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ファニーフィールド - (2023/04/22 (土) 23:27:25) の編集履歴(バックアップ)
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ファニーフィールド
【ふぁにーふぃーるど】
|ジャンル|アクション|
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|対応機種|ゲームボーイ|~|
|発売元|SNK|~|
|発売日|1990年6月15日|~|
|定価|3,090円(税別)|~|
|判定|BG良作|~|
|ポイント|オセロベースのアクションパズルゲーム
旧SNK唯一のGB作品||
概要
オセロ(リバーシ)をベースとしたアクションパズルゲーム。
ステージ開始時点ではフィールドのパネルが全て白色になっており、妨害してくる敵キャラを避けたり倒したりしながらパネルを全て黒色に変えるとステージクリアとなる
特徴
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ゲームはシングルモードとマルチモード、通信ケーブルを利用した対戦モードの3種
シングルモード
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ステージは1画面固定の横8マス×縦7マスで構成されており、初期状態ではフィールドのパネルは全て白色になっている。このパネルをめくって全て黒色に変えるとクリアとなる。ただし、ステージ上には2~3体の敵キャラが登場して妨害行動(パネルを勝手にめくる、主人公に接近する、床を破壊する等)をしてくる。敵キャラに触れるとミスになる。
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パネルをめくった際、縦横のラインの離れた位置に同じ色があれば、その間のパネルもオセロのように一気にめくる事ができる。
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この時、めくれたパネル上に敵がいた場合は、その敵を一時的に気絶させる事ができる。気絶した敵キャラは、掴んで投げて倒すことが可能。またその際に他の敵に当てると、当てた敵も一緒に倒す事ができる。なお、倒した敵は一定時間が経過すると復活する。
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制限時間が60秒を切ると、BGMが早くなり、敵キャラの行動も早くなる
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4ステージ目からは、動かすことのできるブロックが出現する。
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ブロックは押すことが可能で、敵を押し潰して倒すことが可能。なお、引っ張ることはできない。
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ブロックを部屋の隅など「これ以上動かせない」場所まで移動させると、ブロックがアイテムに変化する。アイテムは得点アイテムから制限時間延長、1UP、MAP上の敵全てに作用するもの(気絶させる、フルーツパネルやブロックに変える)などがある
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4ステージクリアするごとにボーナスステージがある。
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ボーナスステージは、ステージ上に隠された得点パネルを探すもの。開始時に得点パネルが隠されている部分が数秒間点滅するので、その場所を覚えて制限時間内に該当のパネルをめくっていく。ただし、最初に点滅したパネルには1つだけ外れ(ドクロパネル)が混ざっており、これをめくってしまうと強制終了となる
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ステージが進むと、床の無い部分やステージの右端と左端を結ぶループなどが出現し、フィールドの形が複雑になってくる
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全30面で、全てクリアするとラスボスとのバトルになり、これに勝利するとエンディングとなる
マルチモード
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マルチモードは1画面固定のステージが複数繋がっているもので、1面は5ステージが十字型に、2面は7ステージがH型に、3面は9ステージが3×3につながっている。
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基本的にはシングルモードと同じでパネルを全て黒くすればOK。パネルを全て黒くした時点で効果音が鳴り、そのステージはクリアとなる(画面上の敵は全滅する)
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ステージの攻略順は自由で、どこから進めていっても問題ない。簡単そうなステージから進めるもよし、難しい所を先にやってしまうのもよし。
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すべてのステージをクリアすると、面ボスとの対決となる。3面ボスを倒すとクリア。
評価点
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オセロがベースのため、誰でもとっつきやすい。
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フィールドの形状が複雑になってくると「どこからどういう順番でめくっていくか」「どの敵を気絶させてどの敵に当てるか」などの戦略も必要になってくる
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ブロックは前述の通り敵を潰して倒すことが可能だが、敢えてその一歩手前で止めて封じ込めてしまうという戦法もある。また一部のアイテムも強力なため、ブロックをどう扱うかで難易度はかなり変わってくる
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個性豊かでなかなか一筋縄ではいかない敵キャラたち。
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敵の中にはブロックを勝手に動かしたり、床を破壊してしまうものがおり、前者はブロックで押しつぶそうとしたら逆に押し潰されてミスになったり、後者は一本道など狭い所を破壊されると攻略難度が跳ね上がってしまうこともある(なお、破壊された床は、床を破壊した敵を倒せば元に戻る)
問題点
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シングルモードは後半制限時間がきつい。
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最初のステージは制限時間が150秒あるが、後半に行くに従って制限時間が短くなり、最終ステージに至っては70秒しかなく、もたもたしているとすぐに敵の移動速度が速くなって大変なことになる
総評
誰でもとっつきやすく、それでいて手ごたえのある難易度に仕上がっているアクションパズルゲーム。
その一方で、知名度はあまり高いとは言えず、動画サイトなどでもプレイ動画は数えるほどしかあがっていない。
余談
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イタズラ好きのルフィーア姫が王様に怒られた腹いせに宝物殿から盗み出した魔法の珠で城の中を作り変えた上にモンスターまで作り出した。あげくに姫はモンスターに捕らわれてしまった、というストーリー。どう見ても一番悪いのは姫である。
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制作・発売のSNKは本作をもって任天堂ハードから撤退。他社ハード自体にサードパーティーとしてソフトを卸すこともしばらく行われなくなり、以降はネオジオ等の自社ハードでゲーム制作を行う事になる。~
その後、1996年に『THE KING OF FIGHTERS '95』のセガサターンへの移植版にて、約6年ぶりに他社ハードのサードパーティーとしてソフトを発売している。それ以降もプレイステーションやドリームキャストなどにもソフトを卸していくようになるが、旧SNK時代に任天堂ハードへ再びソフトを卸すことはなかった。
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また本作は旧SNKが任天堂携帯機でリリースした唯一のタイトルでもあった。