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SIMPLE2500シリーズ Portable!! Vol.12 THE 歩兵2 ~戦友よ、先に逝け~
【しんぷるにせんごひゃくしりーず ぽーたぶる ぼりゅーむじゅうに ざ ほへいつー ともよさきにいけ】
ジャンル
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アクション(TPS)
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対応機種
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プレイステーション・ポータブル
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発売元
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D3パブリッシャー
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開発元
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タムソフト
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発売日
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2009年9月3日
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定価
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2,500円(税別)
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判定
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なし
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ポイント
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基本的には正当進化 女性上官登場 良くも悪くもステージ自体は多い 序盤と一部ステージが鬼門
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SIMPLEシリーズリンク?
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THE 歩兵シリーズ 1/ DS / 2 / @SIMPLE
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また来たのか? クソにたかる便所虫風情め!ゲームの概要を説明してみろ!
廉価ゲームシリーズ・SIMPLEシリーズのPSPレーベル『SIMPLE2500シリーズ Portable!!』の1作。
PS2のSIMPLE2000シリーズなどで発売された『THE 歩兵』の続編である。
名作ミリタリー映画『フルメタルジャケット』をパロった世界観がウケた、プレイヤーが歩兵となって戦うTPS。
ストーリー要素の薄いシリーズなので、前作から遊ぶ必要はない。
何ぃ、戦い方を忘れただと? この馬鹿者がっ!
前作と大本は同じだが、細かい変更点や追加要素がちょくちょくある。
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本作では簡単なキャラメイクがあり、キャラ作成時に性別と3種類の体型を選ぶ。
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体型はノーマル・マッチョ・スレンダーとあり、それによって初期ステータスが異なる。
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コスチュームを購入することで、衣装を色々変えることが可能。
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コスチュームは特定のミッションクリアで追加される。迷彩衣装を選ぶと敵から狙われにくくなるなどの効果もある。
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あまり数は多くないが、熊の着ぐるみや女性用のビキニなどのネタ系もある。
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出撃前に持っていく武装を選択する。重量制限があるのは前作と一緒。
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回復アイテムも重量を喰うのは同じだが、弾薬は重量を喰わなくなった。
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新しい武器として、ロケットランチャーより安価だが威力や軌道で劣るグレネードランチャーが登場。
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弾薬や手榴弾、回復アイテムは前作同様ミッション中拾えるが、武器自体はお金で購入する形に変更された。
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ゲームが進むと、敵探知用のレーダーや夜間ミッション用のナイトスコープなどの特殊装備が徐々に追加される。
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戦場では、各ミッションごとに異なる「敵殲滅」「目標物破壊」「目的地到達」といった目標をこなせばクリア。
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ヘッドショットの概念が加わった。攻撃力の関係で一発では倒せない敵も頭に当たれば一発。
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前作と違い、敵の弾が他の敵に当たった場合ダメージになる(フレンドリーファイア)。同志討ちを誘うことも可能。
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武器には「熟練度」が設定されており、同じ武器を使い続けると弾のブレが少なくなる。
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難易度は前作の3段階から、隠しの最高難易度「プロフェッショナル」を含めた4段階に増加。それぞれで個別に評価が記録される。
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後述するが、1ミッションごとの所要時間は前作より大幅に長い。
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PSPということで、通信による協力プレイができる。
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難易度は最高であるプロフェッショナルで固定。クリア判定は本編と共有である。
これが今作の評価点です、サー!
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前作同様、独特ではあるがTPSに必要な部分の多くを満たしており、緊張感のある戦いを楽しめる。
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スナイパーライフルが強いのは前作と同じだが、今作は相手射線に入る機会もそこそこあるので前作ほど武器間格差は無い。
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代わりに緊急回避の無敵時間が長くなっているので、それを利用して戦うとやり易い。相手の射線を外しながらリロードの隙をキャンセルして撃つと快感。
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色々と要素が追加されているため、全体的な練り込みや本格さも増している。
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全50面ものボリューム。
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前作同様色々なクリア目標があり、今回はボス敵なども節々に登場するためダレるのを緩和する努力はみられる。
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ヘリや戦車、軍曹のような人間型のボス、後半では飛行メカなどの特殊兵器も登場する。
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人間型のボスは登場・撃破時にセリフがある。倒すと大袈裟な辞世のセリフを吐きながら爆死するのが実にくだらない(良い意味で)。
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舞台は密林、山岳基地、市街地といった少なめのパターンに分かれているが、前作同様配置などを色々変えているため使い回し感はそこまでない。
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密林であれば夕景になったり、山岳基地であれば雪山になるなどのバージョン違いもある。
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プレイヤーに活を入れる鬼軍曹、「上官」も健在。
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前作同様、ゲーム開始時にはムービー付きで怒鳴り、メニュー画面でも怒鳴り、ミッション開始時にも怒鳴り、戦死しても怒鳴る。
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プレイヤー名を勝手に付け変えてしまう「あだ名」システムも引き続き採用されている。
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D3パブリッシャー作品キャラの名前を入れると専用の名前が出るのも前作と同じ。
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『お姉チャンバラ』シリーズの彩・咲姉妹、D3の看板娘こと双葉理保、妹の真琴に加え、本作では『ドリームクラブ』のホストガールにも対応。
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やはり今作でも、どこまで行っても上官には逆らえない。
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本作ではゲーム開始時に「女上官」も設定できる。
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女上官は、胸元の開いた世の男性が想像するエロティックな女軍曹といった出で立ちである。
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汚い言葉でプレイヤーをなじるのは男の「上官」と同じ。ドM向け?
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恒例の「あの歌」は、今作ではタイトル画面とエンディングの両方で聞くことができる。
賛否両論点です、サー!
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各ミッションは長くなったことでボリュームは増えたものの、前作のような手軽さは薄れてしまった。
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序盤の数ミッションこそ3~5分程度で終わるものの、すぐに10分以上かかるものが殆どとなる。
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長く楽しめると言えばもちろんそうなのだが、その割にはゲーム上の盛り上がりポイントが少なく飽きやすさに繋がっている面も大きい。
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後半になると、敵の数や移動距離が多いだけの面倒くさいミッションが増えてくるのも難点。
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オープニングとエンディング以外、全くイベントと呼べるものがない淡々とした作り。
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前作でもステージ中でのイベントは少なかったが、手軽なプレイも売りだったため大した欠点にはなっていなかった。しかし本作の仕様でこれはあまりよろしくない。
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前作と違い、クリア評価に特に意味は無い。
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前作はクリア評価オールB・A・Sでそれぞれ特殊武器が入手できたが、本作では特定ミッションの特定難易度をクリアするだけで入手可能。
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というか本作は判定がやたら厳しく、中盤以降のミッションでA判定を取るのは非常に困難である。
問題点を報告いたします、サー!
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前作以上に難易度が高く、最初のミッションから容赦なく敵が殺しにかかってくる。
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難易度イージーでも、ちょっと囲まれてマシンガンなどの攻撃を喰らうと軽く体力を1/3~半分近く持っていかれる。
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幸い回復薬がごく安価で、おまけに回復量がやたら多い。一番安い「体力回復キットA」でも中盤ぐらいまでは全快クラスの回復量。
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そのため回復を積極的に使っていけばなんとかなるが、それでも油断すると一気に死ぬ。回復薬も重量制限があるので無限ではない。
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ケチり癖のあるプレイヤーが回復薬なしで進もうとすると、最初の1~2ミッションのクリアすら覚束ない。
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おまけに初期状態では射程の長い銃を持っておらず、相手の射線内にかなり入らないと撃っても当たらない。
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初期武器であるピストルやマシンガンの上位種を買うより、長射程のスナイパーライフルをさっさと買うことをお勧めする。
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最初の5ミッションは一応「演習」という設定なのだが、とにかく慣れないとここでガンガン死ぬ。
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確かに難易度自体は後半のミッションと比べれば低いものの、体力が少ない・レーダーがない・操作に慣れないという状況は存外に厳しい。
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このため序盤でつまづいて、本作を「理不尽なクソゲー」扱いする意見もみられる。
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序盤を過ぎても、やたら難しいステージがいくつもある。
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特にきついのが輸送車やヘリの護衛、侵入防御を行う防衛系のミッション。
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これらのステージは覚えゲー的な要素が強く、敵の位置を覚えて護衛対象が破壊される前にスパンスパンと狙い撃っていかなければならない。
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イージーでも敵兵の攻撃力や護衛対象の防御力は変わらないため、難易度はほとんど下がらない。
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複数人から砲火を喰らうと数秒で破壊される輸送車の脆さにはイライラさせられること必至。
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色々と説明不足な点がある。
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前作もそうだが、チュートリアル無し。殆どのボタンに行動が割り振られているだけに、最初は戸惑うこと必至である。
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パラメータの意味の説明が何処にもなく、「攻撃力」と「戦闘力」の違いなどが分からない。
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ステージや目標の説明が大雑把で、特にオブジェクト破壊型のミッションは明らかに説明不足。
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例えばミッション10では哨戒船を破壊することになるが、ランチャーでないと破壊できないことがゲーム内や説明書で一切触れられない。
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ランチャーは初期状態で持っていない上に高めの武器なので、知らないと一時的に詰みかねない。
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そのくせ、ヘリコプターを破壊するミッションでは、逆にグレネードランチャーはろくに当たらず役に立たないので射撃武器が必須である。
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全体的に造りが初見殺し的。
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事前のミッション説明には「敵を全滅せよ」「民間人を救出せよ」などのクリア目標しか解説されていない。
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暗闇ミッション用のナイトスコープや地雷の設置してあるミッション用の探査機を持っていく必要があるかどうかは実際にプレイしないとわからず、不親切である。
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操作性も前作とは違った意味であまり良くない。
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アナログパッド下を押すと180度振り向きになるのだが、これが慣れないと頻繁に誤爆する。慣れてもたまに誤爆する。
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特に『モンスターハンター』シリーズなどに慣れたプレイヤーは、後方回避をしようとして振り向いてしまうことが多々あるだろう。
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誤爆が問題なだけで、180度振り向き自体はそこそこ使える動作ではある。
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そもそも後方回避がないため、一旦敵の射程に入り込んでしまうと右往左往している間に集中砲火されやすい。
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十字ボタン左右で開くアイテムコマンドも誤爆しやすい。アイテムコマンドを開いている間は移動や射撃ができないため、下手をすると思いっきり砲火を喰らう。
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なお、アイテムはメニュー画面から使うこともできる。ポーズが掛かっているので敵に撃たれる心配もない。こっちだけで良かったのでは?
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キーコンフィグがあるのでアイテムコマンド誤爆はコンフィグをいじればある程度なんとかなるが、振り向き誤爆はどうしようもない。
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前作同様、通常移動ですぐスタミナが切れ息切れする。特に序盤はスタミナが低いため、5、6秒走っただけで休まなければならない。
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結局、『地球防衛軍』シリーズのごとく緊急回避を通常移動にする羽目になる。
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そもそも、いまいちスタミナというシステムを導入する必要性が見えない。あまり追いかけたり逃げたりするゲームじゃないのに。
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女上官が追加されたこと以外、セリフのバリエーションがあまり増えていない。
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続編なので、せっかくなら上官や雑魚兵士のセリフをもっと多彩にして欲しかったところである。
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ミッション開始時に流れる上官のセリフも、ボイスが付いた代わりに前作ほど凝ったものではなくなった。
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毎回「おい貴様! ○○を○○してこい! 失敗は許さんからな!」という、ミッションに合わせたテンプレート的なセリフが流れるだけ。
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ミッション開始時の上官のセリフをスキップできない。
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10秒弱程度の長さなので一回聞く分には問題ないのだが、上述の難易度のせいでリトライが多いためうざったくなることも多い。
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その他
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爆発で吹っ飛んだ際に照準を出すと、照準を出している間敵が一切こっちを狙ってこなくなるバグがある。
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ボスの半分以上は、このバグを使うことで悠々とクリアすることが可能。
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人間型のボスは、「爆発で吹っ飛ばす→起き上がる→爆発で吹っ飛ばす→……」を続けることでハメることができてしまう。
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タイミングが狂ったりザコ敵兵からの攻撃を受けたりで失敗することもなくはないが、使うと使わないでは雲泥の差。
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「戦友よ、先に逝け」というサブタイトルだが、前作とは違い一切友軍(味方キャラ)は出てこない。
貴様は既に一流の傭兵だ。敵兵を一人残らず撃ち殺して来い! 傭兵の矜持を忘れるなよ!
独特のネタ性など前作の良さをほぼ残しながら、耐久力のリアル化やボス敵の追加など改良点は多い。
TPSとしての基本自体は押さえており、遠くの敵をスナイプで狙い撃ったりランチャーで敵を一網打尽にするのは楽しい。
また、ボリュームの量はかなりあり、値段から考えればクリアまででも結構な時間遊べる。
しかし、序盤から殺しにかかってくる難易度と一部の操作性はかなりとっつき辛い。
序盤を越えれば慣れてくるが、それでも覚えゲー的な高難易度ミッションがあったり、全体のダレ易さを緩和しきれていなかったりする。
TPSというジャンルが好きであれば価格相応程度には楽しめるはずだが、前作のような万人向けの構成ではなくイマイチな点が多いのも確かではある。