【ふぉとかの】
ジャンル | 恋愛シミュレーション | |
対応機種 | プレイステーション・ポータブル | |
メディア | UMD 1枚 | |
発売元 | 角川ゲームス | |
開発元 | ディンゴ | |
発売日 |
パッケージ版:2012年2月2日 ダウンロード版:2012年2月29日 |
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定価 |
パッケージ版:7,140円 ダウンロード版:5,800円 |
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レーティング | CERO:C(15歳以上対象) | |
廉価版 | PSP the Best:2012年12月13日/5,040円 | |
判定 | 良作 | |
エンターブレイン恋愛シミュレーションシリーズ |
『トゥルー・ラブストーリー』シリーズの系譜を受け継ぐエンターブレイン恋愛シミュレーションシリーズの一作。
とはいってもシステムの一部を継承している程度で製作陣はほぼ異なっており、『キミキス』以前の製作総指揮だった杉山イチロウ氏がプロデューサーであることと音楽が岩垂徳行氏であること以外は全く異なるチーム。
本作の開発は『初音ミク -Project DIVA-』のディンゴが担当しており、グラフィックは全編3DCGである。
キャラクターデザインもTLSシリーズのグラフィックを担当し『キミキス』以降の作品のデザインを担当してきた高山箕犀氏ではなく、ディンゴのヤマザキマサハル氏が担当。
発表自体は2010年末で当初は2011年夏発売予定だったが、延期を繰り返し2012年2月発売という結果になった(*1)。
グラフィックやテンポの悪さなど不満は残るものの、ヒロインやシナリオの評価は高く恋愛シミュレーションとしては文句なしに良作。
また、カメラ撮影やバイオリズムマッチング、リズムフォトセッション等ゲームとしての楽しさも取り入れている。
単純に従来のTLSシリーズから続く型にはまった恋愛シミュレーションとせず、新たな要素を取り入れようとしている姿勢も評価すべきだろう。
【ふぉとかのきす】
ジャンル | 恋愛シミュレーション | |
対応機種 | プレイステーション・ヴィータ | |
メディア | PlayStation Vitaカード 1枚 | |
発売元 | 角川ゲームス | |
開発元 | ディンゴ | |
発売日 | 2013年4月25日 | |
定価 |
パッケージ版:7,140円 ダウンロード版:5,800円 |
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廉価版 | エビコレ:2015年2月5日/4,298円 | |
レーティング | CERO:D(17歳以上対象) | |
判定 | 良作 |
PSVitaにハードを移した移植版。ハードの性能向上により、追加要素が多く用意されている。
なお、CEROレーティングは1段階上がっている。
問題点の全てを修正したわけではないが、すでに指摘されていた問題はほぼ改善された。
PSP版での面白さをそのままに、全体の自由度・クオリティは向上した、まぎれもない良移植。まさに「完全版」と言えるだろう。
……もっとも、その分PSP版の存在意義がほとんどなくなってしまったのは否めないが。
Vitaを所持しているのであれば、現在購入するならこちら一択である。