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コナミアンティークス MSXコレクションシリーズ - (2012/09/05 (水) 00:58:37) の編集履歴(バックアップ)


コナミアンティークス MSXコレクションシリーズ

【こなみあんてぃ-くす えむえすえっくすこれくしょんしりーず】

ジャンル オムニバス
対応機種 プレイステーション
セガサターン
発売元 コナミ
開発元 【PS】コナミコンピュータエンタテイメント東京
【SS】コナミコンピュータエンタテイメント横浜
発売日 【PS Vol.1】1997年11月20日
【PS Vol.2】1998年1月22日
【PS Vol.3】1998年3月19日
【SS】1998年7月23日
定価 【PS】各4,800円
【SS】3,800円
ポイント MSXのソフト全30作をエミュレート収録
SS版の優遇移殖
配信 ゲームアーカイブス:
Vol.1/Vol.2共に2006年11月22日より配信/600円

概要

  • 主に80年代前~中期のMSXソフト全30作をエミュレート移殖したソフト。プレイステーションはソフト3分割にて収録され、セガサターン版はソフト1本での収録となっている。
  • アレンジの類ではない原作に忠実な移殖だが、あくまでもエミュレート移殖なので完全なる移殖という訳ではない(詳細は下記にて)。
    • そのためか、パッド操作のみで遊べるゲームを選んで収録されている。『魔城伝説II ガリウスの迷宮』や『F1スピリット』といった、継続用パスワードをキーボードで入力するゲームは収録されていない。
  • 『Vol.1~3』はPSソフト、『ウルトラパック』はSSソフトでのリリースとなっている。

収録ゲーム

  • アーケードが原作のゲームのリンクは、原則としてAC版のメイン執筆となっている為、完全にはMSX版の情報がフォローしきれていない可能性があるので注意。
  • リンク右に(良)と書かれているのは名作・良作まとめWikiの執筆、それ以外はカタログ執筆となっている。

コナミアンティークス MSXコレクション Vol.1

全10作収録

コナミアンティークス MSXコレクション Vol.2

全10作収録

コナミアンティークス MSXコレクション Vol.3

全10作収録

  • コナミのテニス
  • コナミのサッカー
  • コナミラリー
  • ぽんぽこパン
  • ピポルス
  • 王家の谷
  • 夢大陸アドベンチャー
  • タイムパイロット?
  • パロディウス
  • 沙羅曼蛇

コナミアンティークス MSXコレクション ウルトラパック

全30作収録

上記のPS版3作のすべてを収録

主な要素

  • このシリーズはゲームプレイだけに特化したソフトであり、各収録ゲームの資料集的な情報などは存在しない。
    • 説明書内でも各収録ゲームの簡易な情報とルール説明がされるだけに留まっている。
  • セーブ機能には一切対応していない。エンドレスループ制やプレイ時間が長引く収録ゲームも多いので不便ではある。
  • 特にPS版全般は原作に比べると「ゲームスピード、処理落ちの相違」が確認されており、純粋に原作再現度という観点から見ると決して優れているとはいえない。
    • SS版はその辺がある程度改善されており、PS版よりは優れている。
  • ロード時間は皆無でウエイトに悩まされる事はない。
  • ボタン一発でゲームをリセットできる(ゲーム選択画面に戻れる)機能が追加されている。
  • 連射機能は搭載されておらず、連射パッドを使用しない限りは手動で連射しなければならない。
    • 特にシューティング系でのプレイは多々辛いものがある。ハードの仕様上オート連射が一切できないPSP版ゲームアーカイブスでは尚更辛い。
  • Vol.1の『グラディウス』、Vol.2の『グラディウス2』は、原作の「複数カートリッジによる自機変化」が裏技で再現できる。
  • SS版はゲーム画面を「フルサイズ」か「画面左右に空白が空いたサイズ」のどちらかにゲーム中いつでも切り替える事ができる*1

総評

  • 純粋なる完全再現とはいかないが、原作のゲーム性を堪能するには十分楽しめる出来であるのは間違いないだろう。
  • SS版は「PS版3ソフトすべてが収録され、価格がPS版単体よりも1,000円安く*2、再現度もこちらの方が上」と、あらゆる面でPS版より優れている。この辺はPSユーザーにとっては批判が多い模様。
  • PS版Vol.1とVol.2はゲームアーカイブスに配信されているが、Vol.3だけは何故か今現在配信されていないのが悔やまれる。