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ゲックス - (2015/05/23 (土) 19:13:06) のソース

*GEX
【ゲックス】
|ジャンル|アクション|~|
|対応機種|3DO、プレイステーション、セガサターン、Windows|~|
|メディア|CD-ROM1枚|~|
|発売元|BMGビクター|~|
|開発元|クリスタルダイナミックス|~|
|発売日|1994年4月21日|~|
|定価|6800円|~|
|プレイ人数|1人|~|
|分類|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~|
|レーティング|CERO:A(全年齢対象)|~|

**概要
-3DOの隠れた名作。
-トゥームレイダーなどで有名なクリスタルダイナミックスがてがける2Dアクションゲーム。
-テレビの世界に吸い込まれた主人公、ヤモリのGEXがヤモリらしい長所を生かして,メディアワールドの世界の支配者であるREZを倒すために、冒険するゲームである。  
-海外では人気のシリーズとなり、続編が発売されている。日本でもPSで(キャラは差し替えられてはいるが)その続編はプレイ可能。

**システム
-オープニングムービーは日本語であるがゲーム本編は全て英語であり、ゲーム中何かしらのアクションで度々ゲックスが喋る。
-各ステージ内に最低一個以上のリモコンが隠されており、クリア後にそれを使うことによって次のステージへ進める。
-データの保存方法は機種によって異なる。3DOはセーブ、PSとSSはパスワード方式となっている。

**特徴
-本ゲームの最大の特徴は壁に張り付くアクション。ステージ中にあるほとんどの壁は張り付いて上ることが可能であり、多彩なアクションによる奥の深いゲーム性を確立している。
-敵の多い場所を天井に張り付くことで避けたり、壁から壁へと飛び移る高度なアクションが要求されたり、上下方向の分かれ道へと進んでみたり…と自由度がそれなりに高い。
-画面奥に張り付く壁もあり、クレイジークライマーさながらの見下ろし視点のような状態のプレイが要求される場面も。洋ゲーらしく難易度は高め。やりごたえ十分である。
-敵を踏みつけるアクションを駆使してジャンプし、敵から敵へと飛び移って即死の穴を超えるなど、シビアな操作が要求される場面もある。
-アイテムは特殊な仕様となっており、食べるか、攻撃して破壊するかのどちらかを行うことができる。前者はアイテムごとの効果が表れるが、後者は効果に関係なく、ライフが回復する。たとえば、あと一回攻撃を受けたらミスになる状況下で、1UPするアイテムを見つけた時。利潤を優先して食べるか、ステージの奥への攻略をすすめるためあえて破壊するか…こうした駆け引きが生まれてくる。
-ステージ中にはボーナスステージが始まる隠し扉が存在しており、それを探すのも一興。内容はGEXの操作を駆使するミニゲーム。高得点を取ると残り人数が増える。パーフェクトをとると隠しステージの存在が示唆され、やりこみへの意識を掻き立ててくれる。
-一部のボーナスステージはゲーム中のテクニックがうまく使いこなせないと行けない場所もあり、高難度のアクションを望むプレイヤーは挑戦する意欲を与えてくれる。
-テレビの世界が舞台であり、ホラー、アニメ、冒険、カンフーとそれぞれステージによって多彩なモチーフが決まっていてプレイヤーを飽きさせない。例えばアニメがモチーフのステージ2は上から金庫や重りが降ってきたり、スーパーマンのような敵が出てきたりとやりたい放題。
-カンフーの4面ではなぜか力士が出てくる。いわゆる間違った東洋の世界観である。


**評価点
-操作性が大変良い。
-当時次世代機と言われたゲーム機だけあり、グラフィックはなかなか綺麗。アニメーションもヌルヌル動く。
-手ごたえのある難易度
-壁に張り付いて移動する」という他にはない個性的なアクション
-「3DOのゲームに手を付けてみたい」そんな人は是非このゲームを遊ぶことをオススメ