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A列車で行こうZ めざせ!大陸横断 - (2014/12/14 (日) 15:09:42) の編集履歴(バックアップ)
本ページではPS用ソフト『A列車で行こうZ』とその移植版『リサと一緒に大陸横断』を紹介しています。
A列車で行こうZ めざせ!大陸横断
【えーれっしゃでいこうぜっと めざせたいりくおうだん】
ジャンル
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鉄道シミュレーション
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対応機種
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プレイステーション
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発売・開発元
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アートディンク |
発売日
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1999年5月4日
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定価
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5,040円(税込)
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廉価版
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ARTDINK BEST CHOICE:2000年6月1日/3,800円 SuperLite1500シリーズ:2003年7月24日/1,500円
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分類
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黒歴史
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ポイント
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PS版『A5』のシステムを流用した初代のリメイク 事実上のパズルゲーム 経営SLGとして見ない方がいい
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A列車で行こうシリーズリンク
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概要
『A列車で行こうシリーズ』初の非ナンバリングタイトルで、特別編という位置づけ。
特徴
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主人公は亡き父の意思を受け継ぎ、アトランティック鉄道のオーナーとしてライバル会社・パシフィック鉄道よりも先に大陸横断鉄道を完成させる事が目的。
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見た目やプレイ感覚などシステム面はPS版『A列車で行こう5』にかなり近い。が、それまでの都市開発や経営シミュレーションとは趣きが異なり、明確な目標がある面クリア型ゲームの体裁を取っている事が大きな相違点として上げられる。
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こう書くと異色作のように見えるが、初代A列車及びAIIもこのような面クリア型のゲームとなっていた。いわば原点回帰とも呼べる作品となっている。
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そのため、子会社の経営やダイヤの設定などは無くなっている。列車も「客車」「貨物車」の二つだけとなっている。
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当然、バスやトラック、新幹線といった他の乗り物の設定も無し。船は貨物船が最初に設定してある程度。
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さらに株の売買も無い。一応、資金が底を着くと銀行から無制限に融資を受ける事が出来る。
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これらシステムに大幅な制限がかかっているため、都市の発展は完全に自然発展任せとなっている。
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資材も建築物建設から線路を敷設するために必要な物資となった。
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線路を敷く時も、建築物を撤去する必要は全くなく、線路をそのまま敷く事ができる。
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ヘルプ機能があり、秘書のリサを呼び出しアドバイスを受ける事が出来る。
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ステージ数は三つ。それぞれ『人口の増加』『資材の確保』『大陸横断鉄道開通・ライバル会社との一騎討ち』といった目標である。
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マップをどのようにクリアしたかによって、次のマップの難易度が変わる。
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クリアしたマップは一旦戻ってやり直す事も可能。
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今回もBGMは良曲揃い。『街角の女』も健在。
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メモリーカード容量が7ブロックと比較的小さめ。
問題点
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単純にボリューム不足。
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事実上、やることが線路を引くだけ。
また、列車も最初に用意された分しか使う事ができない。
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その線路も川を隔てたり階段状の線路を敷設する事ができない。それらは各マップにあらかじめ用意されている。
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街の発展が目的ではないとは言え、このため似たような路線図になりがちでプレイバリューが狭く面白みに欠ける。
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やけにあっさりとしたゲーム構成。
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最後のマップでライバル会社に負けると、エンディングも無くそのままプレイ続行。
先に勝った場合、大陸横断鉄道の3Dビューとエンディング映像が流れたあと、タイトル画面に戻される。ファミコンのゲームか。
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なお、負けた際は最初からプレイをやり直すことを秘書から薦められる。コンティニューくらい付けられなかったのか。
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運任せな最後のマップ
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最後のマップは線路を敷設した範囲内しか周囲が見えないという特殊なもの。
マップの構成もランダムで変わるため、マップによっては難易度にバラつきが出てしまいがち。
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実質、最後のマップに行く前のセーブデータを残しておけば、難度の低いマップが出るまでやり直すという裏技ができてしまう。
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また、単純にシステムのツボを利用したプレイになりがち。
総評
A列車というと経営系SLGというイメージが根強く、従来作同様の機能も期待していたユーザーが多かった。
本作のコンセプトは悪くないのだが、根幹のゲームデザイン自体がそれまでのシリーズと大幅に違うためかプレイしたユーザーからガッカリゲー扱いにされてしまい、高い評価は得られなかった。
リサと一緒に大陸横断 ~A列車で行こう~
【りさといっしょにたいりくおうだん えーれっしゃでいこう】
ジャンル
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鉄道シミュレーション
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対応機種
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プレイステーション・ポータブル
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発売・開発元
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アイディアファクトリー
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発売日
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2006年6月22日
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定価
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5,040円(税込)
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分類
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黒歴史
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ポイント
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手抜き移植 何故萌え絵にした、何故 シリーズの継子
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概要(移植版)
上述の『Z』の移植版。開発・販売はアイディアファクトリーが担当しており、一応シリーズ初の携帯機作品である。
一部グラフィックとテキストが刷新されており、キャラクターデザインを『とらドラ!』『じょしらく』などで人気のイラストレーター・ヤス氏が担当している。
評価点(移植版)
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3DビューがPSP用に最適化されていて見やすい。
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処理落ちもほとんど無く、画質も鮮明で快適。
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とはいえ、ポリゴンそのものはPS1レベルではあるのだが。
問題点(移植版)
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オリジナルのOPデモがある事、一部ボタン操作がアナログパッドに当てられている事以外はほぼ『Z』のベタ移植である事。
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公式サイトなどでスクリーンショットを見てもらえば解るが、ゲーム画面は元の作品と全く変わらないものに壁紙を当てはめただけ。
早い話、キャラ関連だけ差し替えたベタ移植なのである。
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そのためタイトルに秘書であるリサの名を冠すなどキャラを売り出している割に、そのキャラ自体がそれほど出てこないという事態に陥っている。
ベタ移植ではなくイチから作り直したリメイクにした方が良かったのではないのだろうか…。
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余談だが、この萌え絵も元の写実調なグラフィックと大幅に異なるため一部で賛否両論があったり。
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ちなみに壁紙は一応オンオフが出来る。が、オフにすると画面が常にPSPの画面に当てはまるまで拡大した状態となり、少し見辛くなる。
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これで顔グラやテキストが拡大前と同じ状態のため、違和感が生じてしまっている。
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さらに、このためなのかタイトル画面を始めとするイラストCGの画質が妙に粗い。
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セーブする度に、何故かデータ消去や名前入力を必ず求められ、煩わしい。
総評(移植版)
何故出した。何故萌え絵にした。これに尽きる。
なお、『A列車で行こうDS』の発売インタビューの際にスタッフから「あれは他社の作品だ」という趣きのコメントを出された事があり、さらにシリーズポータルサイトの歴代作ラインナップからも本作は一覧に記載されていない。
よって本作はアートディンクにとって完全に黒歴史な作品となってしまっている。