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テラリア - (2017/07/25 (火) 11:23:00) の編集履歴(バックアップ)
Terraria
【てらりあ】
ジャンル
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モノづくりアクションアドベンチャー
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対応機種
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Windows/Mac OS X/Linux
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メディア
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ダウンロード(Steam)専売
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発売元
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Re-Logic
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開発元
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Re-Logic
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発売日
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【Win】2011年5月6日 【Mac/Linux】2015年8月13日
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定価
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980円/$9.99
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プレイ人数
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1人(マルチプレイは最大255人)
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判定
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なし
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ポイント
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探索と戦闘に重きを置いたサンドボックス型の2Dアクション 自由度の高さとドット絵で描かれた広大な世界 ボリュームはかなり多いが人を選ぶ
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本作は日本語版は存在しないが、読みやすくするため、ゲーム内の用語については後述する移植版を参考に和訳したものを用いる。
概要
ドットによる2Dグラフィックが特徴であるアイテム作成や建築要素を持つサンドボックスゲームである。
同種のゲームとしては既に発売されていた『Minecraft』というゲームが有名であるが、本作は『Minecraft』と比べると探索要素や戦闘要素に力を入れたものとなっている。
サンドボックスゲームということで特別な目的は与えられず、ストーリーも特に語られることはない。
凄い建築物を作る、レアアイテムを収集する、全てのボスを倒す、などなど自分で目的を見つけてプレイしていく作品と言える。
マルチプレイにも対応しており、他のプレイヤーと同じワールドで協力したり、対戦したりすることも出来る。
システム
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ゲームを開始する前にキャラクターを作成する。
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性別によってダメージを受けた時の声が変わるが、難易度によってゲーム内で装備出来るアイテムの違いや有利、不利は一切無い(性別を変更出来るアイテムがあるため変更も出来る)。
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難易度については「ソフトコア」「ミディアムコア」「ハードコア」の3段階あり、こちらは一度決定すると変更不可。
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難易度によって死亡時のペナルティー(デスペナルティー)が変わる。「ハードコア」の場合は、死亡するとキャラクターロストするという非常に重いペナルティーが科せられる。
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難易度は、特に縛りプレイなどをしたいわけでもないなら「ソフトコア」を選ぶべきである。難易度によるゲーム内容に違いはないし、高難易度にすることで取得出来る実績などもない。
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キャラクターを作成したら次はワールドを作成する。
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ワールドを作成する時は広さを3段階で選ぶ。広いと探索は大変になるが、配置されるブロックが多い関係上、宝箱なども増えるため、一長一短。
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キャラクターとワールドは紐付けされないため、自由に別のワールドに行くことも可能。
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ワールドを作成する際にはランダムで地形が作成されるため、同じワールドは存在しないのも特徴。
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ただし、完全にランダムではなく、「画面の左右端は海」「地下の最深部には地底世界」などのルールが存在し、そのルールの範囲内でランダムとなる。
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ゲームを始めると、おおよそワールド中央くらいの地表からスタートとなる。その後については何をするのも自由である。
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なお、このとき何も目標が表示されない(ストーリーが語られない)ことからも分かるが、本作で目標が与えられることは一切ない。
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ゲーム開始地点の周囲にいるNPCであるガイドに話しかけることで、やるべきことを教えてくれるため、これが目標といえなくもない。ただ、別に従う必要は一切ない。
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ワールドのブロックはツルハシを使うことで掘ることが出来る。
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掘ったブロックはアイテムとなりストック出来る。水や溶岩などを除けばおおよそ、ワールドを構成している地形は全てブロックになる。
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ストックしたブロックを置くことで自分自身で地形を自由に変えることが出来る。
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またブロックなどを組み合わせてアイテムを作ることも出来る。
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ブロックは周囲の環境にも影響を与える。例えば、すなブロックが大量にある場合、周囲の環境が砂漠となるが、これを取り除くと環境が変化する。
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逆に、自分ですなブロックを大量に置けば、任意に砂漠の環境を作り出すことも出来る。
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ブロックによっては上位のツルハシでないと掘ることが出来ないものもある。
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木はオノを使うことで斬ることができ、斬った木は木材になる。
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この木材も扱いとしてはブロックのようなものであり、置くことが出来る。
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木を切るとドングリが手に入ることがある。ドングリは地面に植えることができ、植えてからしばらく経つと木が生えてくる(ただし、一定のスペースは必要)。
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また、ワールドでは敵が出現する。ツルハシやオノでも攻撃することは可能だが、攻撃用の武器と比べると威力が低かったり、攻撃速度が遅かったりする。
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敵は時間帯、環境によって出現するものが大きく異なる。草原や雪原では弱い敵しかでないが、じゃあくな大地やしんくの大地、地底世界には強敵が出現する。
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弾丸を消費して攻撃する射撃用の武器やマナを使って攻撃する魔法武器なども存在する。武器によって性能や攻撃方法は大きく違うため、敵やプレイスタイルに応じて使い分けることが大切。
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スタート地点の付近は草原や雪原など穏やかな環境であることが多いが、先へ進むと砂漠や先述の邪悪な大地(真紅の大地)、ジャングルといった過酷な環境が広がってくる。
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これらの地形には強力な敵が出現することもあり、序盤で迂闊に足を踏み入れるとすぐさま殺されることも。
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地面を掘り進めていくと地下の洞窟を見つけることも出来る。こちらも深層に踏み込めば踏み込むほど敵が強力になり、最後に待ち受ける地底世界は強敵揃い。
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ワールドでは時間の経過があり、昼と夜で世界の様相は大きく様変わりする。
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昼は草原であれば敵対しないNPCである動物が歩き回っているが、夜になるとどこからともなくゾンビが現れたり、「あくまのめだま」という敵が飛来したりと危険度が増す。
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また、夜になるとマップ自体が暗くなり、探索も困難になる。敵が出やすくなることもあって序盤にうろつくのは危険。
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なお、地下では、そもそも日光が入らないため、暗く探索し辛いため、たいまつなどの灯りが必須。
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目標は特にないと述べたが、敢えて目標を述べるならば、地底世界に存在する「とあるボス」を撃破することである。
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本作にはボスがいくつか存在するが、その中でも強大な相手となっており、地底世界特有の動きづらい環境も相まって苦戦は免れない。
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このボスを撃破するとワールドが「ハードモード」と呼ばれる状態に移行する。ハードモードでは、更なる強敵が出現するが、これまでよりも強力なアイテムも入手出来る。
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具体的には、ハードモード突入直前の最強装備をもってしても、ハードモードの敵と渡り合うのは厳しくなる。通常出現するモンスターも強くなるため、ハードモードの上位の装備などを入手するまでは地上であっても気が抜けない。
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ハードモードという名称ではあるが、ゲーム開始時に選んだ難易度とは無関係のものである(ハードモードか否かはあくまでワールドによって決まる)。
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バージョンアップによって色々な要素も追加されている。一例として以下のものがある。
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ハードモードでは更に強力なボス、イベントの追加。
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アクションゲームが得意な人向けに主に敵が強化されているエキスパートモード。
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敵を倒すことで入手できるバナーというアイテム。
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ブロックに任意の色を付けられるアイテム。
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釣りやペット、乗り物といったシステム。
評価点(PC版)
広大な世界で探索しがいがある
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ワールドは3段階で最も小さい「スモール」を選んだとしても、端から端まで移動するのは結構時間が掛かるほどに広大。
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そしてワールド内には砂漠があったり、ジャングルがあったり、邪悪な大地があったりとその時々で風景が変わっていくため、探索のしがいがある。
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地下の探索も同様であり、宝箱が配置されていたり、部屋のような地形があったりと探索する度に新たな発見が得られる。
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キャラクターが強くなったり新しいアイテムを手に入れたりすることで探索の範囲が広がっていくため、探究心がくすぐられる。
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よほどやり込まない限り、そのワールドを探索し終えるといったことは不可能といっていい。そして、探索し終えたとしても別のワールドを作成すれば、また新たな探索が出来る。
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バージョンアップで真紅の大地や、ピラミッド、地下砂漠といった地形も追加されており、新たにワールドを作ることでこれらの地形が発見出来ることも。
建築の自由度が高い
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ワールドのほぼ全てがブロックであり、これらを再配置することによってプレイヤーの好きな家や部屋を作ることが可能である。
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例えばガラスで覆った上でガラスの壁を使ったガラスの家や氷ブロックを使ったツルツル滑る家なども作れる。
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ブロックごとに色があり、マップ表示では色で表示される。このシステムを使って巨大なドット絵を作ることも可能。
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アップデートによりブロックを半ブロック、斜めブロックとして変形出来るようになったため、自由度は更に増している。
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もっとも、ブロックによってはあまり数がなかったり、入手するまでに手間が掛かったりする場合もあるため、望みのものを作ろうとすると時間が掛かることはある。
やり込み要素が豊富
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目標はないが、やり込もうとすれば、かなりやり込める。
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ボスなどの強敵は、戦うことが可能になったばかりだと撃破は非常に困難であるが、装備を調えたり、場合によっては地形を整えたりして勝利出来た時の喜びは大きい。
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特にハードモードでは、敵がレアアイテムをドロップすることがあり、このレアアイテムの入手を目指すといったやり込みも出来る。
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アップデートで追加されたバナーは同じ敵を50体倒すとドロップする(旧バージョンではランダムドロップだった)。ほとんどの敵に用意されているため、コンプリートを目指すといった遊び方も出来る。
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武器の種類がかなり豊富であり、個性的な効果を持つものもある。集めて使い方を考えるだけでも面白い。
賛否両論点(PC版)
目標がない
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サンドボックス系の宿命ではあるのだが、ゲーム開始から目標らしい目標がない。その為、ただワールドを掘り続ける作業にだれてくることも。
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特に序盤のツルハシは掘る速度が遅いため、地下を掘るだけでも時間がかかり飽きやすい。後半になり、ツルハシが強力になればサクサク掘れるようになるのだが……。
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目標は確かにないが、基本的に攻略の順序はある程度決まっているため、途中で手こずると先へ進めなくなる場合もある。
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ある程度ゲームが進むと強力なアイテムが見つかったり、早く掘れるツルハシが手に入ったりして面白くなってくるが、それまでが地味な作業となりがち。
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建築を楽しみたい場合も、やはりある程度ゲームを進めないと使えるブロックが限られたり、道具の性能が低く時間が掛かったりするのが難点。
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また、夜になると敵が出現するため、建築の妨げになりやすい。建築に専念出来るモード(敵が出ないなど)は存在しないため、敵の対策は必要不可欠。
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ランダムで発生するブラッドムーンやゴブリンの襲来などはアイテムドロップが狙えるのだが、発生するタイミングによってはただただ面倒なだけである。
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以前のバージョンではブロックを破壊するモンスターが(ハードモード限定で)存在したがVer.1.20よりブロック破壊効果がなくなり、建造物を壊される心配そのものはないのが救い。
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逆に言うと自分で目的を見いだせるプレイヤーにとっては、何をやってもよく、様々な挑戦をすることも出来るといえる。先に述べたやり込みに挑戦したり、複数のワールドを作って、聖なる大地で満たされたワールドや逆に邪悪な大地(深紅の大地)で満たされたワールドを作ったり……。
入手出来るアイテムによる差が激しい
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特に序盤であるが、入手出来るアイテムによってプレイの難易度が大きく変わる。
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ライフを増やすライフクリスタル、拠点に戻る魔法のカガミなどは序盤になんとしても入手したいアイテムであるが、両方とも地下で見つかる(後者は宝箱に入ってる)ものであり、運が悪いと全然見つからない。
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序盤は、掘り進める速度が遅いこともあって、これらのアイテムを見つけるために掘るだけでも時間が掛かってくる。
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また、中盤以降も入手出来れば難易度が大きく変わるアイテムは少なくない。
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もっとも中盤以降になれば、他の方法を考えたり別のワールドを探索して探したりといった手法がとれるようになってくるが。
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攻略に影響を及ぼす程のアイテムも敵のレアドロップであることが結構多い。
初見殺しが多い
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本作では高所からの落下はダメージを受けるが、たまにある高いところから落ちて死亡したり、地下で落石のトラップに引っかかって死亡したりといった初見殺しは多い。
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他にも地下の深い水たまりに入って溺死などといったパターンも(上手く掘り進めれば、水中でも呼吸可能なエリアを作る方法はあるが、慣れるまでは冷静に対処出来ないだろう)。
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本作では初期ライフは100であるが、落石のトラップや落下ダメージは軽く100を超えることがあるため、文字通り一撃死もありえる。
グロテスクな表現も
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ゲーム内で表現がグロテスクなものも多い。
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敵だけでなくNPCやプレイヤーも、死亡すると体が真っ二つになる。ドット絵なので、そこまでリアルではないが、表現としてはショッキングな部類だろう。
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プレイヤーが死亡した地点には墓が配置され、墓には死因が刻まれる。その死因もなかなかに表現がえげつない。
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上述のように初見殺しが多いゲームなので、死亡シーンは何度も見ることになる。
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敵もグロテスクなものが多い。例えばおそらく最初のボスである「クトゥルフのめだま」は巨大な目玉のモンスターであり、気持ち悪い。しかも、体力が減ると姿が変わるがそちらも気持ち悪い。
問題点(PC版)
日本語には公式で非対応
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日本でも結構知名度が高いゲームであるが、日本語には公式対応していない。
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非公式で日本語対応MODが作られてはいるがあくまで非公式である。
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ストーリーはほとんど無いがアイテムの説明文など、日本語がないと厳しいといったプレイヤーも一定数は存在するだろう。
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後述する移植版では日本語対応しているが、それ以外の問題点が多い。結果として日本語化された最新版をプレイしたい場合には有志による日本語化MODなどを利用することになる(当然公式のサポート外)。
アイテムの保管が難しい
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本作では大量のアイテムが出現するが、それを保管する方法がかなり限られている。
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アイテムを保管する方法は「金庫」「貯金箱」「宝箱」のいずれかに入れるしかない。
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「金庫」または「貯金箱」、「宝箱」では性質が異なっており、金庫と貯金箱の場合は、同じプレイヤーが持っている金庫と貯金箱の中で中身が共有される。つまり、どこに居ても金庫や貯金箱を持っていればアイテムを出せる(果てにはワールドをまたぐことすら出来る)。一方の、宝箱の場合は普通にフィールドに置かれている宝箱同様に中身は宝箱ごとに個別である。
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いずれもキャパシティは40あるが、ゲーム内のアイテムの数を考えると全然足りていない。
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余談ではあるが、以前のバージョンだと更にキャパシティが少なかった。
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中身のある宝箱を更に宝箱に入れる、といったことは出来ないため、管理のために大量の(宝箱を置く)スペースが必要となる。
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持っているアイテムを宝箱の中に一度に入れたり、まとめたりといった機能はあるが、種類が増えてくると、どの宝箱に何を入れたかがすぐに分からないのも困りものである。
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中身の入っている宝箱は持ち運びが出来ないため、アイテムを整頓し直すのも骨である。
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ちなみに、金庫と貯金箱のアイテムは、入れておけば他のプレイヤーとマルチモードをしてもとられる心配はない(金庫や貯金箱そのものは持って行かれることがあるが)が、宝箱の中身については誰でも取得可能なので、他のプレイヤーに持って行かれる可能性もある。
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言い方を変えればマルチプレイをする上で取られないアイテムとして保存出来るのは最大でも80個までである。それ以上のアイテムを守りたければマルチプレイで利用するワールドにアイテムを置かないくらいの対策しかない。
総評(PC版)
サンドボックスゲームとしては『Minecraft』の知名度が高いが故に、本作に『Minecraft』の影響を指摘する声は多い。
事実として製作者自ら「『Minecraft』をプレイして感銘を受け、これの2D版を(自分好みのアレンジで)作りたいと思った」という動機を述べている。
実際にプレイしてみると、2Dで描かれる広大な世界の探索、そして待ち受ける強大な敵との戦闘など『Minecraft』と差別化された要素は多く、異なる面白さが得られる作りとなっている。
プレイヤー次第で巨大な建造物を作ったり、世界の隅々まで探索することも可能と、出来ることは様々である。
作業感も強いが、ゲームとしての攻略要素、収集要素も豊富に存在するため時間を忘れて遊ぶことが出来る魅力も持っている。
一方で、あくまでプレイヤーに目標を委ねたゲーム性を持つ作品の宿命というべきか、やはり人を選ぶという面は否定できない。
人によっては無心にワールドを掘っていたら(現実に)朝になっていた、というほどにのめり込んだ意見も見られるし、掘ってるだけの何が楽しいか分からなかったという意見も見られる。
そして、マルチプレイモードも、本当に気心が知れた友人同士でなければ、建造物を破壊されたり、アイテムを持って行かれたりといったトラブルが生じやすい仕様となってしまっているのも惜しいところだろう。
とはいえ、アップデートの度に更なる進化を遂げていることは事実であり、値段もかなりお手頃であるため、この手のゲームが面白そうだと思った人には是非とも手に取ってもらいたい一作である。
体験版はPC版には存在しないが、どんなゲームか触れたい場合には家庭版の体験版で世界観だけでも触れてみることをオススメする。
テラリア
【てらりあ】
対応機種
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PS3/PSV/PS4/3DS/WiiU
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メディア
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【PS3/PS4】BD-ROM 【PSV】PlayStation Vitaカード 【3DS】3DSカード 【WiiU】ディスク(いずれもダウンロード版あり)
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発売元
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スパイク・チュンソフト
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発売日
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【PS3】2013年5月23日 【PSV】2014年2月6日 【PS4】2015年2月19日 【3DS】2016年4月21日$br;【WiiU】2016年9月15日
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定価
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パッケージ版/ダウンロード版(全て税別) 【PS3】3,980円/3,143円 【PSV】2,838円/1,905円 【PS4】3,241円/2,315円 【3DS/WiiU】3,800円/2,778円
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レーティング
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【3DS】CERO:B 【それ以外】CERO:C
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プレイ人数
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1~4人(オンラインプレイは1~8人)
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ポイント
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PC版を家庭用ゲーム機に移植したもの 日本語に対応している PC版と比較すると問題点も……
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概要
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原作であるPC版Terrariaをスパイク・チュンソフトがコンシューマーゲーム機に移植したものである。
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原作であるPC版(これと比較し、コンシューマーゲーム機に移植されたものはCS版と呼び、区別する)は英語のみの対応であったが、移植に際して日本語に翻訳されている。
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CS版同士は最大8人でマルチプレイを行うことが可能となっているが、PC版とのマルチプレイは不可。
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また、PS3,PS4,PSV同士はハードを超えてマルチプレイ可能であるが、3DS、WiiUは同一プラットフォームによるマルチプレイのみ可能。
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コンシューマーゲームとしては安価な部類に入り、値段の割にはボリュームも豊富だが、PC版がかなり安値であったこと、CS版の方がPC版と比べて追加要素の実装が遅いことなどPC版ユーザーからは不満が多い出来である。
PC版との相違点
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概要にある通り、日本語に対応している。
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チュートリアルモードが追加されている。最序盤のプレイ方法、家の作り方が分かる(体験版ではこのチュートリアルモードがプレイ出来る)。
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PS3版/PSV版/PS4版はクロスセーブに対応している。
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PS4版はスマートフォンやタブレットと連携することでスマートフォンやタブレットでミニマップを表示出来るアプリが用意されている。
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PSV版,3DS版,WiiU版ではタッチ操作に対応している。
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また、WiiU版ではゲームパッドのみのプレイに対応している。
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PC版からはかなり遅れているが、発売後にPC版のアップデートに準拠したアップデートが行われている。
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一部、PC版にはいないエネミーやアイテムが存在する。
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マリオやリンクをオマージュした服装は著作権の問題からか削除(余談だが任天堂ハードでも復活はしていない)、代わりにスパイク・チュンソフトの作品からモノクマやシレンの服装が登場
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レパス(3DS版のみ)、オクラムというオリジナルのボスが存在する。
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3DS版ではグロテスクな表現が若干抑え気味になっている。そのため、同じゲームではあるが3DS版のみCEROがBとなっている。
評価点(CS版)
日本語に対応した
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ストーリーはほとんど無いがアイテムの説明文などが日本語に対応したことで分かりやすくなった。
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元々の文章がそれほど多くないため評価点かは微妙だが、不自然な訳文はあまりない。ただ誤字脱字がないわけではないが。
問題点(CS版)
PC版と比較すると劣化点が多い
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よく槍玉に挙げられるのが価格である。
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PC版は980円で売られるのに対し、CS版は最も安いPSV版のDLですら税込2,000円強である。
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更に、PC版はSteamで売られているという性質上、セール期間であれば50%OFFや75%OFFで売られることもあり、こうなると価格差は歴然としている。
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そして、PC版と比べてかなりアップデートは遅れている。
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PC版は2017年7月1日現在バージョン1.3.5.3なのに対し、CS版は1.2.4相当である。ちなみにPC版におけるバージョン1.2.4は2014年5月の段階となり、数年遅れている。
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CS版とPC版はバージョンが違うことからも分かる通りマルチプレイは出来ない。
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CS版のみの要素として追加エネミーやアイテムがいるが、これも些細なものである。
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オクラムはハードモード限定のボスとして追加されているが、使い回し感があり完全オリジナルとは言いがたい。
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見た目はオリジナルだが、行動パターンは最初のボスであるクトゥルフのめだまを強化したようなものである。新鮮味に乏しい上、そこまで強敵でもない。
操作性の悪さ
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マウス+キーボードでやることを前提として作られているためか、操作が複雑。
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PS3/PS4版のボタンはほぼ全てフルに役割が割り振られている。慣れるまでは混乱することもある。
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落下時にはダメージがある、と述べたが「L1」で利用出来るフックを出し損なって落下ダメージで死亡したり、アイテムを間違って投げ捨ててしまい、回収不能としてしまったりする可能性がある。
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更に、そんな中でも、Vita版の操作性は劣悪。Vitaはボタンの数が少ない分、画面や背面タッチパネルを使用した操作になっているのだが、これが非常にややこしい。表面パネル操作に加えて背面も頻繁にタッチする必要があり、操作には慣れが必要。
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また、PSV版は画面が小さいこともあり、後述どおり大量のアイテムを管理する必要があり、メニュー等ではアイテムが画面上にびっしり表示されるのだが、これが災いして操作が非常に細々としている。Vitaのパネル操作の前提は指タッチだが、指でプレイすると頻繁に操作を誤ってしまう程。
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この画面の小ささが牙を剥くのが、最序盤で必要となる家づくり(実際には壁貼り)というのもマイナスポイント。
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そもそもマウス+大画面で行うことを前提に作成されたゲームを、携帯機にまで移植してしまったことが根本的な問題ではある。Vitaのディスプレイが従来のゲーム機に比べかなり大き目に作られているとは言え、所詮は携帯機の画面であり、タッチとスティックを組み合わせた複雑な操作をするにはあまりにも小さいのである。
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これらによってそもそも、楽しめる以前に操作性で躓くことも十分に考えられる。
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1.24(1.2.3相当)になってから処理落ちに加えてフリーズの後にC2エラー(強制終了)、それに起因するセーブデータの破損が発生するようになった。
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使用できる漢字を減らすなどの軽量化を施した1.25も出たが、効果はあまりない。
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ワールド作成時に「コを生やしています」「どうくつのを作成しています」など誤字脱字もある。
マルチプレイのやりにくさ
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マルチプレイではフレンドなら誰でも参加可能なモードの他に、ホストが参加申請を送ったプレイヤーとのみ遊べる招待制のモードの二つがある。
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しかしながら招待はあくまで同一のハード同士でなければ機能せず、PS3のプレイヤーがPSVitaのプレイヤーを誘う、といったことは出来ない。
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これにより、異なるハード同士では必然的にフレンドなら自由に参加可能なオンラインモードを利用することになってしまう。
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宝箱のアイテムを持って行かれるという点から、マルチプレイをする際には専用のワールドを作ることが推奨されるほど、一体何のためのマルチモードなのか。
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例えばパスワード制や承認制のように、ハードが違っても事実上招待制のような遊び方を可能とする方法はあったと思われるのだが……。
総評(CS版)
PC版からの移植に伴い日本語に対応した点は評価出来る。だが、価格は数倍になり、バージョンも遅れているといったことから既にPC版をプレイしているプレイヤーがわざわざCS版を購入するメリットはほとんどないというのが現実である。
このことからPC版のプレイヤーからは「劣化移植」と見なす節もある。
操作性もPCのキーボード操作等を念頭に置いたシステムであることからボタンの少ないハードほどユーザーインターフェースの劣悪さが目立つ結果となってしまっている。
また、情報量の多さからもどこでもプレイ出来るメリット以上に情報量の多さというのが目立ってしまっているのも難点といえる。
英語はどうしても嫌だ、というプレイヤーや家庭用ゲーム機でプレイ出来るのが良い、と思うプレイヤーであればさておき、そういった拘りがないのであればPC版の方がオススメできる内容といえる。
余談
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CS版は、複数プラットフォームで発売されているが、3DS版のみ「CERO:B」で、他は「CERO:C」という珍しい特徴を持っている。
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この理由として、3DSのみ表現の一部が緩和されたものになっているためである。公式曰く、多くの人に手にとってもらいやすくするための変更であるとのこと。