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ハイスクールD×D - (2019/05/02 (木) 23:18:00) の最新版との変更点
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*ハイスクールD×D
【はいすくーるでぃーでぃー】
|ジャンル|バトルADV|&amazon(B00DS5TNWU)|
|対応機種|ニンテンドー3DS|~|
|メディア|3DSカード/DLソフト|~|
|発売元|角川ゲームス|~|
|開発元|ブリッジ、ゼロティブ、ジェンコ他((シナリオ製作:エレファンテ、デバッグ:デジタルハーツ))|~|
|発売日|2013年12月19日|~|
|定価|6,480円(税8%込)|~|
|プレイ人数|1人|~|
|レーティング|CERO:D(17歳以上対象)|~|
|セーブデータ|5個|~|
|判定|なし|~|
|ポイント|アニメ1期の物語をトレースしたもの&br;掛け合い重視の戦闘パート|~|
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#contents(fromhere)
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**あらすじ
超スケベだが善良な高校生、兵藤一誠は堕天使に惨殺されてしまった。~
しかし赤髪の悪魔リアス・グレモリーによって、下僕悪魔として転生することになった。~
そうして命の恩人リアスに認められ、そしてハーレム王になるべく、悪魔としての人生を奮闘しはじめるのだった。
**概要
おっぱいに燃えて萌えるバトルものの人気ラノベ『ハイスクールD×D』のゲーム化作品。~
アニメ1期までの物語を楽しみつつ、原作で起こったバトルをRPG形式で楽しめる。
***ADVパート
-シナリオ分岐
--お話の内容はアニメ1期までのトレースであり全10章に分割されている。シナリオに殆ど分岐はない。
-好感度とオリジナル展開
--主要な登場人物には主人公に対する好感度が存在し、イッセーがだれを優先的に選んで会話するか、選択肢にどう回答するかによって変動する。なお高感度の上下はイッセーの行動の直後に分かるようになっている。
--好感度によっておこる専用イベント、イッセーが登場人物を選択して発生するイベントはゲームオリジナルの内容。
***RPGパート
-コマンド
--主人公が先制のターン制。とれる行動は大きく分けて攻撃・必殺技の2つ。
--イッセーが取った行動に応じて、敵の会話も臨機応変に変化するのでイベント戦という趣が強い。
--必殺技は3つ。大ダメージを与えるドラゴンショット、女性限定で発動できる一撃必殺技のドレスチェンジとドレスブレイクがある。
--シナリオが進むと、ブーストというコマンドも追加される。効果はパラメータの倍加でありこの行動の際、自分のターンが消費されない。
---戦闘中はこの倍加の効果が永続する。ゲーム終盤になると毎ターンパラメータが倍化し最終的に8倍にまでなる。
-パラメータ
--体力・気力・攻撃力・防御力・回避率の5つ。経験値やレベルアップのシステムは存在せず、シナリオ中に幾度とはさまれる訓練を経て気力以外のパラメータを向上させられる。
---体力は攻撃を受けると減少する。
---気力は攻撃を受けたとき、必殺技を使ったときに減少。必殺技を回避されると激減。ターン経過で回復もする。
--バトルを終えると体力・気力は全快し、倍加したその他能力はもとにもどる
--体力もしくは気力が0になると負け。主人公が負けるとゲームオーバーとなり、その戦闘をやり直すことになる。
--主人公には味方の能力をコピーし特定のパラメータを高める場合がある。プレイヤーは任意に行うことができず、起こったイベントによって発生する。また右上に何をコピーしているのか表記される。
-渾身の一撃チャレンジ・不撓不屈チャレンジ
--いずれも制限時間内に、一定回数ボタン連打を成功することで発動する。
--敵の攻撃ターン時にこちらがあと一撃食らうと死んでしまう状況で敵の攻撃を受けると耐えたり回避したり、逆にこちらから攻撃する状況では大ダメージを与えたりする。
**評価点
-戦闘演出の独自性
--戦闘中の敵味方の掛け合いがかなり作りこまれている。
--一般的なRPGとしては楽しめないかもしれないが、ADVゲーとして見ればなかなか臨場感にあふれている。
--プレイヤーがとった行動によって、対峙している相手はさまざまなコメントをはさんでくる。
--余裕をかましてきたり、意外な行動をとられて驚いて見たりなどパターンも多い。
--原作にはなかった本作オリジナルの対話もかなり盛り込まれているが、キャラ崩壊にはなっていない。
-原作アニメや静止画が3D表記される。またアニメのタッチを壊していない。
-動きに満ちた立ち絵
--女性キャラは立ち絵のポーズが変わるときに胸がゆれる。これ自体は作品のコンセプト上評価点であり、バストが90超のリアス、朱乃は時折揺れるため一種の演出としては成立している。
--RPGパートにてダメージを食らったときの顔も、きちんと険しい顔や泣き顔になったりする。
**賛否両論点
-原作にはかなり忠実
--本筋のシナリオには、原作との差異があまり存在せず、ドレスチェンジという技を習得する際の流れに多少オリジナル展開がある程度。
--アニメ本編に忠実なのは非常に良いことだが、逆に言うと本編を知っていると真新しさがない。
--アニメ1期までのシナリオについては、主の為にボロボロになれる男らしい主人公の存在、巧妙なフラグ回収もするため手堅い作りになっている。下手にオリジナル展開を挟んで矛盾を生じさせてもいない。
**問題点
-アニメーションのはさみ方が微妙
--テキストだけでは確かにマンネリになってしまうかもしれないが、イベント時にはさまれるアニメーションは基本的に原作アニメの使いまわし。
--尺や音響も中途半端に短かったり、乏しかったりするので、本編の設定を理解する助けにはなってない可能性あり。
---アニメに登場した声優の声をすべて使うことはできなかったようで、しゃべっているのに無音だったりとかなり違和感の強いアニメーションもある。
-戦略性が殆どないバトル
--回復や防御というアクションがない。ブーストはいわゆるバフの効果だがこれも先手の1ターン目で使えばほとんどの場合正解。戦闘中であればこのバフは永続。
--必殺技のうち、ドレスチェンジとドレスブレイクの2つはたいていの敵には1撃必殺となる。シナリオの都合上、これを当てなくてはならない場合というもの存在する。
---攻撃を当てた回数に応じて、上記の必殺技が使えたり使えなくなったりするので、命中率がかなり戦局を左右する
-アーシアの胸が不自然に揺れすぎる
--評価点でも記述した胸揺れだが、アーシアに限っては演出過剰なきらいがある。
--彼女の立ち絵は頻繁に手を組みなおすのだが、それを姿勢の変化として機械的に判断しているのか不自然なほど揺れまくる。
--決して貧乳のキャラではないのだがそれでもバストは80代だし、清楚なシスターという出で立ちなので違和感が強い。
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**総評
原作小説のアニメ化に乗じてゲーム化した作品。物語は良くも悪くも原作から逸脱しておらずシナリオ分岐もないが、会話しながらRPGのように繰り広げられる戦闘がある意味特長となっている。~
キャラゲーのADVものの中では、いまひとつゲームに面白さがないといってしまえばそれまでかもしれないが、ひとまず異彩を放つことには成功しただろう。
*ハイスクールD×D
【はいすくーるでぃーでぃー】
|ジャンル|バトルADV|&amazon(B00DS5TNWU)|
|対応機種|ニンテンドー3DS|~|
|メディア|3DSカード/DLソフト|~|
|発売元|角川ゲームス|~|
|開発元|ブリッジ、ゼロティブ、ジェンコ他((シナリオ製作:エレファンテ、デバッグ:デジタルハーツ))|~|
|発売日|2013年12月19日|~|
|定価|6,480円(税8%込)|~|
|プレイ人数|1人|~|
|レーティング|CERO:D(17歳以上対象)|~|
|セーブデータ|5個|~|
|判定|なし|~|
|ポイント|アニメ1期の物語をトレースしたもの&br;掛け合い重視の戦闘パート|~|
|>|>|CENTER:''[[富士見ファンタジア文庫シリーズ]]''|
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#contents(fromhere)
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**あらすじ
兵藤一誠は超スケベだが善良な高校生だった。~しかし堕天使に惨殺されてしまったのを機に彼の人生は一転する。~赤髪の悪魔リアス・グレモリーによって、下僕悪魔として転生することになったのである。~
そうして命の恩人リアスに認められ、そしてハーレム王になるべく、悪魔としての人生を奮闘しはじめるのだった。
**概要
おっぱいに燃えて萌えるバトルものの人気ラノベ『ハイスクールD×D』のゲーム化作品。~
アニメ1期までの物語を楽しみつつ、原作で起こったバトルをRPG形式で楽しめる。
***ADVパート
-シナリオ分岐
--お話の内容はアニメ1期までのトレースであり全10章に分割されている。シナリオに殆ど分岐はない。
-好感度とオリジナル展開
--主要な登場人物には主人公に対する好感度が存在し、イッセーがだれを優先的に選んで会話するか、選択肢にどう回答するかによって変動する。なお高感度の上下はイッセーの行動の直後に分かるようになっている。
--好感度によっておこる専用イベント、イッセーが登場人物を選択して発生するイベントはゲームオリジナルの内容。
-アニメの流用
--テキストを読み進めることが主だが、アニメーションで説明されるシーンがところどころにはさまれる。
--アニメーションはアニメ化した際の映像を流用したものである。
***RPGパート
-コマンド
--主人公が先制のターン制。とれる行動は大きく分けて攻撃・必殺技の2つ。
--イッセーが取った行動に応じて、敵の会話も臨機応変に変化するのでイベント戦という趣が強い。
--必殺技は3つ。大ダメージを与えるドラゴンショット、女性限定で発動できる一撃必殺技のドレスチェンジとドレスブレイクがある。
--シナリオが進むと、ブーストというコマンドも追加される。効果はパラメータの倍加でありこの行動の際、自分のターンが消費されない。
---戦闘中はこの倍加の効果が永続する。ゲーム終盤になると毎ターンパラメータが倍化し最終的に8倍にまでなる。
-パラメータ
--体力・気力・攻撃力・防御力・回避率の5つ。経験値やレベルアップのシステムは存在せず、シナリオ中に幾度とはさまれる訓練を経て気力以外のパラメータを向上させられる。
---体力は攻撃を受けると減少する。
---気力は攻撃を受けたとき、必殺技を使ったときに減少。必殺技を回避されると激減。ターン経過で回復もする。
--バトルを終えると体力・気力は全快し、倍加したその他能力はもとにもどる
--体力もしくは気力が0になると負け。主人公が負けるとゲームオーバーとなり、その戦闘をやり直すことになる。
--主人公には味方の能力をコピーし特定のパラメータを高める場合がある。プレイヤーは任意に行うことができず、起こったイベントによって発生する。また右上に何をコピーしているのか表記される。
-渾身の一撃チャレンジ・不撓不屈チャレンジ
--いずれも制限時間内に、一定回数ボタン連打を成功することで発動する。
--敵の攻撃ターン時にこちらがあと一撃食らうと死んでしまう状況で敵の攻撃を受けると耐えたり回避したり、逆にこちらから攻撃する状況では大ダメージを与えたりする。
**評価点
-戦闘演出の独自性
--戦闘中の敵味方の掛け合いがかなり作りこまれている。
--一般的なRPGとしては楽しめないかもしれないが、ADVゲーとして見ればなかなか臨場感にあふれている。
--プレイヤーがとった行動によって、対峙している相手はさまざまなコメントをはさんでくる。
--余裕をかましてきたり、意外な行動をとられて驚いて見たりなどパターンも多い。
--原作にはなかった本作オリジナルの対話もかなり盛り込まれているが、キャラ崩壊にはなっていない。
-原作アニメや静止画が3D表記される。またアニメのタッチを壊していない。
-動きに満ちた立ち絵
--女性キャラは立ち絵のポーズが変わるときに胸がゆれる。これ自体は作品のコンセプト上評価点であり、バストが90超のリアス、朱乃は時折揺れるため一種の演出としては成立している。
--RPGパートにてダメージを食らったときの顔も、きちんと険しい顔や泣き顔になったりする。
**賛否両論点
-原作にはかなり忠実
--本筋のシナリオには、原作との差異があまり存在せず、ドレスチェンジという技を習得する際の流れに多少オリジナル展開がある程度。
--アニメ本編に忠実なのは非常に良いことだが、逆に言うと本編を知っていると真新しさがない。
--アニメ1期までのシナリオについては、主の為にボロボロになれる男らしい主人公の存在、巧妙なフラグ回収もするため手堅い作りになっている。下手にオリジナル展開を挟んで矛盾を生じさせてもいない。
**問題点
-アニメーションのはさみ方が微妙
--テキストだけでは確かにマンネリになってしまうかもしれないが、イベント時にはさまれるアニメーションは基本的に原作アニメの使いまわし。
--尺や音響も中途半端に短かったり、乏しかったりするので、本編の設定を理解する助けにはなってない可能性あり。
---アニメに登場した声優の声をすべて使うことはできなかったようで、アニメーション中のキャラの口は動いているのに、無音だったりとかなり違和感の強いアニメーションもある。
-戦略性が殆どないバトル
--回復や防御というアクションがない。ブーストはいわゆるバフの効果だがこれも先手の1ターン目で使えばほとんどの場合正解。戦闘中であればこのバフは永続。
--必殺技のうち、ドレスチェンジとドレスブレイクの2つはたいていの敵には1撃必殺となる。シナリオの都合上、これを当てなくてはならない場合というもの存在する。
---攻撃を当てた回数に応じて、上記の必殺技が使えたり使えなくなったりするので、命中率がかなり戦局を左右する
-アーシアの胸が不自然に揺れすぎる
--評価点でも記述した胸揺れだが、アーシアに限っては演出過剰なきらいがある。
--彼女の立ち絵は頻繁に手を組みなおすのだが、それを姿勢の変化として機械的に判断しているのか不自然なほど揺れまくる。
--決して貧乳のキャラではないのだがそれでもバストは80代だし、清楚なシスターという出で立ちなので違和感が強い。
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**総評
原作小説のアニメ化に乗じてゲーム化した作品。物語は良くも悪くも原作から逸脱しておらずシナリオ分岐もないが、会話しながらRPGのように繰り広げられる戦闘がある意味特長となっている。~
キャラゲーのADVものの中では、いまひとつゲームに面白さがないといってしまえばそれまでかもしれないが、ひとまず異彩を放つことには成功しただろう。