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ポップンステージ - (2015/09/20 (日) 19:08:10) の編集履歴(バックアップ)
ポップンステージ/ポップンステージex
【ぽっぷんすてーじ/ぽっぷんすてーじいーえっくす】
ジャンル
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音楽シミュレーション
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poster.gif
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対応機種
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アーケード
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販売・開発元
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コナミ
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稼動開始日
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2作共に1999年
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判定
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なし
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ポイント
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一見ではわかり辛い操作性 一人プレイは最低6パネル、最高10パネル操作を要求される ゲームそのものの完成度は決して低くない
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ポップンミュージックシリーズリンク
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概要
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コナミの音楽ゲーム人気が覚めやらぬ1999年、本編である『ポップンミュージック3』の後にリリースされたポップン界の新天地と呼べる存在。
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何といっても従来のポップンとの違いは足で操作する事にある。ポップンと同時期に登場し、社会現象をも巻き起こしたヒット作、ダンスダンスレボリューションと同等の操作性で、ポップンのような演奏するタイプのゲーム性を楽しめるというコンセプトの元に製作された。
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上からポップ君が落ちてくる手ポップンとは違い、こちらはDDRのようにポップ君が下から上に上昇していく。
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手ポップンと同じくポップ君を踏むと音が鳴る。ただしこちらはステップを踏む関係上、メロディよりもベース音やドラムなどが中心。
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しかし、スタッフの意欲的な意気込みとは裏腹に、ユーザーにはほとんど相手にされずに、早々とゲーセンから消え去ってしまった。
特徴
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まず真っ先にプレイヤーが困惑する要素として、直感的に操作し辛い足パネルの配置にある。
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大まかに言えば、×型に配置された5つのパネルが左右二つに存在する形(DDRの矢印パネルとは踏む場所が真逆)になるのだが、ゲーム中の画面は6パネルまたは10パネルのラインが平面に並んでおり(M字の配置を2つ分広げた感じ)、×型配置のパネルと平面配置の画面との直感性が極めて掴めにくく、何を操作しているのかも理解できない状態に陥りやすい。
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6パネルモードは一人用、10パネルモードは基本的に二人用となっている(後述)。
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実際のパネルの配置(6パネル時は中央6枚(太字)を使用)
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ゲーム画面上の色の配置(6パネル時は中央6つ(太字)を使用)
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上記を見れば分かる通り、手ポップンの方に慣れていても、色の配置が全く異なるので混乱する。
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DDRとは異なり、一人用モードはパネルの左右どちらかではなく、必ず中央に乗って6パネルモードをプレイする事になる(左右の5パネルだけを使ったプレーはできない)。よって、一人プレイと二人協力プレイでは踏むパネルの配色が全く異なってしまうため、さらに覚えにくい。
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なお、この一人用の6パネルの配置は奇しくも同時期に稼働したジャレコのダンスゲーム『ステッピングステージ』に配置が酷似している。
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一方で10パネルモードは基本的に二人協力でプレイする事が前提の譜面になっているため、一人でプレーするのは困難。
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ただし、後述の『ex』では一人でもプレイ可能な配置になった10パネルMANIAC譜面が新規追加された。例えるなら、DDRのダブルプレイ(一人で二人分のパネルを操作する上級者向けモード)をさらに複雑化したようなもの。
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判定が厳しい。
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ちゃんと踏んだはずなのに、BAD判定が出たりする。例え本家ポップンで好成績を出せる腕前でも、まともに良判定を出すのはかなり難しい。
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しかも判定表示が手ポップン同様にこじんまりとしているため、踊っている最中にどんな判定が出てるのかをとっさに判別しにくい。
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だが難易度自体はむしろ控えめであり、操作の壁を乗り越えると意外な程楽にクリアが可能である。
ポップンステージex
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無印のポプステがあまりにも受けが悪かったのか、無印稼動の数ヵ月後に新バージョンである『ex』がリリースされた。
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exは専用新曲や本家ポップン3からの曲など6曲を新たに追加、いくつかの譜面の変更、上級者向けMANIAC譜面の追加、上記の10パネルを一人で操作するモード(10パネルMANIACのみ一人プレイ可能な譜面になっている)などの新要素が追加された。
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初心者向けのビギナーモードが「ノーマル」、旧ノーマルモードが「アナザー」に変更され、標準のモードではより簡単な譜面がデフォルトとなった。
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これにより無印のNORMAL譜面にあたるものが「ANOTHER譜面」に移行したため、曲によってはANOTHERしか存在しないという珍しい状況になっている。
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また、ポップ君のデフォルトの形状が変更。無印ではすべて本家同様の楕円形だったが、exでは上段パネル(黄・青)が▲、下段パネル(白・緑)が▼の形になった(中央の赤は●のまま)。一応、無印と同じ形状も選べる。
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画面表示はこのようになり、無印よりも多少上下が把握しやすくなった。
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このポップ君、本家ポップンでも9~11までの間、オプション「ステージポップ君」として逆輸入されていた(現在は消滅)。
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しかし、元のとっつきにくさは何も変わっておらず、無印同様、早々と消えてしまった。
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現在も稼動しているポプステはほとんどの場合このexの方である。
総評
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着眼点は決して悪くはなかったのだろうが、あまりにもライトユーザーが入るには厳しい鬼門がプレイヤーを遠ざけてしまった感は否めない。
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しかし、ゲームそのものの出来は十分遊べる内容であり、熱狂的なプレイヤーも生み出した。
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もうちょっとばかり、ライトユーザーが近づけるような間合いの広さがあれば、結果は違っていたのかもしれない。
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出回り自体も当時は存在したコナミ直営店やそこから転換したアミュージアムが主で、今のポップンファンでも知らない人が多いと思われる。
その後
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ポプステ自体はexを持って終焉してしまい、本作自体も家庭用への移植は一切行われていない。
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しかし、本作に登場するキャラクターや曲の人気は高く、ほとんどのそれは後の本家ポップン(主にPS関係の家庭用)に手譜面へアレンジされて収録される事となった。
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アーケード版ポップンには未だに収録された事のないポプステ曲がいくつか存在する。隠れた名曲が多く、家庭用はほぼ完全収録なだけに、アーケードにも入れて欲しいという声は絶えない。
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ポプステでの×を2つ並べたようなDDRとは真逆のパネル配置は、後にアンダミロ社のダンスゲーム『Pump It Up』でほぼ同様の配置が採用されている。
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ただしあちらのシングルプレーは左右どちらかを使うという違いがある。