*スーパーマリオブラザーズデラックス 【すーぱーまりおぶらざーずでらっくす】 |対応機種|ゲームボーイカラー(専用)|CENTER:&image(https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/61mglv9NpZL.jpg,height=200)''※画像は海外版パッケージ''| |発売元|任天堂|~| |開発元|任天堂、エスアールディー|~| |発売日|2000年3月1日|~| |定価|1,050円(税5%込)|~| |プレイ人数|1~2人|~| |セーブデータ|3個(フラッシュメモリ)|~| |周辺機器|通信ケーブル,ポケットプリンタ対応|~| |備考|国内ではニンテンドウパワー書き換え専売|~| |判定|なし|~| |ポイント|ハードの都合上FC版より遊びにくい&br;やり込み要素の追加は高評価|~| |>|>|CENTER:''[[マリオシリーズ・関連作品リンク>マリオシリーズ]]''| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 『[[スーパーマリオブラザーズ]]』をゲームボーイカラーへと移植した作品。~ 原作のステージが全ステージ収録されているほか、追加要素もある。 **評価点 -いくつかのモードが追加。 --原作のステージを舞台に、赤いコインやヨッシーの卵を集めたり、スコアアタックに挑戦できる『チャレンジ』モード。赤コインやヨッシーの卵は、画面表示の狭さを生かして絶妙な場所に隠されているのでやりごたえ抜群。 ---海外版ではチャレンジモードの目標スコアが高めになっている。 --専用ステージで速くゴールへと辿り着けるのを競争する『VS』モード。 ---1人プレイでは当たり判定の無いテレサとの競走となる。条件を満たせばテレサの色が変わりスピードアップする。 ---通信ケーブルを使えば2人プレイも可能。スイッチの切替などでの妨害もできる。 --他、スコアを確認できる『レコード』、ゲーム中に条件を満たすことで絵が解放する、今で言う実績・クリアゲッターのような『アルバム』、カレンダーやおみくじ、シールのプリントが出来る『トイボックス』などがある。 --さらに『マリオ2』も隠しモードとしてプレイできる。 ---ただしグラフィックと挙動が『1』ベース(パタパタを踏んだときの反動など)で隠しワールドである9・A~Dは無く、風が吹かなかったり、難易度が大きく変化している部分もある。移植というよりは「マリオ2風のマップ」といったところか。 -残機が2桁以上になっても数字のみで表記されるようになり、127でカウンターストップするようになった。 -GB移植に伴いスタッフロールも追加。 --使用されている楽曲も以前PCで発売された『スペシャル』とは異なり書き下ろしになっている。 **問題点 -ゲーム中のグラフィックはファミコン版をほぼそのまま再現しているが、解像度の都合で表示範囲がFC版よりも狭く見難くなっている。 --画面も正方形なので、原作に慣れていると違和感を覚える。 --上下ボタンで画面上下、セレクトボタンで画面左右へのスクロールが可能。 -『チャレンジ』モードの難易度は高め。 --隠された赤コインを見つけるのはかなり難しい。一応ヒントはあるが、大体の位置しか表示されない。 **総評 ハードの解像度の都合上、画面が小さく見難いことでゲーム性が変わっているため、FC版と同じ感覚では遊びにくい。~ 反面、画面の小ささを逆手に取ったチャレンジモードなど工夫された点が多く、欠点を補っている点は評価できるだろう。 **余談 -2014年にニンテンドーネットワークID登録感謝キャンペーン参加者全員の3DSにこのソフトが無料配信された。 --ハードの関係上、対戦など一部のモードは遊べない。