【ろっくまんろっくまん】
ジャンル | アクション | ![]() |
対応機種 | プレイステーション・ポータブル | |
発売・開発元 | カプコン | |
発売日 | 2006年3月2日 | |
定価 | 4,800円 | |
廉価版 |
BestPrice!:2008年10月30日/2,090円 バリューパック(*1):2009年9月17日/2,990円 |
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配信 | 2009年12月16日/1,500円 | |
判定 | 良作 | |
ポイント |
シリーズ1作目のリメイク ロックマンメーカー 見た目とは裏腹に高難易度 |
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ロックマンシリーズ |
シリーズ1作目『ロックマン』のリメイク作。
グラフィックの全面3D化、キャラクターが2頭身かつコミカルポップなデザインと、見た目は大きく変貌。
しかし稲船氏をして「ファンなら絶対持ってないとあかん」とまで言わしめた作品であり、売上げは今一つだったが、内容自体はプレイヤーから大絶賛を受けた。
西暦20XX年、ロボットと人類が共存する未来。
ある日、ロボット工学の第一人者ライト博士の研究所を謎の科学者Dr.ワイリーが襲った。
ワイリーは世界征服のため、ライト博士のつくったロボットたちを攫っていったのだ。
家庭用お手伝いロボットであったロックは、みんなを助け出すため戦闘用ロボットに改造してもらう事を望んだ。
こうしてDr.ワイリーの野望を砕くため、ロックマンの戦いがはじまったのだった。
+ | 「NEW STYLE」の追加ボスと特殊武器 |
シリーズ元祖である初代ロックマンは質は高いながらも粗削りな部分が多かったが、それを補う形でリニューアルし、新要素も加えた本作の存在意義は大きい。
プレイした人からは概ね好評だが、(特にシリーズ経験者から)見た目で敬遠される不遇な作品といったところ。
発売された時期もPSPが普及し切っていない頃と非常に悪く、前作に当たる『イレギュラーハンターX』と同じ憂き目に遭う結果となってしまった。また当時はロックマンシリーズがほぼ終息状態で、突発的に出された初代のリメイクと言うのも更なる追い討ちとなったと思われる。
その点だけが悔やまれるものの、遊びきれないほどのボリュームを備え、原点回帰しつつ遊び易く配慮されているので長く楽しめる。 コンストラクションで作成されたステージも大量に配信されているので、ぜひ遊びつくしてみていただきたい。
*1 『イレギュラーハンターX』とのセット。
*2 本来彼と相性が悪いのはガッツマンであるはずだが、スーパーアームによるダメージが普通に通る。一方でタイムマンの攻撃で大ダメージも喰らってしまうため、設定ミスの可能性がある。
*3 8ボス相手だと、ロックバスターのダメージが2、弱点と耐性以外の武器が3、弱点武器が6となっている。
*4 何を思ったのか、「ボス討伐時のライフ回復無し」という仕様はニンテンドーDSで発売された次回作『ロックマンゼクス』にも引き継がれてしまった。とは言え、あちらでは回復アイテムを持ち込める分、本作よりはマシになっているのだが…
*5 正確には、ボスを撃破した後の通路にライフ回復アイテムが設置されているという物。ちなみに難易度によって種類が変動
*6 タイムスローの滞空時間引き伸ばしやオイルスライダーの空中ジャンプなど、楽に突破する方法がないわけではない。
*7 今作のビッグアイは待機時に目を閉じており、目を開けてジャンプ→待機を繰り返す。原作とは違って目を狙う必要がある。
*8 つまり、上述のワイリーステージのボスラッシュや最難関の移動リフトをクリアする必要あり
*9 ブロックを横に1マスずらして2段生成し、上のブロックの真下で下のブロックを引っこ抜く。
*10 本作の新ボス「タイムマン」は何故かハイパーボムに対して耐性を持っており、スーパーアームによるダメージは通常通りになっている。プレイヤータイムマン対ボスボンバーマン場合は被弾与えるダメージ共に3かつ、ボスタイムマンの弾をガッツマンが被弾すると6ダメージのため、スーパーアームとの耐性設定を取り違えた設定ミスの可能性が高い。
*11 耐久力が低い敵なら貫通出来る
*12 ただし、ハシゴを利用した壁抜けバグが存在し、これを地形の配置と組み合わせるとボス部屋の地面をすり抜けることが可能。これを利用して擬似的にボス部屋を弄ったステージを作ることが出来る