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実況パワフルプロ野球3」を以下のとおり復元します。
この項目では『実況パワフルプロ野球』シリーズの『3』『'96開幕版』『3'97春』『'97開幕版』『S』『EX』『Basic'98』の紹介をしています。
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*実況パワフルプロ野球3
【じっきょうぱわふるぷろやきゅうすりー】
|ジャンル|野球ゲーム|&amazon(B000068HX6)|
|対応機種|スーパーファミコン|~|
|発売・開発元|コナミ|~|
|発売日|1996年2月29日|~|
|定価|7,500円|~|
|分類|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~|
|ポイント|サクセスモード初登場|~|

**概要
-パワプロナンバリング3作目。野球ゲームNo1を謳っている。
-今回の実況は安部憲幸氏に戻っており、8まで担当する。
-本作から''サクセスモードが初登場''。
-アレンジチーム枠が14に大幅に増え、全てのチームを入れ替えたペナントやリーグ戦が出来る。
-PS・SSにあった「キャンプモード」で練習が出来るようになった。
-初期らしくミートは長方形だったり、スローボールの代わりにチェンジアップだったりもする。

**評価点
***サクセスモード
-後のパワプロシリーズでも代名詞となる選手育成モードが本作で初登場した。
-売りとなるモードが欲しいと考えたスタッフは、当時KONAMIから出ていた人気恋愛SLG『[[ときめきメモリアル]]』をモチーフにしたモードを入れる事を考えた。
--そのため本作のサクセスモードは『ときメモ』に近い画面画像であり、また彼女キャラも『ときメモ』のパロディのキャラも居る。
-本作のサクセスはプロ2軍編。コーチ評価を上げて一軍を目指す。作り上げた選手はアレンジモードで使える。
-調子の顔文字は本作から。

-本作は初のサクセスモードという事で以降の作品に比べて違いが多く目立つ。
--本作は野手のみ育成可能。投手は不可。
--いきなり彼女がいる場合もある(即座に別れて「サヨナラ男」を手に入れる戦略もある)。

--監督の評価次第では早期に一軍昇格できる事もある。
---しかし早く一軍に上がると育成期間が少ないまま登録されてしまうため、育成期間を延ばしながら二軍暮らしを送る事が強い選手を作るのに重要となる。
---ただし、契約更新時に監督の評価が低いと解雇(ゲームオーバー)され3年目の契約更改に一軍昇格できない場合も解雇されるので3年一杯プレイするには評価の調節も必要になる。
--タフ度、故障率が表示されない。

-本作は以降でお馴染みのレギュラーである矢部・猪狩が登場しない。
--本作の相棒は阿畑。
---後付けとして6以降に登場する「阿畑やすし」の親戚という設定が追加された。
--またダイジョーブ博士も本作から登場するが、あくまで疲れを取るか取れないかのやり取りだけ。
---そして「ランダムでいきなり出会い、研究所に連れ込んで、はい・いいえの選択肢を選ばせて終わったらその辺に捨てる」というお馴染みのやり取りは本作からある。
--一つ下のスーパールーキーとして戸井鉄男が登場。後のパワプロ5の主人公とされている。
--コーチは走り込みが好みだが、筋トレをすると評価を下げてくる。
---彼女キャラは外見や名前は違うが、台詞や出会い方などは全く一緒。

-イベント数は今から振り返るとあまり多くない。
--どちらかというと後の「マイライフ」に近い雰囲気があるとも言える。本作の阿畑もポジション的にはマイライフの奥井のような同僚ポジションに近い。

-登録人数は8人。
--野手全てをサクセスモードで作った選手で構成したアレンジチームは作れない。

-パスワードは『'96開幕版』『3'97春』『97』『S』『EX』でも使用可能。

**総評
-野球ゲームにSLGを加えるという発想は当時画期的でパワプロを本当にNo1野球ゲームへ押し上げる事となる。
-サクセスは粗削りだが、逆に新鮮な気持ちで遊べるかもしれない。
-本作のシステムは長い間使いまわされる事となる。

*実況パワフルプロ野球'96開幕版 / 実況パワフルプロ野球3'97春
【じっきょうぱわふるぷろやきゅうきゅうじゅうろくかいまくばん/じっきょうぱわふるぷろやきゅうきゅうすりーきゅうじゅうななはる】
|ジャンル|野球ゲーム|&amazon(B000068HX8)|
|対応機種|スーパーファミコン、Windows 95|~|
|発売・開発元|コナミ|~|
|発売日|SFC版'96開幕版:1996年7月19日&br()Win版'96開幕版:1997年2月21日&br()3'97春:1997年3月20日|~|
|定価|'96開幕版:7,500円&br()3'97春:6,800円|~|

**概要
-選手データなどを入れ替えた『3』のマイナーチェンジ版。
-サクセスモードなども同じ。
-何気に『96開幕版』はWindows版もリリースされている。

*実況パワフルプロ野球'97開幕版 / 実況パワフルプロ野球S
【じっきょうぱわふるぷろやきゅうきゅうじゅうななかいまくばん/じっきょうぱわふるぷろやきゅうえす】
|ジャンル|野球ゲーム|&amazon(B00005QDJX)|&amazon(B000069TXK)|
|対応機種|97開幕版:プレイステーション&br()S:セガサターン|~|~|
|発売元|コナミ|~|~|
|開発元|コナミコンピュータエンタテイメント大阪&br()(ダイヤモンドヘッド)|~|~|
|発売日|'97開幕版:1997年8月28日&br()S:1997年12月4日|~|~|
|定価|5,800円|~|~|

**概要
-PS、SSへの『3』の移殖。
--Sは発売が遅れたため『'97』は付けられなかった。なおSがSS最後のパワプロとなっている。
-画像は美麗なものになっている。
-サクセスモードも『3』の移殖だが、『4』の猪狩守に近い立ち位置の麻生、先輩の管野が追加されている。
-『4』と同じく投手を作れるようになった。
-リセットペナルティがないため、リセットプレイでの強キャラを作りやすくなっている。

*実況パワフルプロ野球'96 / 実況パワフルプロ野球EX / 実況パワフルプロ野球'98EX 
【じっきょうぱわふるぷろやきゅうきゅうじゅうろく/じっきょうぱわふるぷろやきゅういーえっくす/じっきょうぱわふるぷろやきゅうきゅうじゅうはちいーえっくす】
|ジャンル|野球ゲーム|
|対応機種|アーケード|
|発売・開発元|コナミ|
|稼働開始日|'96:1996年&br()EX:1997年&br()'98EX:1998年|

**概要
-アーケードに移植されたパワプロ。EXは『3』などの初期サクセスからパスワードを使える。
--守備などが少しきつい所もある。
--3年出ていたが、結局、以後の作品ではアーケード進出は(メダルゲームなどを除いた)野球ゲームとしてはなくなった。

*実況パワフルプロ野球BASIC'98 
【じっきょうぱわふるぷろやきゅうべーしっくきゅうじゅうはち】
|ジャンル|野球ゲーム|&amazon(B000068HXA)|
|対応機種|スーパーファミコン|~|
|発売元|コナミ|~|
|開発元|コナミコンピュータエンタテイメント大阪&br()(ダイヤモンドヘッド)|~|
|発売日|1998年3月26日|~|
|定価|5,800円|~|

**概要
-『3』の選手更新マイナーチェンジ版だが''サクセスはない。''
--当時、N64にメインプラットフォームを完全に移行しており、『5』と同時発売になったが隔絶の感はある。
--SFCパワプロ最終作なので、SFCに思い入れがある人からはそれでも支持はされている模様。

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