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Dark Blue」を以下のとおり復元します。
*Dark Blue
【だーく ぶるー】
|ジャンル|略奪され、陵辱されるADV|&amazon(B002R8LB6K)&br()&amazon(B004XKRTTI)|
|対応機種|Windows 2000~Vista|~|
|メディア|初回版:DVD-ROM&br()DVDPG版:DVD-Video 各1枚|~|
|発売・開発元|LiLiM DARKNESS|~|
|発売日|初回版:2009年11月27日&br()DVDPG版:2011年5月26日|~|
|定価|初回版:8,800円&br()DVDPG版:5,800円(共に税別)|~|
|セーブデータ|100箇所|~|
|ディスクレス起動|可能|~|
|配信|2012年10月5日/5,800円(税別)|~|
|レーティング|ソフ倫:&color(crimson){''18歳未満禁止''}|~|
|判定|なし|~|
|ポイント|&color(darkorchid){双子}&color(fuchsia){合体}で有名&br()寝取ら''せ''ゲー|~|
//鬱ゲー判定(2015/01/30 無断編集対策の目印用。判定欄への明記は不可)

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#center{&big{''囚われた君は、もう戻らない。''}}
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#center{&size(35){''WARNING!!!!!!!''}&br()&size(20){''本作は18歳以上のみ対象のアダルトゲームです。''}}
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**概要
寝取られ(NTR)を主題とした『Blueシリーズ』の作品。~
第1作『TRUE BLUE』製作の際に社員が2chに降臨し、NTR愛好家の意見を募って取り入れた結果、高い評価を集めて以降シリーズを重ねることとなった。

シリーズ第5作となる本作は孤立した館を舞台とし、シリーズでも異色の作品とされる。~
また、あるシーンがネットで評判となり「ゲームは知らないが「それ」だけは知っている」という人がそれなりにいる模様。

**ストーリー
>クラスメートの玲矢に誘われて雪斗達は玲矢の別荘に旅行に行くことに。
>別荘では快適な生活を送っていたが、みなで夕飯を食べながらラジオを聞いていたところ連続殺人犯が別荘の近くにいるかもしれないことが判明する。
>その日のうちに琴美が陵辱された後に刺殺され、楽しいはずの旅行は台無しになってしまう。
>さらに唯一の別荘にくる手段である橋が崩れてしまいしばらくは犯人に怯えながら別荘で過ごすことに......

**登場人物
#region(ネタバレを含むので注意)

-相沢雪斗(あいざわ ゆきと)
--主人公。運動神経などは普通。
--別荘では覗きを繰り返すがバレない。

-相沢琴美(あいざわ ことみ)
--雪斗の妹。人見知りする性格。
--別荘に着いた直後に確実に刺殺される。

-相沢鈴香(あいざわ すずか)
--雪斗の姉。生徒会長を務めている。
--教師の高峰に反抗心を持っている。

-高峰五郎(たかみねごろう)
--雪斗達の担任。風紀担当。
--教師引率として無理やり旅行について来た。

-久遠寺音羽(くおんじ おとは)
--雪斗と同学年の幼馴染。玲矢の許嫁。
--男性3人から好意を持たれている。

-アニス・レナフォード
--ロリ体系のアイドル。主人公に片思いしている。
--「双子合体」ほどではないが彼女のBADエンドシーンもネット上でちらほら見かける。
#region(簡潔な説明(閲覧注意))
---透明なケースに閉じ込められたアニスが天井に潰されて圧死するシーン。CG有り。
#endregion

-真岡 ジュン(まおか じゅん)
--アニスのマネージャー。
--自身もアイドルを目指していたが芽が出なかった。

-伊能玲矢(いのう れいや)
--金持ちの息子。頭が良い。
--彼が雪斗達を別荘に招待するところから物語は始まる。

-ほのか
--玲矢のメイド。若く美人。
--誰に対しても優しげだが、基本的に玲矢の命令以外には従わない。

-ナイジェル・ローウェン
--玲矢の執事。年寄り。
--口数が少ないが、仕事は完璧にこなす。

-吉良英二(きら えいじ)
--ヤクザの息子。音羽を好いている。
--普通は暴力を振るうことはないがキレると手がつけられない。

-犬飼裕明(いぬかい ひろあき)
--雪斗の友人。
--メイドやフィギュア収集といったオタク趣味を持つ。
--男性の中で唯一のまともな人間だが活躍の場は一切なく、ユーザーから存在意義を問われることが多いキャラ。

-千堂リナ・リオ(せんどう りな・りお)
-琴美のクラスメートの双子姉妹。
--後述する双子合体で確実に死亡する。
#endregion

**賛否両論点
-バイオレンス・猟奇
--上述したように、BlueシリーズはNTRを主題としたシリーズであるが、本作を特徴付けるのはバイオレンス・猟奇要素であり、その内容も凌辱から拷問、殺人と多岐にわたる。
---その代表とされるのが俗に「双子合体」とも呼ばれるシーンである。
#region(簡潔な説明(閲覧注意))
---拷問の末殺害した双子を縦に切断し、左右を入れ替えて縫い合わせる、というもの(縫い合わされた死体のCGあり)。
#endregion
--凌辱的要素はシリーズ過去作にもあったものの、拷問・殺人となると話は別で、毛色の異なる作風に賛否が分かれた((凌辱も拷問・殺人も現実的にはどちらもひどい犯罪だが、エロゲーの嗜好・ジャンル的には別物。))。
---猟奇物として一定の評価を受ける一方、絶対NGと拒否感を示すプレイヤーもいた。
---また、中には猟奇物として見た場合むしろ物足りないという声もあった。

**評価点

-エロ方面
--NTR物的とはいえないシーンを多数含んでいるため賛否の分かれる面もあるが、逆にバリエーションに富んでいる、とみなすこともできる。
--嗜好が合えば個々のシーンは評価できるとする意見もある。

**批判点

-ストーリー面
--本作では孤立した館で謎の殺人者による猟奇殺人が起こるという、いわゆるクローズドサークル的な設定となっている。~
しかし、謎を解いたり、真犯人を暴いたり、真犯人の計画を阻止したり、といった展開は特にない。プレイヤーが何をしようと真犯人の計画は最終局面まで進行する。ハッピーエンドであるなら主人公とルートヒロインは助かるものの、それでもそれ以外の人物の多くは死亡、または生死がはっきりしない。また、どの展開でも必ず死亡するキャラクターもいる。~
このことにある種の「空しさ」を感じたり、「(プレイヤーの行動しだいで)だれそれを救えるような展開がほしかった」とするプレイヤーも多い。
---ただし、「そもそもBlueシリーズに(非エロ的な部分での)シナリオの出来なんか期待していない」というプレイヤーもいる。
--上述の「どの展開でも必ず死亡するキャラクター」には大した出番もなく死亡する者もいるため、『活躍』を期待したプレイヤーからは残念がる意見もある。

-主人公
--ヒロインと主人公以外の男との性交渉は主人公が覗いている、という態で進行する。~
純粋な和姦ではなく脅迫気味に無理やり、という展開も多いのに主人公は「(覗くのに夢中で)止めたいのに止められない」、「いけないとわかっているのについつい覗いてしまう」といった感想を漏らす。~
このことに「いや、そこは止めろよ」、という突っ込みを入れるプレイヤーは多い。
---ただし、NTR展開があるのはバッドルートのみで、主人公が有能な働き者だったりしたらNTR展開が起きないのである程度は仕方ない、という意見もある。
--主人公のNTRシーンに対する態度に怒りや悔しさといったものがあまり見られず、その「淡白さ」が問題であると指摘する意見もある。
--なお、主人公がこのような性格である設定上の理由はゲーム内で説明されてはいる。

-グラフィック面
--グラフィック面の拙さを指摘されることがある。
---イベントCGでは原画の段階で駄目、という意見もあれば、(色の)塗りが駄目、という意見もある。
---また、CG及び立ち絵の差分の少なさを指摘する意見もある。

-演技面
--声優の演技を批判する意見もある。
---あるヒロインは日常シーンの演技はともかく、悲鳴を上げるようなシーンでの演技がさっぱり駄目、と指摘されている。
---また、男キャラの演技が全般的に下手、とする意見もある。

-誤変換・脱字などが多い
--千円冊(千円札)などの誤変換が多い。
--◼︎CH(音羽・私服・微笑み)といきなり表示されるシーンがある。
---恐らく立ち絵のプログラムがそのまま表示されてしまっている。
---スタッフロールによるとデバッグは全スタッフで行ったそうだが、初歩的な誤変換が幾つも残っているのは如何なものか。

-そもそも論
--NTR物はしばしば定義論争が発生することがあるが、本作に対してもこれはNTR物とはいえない、とする主張がある。
---「NTR物といえるようなヒロインはせいぜい一人」、「凌辱物であってNTR物ではない」((凌辱物とNTR物は似て非なるもの、という意見をもつNTR愛好家は多い。))、「寝取られ物というよりはむしろ寝取らせ物」といった物が代表的なものとしてあげられる。
---「主人公とヒロインとの関係」、「主人公のNTRシーンに対する反応」、「猟奇要素の多さ」などがその根拠とされる。

**総評
-さまざまな面で物足りなさが指摘されている。
-猟奇面で評価する声がある一方、それはBlueシリーズに期待されるものではない、という意見もある。

**その他
-「双子合体」のCGがインターネット上に紹介されると(エロゲーに興味がある層に)瞬く間に広がった。~
「外見から分かるように、二人は正真正銘の双子((こちらはテキストとCGが一致していない、笑える画像。4人の少女が画面に映されていて、髪の色などの外見が全員バラバラ。))」と並び、エロゲーの双子ネタということで話題に挙がりやすい。~
Googleの「dark blue」に続く検索候補では、「双子 画像」どころか「''[[仮面ライダーW>仮面ライダー クライマックスヒーローズW]]''」などと表示される始末。
--エロゲー雑誌「メガストア」(2013年10月号)の付録としてゲーム本編がDVDに収録されているが、こちらでも「ネットで定番となった『あの画像』のシーン」と紹介されている上、''ディスクレーベル(表面)に『あの画像』が印刷されている。''
--シナリオライターの和泉万夜氏のTwitterで、[[該当シーンを''「仮面ライダーW的なアレ」''と称しつつ、制作経緯について触れている。>https://twitter.com/banya_izumi/status/266679294175084545]]
-「(鍵が必要なのか…!?)」に代表されるモノローグが主人公の「馬鹿さ」の象徴として紹介されることがある。
--ただし、これは公式サイトやパッケージ裏に(おそらく作品のイメージとして)書かれているのみで、本編中にはそのようなシーンもテキストも出てこない。
-『The BLUE 極』に『とらいあんぐるBLUE』、『WEDDING BLUE』と一緒に収録されている。
-アダルトアニメ化している。

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