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ダウンタウン熱血物語ex - (2015/01/28 (水) 12:47:54) の編集履歴(バックアップ)
ダウンタウン熱血物語ex
【だうんたうんねっけつものがたり いーえっくす】
ジャンル
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ドタバタ格闘RPGアクション(アクションゲーム)
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対応機種
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ゲームボーイアドバンス
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発売元
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アトラス
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開発元
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パオン ミリオン (ライセンス提供)
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発売日
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2004年3月5日
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定価
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5,040円(税込)
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判定
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劣化リメイク
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くにおくんシリーズリンク
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概要
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ファミコンなどで発売された『ダウンタウン熱血物語』のリメイク作品。
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国内では実に10年ぶりに発売されたくにおくんシリーズである。
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基本的なストーリーはそのままに必殺技やキャラが追加されている。
問題点
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通常攻撃はボタンを離して発動に(要するに全て溜め攻撃になっている)。
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溜め段階で攻撃が変わるため、攻撃アクションのパターンは多い。しかしそれぞれモーションのフレーム数も当たり判定の広さも違うため、ここぞというところで攻撃が届かなかったり、隙が大きい技が出てしまって反撃を食らったりする。
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さらに左手右手と出す腕や足が交互に入れ替わり、これもそれぞれに攻撃の性能が違うため、次にどんな技が出るか把握するのは困難で思い通りにキャラを動かせないことも。
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特にダッシュ攻撃やダッシュジャンプ攻撃をしようとすると溜めに入って動きが止まってしまうため、スピーディーなアクションが出来ない。
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溜め状態では身動き出来ない。遠隔攻撃が出来るわけではないので、最大溜め攻撃など出す前に反撃されるか逃げられてしまうので使えない。
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武器攻撃はFC版そのままの押すだけで発動出来る。
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好感度という隠れステータスがあり、これが低いと仲間にならないキャラがいたり発生しないイベントが多い。
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ボス敵が会話している最中に攻撃したり味方にダメージを与えると好感度が低下するのはともかく、倒れている敵に攻撃しても下がるというのはシリーズならではの爽快感、はちゃめちゃ感を大きく損ねている。
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好感度を上げるには、エリアに出現する敵を全滅させたり壁などの地形にぶつかって倒れたりしなければならず、作業感が強くなってしまう。
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隠れステータスのためか、メニュー画面などで確認することができない(そもそも隠れステータスにする必要性が感じられない)。
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「らふぷれい」という卑怯な行為を行うと上がるステータスがあるが、好感度自体を上げてもこちらは変化しないのでわかりにくい。
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必要性の感じられない縦スクロールがある。ジャンプするだけでスクロールが発生し、地面にいる敵が見えなくなったりするので厄介。
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お店の品揃えがランダムに変化。欲しい商品が出るまで何度も入り直すことに。
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FC版にはあった豪田・五代戦の専用BGMが流れない。
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2人同時プレイができなくなった。
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エンディングではなぜかスタッフロールがない。
評価点
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FC版の頃には登場すらしていなかったキャラを主人公として操作できる。また最大3人まで仲間にして連れて行ける。
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そのため説明書には、追加されたキャラ達が何故今回の事件に関わるのか等のストーリーが書かれている。
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ダメージを与えた時や受けた際、数値が出るようになった。
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雑魚ボス問わず、戦闘中における敵の台詞バリエーションが豊富になった。
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リメイクに伴い、多くの隠しイベントや必殺技が追加された。しかもボスや仲間になるキャラにはすべて固有の必殺技がある。
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一度ゲームクリアしてからある場所で販売されるアイテムで、自由自在にカスタマイズして自分の好きなキャラを作ることができる。
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BGMのアレンジは概ね好評。
賛否が分かれそうな点
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ゲーム内のテキストはひらがなのみでカタカナ、漢字などは一切使われていない。
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これはFC版も同様で、いくつかのシリーズ作品にも言えるため昔からのファンなら気にならないだろうが、新規ユーザーなど思い入れがない場合は読み辛いだろう。
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グラフィックが強化されたことによりキャラがカラフルになったのはいいが、原作で黒髪だったキャラが金髪になったりなどそのキャラのファンには違和感があるかも。
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ネタバレ
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ラスボス・山田の大幅な強化。
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FC版では少し耐久力が上がった雑魚敵並の弱さだったが(そのためFC版の実質的なラスボスは直前に戦うダブルドラゴン兄弟の竜一、竜二だった)、本作ではラスボスに相応しいほど強くなった。これは好意的な意見もあれば、弱いままの方が良かったという声も。
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総評
『ダウンタウン熱血物語』のリメイクではあるが、操作性が大きく変化したため「別物」というイメージを抱くのは致し方ない所である。
それでも一時期はプレミアソフト並みの扱いを受けていたことから、『ダウンタウン熱血物語』をGBAでプレイできる事は大きかったのだろう。
余談
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「ミラクルキッズ」でこれらの問題点を改善したパッチをダウンロードできたが、GBAはPSPとは違いパッチ機能がない為、エミュやマジコンといった違法的な方法でしか遊べない。何故こうしたのかわからない。
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2005年、アトラスから『くにおくん 熱血コレクションシリーズ?』が発売されるが、その商業的失敗により、くにおくんシリーズを含むテクノス作品の販売権は、アトラスからアークシステムワークスに移っている。