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巨人のドシン」を以下のとおり復元します。
*巨人のドシン
【きょじんのどしん】
|ジャンル|アゲ・サ・ゲーム南国風|~|
|対応機種|ニンテンドウ64 64DD&br()ニンテンドーゲームキューブ|~|
|発売元|任天堂|~|
|開発元|パーラム|~|
|発売日|2002年3月14日|~|
|定価|6800円|~|
|プレイ人数|1人|~|
|セーブデータ|40ブロック以上使用|~|
|ポイント|何をしてもいい&br()それが長所であり短所|~|

**概要
-プレイヤーが巨人となって小さな人間の暮らしに影響を与える、といういわゆる「神ゲー」にあたる。
--「神ゲー」といってもまったりと時を過ごす事に重点が置かれていて、PC/SFCの『ポピュラス』などとはまた少し違うゲーム。
-ディレクターは『アクアノートの休日』などで知られる飯田和敏。ゲームデザインは『[[エアーズアドベンチャー>http://www23.atwiki.jp/ksgmatome/pages/57.html]]』を手掛けた柴田賀盆。

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&italic(){熱帯に浮かぶ島、バルド島。この島には朝日とともに巨人が現れ、夕日と共に消えていく。}

**特徴
-ゲームはプレイヤーが操作する「巨人」が朝に目覚めた所から始まり、昼にかけて自由に活動、日没で一旦ゲーム終了という流れ。~
日没の後に巨人のその一日が「○代目巨人」として巨人図鑑というものにおおまかに記録される。
--この流れを何回も繰り返し繰り返し行っていくのがこのゲーム。
--ゲーム中にする事とは、バルド島の島民達と巨人との交流が主。島民達は巨人に対し、~
「土地を変えて欲しい」「木を植えて欲しい」などといった要望のアイコンを送り、巨人がそれに応えることで交流が深まっていく。
--もちろんその要望は無視しても構わないし、逆に島民に対して破壊活動をしても構わない。
-ゲームに明確な目的は無いと言ってよく(一応はあるのだが)、基本的に自由気ままに何でもして良いというゲーム。
-ゲームではナビゲートとして「ソドル」という島の傍観者がおり、ゲームについて色々と教えてくれる。このナレーション、なかなか好評。

-巨人にできること。もちろんこれが全てではない。
--ジャンル名「&bold(){アゲ・サ・ゲーム南国風}」の通り、巨人は島の土地を「アゲる」・「サゲる」ことができる。~
「アゲ・サゲ」とは名の通り、土地の高度を上げたり、下げたりすること。
--巨人は善い行いをするとハートが溜まっていき、憎まれる行いをするとドクロが溜まっていく。~
このどちらかが一定以上溜まることで、巨人は大きくなっていく。
--巨人には2タイプあり、優しい「ラブ巨人」と凶暴な「ヘイト巨人」で、それぞれいつでも自由に変更可能。~
デフォルトは黄色い「ラブ巨人」の方で、パッケージのイラストはそれにあたる。
---島民と交流する時は「ラブ巨人」、暴れたい時は「ヘイト巨人」といった感じ。

-島で起こること。
--災害。火災、竜巻、噴火などさまざま。巨人が頑張るチャンス。
--集落の誕生と発展。集落がある程度発展すると島民は「モニュメント」を作る。~
これは4種類いる島民の組み合わせによって様々なものができるのだが、巨人があることで手助けをしてあげないと、~
&bold(){トイレによくあるものの形}となりモニュメントが失敗に終わってしまう。
---モニュメントを全種類記録することが、このゲームの一応の目的である。もちろん、そうするかしないかは自由。~
もし目的を達成しようと思うのならば、覚悟が必要。&bold(){いろんな意味で。}

**短所

-巨人のスピードがとても遅い。歩くことしかできないのだが、巨人のサイズが小さいととても移動が制限されてしまう。
-住民がとてもワガママ。災害から救ったのに自分が憎しみの対象になっていた、なんてことはザラ。
-このゲームは目的があってないようなものなので、自分で目標を作って楽しむというようにしないとただダレるだけとなってしまう。

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**まとめ

どこまでも人を選ぶゲーム。誰でも楽しめるゲームだとは口が裂けても言えない。
掴みどころがほとんど無いと言ってしまえばそうであるし、ゲームの空気が物凄くゆったりしている。
自分で目的を作り出すなど、まったりとしてゲームをする人には向いているかもしれない。

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