モンスターハンターシリーズリンク


本編

機種 タイトル 略称 概要 判定
ナンバリングシリーズ
PS2 モンスターハンター MH シリーズの開祖。重厚なアクションとシビアな難易度は飽くなきコアゲーマー達の心に火をつけた。
PS2/Wii モンスターハンターG MHG 初代のアップグレード版。後のシリーズにも引き継がれる良要素が登場。
PS2 モンスターハンター2 MH2 要素は増したがバランス崩壊寸前に…。続編の基礎となった部分も多いが、今作限りとなった要素も多い。 なし
Wii モンスターハンター3 MH3 舞台を一新、表現やシステムも大幅進化。目玉の水中戦は試み自体は高評価も、練り込み不足が目立つ。 なし
3DS モンスターハンター3G MH3G 立体視に対応し、さらなる追加要素で進化した『MH3』のアップグレード版。拡張スライドパッド対応。
『MH3』で削除された要素が多数復活。ただし、水中戦の仕様は良くも悪くもそのまま。
WiiU モンスターハンター3G HD Ver. MH3GHD 『MH3G』のHD化逆移植。WiiUのローンチタイトルでもある。無料のオンライン協力プレイに対応。
3DS モンスターハンター4 MH4 携帯機では初となるオンラインプレイ対応。ゲーム自体のボリュームも大幅進化。
起伏の激しいマップやジャンプ攻撃が追加され高低差を活かした狩猟が出来るようになった。
3DS モンスターハンター4G MH4G 懐かしの要素も多数追加されたことにより、ボリュームとシステムが共に正統進化。
その一方で、極限状態をはじめとしたモンスターの超強化は理不尽過ぎるといった声もある。
賛否両論
PS4/Win モンスターハンター:ワールド MHW 次世代機向けに作られグラフィックと表現力はよりリアルに進化し、フィールドマップも大幅に広くなった。
ゲーム性そのままに伝統的に受け継がれていた多くの要素が見直され、エリア間の移動がシームレスとなる。
進化したゲーム性は全世界で高く評価され、シリーズのみならずカプコン作品史上最大のヒット作となった。
PS4/Win モンスターハンターワールド:アイスボーン MHW:I メインシリーズでは初となる大型拡張DLC。新要素のクラッチクローを如何に使いこなすかがカギ。
『MHW』の大型拡張コンテンツであるが、実質「ワールドG」と言っても差し支えない内容となっている。
『MHW』からの変更点や一部追加要素は粗削りな部分もあるものの、大幅なボリュームアップを果たした。
Switch/Win モンスターハンターライズ MHRise Switch初となるナンバリング相当の作品で、『MHP3』以来となる和の要素をテーマに取り入れている。
『MHW』の良さを引き継ぎつつそれ以前の要素を両立、これまで以上に狩りの爽快さや快適性が大幅向上。
翔虫によってアクションの幅が大きく広がり、難易度や快適性から見てもシリーズで最も初心者にオススメ。
ポータブルシリーズ
PSP モンスターハンターポータブル MHP 『MHG』の移植作。PSPの普及にも一役買い、シリーズを世に大きく知らしめた出世作。
モンスターハンターポータブル 2nd MHP2 『MH2』をベースにした新作。『MH2』で不評だった要素を大きく修正し、遊びやすいバランスに。
看板モンスターは今や人気者にとなり、シリーズ初のミリオン突破タイトルでもある。
PSP モンスターハンターポータブル 2nd G MHP2G 『MHP2』のアップグレード版。G級クエストや新モンスター等が追加され、システム面もより快適に。
ボリュームは『ポータブル』シリーズ最高峰。廉価版もミリオンを突破するロングランとなった。
PSP モンスターハンターポータブル 3rd MHP3 『MH3』をベースにした新作。細かいシステムが大幅に改良、遊びやすさを意識した進化へ。
和の要素も取り入れており、PSP作品史上最高の売り上げを誇る。未だに国内での売り上げはシリーズ最高。
PS3 モンスターハンターポータブル 3rd HD Ver. MHP3HD 『MHP3』のHD化移植。セーブデータは『MHP3』から完全に引き継ぎ可能。
クロスシリーズ
3DS モンスターハンタークロス MHX 『MH4G』の課題を改善しつつ、新要素も盛大に盛り込んだ『モンスターハンター』の新シリーズ。
3DS モンスターハンターダブルクロス MHXX 旧世代機シリーズ最終作。新たな要素を取り入れつつ、ファンの期待をいい意味で「ダブルクロス」した。
Switch モンスターハンターダブルクロス
Nintendo Switch Ver.
MHXXNS 『MHXX』を精細化してHD解像度に対応し、Nintendo Switchへクロスした移植作。
セーブデータは3DS『MHXX』から相互に引き継ぎ可能。


スピンオフ

機種 タイトル 略称 概要 判定
アイルースピンオフ作品
PSP モンハン日記 ぽかぽかアイルー村 アイルーが遂に主人公!? 見た目は可愛いくても、しっかり『モンハン』しています。 なし
PSP モンハン日記 ぽかぽかアイルー村G
3DS モンハン日記 ぽかぽかアイルー村DX インターフェイスを3DS向けに最適化し、『アイルー村G』に新要素を入れた完全版。
PSP アイルーでパズルー カプコンのパズルゲーム『スーパーパズルファイターIIX』のキャラ差し替え版。 なし
オンライン
PS3/360/
WiiU/PSV/
Win
モンスターハンター フロンティアオンライン
モンスターハンター フロンティアG
モンスターハンター フロンティアZ
MHF
MHF-G
MHF-Z
『MH2』がベースのオンラインゲーム。やりこみ要素は最高峰だが搾取商法等の問題点も。
目玉とされていた「G級」のシステムが粗悪だった為、大失敗を招いてしまった。
その後は少しずつ改善されてはいった。2019年12月18日にサービス終了。
なし
Win モンスターハンターオンライン MHO 中国のパブリッシャーであるテンセントが開発・運営していた中国向けオンラインゲーム。
カプコンは監修のみ。国内はサービス未展開。2019年12月31日にサービス終了。
ストーリーズ
3DS モンスターハンター ストーリーズ MHST シリーズ初のRPG。オトモンと共に冒険する、ライダーの物語。
Switch/Win モンスターハンターストーリーズ2 ~破滅の翼~ MHST2
その他
AC モンハン日記 プリプリプーギーレース 完全3Dのプーギーレース。前後左右に振るプーギーの尻がコントローラー。
モンスターハンター スピリッツ MHSP モンスターを育て、共に戦うアーケードゲーム。仕様や世界観は『MH4』に準拠。


関連作品

機種 タイトル 概要 判定
PSP メタルギアソリッド ピースウォーカー コラボゲームを収録。ティガレックス、リオレウス、トレニャーが忠実に再現されゲスト出演。
メタルギアREXをモデルにしたオリジナルモンスター・核竜ギアレックスも登場。
なし
AC 太鼓の達人シリーズ 本作のBGMをメドレー化した楽曲が収録されている。
構成は収録時期で異なるが「英雄の証」で始まり「上手に焼けました~!」で終わるのは共通。
crossbeats REV. アーケードリズムゲーム。シリーズテーマ曲「英雄の証」等が収録。
さらに『クロス』『フロンティア』とのコラボイベントも開催。
賛否両論
PS4/One/Win MARVEL VS. CAPCOM: INFINITE 女性ハンターが「モンスターハンター」名義でDLC参戦。
ストーリーモードにはダレン・モーランも登場。
3DS/WiiU 大乱闘スマッシュブラザーズ
for Nintendo 3DS / Wii U
DLCとしてMiiファイター用のハンター衣装が配信された。 なし
Switch 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL ボス・アシストフィギュアでリオレウスが登場。DLCでMiiファイター用のハンター衣装も配信。
TETRIS 99 『ライズ』とのコラボ祭を開催。



シリーズの概要

プレイヤーは"ハンター"となり、様々な種類のある装備とアイテムを用いてモンスターを狩る。
これによりクエストを達成して得られるお金(ゼニー)と材料を使用することで、装備を強化してさらに手ごわい戦いに挑む事ができるという、広義的なハック&スラッシュ要素が中核になるアクションである。
シリーズ初期は明確なストーリーが存在しなかったが、後に「拠点を守る」といった目標が掲げられるようになった。クエストの攻略進行に合わせ拠点が発展していくシリーズ作品もある。

自給自足のハンター生活を支える様々なアイテムの主な入手方法は以下の通り。

  • モンスターの狩猟(剥ぎ取り、クエスト報酬、落とし物)
  • フィールドにおける採集(虫捕り、採掘、魚釣り)
  • 売店などの拠点施設での購入(ゼニーを使って購入する)
  • 村などにある農場での採集(虫捕り、採掘、魚釣り)
  • 手に入れたアイテムの加工(肉焼き、調合)

ハンターの武器は、刃物・鈍器・飛び道具(これらの中で更に複数の種類に分かれる)に大別され、そこから1つを選んで狩りに赴く。この他は身を守る防具と様々なアイテム。これだけの準備で大自然の驚異に挑む。
ハンターが操る武器はそれぞれに特徴があり、武器種によって立ち回りは大きく異なる。
戦いの経験や、装備の効果や敵との相性を理解することも、熾烈な戦闘を勝ち残るにあたって重要な装備の1つとなる。

対峙する大型モンスターとの戦いはまさに「命の奪い合い」という言葉が似合うほどシビアなバランス。
初見のモンスターにはまず間違いなく艱難辛苦を味わわされることになるので、そこから何度も立ち上がりながら弱点を探り、根気良く戦う事で勝利への糸口を掴むことになる。
『ロックマン』や『魔界村』などといったカプコン製アクションの例に漏れず、敵に対する攻略法を組み立てる歯ごたえ満点の過程も本シリーズの大きな魅力の一つである。

こうしたシビアな世界観・難易度バランスの硬派なハック&スラッシュACTではあるが、回復薬を飲めばガッツポーズ、生肉を火にかければコミカルなBGMが流れ、良い加減に焼き上がると聞こえてくる「上手に焼けました~」ボイス等々、どこかコミカルなノリを有している。
CMでも「モンスターが闊歩するフィールドの真ん中で軽快な曲に合わせてマンガ肉を焼くシーン」が用いられたことで有名。

一方、コミカルな印象とは裏腹に高難易度な上に素材集めの手間暇もかかるため人を選ぶことは否めず、始動当初は知る人ぞ知るストイックなシリーズだった。
しかし仲間と協力して高い障害を乗り越える面白さや、モンスターの面影を絶妙に残した独特の装備デザインが次第に認知され、携帯機用のポータブルシリーズ進出で協力プレイが爆発的に広まった事から人気が沸騰。
中でも『MHP2』と『MHP2G』は「狩りゲー」ブームの牽引役となり、多くのフォロワー作品が生まれた。

モンスター

  • ハンターと戦うモンスターは、ファンタジー作品の敵キャラのような「怪しげな魔力を駆使し、人に危害を加える魔物」ではなく、あくまでも「弱肉強食の自然に生きる野生動物」である。
    超常的な力を操り世界を滅ぼしかねないモンスターの技も、荒唐無稽な魔法ではなく自然現象などを利用した物として説明される*1
    • 一定のダメージを受けるとモンスターは怒り状態となって攻撃がより激しさを増す。基本的に形態変化の類ではなく、殆どの場合見た目が変化する事はない。(怒り状態時に見た目が変わる種もいる)。
      • 怒り状態時には攻撃力と俊敏性が飛躍的に上昇し、白や黒の息が口から漏れるようになり、一目で強くなっている状態だという事が分かる。特に攻撃力の上昇は総じてすさまじく、怒る前には余裕で耐えられた攻撃が怒り時に喰らうと即死ということが普通に起こりうる。
      • 怒りは時間経過で解除される(多くは60~80秒)ため、どうしても怒ったモンスターの対処が出来ないという場合は、エリアを変えてやり過ごすというのも一考である。
      • 怒り時に強化される能力はモンスターによって様々。場合によっては弱点を露呈させたり、肉質が軟化する事もあり、よりハイリスクハイリターンな駆け引きが発生する。
    • 逆になんとか体力を削って追い詰めると、大抵のモンスターは足を引きずりながら巣へ戻って休息をとろうとする(元気な時にはピンと張っていたヒレや耳が垂れ下がったりする種もいる)。
      「たとえ残り体力が1でも、倒されるまでは何の兆候も見せず暴れまわる」というこれまでのシステムに物申した仕様だったと言えよう(好戦的なモンスターには弱った兆候を見せないモンスターもいる)。
    • また『3』以降は「モンスターの疲労」も導入され、よだれを垂らしたり移動速度が低下・炎が出なくなったりと大幅に弱体化し、すぐに捕食行動へと走り出すなど、より生物的な面が強調されている。
      • ただし一定時間経過したり、ハンターや他のモンスターへの食いつきが完了すると元に戻り、上記の怒り状態に移行したりする。
  • 凶暴なイメージの強いモンスターだが、ハンターと戦ってない時には水を飲んだり、獲物を食べている様子も見ることができる。
    この時の動きはハンターと戦っている時の印象が嘘のように穏やかで平和的。
    • 基本的にモンスターがハンターに襲い掛かるのは「自分の縄張りに入り込んだよそ者(ハンター)を追い払うため」という理由が付けられることが多い。これは現実の野生動物の生態そのものである。
    • 一方で、こうした世界観に深みを出す為のリアリティとゲームバランスの兼ね合いに苦労している面もある。
      上述した設定を否定するかのようなシステムが新たに追加され、ゲーム性が広がる半面、設定との矛盾やユーザーに不利な要素が強くなり賛否を巻き起こす事もしばしば。特に高ランク帯やエンドコンテンツに顕著である。
  • これらのモンスターには熱烈なファンが存在し、賛否も交えた議論が起こることもしばしば。その要素は「見た目が格好良い」「装備が強いから」「初めて狩猟した時の思い入れ」「いつも苦戦させられる実力に惹かれる」「戦闘BGMが好き」など多岐にわたる。
    • 大半のモンスターはフィギュア化を始めとするグッズ化もなされている。一部のモンスターに至っては詳細な生態を綴った書籍まで出されている。
    • 一方でモンスターに愛着がわきすぎてモンスターに攻撃する、自らの手で屠る、などといった行動に抵抗感が生まれ、狩猟と情を天秤にかけられて苦悩するハンターも見られる。そういう意味ではハンターではないものの、プレイヤー(ライダー)とモンスターが共闘できる『ストーリーズ』は画期的な作品と言えよう。

シリーズ共通の特徴

  • 作品にもよるが、ストーリーはさほど重視されておらず*2、ストーリークリア(スタッフロール視聴後)からもゲームは続く。 むしろそこからが本番というプレイヤーも非常に多く、クエストまたは装備獲得を基準とした目標を自分で設定していく必要がある。
  • 独特の操作性を持ち、プレイヤー動作や視点カメラ、アイテム選びなどは全て別ボタンで行う。モンスターとの対戦時にはこれらの操作が素早く要求されるので、若干の慣れが必要。
    コミカルな内容のCMが放映される一方で、上下述する独特のシステムと難易度から、やや人を選ぶ側面もある。
    • PS2で発売されたタイトル、及び『ポータブル』シリーズでは、(左の)スティックがキャラ移動、方向キーがカメラ移動に割り当てられていたため「モンハン持ち」と呼ばれる独特な持ち方が推奨されていた。
  • 大型の敵を相手に大型の武器を振るうだけあってハンターの動きは鈍重な物が多い(素早い動作が可能な武器種もある)。
    • また、アイテムの使用時に隙を晒す仕様となっており、それを加味した狩りが求められる。
    • ダメージは受けないものの、仲間の攻撃がハンターにも当たる仕様(フレンドリーファイア)となっており、マルチプレイの際にはソロプレイとは違った立ち回りが求められる。
  • 敵モンスターの残り体力は非表示*3。プレイヤー自身の知識や経験則が重要な物となっている。
    • 基本的にダメージは血しぶきの激しさや部位破壊などで判断することになるが、こういった暴力的な表現が苦手で敬遠している客層も少なからずいるため、近年の作品では血しぶきのエフェクトを非表示にするなどといった暴力的描写を控えめにする設定ができるようになった。
      メインシリーズは全てCERO Cと言う事もあり、部位破壊に関しては、角を折る、甲殻や眼を抉る、尻尾を切断するといった物に留まる。
      首や胴体を切断する、臓物を引きずり出すなどモンスターの命に直接かかわるような激しい欠損描写は出てこない。
  • プレイヤーキャラのレベルアップも存在しない。強くなるにはより強力な武具を生産したりスキルを整える事だけ。
    • それでも武具の能力だけでゴリ押し出来る程ではなく、プレイヤー自身の知識や腕前がそれ以上に重要となってくる。
    • また、武具やスキルの組み合わせも豊富で、火力を可能な限り高めて短期決戦を狙ったり、火力を落としてでも生存性や快適性を重視するなど、多様なプレイスタイルで狩りができる。
  • 世界観は基本的に共通(詳しくは後述)。
  • ボイスはあるが、NPCも含め掛け声程度で長いセリフは殆ど無い。
    • 近年の作品では、ボイス付きのセリフが用意されている作品もある。
      • 初期の作品ではスタッフがボイスを担当していたが、セリフが増えた近年の作品ではプロの声優がボイスを演じるようになった。
  • 多くのタイトルでは、発売からしばらく経った後、新モンスターやより高難易度の「G級(マスターランク)」クエスト等を追加したアップグレード版や拡張コンテンツを発売する。
    • 恒例の要素である為、新作が発売されると正式発表前から期待は大きいが、いわゆる完全版商法である為、一部から批判もあった(現在はDLCになった為改善)。

世界観

モンスターハンターシリーズでは、殆どの作品において世界や設定が繋がっている。舞台の土地柄やモンスターなどに関する設定の膨大さは、設定資料集からも窺える。
本シリーズの世界観は、もはや魅力の一つと言えるだろう。興味のある人は、ゲーム内外にちりばめられた様々な知識にも触れてみてはいかがだろうか。

  • ゲームの世界観を守る為、「戦闘」「殺す」「死ぬ(死亡)」といった表現はゲーム内外問わず極力避けられており、「狩猟」「討伐」といった「モンスター=悪者」というイメージを否定する表現を用いている。
    これには、プレイヤーのチャットや会話でも過激な会話をしてほしくないという想いもあるようだ。
    --モンスターを狩る理由も「個体数が増えすぎたから」「討伐しないと多くの人間に脅威を与えるから」など、(少なくともゲーム内の世界観では)むやみに狩っているわけではないことが説明されている。
    なお、設定上は私利私欲でモンスターを狩る密猟者やそれを取り締まる組織(ギルドナイト)も存在しているようだ。
    • ハンターに関しても、初期の作品でこそリザルト画面で「死亡回数」という表現が使用されていた*4が、MHP2G以降は「力尽きた」という表現に変更されている。
  • 色々な要素の追加も「文明の発達」という形で表現され、新種のモンスターも「研究や調査の結果発見された種族」という設定が存在する。
    • 例えば『G』で登場した「白ランポス」が、『P2』からは「ギアノス」というランポスとは別の種族として扱われたことも、MHの世界の調査の結果ということにされている。
  • またクエストの依頼人にも、「お、これってもしかしてあの村の人か?」と思えたりするものもある。歴代シリーズをやってきた人にとっては小さな興奮にもなったりするかもしれない。
  • ゲーム内においては、月刊誌「狩りに生きる」という雑誌の存在でより深く世界観を味わえる。中にはコミカルなものもあったりするので、狩りの合間の息抜きに読んでみるのもまた一興。
  • 主に登場モンスターの種類やシステムに大きな違いが見られるシリーズもあるが、時代や地域が異なるだけでいずれも世界設定は共通している。公式なものではないが、ユーザー間ではかつて『初代(G)』『2』『P』『P2(G)』『F』の舞台を「旧大陸」と、『3』『P3』『3G』の舞台を「新大陸」と呼んで区別し、(作中で)両大陸の行き来は出来ないが交易などは行われているという考察がされていた。
    • …が、『4』発売以降この方法では説明のしようがない矛盾点が多数出てきてしまい、この区別での定義づけが大きく揺らぎ始める。
      そして『4G』が発売されて旧砂漠フィールドや『2』のオンラインの拠点が復活したことによって矛盾が決定的なものとなり、これらの呼び分け方は一気に廃れることとなった。
      • 『MHW』以降では「新大陸」と呼ばれる舞台(上記の新大陸とは別物)が登場し、『MHXX』以前の舞台は「現大陸」と呼ばれる事が増えた。
  • 人々は架空の言語(モンハン語)を用いているという設定であり、モンハン語で歌われている曲も存在する。
    詳細は公開されてないものの、きちんと意味のある言葉になっているとの事。
    • 一部の作品では、ボイスをモンハン語で遊べる。
  • なお、ゲーム中ではほとんど触れられない設定として各地に遺跡だけが残されている「古代文明」にまつわるストーリーがある。
    古代文明の詳細については「高度な技術を持っていた」という事くらいしか語られていない。
    • その裏側に隠された物語は「太古の人間VS竜の戦争」「竜操術」「イコール・ドラゴンウェポン計画」等、モンスターたちの起源を窺わせると同時になにやら尋常では無いものが……。
      これらに関しては、主に設定資料集である書籍「ハンター大全」シリーズで重点的に扱われている。
      そこでは作中の人物の視点で、未確認情報という名目で各種の資料が紹介されている。
      • ただし、「ハンター大全」は「ゲームにて実装されている設定」だけでなく、「開発中に没になった設定」も意図的に混在させている為、どこまで信じるのかはプレイヤーに委ねられている。

英雄の証

初代及び『G』のスタッフロールで流れるオーケストラによる壮大な楽曲。作曲者は甲田雅人氏。
現在はシリーズのメインテーマとして扱われており、『DQ』シリーズの「序曲」や『FF』シリーズの「FINAL FANTASY」のような立ち位置である。
また、シリーズ問わず多くのアレンジが作られ、オーケストラで再録音される機会も非常に多い。
初代及び『G』以降も超大型モンスターとの決戦時*5やスタッフロールで流れるのがお約束となっている。
シリーズのBGMを演奏する「狩猟音楽祭」では必ず演奏されている他、ゲームミュージックメインではない演奏会でも演奏されれる事もある。
カプコンのAC向けリズムゲーム『crossbeats REV.』にも収録されたことで、MHシリーズに縁のないプレイヤーにも知られる機会が出来た。
また、作品毎のメインテーマやBGMも評価が高く、「狩猟音楽祭」というオーケストラコンサートが開催されたりするなど、単なるゲーム音楽の枠を超えて愛されている。
さらに、2021年に開催された東京オリンピックの開会式における選手入場曲として前述の『DQ』『FF』のメインテーマ等と共に使用された。
しかも「英雄の証」が流れたのは、日本選手団が入場するタイミングでのことである。 また、『MH4』のメインテーマである「旅立ちの風」も一緒に使用された。


シリーズの特徴

  • ナンバリングシリーズ
    • 初代』『MH2』『MH3』『MH4』『MHW』『MHRise』がこのシリーズにあたる。
      システム全体に追加要素、変更点が多く見受けられ、実験作的作風が強いのが特徴。
      当たり要素と外れ要素がはっきりしており、人によってその評価は必ずしも一致しない。
      また、ハードが一新された『MHW』以降は伝統的に引き継がれていた多くの要素が見直されている。
    • オンライン(マルチ)プレイを重視しており、後述の『ポータブルシリーズ』と比べてシビアなゲームバランスと言われていた。
      ただし、携帯機で展開された『MH3G』以降はソロプレイヤーやライトユーザーも意識したゲームバランスになっており、ソロでも充分に遊べる調整となっている(簡単という訳ではない)。
    • ナンバリングシリーズでは、その作表を象徴する新たなメインテーマ曲が作られる。
    • ユーザーからは、「本家」「メインシリーズ」と呼ばれる事も多い。
  • ポータブルシリーズ
    • PSPで発売された『MHP』『MHP2』『MHP3』がこのシリーズにあたる。一瀬泰範氏をディレクターに迎え、PSP向けに販売された作品群。
      前述のナンバリングシリーズをベースに製作されており*6、ライトユーザーでも遊びやすい調整で総じて完成度は高い。
      日本国内で最も売上が伸びたシリーズであり、PSPによるアドホック通信での気軽な協力プレイが可能であることが大ヒットの要因となった。
    • 未だ新作を望む声もあるが、本シリーズで好評だった要素の多くがメインシリーズにも引き継がれた為、実質的に展開終了。
      • なお、『MHP3』のインターフェースは、一瀬氏が携わる『MHX(X)』『MHRise』にも引き継がれている。
  • G
    • タイトルの末尾に「G」がついた既存の作品のアップグレード版。初代のアップグレードである『MHG』に始まり、『MHP2G』『MH3G』『MH4G』が存在する。
      また、Gの名は冠さないが『MHXX』は事実上の『MHXG』であり、『MHW:IB』はDLCであるが、事実上の『MHWG』といっても差し支えない。
      プラットフォームが異なる『MH3G』を除けば、前作からキャラクターデータをほぼそのまま引き継げるのが特徴。
      ゲームバランスを初めとする問題点の調整、新モンスターやそれを素材とする新装備品を追加するなど、さながら「完全版」のような扱いである。
      --正式発表される前であっても期待の声は大きい一方で、いわゆる完全版商法故に批判も少なくなかった。
      これについては、『MHW:IB』がDLCになった事で問題がある程度解消されたといえるだろう。 また、一部の作品では、高難易度のエンドコンテンツや膨大な作業量を要求される要素(特に運が絡む物)がプレイヤー間で物議を醸す事もある。
    • ちなみに「Gシリーズ」とは殆ど呼ばれない。元になった作品に応じて「ナンバリングシリーズ」や「ポータブルシリーズ」等にカテゴライズされる。
  • クロス
    • 『MH4G』をベースにしているが、ナンバリングシリーズにもポータブルシリーズにも含まれない新たなモンスターハンター。 2020年現在は、『MHX』『MHXX』が該当する。
    • アクション面を大きく変える狩猟スタイルや狩技に加え、4体*7ものメインモンスターが大きな特徴。
      MH4では登場が叶わなかったモンスター、フィールド、村、登場人物等も多く再登場する等ファンサービスも豊富である。
      また、メインスタッフが共通している関係か、『MHP3』に近いインターフェースやバランス調整となっている。
    • 基本的なシステムこそいつも通りのモンハンであるが、シリーズのマンネリ化を払拭する要素を取り入れ、手堅いクオリティに纏まっている。
      • 『MHXX』は『MHX』の順当なアップグレード版といった所で、いわゆる「G」作品に相当する。2体メインモンスターを始めとするモンスターの追加、新たな武具、G級クエストなど大幅なボリュームアップを果たした。
  • フロンティア
    • シリーズ初の完全なオンラインゲーム。
      『MH2』をベースとしているが、定期的なアップデートによりモンスターの追加やバランス調整を行い、独自の進化を遂げている。
      本作新規のモンスターやクエストも多数存在するほか、上記シリーズで好評を得たモンスターの実装*8も行われている。
    • 2019年12月18日に惜しまれつつもサービス終了。約12年の歴史に幕を閉じた。
  • その他
    • アクションゲーム以外の派生作としてはデフォルメされたアイルーを主人公にした村育成シミュレーションゲーム『モンハン日記 ぽかぽかアイルー村』シリーズやモンスターを仲間にできるRPG『モンスターハンターストーリーズ』等が存在する。

最終更新:2022年01月13日 18:11

*1 ただし、コラボ作品由来のモンスターの中には実際に魔法を操るモンスターも存在している。また、それっぽく説明はされているが現実的には再現が困難であったり、インパクト重視でそもそも設定を考えていないような物もある。

*2 特定のクエストをクリアする事で、ムービーとスタッフロールが流れる為、そこを一区切りと考えるプレイヤーは多い。

*3 従来のコンシューマー作品では与ダメージ値も非表示だったが、『MHW』以降では与ダメージ値が表示される。

*4 ただし、初期のころから実際に死亡している訳でなく、言葉の綾が残っている物であった。なお、世界観上は狩猟の際に死亡してしまうハンターもいるようだ。

*5 厳密には短縮版が流れる。

*6 勘違いされやすいが、『MHP』を除き移植作品ではなく、『MHP』も移植にあたって大幅なアレンジが行われている。

*7 『MHXX』でさらに2体追加された。

*8 大幅なアレンジが加えられたり、骨格やモーションを引き継いだ新モンスターとして実装される場合もある。