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プラネタリウムクリエイター 大平貴之監修 ホームスター ポータブル」を以下のとおり復元します。
*プラネタリウムクリエイター 大平貴之監修 ホームスター ポータブル
【ぷらねたりうむくりえいたー おおひらたかゆきかんしゅう ほーむすたー ぽーたぶる】
|ジャンル|星空ナビゲーター(プラネタリウム)|&amazon(B000HAJWM0)|
|対応機種|プレイステーション・ポータブル|~|
|メディア|UMD 1枚|~|
|発売元|セガ|~|
|発売日|2006年10月19日|~|
|定価|3,124円 (税抜) |~|
|プレイ人数|1人|~|
|判定|なし|~|
|ポイント|携帯機でありながら本格仕様のプラネタリウムソフト&br()設定保存は不可など細部に不満あり|~|

**概要
-PSP用に発売されたプラネタリウムソフト。
--タイトルにもあるように家庭用プラネタリウム「ホームスター」製作者の大平貴之氏が監修している。「ホームスター」はセガのグループ会社であるセガトイズから発売されている。
--また、国立天文台の渡部潤一教授や川崎市青少年科学館の科学・天文担当・プラネタリウム解説員である甲谷保和氏も製作に協力している。
--本作は実用性を重視したソフトであるため、ゲーム性はほとんどない。

**主なモード
-''星空再現''
--日付や場所を指定し、星空を再現することができる。
--また、GPSレシーバーを使用することで、現在いる場所から見られる星空を表示することもできる。

-''ファンタジーシスター''
--星や星座に関する物語や解説をCG・音楽・音声で楽しめる。全部で20本収録されている。
--家庭用プラネタリウム「ホームスター」を持っていると楽しめるものもある。

-''ゲームシェアリング''
--ゲームシェアリング機能を使用して別のPSPにデータを無線配信することで、星空を「おすそわけ」することができる。

-''サウンド''
--当作品のBGMを聞くことができる。

-''クレジット''
--スタッフロールが鑑賞できる。

**特徴・評価点
-専門家が監修・協力しているだけあって、本格的な仕様に仕上がっている。
--恒星のデータは1等星から16等星までの500万個が収録されている。
---また、日食・月食・彗星・流星群も再現することもでき、さらには自然現象を描画することもできる。
--星座だけでなく太陽系・恒星・星雲・星団などにも解説が収録されており、一見の価値あり。
--国内だけでなく、海外の主要な場所の空も再現することができる。
---場所によって地平の風景が変わったりすることもある。
--紀元前9999年から9999年までの星空を再現することもできる。
---歳差運動も計算されているので、日時次第では日本なのに「みなみじゅうじ座」などの南天の星座が見えることも。
--この手のプラネタリウムソフトは星空を再現するモードのみであることが多いが、本作は星や星座を解説するモードである「ファンタジーシスター」も存在する。
---「ファンタジーシスター」は川崎市青少年科学館のプラネタリウム解説員である甲谷保和氏が担当しているため、クオリティの高い解説を鑑賞することができる。

-BGMはおまけ程度の存在であるが、癒されるほど心地よい。
--前述の通り本作はサウンドモードが搭載されており、そのBGMを任意に聞くができるのも評価できる。

**問題点
-''設定保存ができない。''
--そのため、起動するたびに観測地や表示設定などをいちいち設定しなおす必要がある。

-「星空再現」モードの「月齢・天体カレンダー機能」は 2007年1月から2011年12月までしか収録されていない。
--2012年以降どころか、本作が発売された年である2006年も収録されてないのはやや不親切。

-観測地は地域ごとにカテゴリ分けされているのだが、地域カテゴリを間違えている観測地がある。
--例えば、モスクワが欧州ではなくアジア((確かにロシアはアジア扱いされることもあるが、モスクワはヨーロッパロシアにある。))に、パラオとミクロネシアがオセアニアではなく東南アジアに入っている。

-UMD版だとロード時間がやや長い。
--2012年7月26日に発売開始したダウンロード版だとロード時間が短縮されているので、今から買うならダウンロード版がおすすめ。ただし、Vitaには対応していない点に注意。

**総評
細かい点が気になるものの、全体としてはよく仕上がっているプラネタリウムソフトである。~
星に興味がある人、いつでもどこでもプラネタリウムを楽しみたい人は買って損はないだろう。

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