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ザ・ハスラー - (2011/11/25 (金) 15:59:42) の編集履歴(バックアップ)
ザ・ハスラー
【ざはすらー】
ジャンル
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テーブルゲーム
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対応機種
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アーケード
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発売・開発元
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コナミ
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稼働開始日
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1987年
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ポイント
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完成度の高いシンプルなビリヤード
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概要
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1962年に公開され反響を呼んだ映画『ハスラー』の続編、『ハスラー2』により巻き起こった第二次ビリヤードブームに便乗したと思われるビリヤードゲーム。
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その証拠に、デモ画面などでハスラー2主演の『トム・クルーズ』に良く似た主人公が登場。背景にはハスラーの主人公であり、ハスラー2にも登場した「ポール・ニューマン」に良く似た人物も。
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FCのエキサイティングビリヤードのリメイクとも言われるが、同時制作だったと思われる。
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縦画面。8方向1レバー2ボタン式。手球は3つで、3回続けてミスショットをしたり、手球がポケットに入ると球を一つ失う。手球を全て失うとゲームオーバー。
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コンティニューするとその状況で手球が3個追加されて復活する。
システム
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ナインボールとローテーションを選択。基本ルールは通常のビリヤードと同様。
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ゲーム中にチェックボタンを押す事で球の番号を確認する事ができる。
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画面左側に台を真上から見下ろした状態が、右側に白球(手持ちボール)視点が表示されている。
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これにより微妙な角度のショットが可能。見下ろし画面だけでなく、白球視点もあるためミスショットをおこしにくい。
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白球を突く角度を調整する以外にも、白球を突く場所を選択できる。
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フォローショットやドローショットと言った、白球が他の球に当った後の挙動を選択できる。
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マッセやジャンプショットと言った、いわゆる曲芸打ちはできない。
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ショットを打つたびに主人公と思われる人物がショットを打つシーンが描写される。
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ミスさえしなければ永久パターン可能。ただし、一定時間ショットを撃たないと勝手にショットが撃たれてしまう。この時間はステージが進むごとに短くなる。
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角度を調節して球をポケットに入れるいわゆるバンクショットを狙うにはわりと複雑な計算が必要で時間がかかるため、時間短縮は致命的。これにより永久パターンを防止している。
長所
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球がはじかれる効果音は心地良く、BGMもなかなかにオシャレ。
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途中で挟まれるデモ画面も短いのでテンポを悪化させる事は無く、むしろビリヤードの性質上、ちょっとした休憩時間のような丁度良い緩衝材になっている。
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この頃に擬似3Dを駆使した白球視点があるのは珍しく、臨場感に満ちている。
短所
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FC版のエキサイティングビリヤードにあった対戦が無い。
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2Pプレイ可能だが別に対戦ではない。
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エキサイティングビリヤードのNPCは長考で有名なので、やむ得ない処置と言えなくも無いが。
総評
特に語るべき事の無い極普通のビリヤードゲーム。NPCや2Pとの対戦機能は無く、ただひたすらに1人でゆっくりとビリヤードを堪能する事だけに特化したゲームである。ビリヤードというゲームの性質上、喫煙や飲酒を併用できないので、ビデオゲームビリヤードはそれなりの需要があったようだ。
なお、BGMはエキサイティングビリヤードと同一の物を使用しており、評判は良い。しかし、アーケードゲームである分、音質や音域はこちらの方が優れている。ハイスコアネームエントリーのBGMのように、エキサイティングビリヤードに無い曲もある。
移植
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海外版の「Rack 'Em Up」と言うタイトルでX-Box360のGame Roomに移植されている。が、BGMに難があり、仕様も異なっているらしく劣化移植と言える。
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後に開発メーカーが倒産し、Game Roomの更新も途絶えているため直る事はなさそうである。