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ターミネーター2 - (2016/08/21 (日) 12:40:14) の編集履歴(バックアップ)


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ターミネーター2

【たーみねーたーつー】

ジャンル アクション
対応機種 ファミリーコンピュータ
発売元 パック・イン・ビデオ
開発元 LJN
発売日 1992年6月26日
定価 6,500円(税別)
判定 クソゲー

概要

  • アーノルド・シュワルツェネッガー主演のアクション映画『ターミネーター2』をゲーム化したACT。全5面構成。
  • 自機はターミネーター(T-800)で、耐久力+残機制。耐久力が0になる等でミスするとノイズと共に「TERMINATED」と画面が切り替わり、自機を1機失う。

長所

  • ストーリーがオリジナルの映画に忠実である。
    • ジョンを追跡するシーンはバイクアクションになっており、見た目が良い分難度がかなり高め。T-1000の来るタイミングを死んで覚える必要がある。
  • 後期FC作だけあって、当時のゲームとしてはビジュアル力も高い。

短所

  • オリジナルでは脅威の戦闘能力の自機がかなり弱体化しており、雑魚の攻撃でもダメージを受けてしまう。
    • 原作では素手はおろか重火器でさえ満足なダメージなど通らなかった「鉄人」ターミネーターだが、本作では生身の人間相手でも致命的なダメージになってしまう。「ロボコップ」じゃないんだから*1
    • 耐久力や攻撃力を数値化しないとゲームにならないから仕方がないとも取れる。もっとも、じゃあジョンを主人公にしてターミネーターに守られながら進めるスタイルでも良かったのではないだろうか。また近年作られた「サラコナークロニクル」のように派生ストーリーにするなど手段はあったはずだが…。
  • はっきり言って難易度が高い。
    • ラストの溶鉱炉のシーンはダメージゾーンに落ちやすく、最後の最後で自滅することもしばしば。当時のゲームは高難度のものも珍しくはなかったとはいえ「映画が面白かったから」と気軽に手を出すとかなり厳しい。

総評

短所で述べたように、オリジナルでの驚異の戦闘能力のT-800が雑魚の攻撃でじわじわとダメージを受けた末に破壊されてしまうのを意外に感じるプレイヤーも少なくないかもしれない。 当時のハリウッド映画原作ゲームは企画先行で中身は伴わなかったりしたものだが、その中でもあまりオススメしかねるタイトル。 よほどターミネーターが好きでT-800になりきりたい人であれば……。