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モンハン日記 ぽかぽかアイルー村 - (2016/06/14 (火) 18:33:47) の編集履歴(バックアップ)
このページでは、PSP『モンハン日記 ぽかぽかアイルー村』と、そのマイナーチェンジ版であるPSP『モンハン日記 ぽかぽかアイルー村G』(ともに判定「なし」)を取り扱う。
モンハン日記 ぽかぽかアイルー村
【もんはんにっき ぽかぽかあいるーむら】
ジャンル
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アイルーライフ
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対応機種
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プレイステーション・ポータブル
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発売元
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カプコン
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開発元
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フロム・ソフトウェア
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発売日
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2010年8月26日
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定価
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4,104円
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レーティング
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CERO: A(全年齢対象)
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廉価版
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PSP the Best: 2011年4月21日/1,714円(税別)
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判定
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なし
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ポイント
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コンシューマでは初のMHシリーズの外伝 アイルーの村おこし 外伝でも物欲センサーは健在
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モンスターハンターシリーズリンク
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プロローグ
人里ほど近くはなく
秘境ほど遠くはない
そんな場所に小さな村があります。
そこは、アイルー村。
明るく、元気で、マイペースなアイルーたちが
のんびり気ままに暮らしています。
たくさんの仲間といっしょに
畑で作物を育てたり、探検に出かけたり。
村が大きくなっていくと
アイルーたちもどんどん集まってくるので
村の中はとってもにぎやか!
今日もアイルー村の
楽しい一日がはじまります!
―『アイルー村G』取扱説明書P01より引用
概要
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『モンスターハンターシリーズ』に登場する獣人族モンスターの「アイルー」が主役のスピンオフ作品。
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本家「MH」シリーズではリアルな生物として描かれているアイルーやモンスター達だが、本作では可愛らしくデフォルメされたデザインで描かれている。アイルー達は『MHP2ndG』のギルドカードや「きゅっきゅっきゅっニャー」で有名なメディアインストール画面に描かれたデフォルメの姿で登場し、リオレウスやティガレックスといった凶暴なモンスター達もどこか丸みを帯びた可愛らしいデザインになっている。
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本作の目的は自分の村を発展させること。プレイヤーはあなたの分身、「マイアイルー」を操作して村おこしを行う。
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マイアイルーは本家のプレイヤーキャラ同様キャラメイクが可能。
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「村を発展させる」というと解りづらいかもしれないが、本作の村の発展のバロメーターは仲間の数となっている。全部で77匹のアイルーを村の仲間にすることで最後の試練が現れる。
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仲間の大多数は普段は村の中でアイルーに設定された「職業」に応じた生産施設でマイアイルーに代わってアイテムを生産してくれるほか、モンスターが住まう村の外のフィールドへと赴く「探検クエスト」に連れて行くこととなる。
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仲間がほとんどいない序盤の間はマイアイルー1匹で村中を駆け回り採取することとなる。
システム
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村で1日を過ごす
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本作には時間の概念があり、一日は普通に遊んでいた場合リアル時間で40~60分程度。
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基本的にマイアイルーが何かの行動を起こすことで時間が進み、逆に何もしないと時間は過ぎない。
そのためいわゆる放置プレイはできない。
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仲間と仲良くしたり、村で採取をしたり、探検クエストに出向いたり。一日をどう過ごすかはプレイヤー次第。マイペースに過ごそう。
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村にはアイテムを採取できるシンボルが多数あり、一日一回アイテムを採取できる。施設がない序盤のうちはこれだけが頼り。
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序盤はマイアイルーが起きる時間が遅く、すでに半日経った状態でその日の村おこしが始まる。
後述する「祭壇」を建設することによってマイアイルーが早起きするようになり、一日中フルに村おこしを出来るようになる。また祭壇で「宴」を開くとすぐに一日を終了できる。
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村を拡張する
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本家『MH』の農場にあるような、採掘や採集ができる村の施設をつくる。
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施設の建設にはそれぞれの施設の管理者となるアイルーの出す『村クエスト』をクリアする必要がある。
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施設では仲間になったアイルーが採集に協力してくれる。
どこの施設で働いてくれるかはアイルーの職業によって決まっている。
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例えば釣り師なら漁場、菜園家なら農場、飼育係なら牧場といった具合。
何も担当施設を持たない職業のアイルーは広場か長屋にいることが多い。
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それぞれの施設の拡張が出来る。
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アイテムを記録係(セーブ機能も兼ねている)に渡してぽかぽかポイント(通貨。以下PP)に替えてもらう。
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日ごとに変化する「採集運」があり、5段階の星で表される。
大体の施設では採集運が高いとレアアイテムが出やすく、逆に低いとコモンアイテムが出やすくなる。
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虫捕り場は例外が多く、採取運が★3の時のみ出てくる「オオナナホシ」や★1(最低)の時しか出てこない「不死虫」といったアイテムも存在する。
特にオオナナホシは交易に仲間へのプレゼントにと使用機会がなかなか多く、一概に採取運が高い日ほど良いとは言えない。
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既定のポイントと引き換えに村の各施設をアップグレード出来る。施設をアップグレードするとより価値の高いアイテムが出やすくなる。
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ギルドの建設と拡張、長屋と祭壇の拡張のクエストはなく、純粋にポイントを貯めなければならない。
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ギルドを建設して初めて探検クエストに出発できる。
長屋を拡張すると後述するネコバアに紹介してもらえるアイルーが増え、祭壇を拡張するとより規模と上昇仲良し度が大きい宴を開けるようになる。
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仲間を増やす
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アイルーが出すクエストをクリアすることで仲間になる。
もしくは、「長屋」付近にいるネコバアに話しかけてアイテムと引き換えに紹介してもらう。
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仲間になるアイルー達にはそれぞれ職業が割り振られている。
+
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各職業の詳細
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ハンター
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モンスターとの戦闘を得意とする、武器を持ったアイルー。
単純に攻撃力と体力が高く、居ると居ないとでは戦闘にかかる時間が目に見えて変化する頼れる存在。
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タル投げ師
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タル爆弾を使い、強力な遠距離攻撃を行うことができるアイルー。
タル爆弾は消費アイテムであり、村で材料を集めて作成する必要があるが、その分威力は高く、一撃でモンスターを倒せる事もザラ。ただし爆弾が切れてしまうと非力な石ころ投げしかできなくなってしまう。 また、「投げる」行動にも長けており、「マヒダケ」や「毒テングダケ」と言ったモンスターに投げることによって効果を発揮するアイテムを即興で爆弾にし、更に強力な効果を発揮させることができる。
ハンターと同じく、戦闘では欠かせないが、やはりタル爆弾の管理には気をつけたい所。所持アイテムとよく相談しよう。
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交易家
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望遠鏡を使い、ギィギなどの隠れているモンスターを見つけ出すことができるアイルー。見つけたモンスターに対しては通常通り対処ができるようになる。
村では気球や船、徒歩で遠くの土地と物々交換をしてアイテムを持ってくる。ここでしか手に入らない物も多数。
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音楽家
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楽器を使って演奏することで、仲間の状態異常を治癒することができるアイルー。
「ネムリ草」「モンスターのフン」など設置してあるアイテムに近づくだけでも状態異常になるこの探検クエストでは、パーティーに一人いれば心強い。また、音楽家本人も嫌悪以外の状態異常に耐性を持っている。
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料理人
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フィールド上にある物を調理できるアイルー。調理したものを食べると普段より多くやる気を回復できたり、生では状態異常になってしまう「毒テングダケ」などでも回復できるようになる。ただし、草などははただ焦げてダメにしてしまったり、「ニトロダケ」などは破裂して逆にダメージを受けてしまう。パーティに入れるときは良く考えよう。
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菜園家、探検家、虫捕り屋、釣り師、飼育係
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パーティに入れていると、該当するポイントでの採取が早く行えるようになる職業。各職業でしか採取できないアイテムもある。
菜園家は「寝る」を実行すると他の職業よりも長く寝る、釣り師は早く釣りをしたいのか「進む」を提案しやすいなど細かい違いもある。
村では各施設で働き、一日の終わりに収集したものを提供してくれる。
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探検クエストに向かう
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探検に出発するには、ギルドの受付嬢からクエストを受ける必要がある。
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基本的に一度クリアしても何度も受け直すことが出来る。ここは本家のクエストと同様。
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探索前にパーティーの編成が必要。
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ゴールにたどり着くとクエスト終了である。
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ゴールにたどり着く前に画面下部にゲージで表示されるやる気が0になればクエスト失敗となる。
やる気は探索中にあるアオキノコ等の回復アイテムなどを食べると中量〜大回復。
その他にも提案「寝る」を実行すると一定時間小回復、モンスターを倒すと微量ながら回復する。
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ゴールにたどり着いた時点でクエストの目的を達成できていなければ、クエスト失敗。
ただしクエスト失敗でもそれまでに採集したアイテムは持ち帰れる。リタイアしても同じ。
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これを利用した稼ぎテクニックも存在する。
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探索中は仲間の提案する行動を選んで実行する。マイアイルー(=プレイヤー)は提案を選択する係。
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仲間が何かを見つけるか、今行っている行動が終了すると仲間達が提案を最大3個まで出す。
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角笛を吹くと今出ている提案や実行している行動が取り消されて再度提案が行われるが、やる気が微量ながら減ってしまう。
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プレイヤーがどの案を採用するか決める。これが探検中にプレイヤーが介入できる唯一の方法である。
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提案内容はアイルーの種類と、やる気の高さによって変わる。
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近くに何もない場合は「進む」の提案がないとゴール方向へ進行することすら出来ない。「戻る」「潜る」なども同様。
「攻撃」「採取」などを実行するとその対象に向かって進んでいく。
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クエスト終了後は成否にかかわらず、参加したアイルーに「お疲れ度」がたまる。
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疲れが溜まったままだと、村での採集量が下がったり、探検クエストでの提案速度が遅くなったりするデメリットがある。
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1日が終わるとお疲れ度が小回復する他、キッチンで料理を作ってもらうと、料理に応じて全てのアイルーのお疲れ度が回復する。
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仲間との友情を深める
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全ての仲間にはマイアイルーとの友情を表す数値の「仲良し度」が存在する。
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仲良し度は主に1日一回、仲間にアイテムを渡す「プレゼント」と1日の終わりに「祭壇」でPPを支払って開くことのできる「宴」で仲間と楽しく過ごすといった方法で深めていく。
その他、探検クエストに出撃させても微量だが仲良し度が上がる。
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ただし宴に招待されるアイルーは「厳正なる抽選」で選ばれるため、資金が少ないうちは仲良くなりたいアイルーが招待されている時を狙って開いたほうが良い(その日に招待されるアイルーは宴を開く前に確認できる)。また、宴は半日経った時点で開けるが、開いた時点でその日は終了。
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仲良し度が高い仲間は村の施設での働きも良くなり、探検クエストでの能力も上がるといった様々なメリットがある。
さらに仲良し度を最大(本作では999ポイント)まで深めると、そのアイルーが着ているものと同じ服をもらえる。
もらった服はギルドの衣装係に預けることでマイアイルーが着られるようになる(ごく一部例外あり)。
評価点
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とにかくキャラクターが個性的でかわいい。
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(本家にも一部強烈な個性を持つNPCや依頼人も居るには居るが)本家にはない魅力である。
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精神年齢がとびきり若く、思いつきで行動しすぐ大騒ぎを起こすがどこか憎めない長老、
普段は和やかな性格で村人想いだがおじいちゃんである長老には厳しい、長老の孫娘である長屋の管理人さん、
新人故にちょくちょくドジを踏むが愛らしい見習い受付嬢など、印象に残る個性派揃い。
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トレニャーやネコートさんなど本家MHに登場したアイルーも仲間になる。ファンには嬉しい要素。
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気に入った仲間はアイテムをプレゼントして仲良し度を深められる。お気に入りの仲間に親しく接しられたり、お揃いの服を着られるのはなかなか嬉しい。
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同時期に人気を博したスローライフ系ゲームである「どうぶつの森」とは違い、会話テキストはアイルー全てに固有のものが用意されており、アイルーのキャラ付けに一役買っている。
しかしその代償なのか、全体的な会話のバラエティが少なく、仲良しになったり村が大きくなったりしてもセリフは変化に乏しい。少し寂しい点である。
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探索システムの緩さ
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本家のようなバリバリのアクションを期待すると肩透かしを喰らうが、その場の状況に応じて素早く提案を実行するパズル的な要素が強く、ハマる人はとことんハマる。アクションゲームは苦手で…という人も安心。
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クエスト失敗及びリタイアでも村に戻るだけでアイテムも持ち帰られる。ここも本家より緩和されている点。
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ただし後半ではエグいモンスターとアイテムの配置や初見殺しも出てくる。流石ドSのカプコン。
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職業ごとに配置してあるアイテムや出現するモンスターによって向き不向きがあるため、メンバー選びにやや戦略性がある。当然、事前に仲良し度を深めておくことも重要。
問題点
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序盤のポイント集めがやや手間取る
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ゲーム開始後2番目にギルドを建てることになるのだが、それには2000PPを用意しなければならない。長老から500PPのお小遣いがもらえるものの、残りの1500PPを村内のシンボル採取と漁場だけで集めるのはやや骨が折れる。
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採集用アイテム出現率の偏り
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「釣りのエサ」は大量に出るのに対して、「虫捕りのミツ」は出現しにくい。「採掘の油」もほぼ釣りで釣り上げる必要がある。
総評
『ワールド・ネバーランドシリーズ』 + 『ぼくとシムのまち』 - うざい部分 + 狩り + 物欲センサー という感じの緩いシミュレーションゲーム。
本家とは違い全体的にのんびりぽかぽかとした雰囲気が流れており、のほほんと村で1日を過ごすことが基本となる。狩り中心のゲームだと思っていると肩透かしを食らうだろう。
とはいえ本家にはない個性的なキャラクターや可愛らしいデザイン、パズルやシュミレーションの要素など、本作も独特の長所を持っている。
のんびりとしたゲームを探している人や、とにかくアイルーがかわいくて好きという人にオススメしたい一作。
余談
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本作も本家シリーズ同様、さまざまな作品とのコラボクエストを配信している。
特に後に本家でも恒例となるサンリオキャラクターとのコラボレーションは本作が初であり、ハローキティとのコラボレーションが行われた。
モンハン日記 ぽかぽかアイルー村G
【もんはんにっき ぽかぽかあいるーむらじー】
ジャンル
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アイルーライフ
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対応機種
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プレイステーション・ポータブル
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発売元
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カプコン
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開発元
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フロム・ソフトウェア
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発売日
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2011年8月10日
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定価
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4,104 円
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レーティング
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CERO: A(全年齢対象)
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判定
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なし
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ポイント
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アイルー村を極めた人へ贈る「G級」村おこし 新たな施設やアイルーが登場したものの、 システムは同じで新鮮味に欠ける MHでは異例の発売前倒し
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概要(G)
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前作『アイルー村』のアッパーバージョン。
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公式によると「G級にグレードアップした」とのこと。本家でも末尾に「G」が付くアッパー版が出ることお決まりであるため、それを踏襲している。
変更点(G)
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セーブデータの連動の内容が若干変更されている。『MHP2ndG』から本作へアイルー1匹(前作と変わらず)、『MHP3rd』から本作へアイルー2匹連れてこられる。
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「G級アイルー」と「G級クエスト」が追加され、それに伴いシナリオも追加された。
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アイルーの総数はNo.127まで増えた。またモンスターやフィールドも増えている。
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追加シナリオに入るとあるアイテムを使用することによってアイルーが働く施設をある程度任意に決めることができるようになる。ただし施設ごとに働ける人数は決まっており、枠からあぶれたアイルーは「フリーアイルー」という形で無所属(つまり無職)扱いになる。
評価点(G)
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前作のセーブデータを読み込んで、続きから始められる。一プレイに時間がかかるゲームなのでありがたい。
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仲良し度の上限が999ポイントから9999ポイントに増加。より友情を深められる。
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仲良し度を3000まで上げると仲間の色違いの服がもらえる。
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施設も増えており、一度にたくさんのアイテムを採取できるようになった。
問題点(G)
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追加パートまでの追加要素のなさ
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本作の追加分は前作のエンディングが終わってから始まる。前作未クリアのセーブデータを読み込んで続きから始めた場合、エンディングを迎えて追加パートが始まるまでは追加要素に乏しい(UIの改善程度)。
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一応いきなり追加パート開始から始めることのできる救済処置はある。ただし取扱説明書では新規プレイヤーは最初から始めることを推奨している。
総評(G)
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施設やクエスト、アイルーの追加、UIの改善等、順当なパワーアップを果たした、G級の『アイルー村』。
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しかし最初から始めるといきなり本作の目玉要素が使えるわけではなく、前作と代わり映えがしない。そこに期待した新規プレイヤーはがっかりするだろう。
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前作をエンディングまで楽しめた人ならば問題なく楽しめる。つまりアイルー村を極めた人に贈る一作。
余談(G)
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本作はMHシリーズでは後にも先にも初となる、二週間の発売前倒しが行われた。MHシリーズといえば現在でも何かと発売延期が多いシリーズであり、異例中の異例である。
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スタッフ曰く「開発が順調に進んでおり、早くファンの皆様に楽しんでいただきたいため」とのこと。
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3DS向けに発売時期やハード特性に合わせたいくらかの追加要素のある移植版『ぽかぽかアイルー村DX』が2015年9月10日に発売されている。