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*スライムもりもりドラゴンクエスト3 大海賊としっぽ団 【すらいむもりもりどらごんくえすとすりー だいかいぞくとしっぽだん】 |ジャンル|アクションアドベンチャー|&amazon(B005LFHVHO)| |対応機種|3DS|~| |メディア|3DS専用カードリッジ|~| |発売元|スクウェア・エニックス|~| |開発元|トーセ|~| |発売日|2011年11月2日|~| |定価|5,800円(税別)|~| |判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| |ポイント|[[前作>スライムもりもりドラゴンクエスト2 大戦車としっぽ団]]より難易度は上昇|~| |>|>|CENTER:''[[ドラゴンクエストシリーズ関連作品リンク>ドラゴンクエストシリーズ]]''| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 -『スライムもりもりドラゴンクエスト』シリーズの第三弾となる作品。 -今作の物語は、前作までの「さらわれた仲間を取り戻す」というものではなく「盗まれたオーブを取り戻す」というもの。 ---- **特徴 ***ワールドマップの導入 -今作にはワールドマップが存在し、海域を自分の船で自由に探検できるようになった。 --海の世界では港などの拠点の他に、アイテムが採取できるスポットなどがある。 --海上では敵船がうろついており、これらに触れると船バトル(後述)が始まる。 ***船バトル -前作の「勇車バトル」にあたるものだが、今作は乗り込むものが「海賊船」に変わっている。 -船に積んである武器や弾を相手の船に目掛けて打ち込み、敵船のHPが0になったら敵船のエンジンルームを攻撃して勝利、といった流れは前作同様。 -前作との最大の違いは「どちらかのHPが0になるまでは、“自分が大砲に入ってそのまま敵船まで到達する”以外では敵船に侵入できない」という点。 --このシステムのおかげで、前作で猛威を振るった「自分が敵船に潜り込んでジャマをする」といった戦法がとりにくくなった。 --どちらかの船のHPが0になると船と船の間にロープが張られ、安全に敵船に侵入できるようになる。 -自分が乗り込む船は4つのパーツに分かれており、パーツごとにカスタマイズすることができる。 --パーツの組み合わせによって船のステータスは変動するので「どんな船にするか」も戦略要素の1つになっている。 ***アクション面 -世界各地にある大規模な港にはステージ(アクション面)があり、そこでは従来のスラもり同様、アクションを駆使しながら道中を進み、奥にいるボスを目指すことになる。 -魔物や素材をトロッコにのせて回収するといった要素は今作も健在。 ***おねがい -世界各地の港では「おねがい」を依頼してくる者たちがいる。 -DQ9の「クエスト」にあたる要素であり、これをクリアするとアイテム等を貰える。 -物語の進行には関係ないので、あくまでやりこみ要素の一つ。 ---- **評価点 -可愛らしいグラフィック。 --スライムたちや敵モンスターはとても可愛らしく描かれている。 -世界を探検する楽しさ。 --世界には平原、砂漠、雪国、熱帯雨林などがあり、まるで本当に冒険している気分になる。 --海上を探検していると思わぬ場所にアイテム採取ポイントがあったり、隠しステージがあったりと、探検の好奇心に火をつける要素多数。 -難易度の上昇。 --前作は難易度が低すぎると指摘されていたが、今作は歯ごたえのある難易度になった。 --具体的には敵の動きが速くなったり、ステージ内のダメージを受けるギミックが増えたりした。 --中でもクリア後に遊べる「船バトル20連戦」は飛びぬけて難易度が高いやりこみ要素であり、アクションが得意な人がやっても対策なしではうまくいかない。 ---- **問題点・賛否両論点 -アイテム収集が非常に大変。 --船のデッキを充実させたり、船を強化するためには「こうえき」でより上位のアイテムを入手する必要がある --問題なのは、「こうえき」で必要となるアイテムが大きな階層構造をなしている点。 ---Aを入手するためにはBが2つ必要で、Bを入手するにはCが3つ必要で、Cを入手するにはDが4つ必要で…という階層があり、最上位のアイテム1つ得るのにステージで拾えるレベルのアイテムが数十個必要なんてのもザラ。 --船の強化では、最終的に最上位アイテムを複数個要求してくるものもあり、廃人プレイヤー以外では達成不可能である。 -船のカスタムによるステータス変動が地味。 --基本的にどのパーツもHPの変動しかしない。 --攻撃力やはやさを上昇させるパーツもあるが、上昇値はすべて「+10」である。 --「攻撃力を大きく上げる代わりにHP上昇量は非常に小さい」といった個性のあるパーツは皆無であり、とにかくHPの高いパーツと、攻撃力やはやさを+10させるパーツだけに需要が集中してしまう。 -やりこみ要素の「20連戦」について。 --クリア特典は、最強クラスの武器を売っている店なのだが、そこで最強クラスの武器を手に入れたとしてもそれを試す相手がいない。(通信プレイを除く) --せめて「20連戦」がクリアしても何度でも楽しめる仕様にしてほしかったという声が強い。 ---- **総評 前作のゲームバランスに関する問題点をほぼ解消し、さらにワールドマップ導入などの新要素もクオリティが高いことを考えれば、良作と判断してよいだろう。 今作のやりこみ要素「船バトル20連戦」はネット上で数多くの攻略法が議論され、子供向けゲームとは思えない熱中性がみてとれる。
*スライムもりもりドラゴンクエスト3 大海賊としっぽ団 【すらいむもりもりどらごんくえすとすりー だいかいぞくとしっぽだん】 |ジャンル|アクションアドベンチャー|&amazon(B005LFHVHO)| |対応機種|3DS|~| |メディア|3DS専用カードリッジ|~| |発売元|スクウェア・エニックス|~| |開発元|トーセ|~| |発売日|2011年11月2日|~| |定価|5,800円(税別)|~| |判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| |ポイント|[[前作>スライムもりもりドラゴンクエスト2 大戦車としっぽ団]]より難易度は上昇|~| |>|>|CENTER:''[[ドラゴンクエストシリーズ関連作品リンク>ドラゴンクエストシリーズ]]''| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 -『スライムもりもりドラゴンクエスト』シリーズの第三弾となる作品。 -今作の物語は、前作までの「さらわれた仲間を取り戻す」というものではなく「盗まれたオーブを取り戻す」というもの。 ---- **特徴 ***ワールドマップの導入 -今作にはワールドマップが存在し、海域を自分の船で自由に探検できるようになった。 --海の世界では港などの拠点の他に、アイテムが採取できるスポットなどがある。 --海上では敵船がうろついており、これらに触れると船バトル(後述)が始まる。 ***船バトル -前作の「勇車バトル」にあたるものだが、今作は乗り込むものが「海賊船」に変わっている。 -船に積んである武器や弾を相手の船に目掛けて打ち込み、敵船のHPが0になったら敵船のエンジンルームを攻撃して勝利、といった流れは前作同様。 -前作との最大の違いは「どちらかのHPが0になるまでは、“自分が大砲に入ってそのまま敵船まで到達する”以外では敵船に侵入できない」という点。 --このシステムのおかげで、前作で猛威を振るった「自分が敵船に潜り込んでジャマをする」といった戦法がとりにくくなった。 --どちらかの船のHPが0になると船と船の間にロープが張られ、安全に敵船に侵入できるようになる。 -自分が乗り込む船は4つのパーツに分かれており、パーツごとにカスタマイズすることができる。 --パーツの組み合わせによって船のステータスは変動するので「どんな船にするか」も戦略要素の1つになっている。 ***アクション面 -世界各地にある大規模な港にはステージ(アクション面)があり、そこでは従来のスラもり同様、アクションを駆使しながら道中を進み、奥にいるボスを目指すことになる。 -魔物や素材をトロッコにのせて回収するといった要素は今作も健在。 ***おねがい -世界各地の港では「おねがい」を依頼してくる者たちがいる。 -DQ9の「クエスト」にあたる要素であり、これをクリアするとアイテム等を貰える。 -物語の進行には関係ないので、あくまでやりこみ要素の一つ。 ---- **評価点 -可愛らしいグラフィック。 --スライムたちや敵モンスターはとても可愛らしく描かれている。 -世界を探検する楽しさ。 --世界には平原、砂漠、雪国、熱帯雨林などがあり、まるで本当に冒険している気分になる。 --海上を探検していると思わぬ場所にアイテム採取ポイントがあったり、隠しステージがあったりと、探検の好奇心に火をつける要素多数。 -難易度の上昇。 --前作は難易度が低すぎると指摘されていたが、今作は歯ごたえのある難易度になった。 --具体的には敵の動きが速くなったり、ステージ内のダメージを受けるギミックが増えたりした。 --中でもクリア後に遊べる「船バトル20連戦」は飛びぬけて難易度が高いやりこみ要素であり、アクションが得意な人がやっても対策なしではうまくいかない。 ---- **問題点・賛否両論点 -アイテム収集が非常に大変。 --船のデッキを充実させたり、船を強化するためには「こうえき」でより上位のアイテムを入手する必要がある --問題なのは、「こうえき」で必要となるアイテムが大きな階層構造をなしている点。 ---Aを入手するためにはBが2つ必要で、Bを入手するにはCが3つ必要で、Cを入手するにはDが4つ必要で…という階層があり、最上位のアイテム1つ得るのにステージで拾えるレベルのアイテムが数十個必要なんてのもザラ。 --船の強化では、最終的に最上位アイテムを複数個要求してくるものもあり、廃人プレイヤー以外では達成不可能である。 -船のカスタムによるステータス変動が地味。 --基本的にどのパーツもHPの変動しかしない。 --攻撃力やはやさを上昇させるパーツもあるが、上昇値はすべて「+10」である。 --「攻撃力を大きく上げる代わりにHP上昇量は非常に小さい」といった個性のあるパーツは皆無であり、とにかくHPの高いパーツと、攻撃力やはやさを+10させるパーツだけに需要が集中してしまう。 -やりこみ要素の「20連戦」について。 --クリア特典は、最強クラスの武器を売っている店なのだが、そこで最強クラスの武器を手に入れたとしてもそれを試す相手がいない。(通信プレイを除く) --せめて「20連戦」がクリアしても何度でも楽しめる仕様にしてほしかったという声が強い。 ---- **総評 前作のゲームバランスに関する問題点をほぼ解消し、さらにワールドマップ導入などの新要素もクオリティが高いことを考えれば、良作と判断してよいだろう。~ 今作のやりこみ要素「船バトル20連戦」はネット上で数多くの攻略法が議論され、子供向けゲームとは思えない熱中性がみてとれる。

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