「ズーム909」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
ズーム909 - (2017/06/10 (土) 08:49:21) の1つ前との変更点
追加された行は緑色になります。
削除された行は赤色になります。
*ZOOM909
【ずーむないんおーないん】
|ジャンル|3Dシューティング||
|対応機種|アーケード|~|
|発売・開発元|セガ・エンタープライゼス|~|
|稼働開始日|1982年|~|
|判定|なし|~|
**概要
アーケードゲーム黎明期に発売された3Dシューティング。~
後のセガの3Dシューティングの原点ともいえる作品。
**システム
-操作系統は操縦桿とショットトリガー、スロットルレバーの操作系の残機制3Dシューティング。
-1ラウンドが6つのセクションに分かれており、制限時間が経過するか規定数の敵を撃破するとセクションクリア。~
最終セクションに出現する敵の司令艦を破壊することでラウンドクリアとなる。
--制限時間内に規定数の敵を倒せば残り時間がボーナスとして加算される。
-なお、スコアは画面内に表示されず筐体のLEDに表示される。
**評価点
-アーケードにおいてもまだコンピュータの性能が低く2D全盛期の時代において、迫力満点の3Dシューティングを出している点。
--初見で見る限りではおそらく誰もこれが1982年に発売されたソフトとは思えないグラフィック。
--高速処理も相まって敵や障害物が迫ってきたときの迫力は相当なもので、臨場感の高さは当時のアーケードゲームとしてはトップクラス。
**問題点
-やはり黎明期の作品ということもあってか、敵の動きにかなりの癖があり事故率は高い。
--当たり判定についてもまだまだ粗さが目立ち、納得できない形でのミスも発生しやすい。
-BGMは飛行音と爆発音のみで少々物足りない。
**総評
3Dシューティングの初期作品なだけあって完成度はまだ未熟なところも多いものの、これだけの作品を1982年に出していたことにセガの技術力高さがうかがえる。~
この作品が後のセガの3D作品の原動力となった意味においても本作は知名度は低いながらも重要な作品ともいえる。
**余談
-本作は海外ドラマの『バック・ロジャース』のゲーム化作品として『Buck Rogers: Planet of Zoom』のタイトルで発売されたが、日本では版権を取らなかったためにこのようなタイトルとなった。
--なお、海外版では1ラウンドが8セクションに分かれている。
-本作はSG-1000にてマイカード第1弾のソフトとして移植された。
--システムはエネルギー制に変更され、時間経過と敵や障害物との衝突で減少し、エネルギー切れでゲームオーバーとなる。
--ステージ構成も1ラウンドが4セクションに変更、第3セクションの無重力エリアが2Dシューティングとなっている。