にその場で消費され、毒キノコをつかむと自動で食べてダメージを受け、大根をつかむと自動で食べて体力を回復できる。このため、できるだけ大根のある場所でチャンバラしたい。
-侍度
--クリア後にゲーム中にプレーヤーの取った行動が、''称号''と''侍度''で評価される。
-アドホック通信によってプレーヤー同士の対戦が可能となっている。
***チャンバラ
NPCと戦闘を行う。敵対勢力から斬りかかられることもあるし、辻斬りも可能。
-技
--戦闘中に新しい''技''をひらめくことがある。ひらめいた技はその時に使用していた刀に記憶される。
--ひらめく技は刀の種類に依存している。同じ種類の刀ならば、同じ技を同じ手順でひらめくことが出来る。
--同じ種類の刀を使っても、別の刀で以前ひらめいたはずの技は使えない。再度閃く必要がある。
-刀
--刀は売っておらず、初期装備からグレードアップするには誰かを倒して奪うしか無い。
---主要登場人物を倒すとその登場人物の専用武器を落とす。~
本作では完全版より20種類以上増えており、コレクション魂をくすぐられる人もいる。
--刀には''硬度''があり、鍛冶屋で鍛えてもらうことで硬度を上げられるが、硬度が0になると折れたことになり、そうなるともはや何の威力もなく、しかも鍛えられない。
---通常攻撃でも刀の耐久度は落ちるが、特に防御態勢の相手に攻撃を加えると大幅に落ちることになる。
--忍者刀なら忍者持ちになるなど、刀の種類によって主人公の構えが決まる。
---ひらめく技の系統は、構えによっておおまかに分類される。
--理由が理解し難いが、刀に体力補正があるものがあり、忍者刀などにはマイナス補正が掛かっているものがある。
--手に入れた刀は次回以降のプレイに持ち越せる。
---刀蔵に保管され、次回のキャラメイク時にゲームに持ち込む刀を選べる。
---ただし、バッドエンドではその時に持っていた刀は没収される。
**PSP追加要素
本作は『侍~完全版~』のリメイクであるが、本作共々攻略本が発売されなかったことや、そもそも無印と完全版の差分について、後者は「The Best」な【廉価版】扱いで((なお、『侍道3』においても同様に【廉価版】扱いでリメイク作の『侍道3plus』が出ており、シリーズ通してそういう方針なのだろう。))さほど宣伝に力を入れられなかったため、完全版がバグフィックス版であることは知られているが、リメイク作であることが浸透していなかったなどの理由により、変更点は正確には把握されていないのが現状である。
***公式情報より
-アドホック通信によりユーザー間で対戦が行えるアドホック対戦モードの追加。
-二十本以上の刀の追加(全六十本に)。
-イベントの大幅追加。
--増えたイベントの数は不明((完全版発売時は無印からイベント6個追加とアナウンスされていたので、それ以上の数と思われる。))。
-オープニングムービーは新作。
--特典として旧オープニングも収録。
-発売前だった『侍道3』の映像を特典として収録。
-主人公の顔に『3』の主人公が追加されている。
***公式では触れられなかったもの
-クリア特典によりキャラメイクで選べる主人公の顔が変更されている。
-クリア特典で隠しキャラ「万次」(漫画『無限の住人』の登場人物)が選べる。
-オートセーブが抑制され、PS2版ではセーブデータが消されていた場面でもセーブデータが残っており、以前のセーブデータから無事再開できる場面が増えた。
-一部の技で技を受けたキャラが吹っ飛ばなくなっている。間合いも微妙に違うものがある。
**問題点
-1周あたりのボリュームが薄い
--ゲーム内の時間は全2日の6時間帯しか無く、1周は2時間程度。
--完全版よりは大幅にイベントが増えているらしいのだが、まだ物足りない。
---そもそものゲーム内時間が短いので増やせるイベント量も限られてくる。
---本作で増えたイベントはストーリーを補強するものが大半ではあるが、ストーリー分岐にはかかわらないものばかりで、エンディングは追加されていない。
--ただし、『侍道2』と比べるといろいろミスリードがあるため真エンドには行き着きにくい。
-プレーヤーがカメラを操作できない
--操作中に急に自動でアングルが切り替わり、思ってもいない方向に移動することがある。
**変な点
-変なところに立つことが出来る。
--走っている蒸気機関車に乗ることや、塀の上にも乗れる。
-奇想天外な技がある
--空中を歩く技がある。
---建物の屋根など、さらに変なところに行けるが、そこにアイテムなどがあるわけでもない。
--その他にも、口笛で鳥を呼んで相手を攻撃させる技などがある。
-毒キノコ
--食べると体力が回復するキノコと、食べるとダメージを受ける毒キノコは見分けがつかないぐらいグラフィックが似ている。
--しかも、ゲーム中に生えているのは毒キノコの方が多い。
-''侍王''
--クリア後にゲーム中にプレーヤーが取った行動に応じて''称号''が与えられるのだが、称号の最高位である''侍王''はベストエンドでは決して獲れない。
---この点がベストエンドにたどり着きにくい理由の1つでもあるが。
**評価点
-自由度が高い
--バッドエンドはあるものの、評価を気にしなければ何をやっても良い。低い評価でもこれまでの評価の積み重ねからポイントが減算されるわけでもないのだから。
--峠の入口から「出る」ことでゲームをやめることが出来る。
-チャンバラが面白い
--鍛えた刀を使ってエンディングを気にせずに辻斬りしまくるなどのチャンバラ三昧のプレイは爽快感がある。
---この楽しみ方に限っては、1周あたりのプレイ時間が短いことが気軽にプレイできるという利点になっている。
--本作では登場する刀の種類が完全版よりも増えており、チャンバラにも刀コレクションのためというモチベーションが加わる。
--ひらめく技も多岐にわたっており、すべての技をひらめこうとするならば、かなりのやりこみ要素となる。
-真エンドにたどり着きにくい。
--1周のプレイ時間は短いが、総プレイ時間的にはそれなりに楽しめる。
**総評
1周あたりのプレイ時間が短いことは気になるが、いろいろミスリードがあったりするため、真エンドにたどり着くにはそれなりの総プレイ時間が必要と思われる。このため、決定的にボリュームが少ないとまでは言えない。~
カメラアングルが自分で決められないなど若干操作性に問題はあるが、慣れればチャンバラには爽快感があり、ハマる人もいる。そういう人には完全版よりも刀の種類が1.5倍ほど増えたことは嬉しいだろう。~
アフロ侍の存在など、バカゲーにしようとした痕跡がチラホラ見受けられるが、結局バカに吹っ切れなかった点が悔やまれる。
[[要強化依頼>要強化記事一覧]]が出されています。対応できる方は加筆・修正お願いします。
依頼内容は記事全体の構成の見直しと質の向上です。
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//『侍』の1作目はバグだらけで進行不能になるバグまで有り、しかもメーカーがユーザーには内緒で後発ロットにバグフィックス版を収録し、バグ有り版の回収も行わず、更に後発ロットでは更にバグを取ったものを収録したため、バグが有るユーザーと無いユーザが混在して非常に混乱した経緯があり、『侍』の記事は執筆されてもバグ祭りの話に終始すると考え、PSP版単独の記事を制作しました。
*侍道ポータブル
【さむらいどうぽーたぶる】
|ジャンル|アクションADV|&amazon(B001BWUEMK,image)|
|対応機種|プレイステーション・ポータブル|~|
|発売元|スパイク|~|
|開発元|ゼロディブ、アクワイア|~|
|発売日|2008年9月18日|~|
|定価|3,990円(税5%込)|~|
|レーティング|CERO:A(全年齢対象)|~|
|配信|2009年8月10日/3,000円(税5%込)|~|
|廉価版|PSP the Best:2013年7月11日/1,800円(税5%込)|~|
|判定|なし|~|
|ポイント|明治時代にチャンバラ活劇|~|
|>|>|CENTER:''侍道シリーズ''&br;侍(完全版)(''侍道ポータブル'') / 侍道2(ポータブル) / 侍道3(plus) / [[侍道4]](plus) |
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#contents(fromhere)
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**概要
-『天誅』などのアクションADVを手がけるアクワイアが開発((フロム・ソフトウェアが権利を取得してからの『天誅』シリーズの一部は別の会社(K2もしくはフロム内製)。))し、スパイク(現:スパイク・チュンソフト)からPS2向けに発売された『侍』の拡張版(要はリメイク)である『侍~完全版~』の、さらなるリメイク移植。
--『侍』が日本で発売された2002年中に北米、ヨーロッパで『Way of the Samurai』というタイトルで発売されたことから、日本でも2作目から『侍道2』とタイトルが変化している((『Way of the Samurai』で追加された要素も『完全版』にフィードバックされている。))。
-舞台は明治初期で、戊辰戦争後。浪人の主人公が訪れた六骨峠にて、特定の2日間を再プレイで繰り返すもの。
**システム
-キャラメイク
--隠しキャラを合わせて5種類の顔を選べるのだが、そのうち4種類についてそれぞれ別の声優によるキャラクターボイスが付けられているという変な力の入れよう。
--ゲーム内のクリア条件如何でヘンテコな外見も選べるようになる。隠しコマンドで別の登場人物にも変えられる。
---クリア特典や隠しコマンドでゲームの登場人物を選んだ場合、キャラクターボイスまでその登場人物と同じになる((通常プレイでは戦闘を行わない女性キャラでも戦闘中の「やーっ!」という掛け声などのボイスが収録されている。))。
-シナリオ進行
--時間帯ごとにパートに分かれているがパートごとの時間切れによる強制進行はなく、特定のイベントを起こさないと次の時間帯には移らない。
-アイテムをつかめる
--''□''ボタンで一部のアイテムがつかめる。壺や椅子をつかんで投げたり出来る。不発弾をNPCに投げつけると80ダメージを与えることが出来る。
--抜刀中はつかめない。
--アイテムをつかんでも、刀以外はアイテム袋などに保管できない。基本的にその場で消費され、毒キノコをつかむと自動で食べてダメージを受け、大根をつかむと自動で食べて体力を回復できる。このため、できるだけ大根のある場所でチャンバラしたい。
-侍度
--クリア後にゲーム中にプレーヤーの取った行動が、''称号''と''侍度''で評価される。
-アドホック通信によってプレーヤー同士の対戦が可能となっている。
***チャンバラ
NPCと戦闘を行う。敵対勢力から斬りかかられることもあるし、辻斬りも可能。
-技
--戦闘中に新しい''技''をひらめくことがある。ひらめいた技はその時に使用していた刀に記憶される。
--ひらめく技は刀の種類に依存している。同じ種類の刀ならば、同じ技を同じ手順でひらめくことが出来る。
--同じ種類の刀を使っても、別の刀で以前ひらめいたはずの技は使えない。再度閃く必要がある。
-刀
--刀は売っておらず、初期装備からグレードアップするには誰かを倒して奪うしか無い。
---主要登場人物を倒すとその登場人物の専用武器を落とす。~
本作では完全版より20種類以上増えており、コレクション魂をくすぐられる人もいる。
--刀には''硬度''があり、鍛冶屋で鍛えてもらうことで硬度を上げられるが、硬度が0になると折れたことになり、そうなるともはや何の威力もなく、しかも鍛えられない。
---通常攻撃でも刀の耐久度は落ちるが、特に防御態勢の相手に攻撃を加えると大幅に落ちることになる。
--忍者刀なら忍者持ちになるなど、刀の種類によって主人公の構えが決まる。
---ひらめく技の系統は、構えによっておおまかに分類される。
--理由が理解し難いが、刀に体力補正があるものがあり、忍者刀などにはマイナス補正が掛かっているものがある。
--手に入れた刀は次回以降のプレイに持ち越せる。
---刀蔵に保管され、次回のキャラメイク時にゲームに持ち込む刀を選べる。
---ただし、バッドエンドではその時に持っていた刀は没収される。
**PSP追加要素
本作は『侍~完全版~』のリメイクであるが、本作共々攻略本が発売されなかったことや、そもそも無印と完全版の差分について、後者は「The Best」な【廉価版】扱いで((なお、『侍道3』においても同様に【廉価版】扱いでリメイク作の『侍道3plus』が出ており、シリーズ通してそういう方針なのだろう。))さほど宣伝に力を入れられなかったため、完全版がバグフィックス版であることは知られているが、リメイク作であることが浸透していなかったなどの理由により、変更点は正確には把握されていないのが現状である。
***公式情報より
-アドホック通信によりユーザー間で対戦が行えるアドホック対戦モードの追加。
-二十本以上の刀の追加(全六十本に)。
-イベントの大幅追加。
--増えたイベントの数は不明((完全版発売時は無印からイベント6個追加とアナウンスされていたので、それ以上の数と思われる。))。
-オープニングムービーは新作。
--特典として旧オープニングも収録。
-発売前だった『侍道3』の映像を特典として収録。
-主人公の顔に『3』の主人公が追加されている。
***公式では触れられなかったもの
-クリア特典によりキャラメイクで選べる主人公の顔が変更されている。
-クリア特典で隠しキャラ「万次」(漫画『無限の住人』の登場人物)が選べる。
-オートセーブが抑制され、PS2版ではセーブデータが消されていた場面でもセーブデータが残っており、以前のセーブデータから無事再開できる場面が増えた。
-一部の技で技を受けたキャラが吹っ飛ばなくなっている。間合いも微妙に違うものがある。
**問題点
-1周あたりのボリュームが薄い
--ゲーム内の時間は全2日の6時間帯しか無く、1周は2時間程度。
--完全版よりは大幅にイベントが増えているらしいのだが、まだ物足りない。
---そもそものゲーム内時間が短いので増やせるイベント量も限られてくる。
---本作で増えたイベントはストーリーを補強するものが大半ではあるが、ストーリー分岐にはかかわらないものばかりで、エンディングは追加されていない。
--ただし、『侍道2』と比べるといろいろミスリードがあるため真エンドには行き着きにくい。
-プレーヤーがカメラを操作できない
--操作中に急に自動でアングルが切り替わり、思ってもいない方向に移動することがある。
**変な点
-変なところに立つことが出来る。
--走っている蒸気機関車に乗ることや、塀の上にも乗れる。
-奇想天外な技がある
--空中を歩く技がある。
---建物の屋根など、さらに変なところに行けるが、そこにアイテムなどがあるわけでもない。
--その他にも、口笛で鳥を呼んで相手を攻撃させる技などがある。
-毒キノコ
--食べると体力が回復するキノコと、食べるとダメージを受ける毒キノコは見分けがつかないぐらいグラフィックが似ている。
--しかも、ゲーム中に生えているのは毒キノコの方が多い。
-''侍王''
--クリア後にゲーム中にプレーヤーが取った行動に応じて''称号''が与えられるのだが、称号の最高位である''侍王''はベストエンドでは決して獲れない。
---この点がベストエンドにたどり着きにくい理由の1つでもあるが。
**評価点
-自由度が高い
--バッドエンドはあるものの、評価を気にしなければ何をやっても良い。低い評価でもこれまでの評価の積み重ねからポイントが減算されるわけでもないのだから。
--峠の入口から「出る」ことでゲームをやめることが出来る。
-チャンバラが面白い
--鍛えた刀を使ってエンディングを気にせずに辻斬りしまくるなどのチャンバラ三昧のプレイは爽快感がある。
---この楽しみ方に限っては、1周あたりのプレイ時間が短いことが気軽にプレイできるという利点になっている。
--本作では登場する刀の種類が完全版よりも増えており、チャンバラにも刀コレクションのためというモチベーションが加わる。
--ひらめく技も多岐にわたっており、すべての技をひらめこうとするならば、かなりのやりこみ要素となる。
-真エンドにたどり着きにくい。
--1周のプレイ時間は短いが、総プレイ時間的にはそれなりに楽しめる。
**総評
1周あたりのプレイ時間が短いことは気になるが、いろいろミスリードがあったりするため、真エンドにたどり着くにはそれなりの総プレイ時間が必要と思われる。このため、決定的にボリュームが少ないとまでは言えない。~
カメラアングルが自分で決められないなど若干操作性に問題はあるが、慣れればチャンバラには爽快感があり、ハマる人もいる。そういう人には完全版よりも刀の種類が1.5倍ほど増えたことは嬉しいだろう。~
アフロ侍の存在など、バカゲーにしようとした痕跡がチラホラ見受けられるが、結局バカに吹っ切れなかった点が悔やまれる。