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お嬢様と憐れなこ執事 - (2017/11/05 (日) 19:25:47) の編集履歴(バックアップ)
お嬢様と憐れなこ執事
【おじょうさまとあわれなこしつじ】
ジャンル
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お嬢様のお世話をしているつもりが逆にいろいろされちゃうADV
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対応機種
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Windows Vista~10
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メディア
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DVD-ROM
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発売・開発元
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Carol Works
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発売日
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2017年5月26日
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定価
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9,504円(税込)
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レーティング
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アダルトゲーム
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判定
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なし
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ポイント
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女学園潜入型だが… キャラは濃いがシナリオは薄いし雑 父親を始めとしたキャラが非常に不快 まさかのクラウドファインディング メーカー側が属性を勘違い
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概要
ドM嗜好の作品を発売してきたCarol Worksの4作目。近作でスマッシュヒットを記録した『オトメ*ドメイン』(ぱれっとクオリア)に影響を受けたいわゆる『女装学園』ものではあるが、Carol Worksの手にかかり『
女装学園の皮をかぶったいつものCarolゲー
』と化した。
公式の略称は「おとれな」
ストーリー
自由奔放な父親のせいでホームレス同然の生活をすることになった主人公・轟六道。
そんな彼に手を差し伸べてくれたのが、 父親の弟である叔父だった。衣・食・住・学業の面倒まで
見てくれると言われて喜ぶ主人公だったが、叔父からはひとつだけ提案が……
「実は、娘たちが反抗期なのか最近中々話もしてくれなくてね……
リク君には私と娘たちの橋渡し役をお願いしたいんだ」
叔父の口から出たのは、年頃の娘を持つ父親にはよくある悩み。それくらいならと安請け合いしてしまう主人公。
こうして彼の受難の日々は始まった――
(公式サイトからの引用)
登場人物
+
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クリックで開閉。
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轟六道(とどろきりくどう)
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本作の主人公。どこからどう見ても女の子にしか見えない少年。最悪な父親(後述)のせいでホームレスをしていた、のっけから憐れな存在。
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ヒロインからすれば、
嗜虐心を駆り立てる玩具
(でイトコで使用人)。
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女子力パラメータは高いが、徹頭徹尾ヘタレているため、作中では殆ど竿役。
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ただし、まともかと思いきや空気の読めない場当たりな事を口走ってしまい、ヒロインの怒りを買ってアワアワしだすことも茶飯事。
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エッチシーン以外ではボイスがついている。中の人の都合…ではない。
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キャラ人気投票では1位を獲得。Carol的には予想通りといった結果。なお、クラウドファインディング(以下CF)でフルボイスとなった。
攻略ヒロイン
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轟火凛(とどろきかりん)
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女学園の生徒会長で、轟家の長女。名前の通り凛としており、しっかりもので少しだけ威圧的な態度が特徴
…なのだが、六道と二人きりになると発情した猫のように甘えてくる。同族意識なのか、猫が大好き。
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共通ルートでは唯一本番シーンが存在する。しかも最初が騎乗位。肉食にも程がある…。
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独占欲が非常に強く、自分以外の女は友達だろうが敵扱いする危険な思想。
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人気投票では攻略ヒロインで
唯一圏外
だったため、順位は不明。
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轟水萌(とどろきみなも)
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口数少なめで、一見クールに見える轟家の次女。言葉遣いも丁寧で、轟家の良心
…と勘違いされるが、六道と二人きりになると彼の体臭を最優先に欲する
臭いフェチ
と化す。
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そのこだわりは、六道の衣服を必死に懇願するほど。声優の熱演が良い意味で凄く、酷い。
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初体験が別の穴だったりするなど、色んな意味で感性がずれてる娘。
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轟土筆(とどろきつくし)
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轟家の三女。人懐っこく、子犬のような愛らしさがウリ……
と感じるのは序盤だけ。その本性はいかなる相手だろうが愚痴や不満や非難を厭わない
性悪な毒舌少女
。
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彼女のルートが最もドMが嬉しがるルートなんだとか。
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言動はきついが、(六道への)面倒見が良かったり、割と機転のきいた名案を思いついたりと、実際は結構いい子。
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慣用句を勘違いして使っていたり、誤読していたりするなど、頭はあまり良くない様子。
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音無光子(おとなしみつこ)
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轟家の使用人。立場上、六道の先輩ポジションにあたる出来る女性。
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六道の父、天道と昔なじみのせいか、年齢はそれなりに…触れたら殺されてしまうので詮索は禁物。
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普段は温和なのだが、天道とのやりとりの際はドスの利いた声でひたすら折檻する。声優さんの喉が心配。
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男の縁がないのか、色気づいたりすると途端に土筆も真っ青の毒舌をこっそりと吐く。
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なお、「みつこ」は本名ではないが、(ネタバレになるので)作中では主にこう呼ばれるので便宜上この表記とする。
その他キャラ
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轟天道(とどろきてんどう)
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主人公、六道の実父。元社長だったが、
会社の金を横領
して懲戒免職させられたダメ人間、というか
犯罪者
。
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傲岸不遜、倫理観の欠如した非常識の塊のような存在。詳細は後述。
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轟雷道(とどろきらいどう)
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天道の弟で、ヒロインの実父。甥と兄をわざわざ引き取った出来すぎた人間。
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娘や兄からの押しには非常に弱く、六道をそのまま成長させたような印象を受ける。
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桐生寺茉莉(きりゅうじまつり)
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火凛をサポートする生徒会副会長。有能で彼女がいないと生徒会が回らないほど
…なのだが、その正体は
実弟の貞操を狙う危険すぎる変態少女
。学内であってもその妄想は歯止めが利かない。
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火凛ルートでは理不尽なまでに六道を追い詰めるため、プレイヤーの反感を買った。詳細は後述。
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小山内虎子(おさないとらこ)
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火凛を慕うケンカ仲間のリーダーらしいが、六道のせいでその設定は早々にして無かったことになる。
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うんこが大好きな少女。名前の通り色々なところが幼い。
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御上野咲良(おがみのさくら)
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土筆の同級生で学級委員長。
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虎子がびっくりするくらいのピュアガール。
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特徴(賛否両論を兼ねる)
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ひと味違う女装学園もの
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冒頭で述べた通りだが、これまでの女装ものとは一線を画す設定がいくつかある。
まず、『
ヒロインには既に男としてバレている
』というところが最大のポイント。というのも、元々六道は男として轟家に厄介になっているためである。
そのため、彼の性別を知らないのが女学園に登場する非攻略キャラと和華のみ。
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もう1つは、『
主人公が完全な竿役
』というところである。女装学園ものは、基本的に男であるが故、女性よりも一段上のスペックを持っており、女性らしさを持つ強い男、という描写がよく見られる。
しかし、本作の主人公、六道は確かにスペックは悪くないのだが、男らしさは微塵もなく、終始ヒロイン達に振り回されるだけの存在である。
多少ヒロインに物申すシーンもあるが、たいてい返り討ちに遭い、見る影もなくなって涙することがほとんど。
だが、これは女装学園ものというよりはCarol Worksの作風に依るところが多い。
わかった上で購入すれば期待通りだが、そうでなければ終始優柔不断な主人公にイライラさせられるかもしれない。
評価点
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個性的すぎるキャラ
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ほぼすべてのキャラの頭のネジが飛んでいるので、癖の強いキャラの魅力に浸りたいのならおすすめである。
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豊富な性的シーン
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1ヒロインにつき、二桁に迫るほどのボリューム。ドMな嗜好であればこれ以上のおかずはないだろう。
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迫真な演技
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二面性のあるヒロインの熱演は必聴もの。声優の底力が十分堪能できる。
特に六道のゲーム終了ボイスは、一度聴いたら忘れられないほど。
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一部の個別ルート(土筆・光子)
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上記のルートは
相対的
に見ればそこそこ見ごたえのあるシナリオとなっている。他のヒロインの介入が少ないため、ひたすらヒロインとイチャコラ可能。
逆に言うと、それ以外のルートでは
出しゃばりキャラがいるので楽しめない
という意味でもあるが。
問題点
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質の悪い日常シーン
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大体は『光子と天道の(一方的な)ど付き合い』『ヒロインの幼稚なちょっかいにヒィヒィ言う主人公』『弟に発情する茉莉とうんこを連呼する虎子』
この3種類がストーリーの大半を占めており、ワンパターン。とにかく話の展開の引き出しが少なすぎる。
最終盤に限れば少しシナリオの転換が見られるが、それもそれで不快な展開が待ち受けている(後述)。
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ご都合なもてもて具合
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土筆と光子を除いて、ヒロイン勢は最初から六道にベタ惚れだが、その理由については一切語られない。
共通で本番シーンまでやった火凛ですら一切ないので、六道への入れ込みようがさっぱり理解できない。
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不自然なイラスト
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一部のキャラ(しかも立ち絵)の首の角度がかなり急になっており、見れば見るほど不安になる。
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雰囲気に合わない選曲
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貴重な真剣なシーンで張り詰めたBGMが流れていても、ちょっとでも茶化すようなセリフが入るとすぐにドタバタ系のBGMが割り込み、貴重なシリアスさが阻害される。
というより、ドタバタ系のBGMの使用率が異常に高い。おふざけBGMなので特別聴き応えがあるわけでもない。性交シーン以外ではほぼ流れると思ったほうがいい。
しかも、ある性交シーンではずっとこのドタバタBGMが流れたりする。…確かに雰囲気はドタバタの行きずりだが、興奮させたいのか笑わせたいのか理解に苦しむ。
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不快なキャラクター(長め&ネタバレなので要展開)
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実父・天道
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キャラ紹介でも少し触れたが、一歩間違えれば告発されるような罪をのっけから犯しており、まだ未成年である息子に
ホームレス生活を強いて
いる。
まぁ、登場人物が全員18歳以上だから法律的に問題はないが、倫理的に大問題なのは間違いない。 良く言えば『トラブルメイカー』ともいえるが、度が過ぎており、父親らしい威厳や優しさなど皆無なので、許容できる部分が一切ない。 その最たる例は、『
女装した息子に発情する
』というシーン。あくまでギャグ描写ではあるが、六道は本気で嫌悪感を催していた。 その他、
窃盗罪、器物破損、わいせつ物陳列罪
など、一歩間違えなくても十分犯罪じみたことを凝りもせず繰り返す。 これだけのことをやらかしておいて、光子の暴行程度(といっても結構な報いだが)で許されるのは納得がいかないし不快極まりない。
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あるルートではかなりまともで重要なポジションで活躍するのだが、余りにも普段の言動と一致しておらず、最早
キャラ崩壊
といっていいくらい。
そういう役回りにするのであれば、まともな部分も普段から(少しでいいから)露出させないと展開が唐突かつご都合と言われても仕方ない。 ちなみに、その活躍シーンが終わったらすぐさまこの親父はいつもの暴走を始まる。……
分裂症
かなにかか?
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光子の名前を考えたのもこの男なのだが、読み方は「みつこ」ではなく、光を英語にしたものである。
それを鵜呑みにして役所に提出した光子の父親も大概だが、元凶であることは変わらない上、光子の人生を滅茶苦茶(別にこれといった描写がないのが救いだが)にしたのは確かである。 しかも、後々になって「
呼ぶのが面倒になって自分からみっちゃん(=みつこ)と呼ぶ
」ようになった(しかも周囲の人間も)。
他人の人生を何だと思っているのか、このクズは
。
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茉莉(火凛ルート)
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キャラ紹介にもあるように、ところ構わず弟への欲情と卑猥な単語を喚き散らすのだが、出て来る度に繰り返すのでウンザリする。
これだけならタダのブラコンキャラなのだが、彼女の問題点は火凛ルートにある。
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ことの発端は火凛が原因なのだが、それをきっかけに六道への『男なのでは?』という疑問を持ってひたすら暴走する。
『
媚薬で発情させてイチモツを確認する
』で始まり、手段を選ばずに六道の正体を掴もうとあの手この手で策を講じる。 その執着さの理由が、表面上は『学園内の風紀のため』だったが、その実は『
反抗期を迎えた弟に冷たくされたから
』という余りにも勝手なオチ。
自分が原因じゃねーか
。 こういった展開は女装ものでは珍しくないのだが、問題提起するキャラが『
出番のそこそこ多い非攻略の学友キャラ
』なのが問題。 学友や友人キャラだと、なまじ絡みが多いので、中途半端に遺恨が残ってしまい、気持ち悪さが残る。 ご丁寧なことに、「
学園側に報告するための書類を作成し、六道の処分を求める寸前まで行動済み
」という徹底っぷり。自分の非常識さを差し置いて、六道はかなりまともな部類(学園内で性交したりするが)なのに…。 一応、しっかり謝罪して六道も許しはしたのだが、プレイヤーからすれば「あまりにも処置が甘すぎる」と思われても仕方ないだろう。
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火凛(ほぼ全ルート)
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水萌ルートで特に酷いのだが、とにかく嫉妬深い。それだけならまだしも、余りの嫉妬深さで友人キャラを威圧したり、六道に盗聴器を仕掛けたりとやりたい放題。
自分のルートに入ってからも、他のキャラと会話しただけで強烈な殺気を放つ。どのルートでも鬱陶しさが溜まり、猫のような可愛らしさよりそちらのほうが勝っている印象。 ランキングが下位だったのもなんとなく理解できるかもしれない。
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総評
気の強いお嬢様に責められたいドMなプレイヤーには溜まらない一品。
シナリオ運びの薄っぺらさは少々気にかかるが、抜きゲーということで性的なシーンだけに集中できるのであれば
十分(人を選ぶが)良作の部類に入る。
不快なキャラについては、『所詮ゲームだから』で許せるか『ゲームだろうが不快なもんは不快』で意見は真っ二つに分かれるだろう。
Carolだから許されている部分もあるが、あまり馴染みのないプレイヤーについては少々癖が強い作品なので、十分に他のレビューサイトの評価などを確認してからの購入をおすすめする。
余談
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CFによる六道フルボイス化
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人気投票1位となった六道のフルボイスが決定したが、CFによるアップデートが告知された。既に目標金額は達成しているそうなので、続報に期待したい。
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スタッフの勘違い
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上記CFについてのスタッフブログで本作を『男の娘ゲーム』と記述してある。厳密に言えば男の娘とは『自らを女だと思って生活している男』のことであり、
六道の属性(女装男子はあくまで『女装するほど可愛い男のことで、自らの性別を捨ててはいない』)とは全く一致していない。
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アペンドパッチ「下着化」
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登場キャラが全員下着を身につける。のだが…なぜか顔に。誰得……?