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鳥人戦隊ジェットマン - (2011/05/22 (日) 10:32:57) の最新版との変更点
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*鳥人戦隊ジェットマン
【ちょうじんせんたいじぇっとまん】
|ジャンル|アクション|~|
|対応機種|ファミリーコンピュータ|~|
|発売元|エンジェル|~|
|開発元|ナツメ|~|
|発売日|1991年12月21日|~|
|定価|6000円|~|
//|分類|''微妙ゲー判定''|~|
|ポイント|ボリューム不足、若干単調な展開が問題|~|
**概要
-同名の特撮番組「鳥人戦隊ジェットマン」のゲーム化にあたる。当時ブームであったトレンディドラマを意識したハードな内容の作品で、高年齢層のファンの間で話題となった。
--そのため、ノベライズ(ベッドシーンありの大人向け)や、後日談マンガ、新撮シーンありの総集編ビデオと、様々な展開が行われた。そしてスーパー戦隊シリーズ初の単独ゲーム化も成し遂げたが…。
--一人プレイ専用、全6ステージ構成。
**主なルール
-このゲームは道中戦とボス戦によってルールに相違があるので個別に示す。
***道中戦
-まずステージが始まる前に5人のジェットマンから1人を選ぶ事となる。どのキャラを選んだかによって通常攻撃と最大ライフ数値に差があるが、ステージ構造などに変化がある訳ではない。また、各ステージ毎にキャラセレクトが可能。以下キャラの詳細。
--「レッドホーク」(赤) - 使用武器はブリンガーソード(剣)。
--「ホワイトスワン」(白) - 使用武器はバードブラスター(銃)。
--「イエローオウル」(黄) - 使用武器はウイングガントレット(拳)。
--「ブルースワロー」(青) - 使用武器はバードブラスター(銃)。
--「ブラックコンドル」(黒) - 使用武器はブリンガーソード(剣)。
-キャラを選択した後は、5つあるステージから1つを選び、そこからスタートとなる。ステージをクリアすれば残りのステージも再度選ぶ事となる(クリアしたステージは選べない)。5ステージすべてを選択/クリアすれば、最終であるステージ6が出現する。なお、どの順序でステージを選ぼうが難易度やエンディングが変化するという事は無い。
-十字キーにてプレイヤーであるジェットマンの移動、Aボタンで攻撃、Bボタンでジャンプ、STARTボタンでスカイアタックを行う。
--Aボタンで通常攻撃。しゃがみ中、ジャンプ中でも攻撃可能。使用キャラによって性能に相違がある。
--十字キー上+Aボタンで蹴り上げ攻撃(上方向に強い攻撃)。全キャラ共に性能は同じ。
--Bボタンでジャンプ。ボタンの押す長さによってジャンプ力が違う他、ジャンプ中の移動制御も可能。
--画面下のスカイアタックストックがある状態にてSTARTボタンを押すと、画面内の敵を一掃できるスカイアタックが発動。ストックが無い状態では一切の使用はできない。
---また、スカイアタックはストック1しか所持できない。消費後に再ストックするには、下記アイテムを取るか、使用キャラがミスして次キャラへ切り替わるか、ステージクリアするか、のいずれかの方法がある。
-ときおり敵を倒すと2種類のアイテムを落とす。効果は各自、ライフゲージが1回復する「ライフ回復」と、スカイアタックストックが増える「スカイアタック」が存在する。
-各ステージにおいて特定場所まで進めば道中戦は終了となり、巨大ロボ等身である下記のボス戦に移行する。このゲームにおけるボス戦は必ず巨大ロボ戦であり、人型時におけるボス戦は一切存在しない。
-使用しているキャラのライフが0になるとそのキャラはミスするが、その後は再度キャラセレクトに移行し、選ばなかった残りキャラを選択して、そのステージの再チャレンジが可能となっている。そのステージにおいて、すべてのキャラがミスすればゲームオーバー。ステージをクリアすればミスしたキャラは全員復帰が可能。
【ルールに関しては書きかけです、完成にはしばらくお待ちください】
**問題点
-ゲームの内容はスタンダードな横アクション。
-5つのステージを好きな順番でクリアし、その後最終面へ挑むという流れ(つまり全6ステージ)。各ステージでは、最初に5人の戦士の誰でプレイするかを選択する。
--レッドは剣による接近戦しかできない。イエローはライフがレッドより低く、やはり接近戦しかできない。ブルーは銃による射撃が可能だが威力が低く、ライフもイエローより更に低い。ブラックはレッドと、ホワイトはブルーとそれぞれ完全に同性能。
--説明書には「ステージに合わせたキャラを選べ」とあるが、ステージごとの特性は殆ど無いに等しいので、誰を使っても変らなかったりする。
--第5ステージに、動きが遅くなる「水溜り」がある以外は、トラップは一切無い。穴も無い。ルート分岐らしきものも無いに等しい。
--敵キャラは基本的にただ突っ込んでくるだけで、上を飛び越えればそのまま通り過ぎて行ってしまう。
-ステージのラスト、巨大化した怪人が登場し、こちらも巨大ロボ「グレートイカロス」に乗り込んで対戦格闘風のボスバトルとなる。
--敵は素手の突きと飛び道具の2種類しか攻撃方法がない。
--こちらは戦っているとゲージが溜まっていき、その溜まり具合において4種類の飛び道具を出す事ができる。ジャンプはできるが使い道は無い。
--どのボスも、「ひたすら防御してゲージが溜まり次第光線を出す」というチキンな方法で勝てる。というか後半のボスはそうでなきゃ勝てない。
-このように、難易度が控えめであり、ボリュームも少ない。
-ボス戦だけを行えるモードもあるが、2P対戦は不可能。勝利すると、「SDイカロスが万歳をしている」という、ファンが困惑しような1枚絵が表示される。
-難易度はイージーとノーマルの2種類がある(ザコの数と耐久度がアップする程度の違い)。この他、エンディングで表示されるコマンドを入力すると、ハードとベリーハードも選択できるようになる…のだが、その実態は単にキャラのライフが1のままでプレイさせられるだけ。
-ゲーム中に原作のドラマシーンや会話は一切無い。更に原作の悪の華であった幹部キャラは一切出てこない為、キャラゲーとしての魅力は欠けるゲームになってしまったのは否めないところ。
-翌年、後番組「恐竜戦隊ジュウレンジャー」も[[ゲーム化>恐竜戦隊ジュウレンジャー]]されたが、あちらは番組の内容に合わせたミニゲームを盛り込むなど、キャラゲーとしては少しはマシな出来になっていた。ゲーム性そのものは本作よりも明らかに劣化しているが。
**良い点
-ナツメ製だけあって、アクションとしての土台はしっかりと作られている。
-イベントシーンにおける、グレードイカロスの合体シーンはやけにクオリティが高く、一見の価値はある。
-BGMも名曲ぞろい、OPシーンのテーマソングもインストバージョンとしてTV版を上手く再現している。
-ゲームそのものに大きな不備は特に無い。そういう意味ですんなりと入り込めるお手軽さはある。
**総評
-ナツメ製のゲームとしてはやや微妙な出来ではあるものの、遊べない酷さでも無い。ジェットマンとしてもアクションとしても、今一歩作りが足らなかった惜しい一作であろう。
*鳥人戦隊ジェットマン
【ちょうじんせんたいじぇっとまん】
|ジャンル|アクション|&amazon(B000068IBH)|
|対応機種|ファミリーコンピュータ|~|
|発売元|エンジェル|~|
|開発元|ナツメ|~|
|発売日|1991年12月21日|~|
|定価|6,000円|~|
|判定|なし|~|
|ポイント|スーパー戦隊シリーズ初の単独ゲーム化&br()アクションゲームとしては手堅い作り&br()キャラゲーとしてはボリューム不足かつ単調|~|
|>|>|CENTER:''[[スーパー戦隊ゲームリンク>スーパー戦隊シリーズ]]''|
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#contents(fromhere)
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**概要
1991年から92年まで放送されていたスーパー戦隊シリーズの1作『鳥人戦隊ジェットマン』のゲーム化作品。~
『ジェットマン』はシリーズのマンネリ化を打破するために意欲的な試みを多く行った作品であり、特にトレンディドラマの要素を取り入れた恋愛ドラマ((第1話で行方不明になった恋人が忘れられないレッド、ブラック→ホワイト→レッドという一方通行の三角関係、洗脳され敵組織の女幹部としてレッドと対峙する恋人、その女幹部を独占しようとする男幹部という、複雑な関係が展開された。このおかげでイエローとブルーは蚊帳の外になってしまい、それぞれの主役回はちゃんとあるのだが、ぶっちゃけ空気ぎみ。))は視聴者に強烈な印象を残した((放送後にノベライズ版(なんとベッドシーンあり)、ある敵幹部の後日談を描いたコミック版、ジェットマンメンバーの後日談が収録された総集編ビデオが発売されるなど、シリーズとしては異例の高年齢層向けのメディア展開がなされた。その後も『海賊戦隊ゴーカイジャー』において別のジェットマンメンバーの後日談を描いたエピソード「翼は永遠に」が放送され、歴代戦隊の特徴を歌詞にしたED曲『スーパー戦隊ヒーローゲッター』では「ジェットマンはトレンディ」と歌われた。))。~
そんな原作に対して、本作はメイン視聴者である低年齢層を意識した、横スクロールのアクションゲームとして発売された。1人プレイ専用で「イージー」「ノーマル」「ハード」「ベリーハード」の4つの難易度が選択できる(後者2つはエンディング後に表示されるコマンドを入力することで解禁される隠し要素)。
//文章を一部修正。
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**主なシステム
-ゲーム開始後にA~Eの5ステージが出現し、全てをクリアすると最終ステージに進むことができる。
-各ステージの奥まで進むと次元獣/バイオ次元獣(本作の怪人)が出現し、ジェットイカロス(巨大ロボ)に乗って戦うボス戦に移行する。
***道中戦
-ステージ選択後、5人のジェットマンから1人を選ぶ。選んだメンバーによって下のように武器と初期ライフが異なるが、ステージ構造などは特に変わらない。
|メンバー|使用武器|初期ライフ|
|レッドホーク|ブリンガーソード(剣)|8|
|ホワイトスワン|バードブラスター(銃)|6|
|イエローオウル|ウイングガントレット(拳)|7|
|ブルースワロー|バードブラスター(銃)|6|
|ブラックコンドル|ブリンガーソード(剣)|8|
-十字ボタンでジェットマンを操作。Bボタンでジャンプ、Aボタンで攻撃。十字ボタン上+Aボタンで蹴り上げ攻撃(上方向に強い攻撃)が可能(どのキャラクターでも性能は同じ)。
--ストックがある状態でSTARTボタンを押すと、各キャラクターにつき1回だけ画面内の敵を一掃できる「''スカイアタック''」を放つことができる。ストックは敵が落とすアイテムを集めることで貯めていく。
--このため、本作でポーズをするときはSELECTボタンを押す必要がある。
-ライフが0になると1ミスで、別のメンバーから改めて1人を選ぶ。ステージクリア後は再び5人から選べるようになるが、同じステージで5人全員がミスするとゲームオーバーとなる。
--敵からのダメージは1固定で、敵が落とすアイテムで回復することができる。
***ボス戦
-グレートイカロスを操作し、敵怪人と1vs1のバトルを行う。基本操作は道中戦と同じだが、以下のような格闘ゲームに近い操作性になっている。
--通常攻撃は最大で3連続まで放てるが、敵が攻撃を避けたりガードしてきたりすることがある。
--ジャンプの距離や空中での動きは制御できるが、振り向き動作は用意されておらず、グレートイカロスは必ず右側を向いた状態で戦う。
--十字ボタン下で敵の攻撃をガードできるが、ダメージを半減するだけでノーダメージにはできない。
--画面下のゲージが一定量溜まっているときにSTARTボタンを押すと必殺技が出せる(ポーズはSELECTボタン)。ゲージは時間経過で上昇し、多く溜まっているときダメージは大きくなる。
--敵のライフゲージを0にするとグレートイカロスが必殺技を放つ演出が挿入されてステージクリアとなる。逆にこちらのライフが0になるとゲームオーバーとなる。
-コンティニューに制限はないが、そのステージの最初から(ボス戦でゲームオーバーになった場合も道中戦の最初から)のやり直しとなる。
--タイトル画面で数字4文字のパスワードを入力する事により、途中ステージからの再開が可能。パスワードはステージクリア後かゲームオーバー後に表示される。
***バトルモード
-ラスボス以外のステージボスと戦うことができるモード。勝っても負けても専用の一枚絵が表示され、その後は再び好きなボス戦を選んでの再トライとなる(倒したボスとの再戦も可能)。飽きるまで好きなボスと戦うことができるエンドレスモードである。
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**評価点
-ナツメ開発の作品だけあって操作性は良好。アクションゲームとしてストレスを感じるところはまったくない。
--「演出のが薄い」というのは裏返せば「過剰な演出がない」ということでもあり、テンポよく進めていくことができるのは、アクションゲームとしてはプラス評価になる。
-OPデモ、ボス戦前のデモにおける、ジェットイカロスとジェットガルーダが合体してグレートイカロスになるアニメーションはクオリティが高く、一見の価値はある。ぱっと見はFCのゲームとは思えない程の職人的書き込みとなっている。
--スタートボタンで上記のアニメシーンのスキップが可能。頻繁に挟まれるシーンなのでありがたい機能。
-BGMはFCの性能を超えているといっても過言ではないレベルの音源で、極めて高クオリティである。また、OPデモシーンのテーマソングもインストバージョンとしてTV版を上手く再現している(残念ながらサウンドテストは不可)。
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**問題点
-ジェットマンの性能に差がない
--''レッドとブラック、ホワイトとブルーは使用武器・ライフ値も同一の完全なコンパチ''であり、実質的には3種類しかキャラクターがいない。
--しかも、イエローとレッド・ブラックとの性能差もほとんど感じられないので、''「レッド・イエロー・ブラックの接近型」と「ブルー・ホワイトの射撃型」の2種類しか存在しない''と言って差し支えない。
--説明書には「ステージに合わせたキャラを選べ」とあるのだが、道中戦の仕様を考えると、彼らの存在意義は''残機数''と考えるべきであろう。
-アクションゲームとして単調すぎる
--道中戦はどのステージもひたすら一本道を進んでいくだけで、武器で攻撃しないと壊せない壁や一部ステージに動きが遅くなる水たまりがある以外はトラップもギミックもない。「''落とし穴すら存在しない''」と言えばその低難度ぶりが分かるだろうか。
--ザコ敵の種類も数も少ないうえにどれも弱く、せっかくのスカイアタックも使う機会がないままクリアできてしまう。
--ボスはどれも見た目が違うだけで、主な攻撃パターンが素手の突きと飛び道具の2つしかない。グレートイカロス側もできる行動が少ないので、どうあがいても単調な操作しかできない。
--ボス戦は「''ひたすらガードしてパワーゲージが最大まで溜まり次第必殺技を出す''」という戦法で勝てる。というより、ボスによっては攻撃が激しくてそうしないとまともに勝てない。
--難易度の違いはザコ敵の数と耐久度がアップする程度。「ハード」「ベリーハード」の実態も、''ライフが1のままでプレイさせられるだけ''という水増し気味の内容である。
-演出の物足りなさ
--道中戦の操作キャラクターが小さく、体型・性別が描きわけられていない((原作では女性のホワイト・ブルーのスーツにはスカートがつけられており、肥満体型のイエローは変身後も他のメンバーより胴回りが一回り大きい。))。
--『ジェットマン』は飛びながら敵と戦う場面の多い作品なのだが、本作でジェットマンが飛行するのは、スカイアタックを使用したときの演出のみである。
--ボス戦の背景が黒一色。グレートイカロスや敵怪人のグラフィックの出来が良いだけに、街中で戦っている雰囲気が出ていればと惜しくなる。
--幕間のデモが存在せず、敵怪人がなぜ出てくるのか、ジェットマンがなぜ戦うのかがゲームだけでは分からない。
-原作と比べたときの物足りなさ
--道中戦ではグリナム兵(戦闘員)と次元虫(次元獣/バイオ次元獣の元になる魔物)、ボス戦では次元獣/バイオ次元獣、セミマル((敵組織の首領である女帝ジューザが遺した魔物。原作中盤でジェットマンを苦しめた強敵だが、幹部を差し置いてよいほど存在感があるわけではない。ちなみに、本作のボスに選ばれたライトアルマジロとジクウマンモスは、原作ではセミマルを撃破したあとに登場しており、時系列に矛盾がある。))と戦うのに、原作の華とも言える敵幹部はゲーム中に一切出てこない。
--発売時期を考えると原作どおりの展開にはできないだろうが、ジューザをラスボスにするなどのオリジナル展開にすれば、敵幹部を出演させられたのではないだろうか。
--ボス戦で使用できるのはグレートイカロスのみで、合体前の姿であるジェットイカロスとジェットガルーダは、OPデモやボス戦前のイベントシーンの登場にとどまる。
--3号ロボのテトラボーイも登場しないが、テトラボーイの初登場が原作31話=9月であることを考えると、無理はないかもしれない。
//(余談だが「黄色はデブキャラ」と言うイメージに反して、スーパー戦隊シリーズのイエローでデブキャラに該当するのは『秘密戦隊ゴレンジャー』のキレンジャー以外ではイエローオウルだけである。またファンからは「イエローオウルは変身すると(スーツアクターに交代するので)痩せる」とネタにされており、本ゲームでも(パッケージの写真を含め)デブには見えない。
//面白い余談だが、ゲーム本編との関係が薄いのでCO。
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**総評
操作しやすく難易度が低い点は子供向けのアクションゲームとして良好だが、操作キャラクターに大きな差がなく、登場人物どうしの掛け合いもないシンプルすぎる演出は、個性を十二分に発揮していた『ジェットマン』らしさをほとんど感じられない。アクションゲームとしてもステージの数やバリエーションが少なく、総じてボリューム不足が目立ってしまっている。~
『ジェットマン』のゲームとしてもナツメ製のゲームとしても物足りない、惜しい1作である。
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**その後の展開
-後継番組の『[[恐竜戦隊ジュウレンジャー]]』もFCでゲーム化され、同じメーカーから発売された。こちらは、キャラゲーとしての演出が改善された一方で、アクションゲームとしての完成度は本作よりも明らかに劣化してしまった。
-秘密基地建設ゲーム『[[アジト3]]』のユニットとして『ジェットマン』の5人が参戦している。オリジナルキャストではないが、檜山修之氏や玄田哲章氏など豪華声優陣が声を当てている。
//また巨大ロボとしてジェットイカロスは出るが、2号ロボのジェットガルーダは未登場。後続機のテトラボーイですら武器の演出で出番があるのに…
///別作品の細かい事情をこちらで記す必要はない。
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**余談
-実は「スーパー戦隊シリーズ」でファミコン化された本作と次作『恐竜戦隊ジュウレンジャー』は結果的に原作のシリーズでも作品名の転換点になった作品である。
--それまでは1983~1984年の『科学戦隊ダイナマン』以後「~マン」が王道路線だったが、これ以後は「~レンジャー」が固定路線となった((これ以後「~マン」は1998~1999年「星獣戦隊ギンガマン」が単発で登場したのみ。因みにそれも当初の構想では「ガオレンジャー」だった(この名前は2001~2002年の「百獣戦隊ガオレンジャー」に転用されている)。))。
---その後2000年代後期にはさすがにネタ切れか「レン」にあたる部分もいろいろ改変されるようになったが「~ジャー」が王道と言うスタイルは、これから30年以上が経過した現在も続いている。
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