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ロックマン ロックマン - (2017/09/16 (土) 01:33:33) のソース

*ロックマンロックマン
【ろっくまんろっくまん】
|ジャンル|アクション|&amazon(B000E3YSD8)|
|対応機種|プレイステーション・ポータブル|~|
|発売・開発元|カプコン|~|
|発売日|2006年3月2日|~|
|定価|4,800円|~|
|廉価版|BestPrice!:2008年10月30日/2,090円&br()バリューパック((『イレギュラーハンターX』とのセット。)):2009年9月17日/2,990円|~|
|配信|2009年12月16日/1,500円|~|
|分類|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~|
|>|>|CENTER:''[[ロックマンシリーズリンク>ロックマンシリーズ]]''|
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#contents(fromhere)
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**概要
シリーズ1作目『[[ロックマン]]』のリメイク作。~
グラフィックの全面3D化、キャラクターが2頭身かつコミカルポップなデザインと、見た目は大きく変貌。~
しかし稲船氏をして「ファンなら絶対持ってないとあかん」とまで言わしめた作品であり、売上げは今一つだったが、内容自体はプレイヤーから大絶賛を受けた。

**ストーリー
西暦20XX年、ロボットと人類が共存する未来。~
ある日、ロボット工学の第一人者ライト博士の研究所を謎の科学者Dr.ワイリーが襲った。~
ワイリーは世界征服のため、ライト博士のつくったロボットたちを攫っていったのだ。~
家庭用お手伝いロボットであったロックは、みんなを助け出すため戦闘用ロボットに改造してもらう事を望んだ。~
こうしてDr.ワイリーの野望を砕くため、ロックマンの戦いがはじまったのだった。

**特徴
-キャラは2頭身で3D化。『DASH』を髣髴とさせるかなりポップなデザイン。

-原作のステージ構成やサイズ比を再現した「OLD STYLE」と完全新規の「NEW STYLE」から選んで遊べる。

-「NEW STYLE」の特徴
--新ボスキャラクター「タイムマン」「オイルマン」を追加。弱点武器も変更(カットマンとファイヤーマン、「OLD STYLE」では原作どおりの弱点)。
--オープニングステージが追加。
--ステージ開始時に難易度を3段階から選択可能。
---アクションゲームが苦手な人やロックマンシリーズ初心者にも遊びやすい「らくらく」から、往年のファンにも歯ごたえ充分な「そこそこ」「きつきつ」まで。
--ボスキャラクターをロックバスターだけで倒すと、「討伐」ではなく「救出」したという扱いになり、そのボスをプレイヤーキャラとして使用可能になる((ワイリーが連れ去らなかったのが「ロック」ではなかったら?というパラレル展開で、そのキャラを主人公として遊ぶ事ができる。))。
---それぞれのボスが主人公の別モード扱いで、タイトルも「ロックマンカットマン」等に変わる。
---ロックマンも入手できる特殊武器とは別に、ボスごとに独自の限定アクションが使用でき、それを利用しなければ入手できないアイテムもある。
---ステージに対応するボスをプレイヤーキャラとして使用すると、そのボスの代わりにニセロックマンが該当ステージのボスとして登場する。
--ボスと対峙した際に会話デモが挿入される。
---キャラクター別に会話が用意されており、豊富な展開が楽しめる。
--特定の条件を満たすことで解禁される隠しキャラクターがいる。
---もっとも手間のかかる隠しキャラ(チャレンジモード制覇で解禁)は無料DL配信がされている。
---DL配信専用の「ロールちゃん」に至っては衣装別10キャラ以上(性能・会話デモ等の変化はなし)。
--ちなみに最後にプレイしたキャラクターに応じてタイトルが変化する(ロールちゃんを選択していると「ロックマンロールちゃん」となる)。


-チャレンジモードの追加
--全100ステージ。各ステージごとの課題をクリアしながらゴールを目指す。
--カプコンのアクションゲームに慣れた人でも全制覇は本当に難しい。

-コンストラクションモードの追加
--本編中で入手したアイテムを使って自由にステージを作成できる。
--作ったステージはネットワークを通じて配信可能。
--他の人が作ったステージをDLして挑戦することもできる。
--初期ライフや使用可能キャラクター、ステージボスなどかなり細かく作れる。


**評価点
-豊富なボリューム
--「OLD STYLE」10ステージ、「NEW STYLE」36ステージ(ステージ数12×3難易度)、チャレンジモード100ステージという、圧倒的なボリュームを誇るのが最大の魅力。
--そして極めつけは何といっても、''自分でロックマンのステージが作れるコンストラクションモード''。
---自分で作ったステージは''ボリューム無限大''であるのは言うに及ばず、意外なところでは後述の鬼畜ギミックや8ボスの練習台としても使える。
--上述のコンストラクションモードにて作られた公式のエクストラステージを、Wi-Fiを通じて大量にダウンロードできる。
---ロックマンで挑む各ボスの超高難易度「アルティメット」ステージ
---各ボス専用の「マニア」ステージ(それぞれ2個ずつ)
---それ以外にも有志の作った高い完成度のステージも自由にダウンロード可能。以下は「殿堂入り」ステージの一例。
---『2』のクイックマンステージの再現、ロールちゃん専用ステージ、迷宮ステージ、全キャラがそれぞれ全く違う個別ルートで攻略できるステージ、''全自動''ロックマン

-オリジナルでは意味のなかったスコアが、ステージと難易度ごとにクリアタイムと共に記録されるようになった。
--スコアはクリアタイムによって増減するが、ステージごとに設定されたタイムよりも遅いとスコアが減らされ、あまりに遅いとスコアは0になってしまう。
---このため、ハイスコアを狙うには効率よく敵を倒すことが求められ、ちょっとしたやりこみ要素となっている。

-ボンバーマンの特殊武器「ハイパーボム」の性能改善
--オリジナルでは非常に使い勝手が悪く、弱点となるガッツマン以外には使う必要がないほどだった。
--本作では爆弾自体にも当たり判定がついた事でようやく普通に使える武器となった。
--性能面とは関係ないが、コンストラクションにはハイパーボムの爆発で切り替わるスイッチとそれに連動するブロックがあり、ステージ製作の幅を広げるのに一役買っている。
--一方、同じく使い道に乏しかった「スーパーアーム」にはこれといった性能改善はないものの、該当ブロックを「サンダービーム」で壊せなくなった事で差別化には成功している他、ガッツマン使用時に限りブロックを生成する事が可能になりこちらもアレンジが施されていると言えよう。

-オープニングで本家『1』のプレイ動画が流れる等、演出も凝っている。
--更にフルボイス。ワイリーステージのボスキャラ達にまで声が付けられている。
--ボイスが付いたことによって、各ボスの個性が一層はっきりすることになった。

//以下は一例。
//---舎弟のようで生意気なカットマン
//---ナルシストなエレキマン
//---''屈指の萌えキャラと化した''アイスマン(でも設定は男の子)
//---「燃え」キャラのはずのファイアーマン……なのだが可愛らしいキャラに対しては「萌え」てしまうことも
//--但し、ロックマンとロール、ライト博士、隠しキャラの一人は過去のシリーズとは別の声優がキャスティングされている。
//--''宿敵Dr.ワイリーの声優は『ロックマン8』や『ロックマンX4』と同じ青野武''。ファンならニヤリ。
//---なお青野武氏は2012年4月9日に多発性脳梗塞により逝去。氏がゲームでワイリーの声を当てたのはこれが最後の作品となった((事実上の最後となったのは2010年に発売された『ロックマン10・イメージサウンドトラック』のボーナストラックである。))。

**賛否両論点
-コミカルかつ現代風のポップなタッチに変化したキャラクターデザインは賛否両論であった。
//これが売上げに響いた最大の原因と思われる。
//既に続編が出なくなって久しく、オワコン化していた無印ロックマンが今更売れると考える方がおかしい。
--もとより原作自体がコミカルで漫画的な温かみのあるデザインワークを特徴としていたが、旧作のタッチからがらりと変わっている~

-「OLD STYLE」を選択してもアレンジ版のグラフィック。
--ベタ移植でいいのでFC版をそのまま移植してほしかったプレイヤーは多いが、''既にベタ移植がPS版で出ていた''のであえて被らない様にした可能性が高い。
---しかし、ボンバーマンステージのグラフィックは「NEW STYLE」のBGMに合わせたものになっており、原曲とは非常にミスマッチ。
--そしてワイリーステージのボス戦の一部が本家『1』とは仕様が異なっている。
--バスターが壁を貫通しない(NEW STYLEと同じ仕様)。

-原点回帰したアクション性だが…
--本家やXシリーズに存在したチャージーショットやスライディング、ダッシュといった要素は今作では(隠しキャラを除いて)ない。
---操作そのものは単純化されたが、特殊武器以外の強化要素、E缶などの常時使用アイテムも無しと抜け道も極力排除され、純粋なプレイヤーの腕が試される硬派なプラットフォーマーゲームに仕上がった。
---単純な原点回帰では無く、Xシリーズから逆輸入された機能「ステージのエスケープ」や、全てのアイコンが表示されて選択しやすいワンボタンによる武器選択も搭載、難易度選択によるハードルの低さ、操作性やプレイスピードも最適と呼べる物に仕上がっておりとっつきやすさと遊びやすさもしっかりと考慮されているように見える。
--ただし、以下により「難易度が上がりすぎている」部分も見られる。(以下は、''難易度「そこそこ」で見られる事象'')
---ボスに与えられるダメージが低下((8ボス相手だと、ロックバスターのダメージが2、弱点と耐性以外の武器が3、弱点武器が6となっている。))、一部ボスにあったダメージ時のノックバックは弱点武器のみ、8ボスが体力半分以下で必殺技使用など、''原作より大幅に強化''されている。それでいて、ワイリーステージのボスラッシュは原作と同条件(E缶無し・ボス討伐時のライフ回復無し)であるため、鬼畜ステージと化してしまった((何を思ったのか、「ボス討伐時のライフ回復無し」という仕様はニンテンドーDSで発売された次回作「ロックマンゼクス」にも引き継がれてしまった。とは言え、あちらでは回復アイテムを持ち込める分、本作よりはマシになっているのだが…))
---こちらを的確にミスさせようとする敵やギミックが配置されていることや、落下・点滅する足場など、足元が不安定な状態でのアクションを余儀なくされるエリアが多くなっている。
---特にワイリーステージ4の移動リフトは''ジャンプのタイミングにコンマ1秒レベルの正確さを要求される(無論、失敗すれば即死)''。ギミック単体の難易度としては間違いなくロックマンシリーズ最難関((タイムスローの滞空時間引き伸ばしやオイルスライダーの空中ジャンプなど、楽に突破する方法がないわけではない。))。
---それでいて、原作では使えた''マグネットビームが廃止''されているため、アスレチック面での救済要素は無し。
---ビッグアイの移動速度鈍化、梯子移動のスピードアップ、中間ポイントの増加など、幾分か易しくなった部分もあるが、トータルで考えると難易度は原作を上回っていおり、「そこそこ」ですら高難易度で有名な『2』と同等以上になっている。((難易度が「きつきつ」だと敵の移動スピードが上昇したり、8ボスは最初から必殺技使用&弱点武器のノックバック消滅など、敵が概ね強化される。))
--''アレンジになった、絵がポップになったからといって舐めてかかると痛い目を見る''ことになり、初心者お断り感が否めない。

-難易度上昇による弊害
--上記の難易度上昇に伴う問題点として、コンストラクションモードで使うパーツが影響していることが挙げられる。
---パーツの過半数は、難易度「そこそこ」をプレイしないと入手不可能
---一部のパーツは、難易度「そこそこ」をクリアしないと入手不可能((つまり、上述のワイリーステージのボスラッシュや最難関の移動リフトをクリアする必要あり))
--つまり、コンストラクションモードのパーツをフルで揃えるには、''(鬼畜)難易度「そこそこ」のクリアを余儀なくされる''のである。
--一応、既存のパーツでもステージ製作は可能だが、難易度「そこそこ」で入手できるパーツより使用できるギミックや敵キャラの種類が明らかに劣っているため、不足している感は否めない。


**問題点
-処理落ちが激しく、画面内にキャラクターが多くなると異様に処理が遅くなる。
--コンストラクションモードでアイテム数が過密になると顕著。ただしプレイに支障が出る事はあまりない。
--PS Vitaでプレイした場合は殆ど処理落ちは発生しない。

-基本的にステージやボスの構成がロックマン優位なため、一部キャラでプレイすると難易度が飛躍的に高まる。
--特にガッツマンは1回攻撃するために「ブロックを生成→持ち上げ→投げる」と3拍子必要な上に、攻撃の範囲が目の前と下方向をカバーしていない。さらに床が狭かったり、一部を除く敵や弾に生成中のブロックが接触したりすると生成も満足にできない。地形や高低差などで敵に攻撃を当てる事が一切出来ず、ダメージ覚悟のごり押しプレイになりがち。
---一度投げれば高い攻撃力に加え防御を貫通できる敵も多く、積み上げてバリアや足場に代用できるといった利点もある。
---因みにガッツマンは唯一''自分の特殊能力で自殺出来るキャラ''でもある((ブロックを横に1マスずらして2段生成し、上のブロックの真下で下のブロックを引っこ抜く。))。中間地点を通ったもののHPが少ないのでリトライしたいが近くに敵や棘がない、という限定された状況下でしか役に立たないが。
--ボスをプレイアブルキャラとして使ったとき、そのキャラの弱点武器を使用するボスに対しては、一度の攻撃ではダメージが1しか与えられない。当然そのボスの攻撃を食らうと大ダメージを受けるので、自分の弱点ボスと戦うのは厳しい((本作の新ボス「タイムマン」は何故かハイパーボムに対して耐性を持っており、スーパーアームによるダメージは通常通りになっている。))。
--難易度「そこそこ」以上のワイリーマシーン第2形態は、各ボスの攻撃をランダムで使用する代わりにそのボスの弱点が付加される設定となっており、弱点を突くことが前提の強さになっている(弱点を突かない限り回避不能な突進攻撃など)。当然一種類しか攻撃方法を持たないボスキャラでは不利(ただしボス使用時は突進は使用してこない)。
---関連して、難易度「そこそこ」時はワイリーマシーン第二形態がオイルマンをコピーした攻撃が異様に避けにくい。短い間隔でフロア全体が油まみれになる程のおびただしい数の油滴を撃ってくる上、設置型のトラップとしてしばらく地面に残り、ダメージもそこそこ。この攻撃の頻度次第で難易度がかなり変わってしまう。
--逆に通常武器が強力なファイヤーマンやエレキマン、アイススラッシャーで敵をいくらでも足止め出来るアイスマンは、ロックマンより有利にプレイ出来る場面が多い。

-総じて上級者向けとされるボスキャラ同士の格差もそれなりに大きく、特に新キャラ「オイルマン」は輪をかけて圧倒的に弱い。
--オイルを1発放つ通常攻撃は、飛距離も無く放物線を描くために敵に当てることが難しい上に威力も低い(ざっとロックバスター1発の半分しかない)。かつ床にオイルが着弾すると、床のオイルが消えるまで通常攻撃を撃つことができない。
---この威力の低さが原因でボス戦は長丁場になったり、作業感で中弛みしやすくなる。最初から最後まで同じ事の繰り返しになるイエローデビル戦は特にこの酷さが顕著となる。
--床に付着したオイルに敵が接触すると小ダメージ。自分が乗るとオイルをサーフボードのように変形させて前方に突進するが、無敵にはならない((耐久力が低い敵なら貫通出来る))ので、自分がダメージを受けないように敵にダメージを与えるのは慣れないと難しい。
//↑オイルスライダーの突進は↑+ジャンプで解除出来るため、文章を一部削除・改編。
--特にオイルスライダーが弱点となっているエレキマンに同武器で大ダメージを与えるには、サーフィン状態で当てないとならず、慣れないと弱点武器なのに苦戦する。
---唯一の評価点は、オイルマンの特殊技「オイルスライダー」がロックマン使用時のタイムアタックに非常に有用なことくらいか。しかし肝心のオイルマン本人は完全にネタキャラのロールちゃんよりも使いにくい。
//---ロールちゃん(ホウキやモップなどの近距離攻撃しか攻撃手段が無い)も相当弱いが、こちらはあくまでオマケ・上級者向けと考えられるため特に問題は無い。逆に''オイルマンより使いやすい''というよく分からない問題点がある。
//↑そもそもロックマン以外はオマケ・上級者向け
//↑ロックですが、ロックキックは高い攻撃力に加え判定がかき消されてしまう事もなく、普通に使いやすいので後半を消してみました。

//-ボスラッシュ時にボスを倒しても回復アイテムが出ない。
//--一応本家『1』の再現とも言えるが、今回は8体のボスを一度に相手にしなければならない為、よほどボス戦に慣れていないとどこかでエネルギー切れを起こしやすい。
//--何を思ったのか、この仕様はニンテンドーDSで発売された次回作「[[ロックマンゼクス]]」にも引き継がれてしまった。とは言え、あちらでは回復アイテムを持ち込める分、本作よりはマシになっているのだが・・・
//ボスラッシュの問題は難易度上昇として、賛否両論点として統合

**残念な点(軽度の問題点)
-コンストラクションのテストプレイを終了するボタンがスタートボタンになっている。
--このため、テストプレイ時はLとRでないと特殊武器の切り替えが出来ず、さらにポーズも出来ないなど、地味に不便。セレクトボタンではダメだったのか…。

-コンストラクションにおいては、以下の制約がある
--ボスラッシュステージは制作不可能。
--ステージBGMは背景パーツに依存するため、指定不可能。
--1画面に配置できるギミックや敵キャラの数には制約がある(敵キャラは平均2~3体までしか設置不可)。
--ステージボスには、ワイリーステージのボスは指定不可能。
--ステージボスの部屋は弄れない((ただし、ハシゴを利用した壁抜けバグが存在し、これを地形の配置と組み合わせるとボス部屋の地面をすり抜けることが可能。これを利用して擬似的にボス部屋を弄ったステージを作ることが出来る))。

**総評
シリーズ元祖である初代ロックマンは名作ではあるものの粗削りな部分があり後発の作品と比べると完成度で劣ってしまうところがあった。それを補う形でリニューアルし、新要素も加えた本作の存在意義は大きい。~
プレイした人からは概ね好評だが、(特にシリーズ経験者から)見た目で敬遠される不遇な作品といったところ。~
発売された時期もPSPが普及し切っていない頃と非常に悪く、前作に当たる『[[イレギュラーハンターX]]』と同じ憂き目に遭う結果となってしまった。また当時はロックマンシリーズがほぼ終息状態で、突発的に出された初代のリメイクと言うのも更なる追い討ちとなったと思われる。~
//Youtube、ニコニコ動画などの動画サイトが台頭し始めた頃に出していれば売れていた、との声も多い。
//後発の名作ロックマン10の散々な売上結果を見ればそうとも言い切れないので一般意見はカット
その一方、とにかく遊びきれないほどのボリュームであり、原点回帰しつつ遊び易く配慮されているので長く楽しめる。
コンストラクションで作成されたステージも大量に配信されているので、ぜひ遊びつくしてみていただきたい。

**余談
-上記のように「イレハン」とセットのバリューパックが存在するのだが、何故か単品のものと完全に同じ内容ではなく、セーブデータに互換性がない。

-ロックが改造を自ら志願するという設定は「4」で作り変えられたもので、リメイク元の「1」ではライト博士が本人の意思とは関係なくロックを改造している。

-稲船氏によると本作を皮切りに「2」「3」とリメイクをしたかったらしいが、本作の売上が良くなく実現しなかったとらしい。

-今作の登場に影響されたのかどうかは不明であるが、後に発売された『[[ロックマンゼクス アドベント]]』にファミコン時代を彷彿とさせるミニゲーム『ロックマンα(アンティーク)』が収録された。
--そして『[[2>ロックマン2 Dr.ワイリーの謎]]』をベースとして遊びやすさを改善し、原点回帰とシンプルかつシビアなゲーム性で名作となった『[[ロックマン9>ロックマン9 野望の復活!!]]』と『[[ロックマン10>ロックマン10 宇宙からの脅威!!]]』が後に発売された。~
そういった意味では、今作はロックマンシリーズのターニングポイントとなった作品なのかもしれない。

-本作は海外でも発売されているが、オイルマンの体色が緑色に変更されている((彼のデザインと体色の組み合わせが問題(所謂ステレオタイプ)になるためと思われる))。